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9話、スキルも決まり、やっと本編入りそう(あっ本音が漏れた)

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えっとスキルの一覧は…

『 君が選べるスキル一覧

剣士「一閃」「斬撃」「ランページ」「騎士道」「剣の術理」
魔術師「火系統魔術」「水系統魔術」「風系統魔術」「土系統魔術」「光系統魔術」「闇系統魔術」
拳士「スマッシュ」「インファイト」「格闘の心得」
槍士「刺突」「なぎ払い」「槍の術理」
弓士「火矢」「毒矢」「アローレイン」「連射」 
盾士「ガード」「盾生成」「パリィ」「ガードストライク」「挑発」
神官「ヒール」「エクスヒール」「聖域指定」「聖言」
武士「刀の理」「武士道」「三段突き」「画竜点睛」「天竜乱星」
暗殺者「毒物知識」「気配遮断」「暗殺者の歩行」「暗殺者の心得」
軽業師「投擲命中」「器用度UP」「重変」
薬師「薬草知識」「看破」
料理人「料理知識」「出張レストラン」
考古学者「文字解読」「旅のお供」「知識欲のささやき」
鍛治職人「修復」「複製コピー」「エンチャント」「クラッシュ」             etc…』

ふむ…
このゲームは繰り返しスキルに繋がる動作をすればスキルは手に入ると委員長が言っていたかな

なら槍士の「刺突」と「なぎ払い」は却下だ

そういった努力をすれば取れそうなのを取るのは勿体ない

だけど槍を習ったことは少しだけで形が分からない


どうするか

なんて考えて決めた結果



こうなりました

「風系統魔術」「槍の術理」「ヒール」「パリィ」「重変」「複製コピー


魔法はやはり面白そうだし、興味もある。スピードをイメージして風を選ぶ事にした。

そして槍の攻撃力を上げる槍の術理

ソロでもHPを回復出来るヒール

攻撃を受け流せるパリィ

物の重さをいじれる重変

武器が壊れた時用に複製を、

という具合だ。

物の重さをいじれば攻撃をより重くできるかもしれないという期待を込めて重変。
最後に修復を選ばなかったのは、修復の場合は元々の状態時にあったものが必要になってくるからだ。

よく出来ていると思う


ステータス表記も変わり

『 名前 :レイ 性別:男
     Lv:1
     職業ジョブ:異端審問官__インクリシオ__#

    ステータス
    HP                  100/100
  MP      200/200

    STR  力           70
    INT   知力        85
    VIT   耐久        70
    AGE 素早さ     150
    DEX 器用さ     65

    ステータスポイント:0

    スキル
「風系統魔術」「槍の術理」「ヒール」「パリィ」「重変」「複製コピー

    スキルポイント:0  
    称号

    なし                                                         
                                                      』


「君さ、いくら時間があるからって悩みすぎじゃないかな?
   どれぐらい経ってると思うー?」

「え、30分くらいでは」

「5」

「50分ですか?ちょっと思ったより遅かったような…」

「5時間だよー!5時間…!
   どれだけ考えてるんだ…
スキルでここまで考える人は初だねー」
ため息をつき、オウムは翼でしっしっというように動く
「さぁさっさと行く国選んで行っちゃえ!」

『    選べる国

スカジリア連邦

神聖カリタス帝国

イエラ国

アルメリア機国

フエルカ帝国

栄華中都国

ロランディ商国            』


                           
「3秒で支度しなー」

某映画の飛行船おばさんですかね?

「スカジリア連邦で」

「はいはい、良いビギストライフをー」

  ◇ ◇ ◇

リツがいなくなった白の部屋

オウムの近くにゲームに吟遊詩人として出てきそうな茶髪の青年が現れる
「なぁーにがこれが選べるスキルですか、選択肢いじりましたね?あと、あの槍。あれどう見ても始めたばかりの初心者に渡して良い物じゃないでしょうに」
「いーじゃんいーじゃん、それに皆やってるよねー?気に入った子に唾つけとくのはさー」
「こんなに長い間一人もその相手を作らなかったあなたが唾をつけるなんて、ね」
「うん、面白そうな子だよ、何かやってくれそうな気がする、ふふふふ」
「うわぁ悪そうな顔してるよコイツ」

「でも言い訳はどうするんです?」
「プライバシーですーって言いつつ、それでもダメならそういう職業ですって言えばいいよ」
「あれ、職業は何にさせたんです?」
「いんやー、僕は上位職が出る確率を少しいじっただけだよー」
「さらっと言ってますけどプレイヤーが聞いたら炎上しそうな一言ですよね」
「ばれなきゃ問題ナッシングってねー」

そこで、青年がにやりと笑って聞く
「で、その職業とは?」

オウムもにやりとしながら答える
「異端審問官、だよ」

「して、また何故彼に?」
「彼の考え方っていうのもあるんだけれど、見た目、もかな」
「見た目、ですか」
青年は、はて?、といよったように首を傾げる


「うん、彼はとても美しい。
誰もがあの美貌には目を引きつけられてしまう。
聖職者としてこれほど良い人材も無いよ」

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