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18 化け物
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今日も足音が聞こえる。四足の化け物で、無論目が合おうものならば間違いなく命はない。だから人間は息を潜めるしかない。だが僕はいま怪物の前にいる。後ろには崩れた家。この家を、家族を守らなければならない。命尽きようとも。怪物と目があった気がした。しかし奴は気に留めることなく立ち去った。
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