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「ライラ、お前追放だ」
「く、くび……」
︎︎ ︎︎質素な宿の一室。リーダーの一言に、俺はでかい背をさらに屈めた。茶褐色の前髪が動揺で揺れる。
︎︎ ︎︎いや、こんな日が来るのを俺は覚悟してたはずだ。
︎︎ ︎︎俺たちは同じ村出身で、冒険者に登録できる12歳から17歳のこれまでずっと旅を続けてきた仲間だった。
︎︎ ︎︎先日やっとC帯(1人前冒険者)に上がれる、ってところまで来たんだ。
︎︎ ︎︎だけど俺は身長は人一倍伸び、筋肉もついたのに、俺だけ全然レベルが上がらず、戦いがダメならと魔法、サポート、冒険における全てに挑戦しても、うんともすんとも才能は発芽せず、日々足でまといなのを実感していた。
︎︎ ︎︎体だけ大きい木偶の坊。それが俺。
「これからもっと危険地帯に入る。悪いがお前は連れて行けないんだ。みんなの総意だよ」
︎︎ ︎︎リーダーが気まずそうに告げてくる。優しい兄貴分だ、もっと早くクビを言いたかっただろうに。ここまでしがみついて、縋ってずるずると来てしまったのは俺のせいだ。
「ライラにもきっと向いてる仕事がきっとあるよ」
︎︎それは冒険者じゃない、と聞こえた気がした。
「わかった。今まで迷惑かけてごめん」
「……これ、みんなから選別。少なくて悪いけど」
︎︎皮袋を手渡される。銀貨が数枚入っていた。必要経費を抜いた1週間ほどの稼ぎだ。
︎︎ ︎︎これだって捻出するのは大変だっただろうに。優しさがつらい。
︎︎会わせる顔がなくて、ぺこりと頭を下げると自室に戻った。俺は自分の荷物だけ持ち出すと、宿を出てギルドへと向かった。
︎︎空は俺の心境のような曇天。もうすぐ冬が来るせいか、肌寒さで身が震えた。
︎︎ ︎︎懐に余裕は無い。せめて薬草採取とか……子供でもできる依頼をこなしつつ、新しい仕事を探して食い繋がないと。
︎︎歪んだ窓ガラスに自分の姿が映る。不安と疲れで縮こまった俺は、捨てられしょぼくれた柴犬のようだった。
︎︎ ︎︎大通りの中心に建つ、どデカい木造家屋がこの街の冒険者ギルドだ。しぼむ気持ちを堪えてドアを開ける。
︎︎ ︎︎昼過ぎのこの時間は人がまばらだ。
︎︎早足で受付に向かうと、受付嬢にチーム脱退の手続きを申し出た。
「ライラ様は……これからソロ活動でとなると保証人がいないので、猶予の半年で借金の25%を返せないと、別の手続きが必要となります」
「……はい」
︎︎ ︎︎別の手続き。濁してはくれたけど、つまり借金奴隷だ。奴隷期間に返済し終えればまた冒険者に戻れるけれど、ランクは1からのスタートとなる。
︎︎ ︎︎借金もチームが駆け出しの時、武器やら何やら調達するため、不足分を補填するためのものだった。何やかんやチリが積もって膨らみ、自転車操業のような形になっていた。
︎︎ ︎︎俺だけじゃない。仲間や、他の冒険者でも融資を受けてる人は多い。でも、何も出来ない現状での借金はまさに崖っぷちだった。
︎︎借金奴隷になるのも時間の問題と、痛む胃を押さえながら更新されたギルドカードを凝視する。
─────────────────────
ライラ(17)
種族︰人間(?)
職業︰冒険者
レベル︰5
Str︰11
Agi︰6
Vit︰12
Int︰15
Dex︰9
Luk︰5
スキル︰蛯セ蝗ス縺ョ繧ア繝?ゥエ
恩恵︰輪廻転生の神、月光の女神
─────────────────────
︎︎長年冒険を続けてきたというのに、街の子供並みのステータスだ。
︎︎そして特筆すべき点。そう、スキルが文字化けで見えないってこと。日本語の文字化けだ。
︎︎俺は日本からの異世界転生で、この世界にやって来た。たしかバス事故だったと思う。死んだ人達が一同に集められて説明を受けたんだ。
︎︎異世界転生ならチートが定番だろって?
︎︎実際、転生の時に神様に言われたんだ。
(世界で1番の才能をそれぞれにあげる)って。
︎︎でもその才能を知るには教会で鑑定してもらう必要があって、それには金貨1枚(日本円で100万ほど)が必要だった。
︎︎先立つものがない
︎︎むしろ借金しかない。借金奴隷まっしぐらの極貧っぷりだ。
︎︎魔法がある世界なのに魔法が使えない。
︎︎チートが何かもわからない。
︎︎完全に詰んでる。
「 はー……神様、世界一の才能くれるっていったのにな」
「おい、ライラじゃねえか」
︎︎顔を上げると縦にも横にもとにかくでかいオッサンがいた。この支部のギルドマスターだ。
︎︎子供の頃から何かと気にかけてくれる偉いおっさんだ。
「チームを脱退したのでギルドカード更新しに来ました」
「そうか。それよかお前、ちょっと来い」
︎︎丸太のような太い腕に掴まれて軽く引きずられていく。俺だってデカくて重いはずなのにな。
「お前転生者だったのか?」
︎︎体が飛び跳ねる。今や転生者は極秘事項じゃない。聖女だって、獄炎の魔術師だって、世界で活躍する人達は元は日本からの転生者らしいし。きっとバスのあの人たちなのだろう。
︎︎だけど、後ろ盾のない転生者が騙されて攫われた事件が何件かあったって聞いて、自分の身を守る手段を得られるまで秘密にしておこうと思ってた。
︎︎まさかこの歳になるまでチートが不明だと思わず……ずるずると秘密にしたままだった。
「図星だな? なんで鑑定を受けてないんだ」
「いやだって、金貨1枚って……」
︎︎もごもご下を向いていると
「お前張り紙見てないのか? 転生者なら国の支援で鑑定料無料だし、希望があれば国に保護される仕組みだぞ」
「なっ、エッ、ええー??」
︎︎俺のこの数年の苦悩って…と項垂れる。
「まあいいだろ今気づけたんだから。教会行くぞ」
︎︎老人になってから気づくよりマシかと思い、よろよろとギルマスに着いていく。
︎︎たどり着いた先は東西側にある綺麗な教会だった。階段を登り、大きく広いエントランスのある表玄関……からではなく裏の門から入り、ギルマスが門番に声をかける。
「冒険者ギルドのマスターだ。至急、大司教に取次を願う」
︎︎1人の門番が頷いて中へと駆けていく。
「……至急なんですか」
「至急で大事なんだよアホタレ」
「はい……」
︎︎戻ってきた門番に案内され、裏口から赤いカーペットが敷かれた通路に入る。天井がバカほど高い。カーペットを汚したらいくら弁償を……とビクビクしながら歩いていると、大きな扉にたどり着く。
︎︎目的地は一般庶民がおいそれと入ることの出来ない、荘厳で静謐な大聖堂だった。
︎︎曇りとはいえ、僅かな光でステンドグラスが輝き、神の像をより美しく演出する。
︎︎信仰心なんて殊勝なもの持ち合わせてないけど、ただ美しさにぽかんと口を開けて見入ってしまった。
「ライラ」
︎︎呼ばれて慌てて駆け寄る。
︎︎そこには大きな行事でしか見かけることの無い、大司教様がいた。
︎︎銀の長い髪に、透き通るような白い肌。しかししっかりとした男性の体の麗人が、白と銀で仕立てられた法衣を纏っている。エルフの血が混じっているのか、どこか人の身離れした美しい大司教。王族にも貴族にもファンが多いと聞く。
︎︎なるほど、これは推し活が捗るだろう。
「この方が転生者、ですか。久々の鑑定になりますね」
︎︎大司教はちらりと横目で俺を見ると、宝玉の前に誘導してくれた。たしか、転生者だと偽って教会に迷惑をかけた人達が居たとか聞いたことがある。
︎︎教会側は鑑定結果で転生者ではないと判断した場合、費用請求や罰を与えたとも。そのせいで余計に教会に行けなかったんだけど。
︎︎宝玉に手を当てる。
︎︎大司教がなにか唱えると、ぱっとウィンドウが目の前に表示された。そこには……
─────────────────────
UR 傾国のケツ穴(転生者特殊スキル)
よく濡れよく伸び、よくフィットする♡ 怪我も病気も知らずの穴で一晩寝たら元通り♡ 最強最高のトロ穴♡
1度ハメればあまりの天国さに即昇天♡♡ みんな貴方の虜♡♡♡ めざせ人類チン奴隷♡
恩恵︰セックス相手はステータスが全快するぞ♡
おすすめジョブ︰高級男妾、愛人、性奴隷、壁尻、魔王
─────────────────────
︎︎穴!? 穴ナンデェ!!!???
︎︎俺が抱かれる前提ってこと…?!
︎︎かべぢり!?壁尻って職業なの!?
︎︎というか魔王って何!?
︎︎いやでもこれ、考えようによってはこの能力だけで世界だって牛耳れちゃうのでは。上の人に抱かれたらみんな俺の言いなりってこと…!?
︎︎でも知らないおっさんとえっちなんかしたくないし、おしりに何か入れるなんて怖すぎる!!
「とんでもねえな……これだから転生者ってやつは」
「俺のせいじゃないですぅ」
︎︎ドン引きしたギルマスに見られて涙目になる。
「危なすぎて男妾になんてさせられない。こいつのケツを巡って戦争が起きるぞ」
「ひえっ」
︎︎ただでさえずーーっと人間と魔物で争ってるのに、俺の尻で戦争とか無理すぎる。
「男に抱かれるのも嫌なんですけど……」
「……」
「何とか言ってくださいよギルマス」
「このスキルを神が与えたってことは、スキルを有効活用しろって思し召しだろうが。判明した以上、このまま使わない、隠し通すってのは恐らく無理だと思うぞ」
「神様女神様ーー!」
︎︎頭を抱えていると、今まで黙っていた大司教が口を開いた。
「対抗できるだけのスキルと格、鉄壁の理性があって…国益となる……念の為確認しますが、男性相手の性交渉の経験は?」
「ないです」
「女性相手も?」
「……ないです」
︎︎悲しいことにね。日々生きるので精一杯だったし、娼館に行く金もなかった。……仲間内でカップルは出来てたみたいだけど。うう、目から汗が。
「素晴らしい」
(何だろうこの辱め)
︎︎項垂れていると、がしりと両肩を掴まれ、大司教の美しい顔が目前まで迫る。あっ、まつげ白くて長い。マッチ棒とか乗りそう。
「貴方の尻にはこの世界の未来がかかってます。ぜひ勇者の性奴隷になっていただきたい」
「えっ」
︎︎この世界には勇者がいる。黒髪黒目の大層なイケメンらしい。親近感のある色味だが、転生者ではなく、この世界の住人だそうだ。
︎︎直接会ったことは無い。なぜならずっと前線で戦い続けてくれてる凄い人だから。
︎︎大司教によると、勇者は魔力過多で生まれてきてからずっと、常に不調を抱えているとのこと。それで人類世界最強なんだから凄い。
︎︎頭痛、寝不足、倦怠感、魔力多過による欲求不満。つまり常にちんこをイラつかせてる……とのことで。潔癖症で好みがうるさく、相手ができる人間もほとんどおらずお手上げ状態だったらしい。
︎︎そこに鴨が葱ぶんまわしながら入ってきたのが俺ってワケですね。
「世間一般から見ても顔が良く、世界最強ですが、やや、ちょっと…いえ大変性格と口が悪いのですが、利益になるあなたに対しては………優しく…あって、ほしいと、思っています」
「願望じゃないですかそれ」
︎︎不安しかない。帰っていい?
「ライラさん」
「……あの、ちょっと考える時間を」
︎︎体を引く俺。しかし大司教が手首を掴み離さない。
「借金はこちらで返済を」
︎︎魅力的な一言にビクリと体が動く。ドキドキと大司教の顔を見つめる。
︎︎期待に揺れる瞳で戸惑っていると
「奴隷契約した時点で土地と家を贈呈」
「…はうっ」
︎︎さながら誘惑する悪魔のように、大司教の言葉が体をしびれさせる。
「魔王を倒したら莫大な報奨金」
「ああっ」
「そして、一生不自由のない生涯年金」
「~~……やります!」
︎︎紅潮した顔で崩れ落ちる。
︎︎してやったりと微笑む大司教に、馬鹿な子を見る目のギルマス。少し後悔しないでもないけど、もう俺に残された道はこれしかない。と女神が囁いた気がした。
︎︎だ、大丈夫だよね?本当に。
︎︎殺されなければかすり傷だって誰か言ってた気がするし。
─── 2日後。
「忙しいこの時期に呼び出すたあ、重要な要件でもなきゃこの教会ごと沈めるからな」
︎︎ソファに座る長い足の男。
︎︎黒目黒髪、凛々しい眉、低くてよく通るセクシーな声。戦うためのしなやかで大きな体、極上品の男が鎧をまとってそこにいた。
︎︎しかし特大の隈と不機嫌オーラを隠しもしないせいで、とにかく逃げ出したくなるような威圧感を放っていた。
(オラオラドS系だ。むりこわい死ぬ)
︎︎新聞や本で見た、清廉潔白な勇者のイメージがガラガラと壊れていく。
「あなたの望んでた人物ですよ」
︎︎逃げ出そうとする俺を、大司教は力強い手で掴み勇者の方に差し出す。
「あぁ? なんだその犬っころは」
︎︎しょぼい犬みたいですよね。わかってます。もう帰っていいかな。
︎︎涙目で振り返って大司教に訴えるも、お前は生贄なんだから大人しくしてろの笑顔しか読み取れない。
「こちらは転生者のライラくんです」
︎︎ピクリと勇者の不機嫌そうな片眉が上がる。
「能力は、体を繋げた相手のステータス全快。知りたくないですか? 初めての絶好調ってやつを」
「ほお」
︎︎勇者の低く排他的だった雰囲気が、獲物を狙う肉食獣になる。勇者というよりやっぱり魔王だよ。帰りたい。
「ひっ」
︎︎でかい俺よりも頭半分でかい勇者が、大股で近寄るとハイライトのない瞳で俺をガン見する。怖い。無理。食われる。
︎︎恐怖で固まっていると、スンスンと鼻を鳴らして首周りを嗅いでくる。
「におわねぇな」
「? お、お風呂は好きなほうです…」
「……フン」
「期限は貴方が魔王を討伐するまでの間。性奴隷となり協力すると合意を得ています」
︎︎借金の返済、魔王の旅が終われば家と報奨金、生涯年金がついてくるとなればYESという以外の選択肢は無かった。既に契約書にもサインしているので逃げようがない。
︎︎勇者が断ればこの話もナシだけど。
︎︎男性との性交渉のやり方は付け焼き刃だけど、1日で叩き込んだ。この世界は男同士が普通なので、準備の魔道具や魔法があって助かった。
︎︎スキルのせいでいつでも挿れられるらしいのだけど、やっぱり準備とか……気持ち的な問題もあるので。
︎︎俺は意を決してぐっと顔を上げ、猛禽類のような勇者の瞳を見返せば……勇者が獰猛に笑った。
︎︎怖いやっぱり無理かもしれません。
「先に具合を確かめてからだ」
︎︎突如一張羅がびりびりに破けた。
「は? えっ??」
︎︎けして軽くは無い俺の体を、片手で持ち上げ、豪華なソファの上に放り投げる。
「う゛えっ」
︎︎バチバチと鎧を脱ぎ捨て、馬乗りになってくる勇者。
「な、なんで、えっ?!」
「黙って足でも持ってろ」
︎︎勇者の指がズボンと下着にかかり、強引に剥ぎ取っていく。
「だいしきょうさまーーーーー!!!??」
︎︎急展開についていけず、大司教に助けを求めるも
「まったく、貴方ってひとは……」
「ちょ、何して、やめ」
「性奴隷ならヤルもんは1つに決まってんだろ。脳みそ入ってんのか犬っころ」
「はー……彼は初めてなんだから優しくしてあげなさい。暫く人払いをしておきます」
「見捨てないで大司教様ーーー!!?」
「さっさと出ていけ」
︎︎ひらひらと手を振る大司教が退出し、バタンと無慈悲にドアが閉まる。
「あ」
︎︎捕食するかのように、勇者の少しカサついた唇が口を塞ぐ。ガッチリと頭と腰をホールドされて逃げることができない。
︎︎初めてのキスなのに、ガン見のでかい男に無理やり口をこじ開けられ、舌を追いかけられ、呼吸ごと食われる。
「んん、ん、っ」
︎︎酸欠でくらくらしていると
「なるほどなァ?」
︎︎ニヤリと獰猛に男が笑い舌なめずりする。その仕草さえ様になっていて、今から、この男に食われるんだと嫌でも実感させられた。
︎︎恐怖を感じて勇者の体を押し返すも、逃がさないとばかりに足と腰を掴まれて引き寄せられる。
「あ……」
︎︎むっちりとした胸と乳首を弄られ、再び唇を貪り食われる。舌を絡めるのに必死になっていると、気づけば全裸で。
︎︎驚きの早技である。
︎︎勇者だから1ターンに3回行動でもできるのか!?
「捨て犬みてぇだが、手触りは悪くないな」
︎︎そりゃ教会でガンガンに洗われて、なんかいろいろ塗り込まれたけどね!俺もビックリのしっとりすべすべ最高肌だけど!
「ふぁ…っ」
︎︎勇者の硬い指先が遠慮なくアナルに潜り込み、ぐちゅぐちゅと音を立てて穴を拡げる。
「初めての割には準備万端じゃねえか」
「うあ、まって、まっ」
︎︎太い指がいつの間にか3本も入れられている。圧迫感にひぃひぃと涙目で混乱していると、ステータスの内容を思い出した。
「あ……そういう、スキルらしく…?」
「ほお?」
︎︎勇者の右目が光を帯び、鑑定されてるざわざわ感が背筋を伝っていく。
「これなら遠慮いらねぇな」
︎︎勇者は指を引き抜き、ズボンの前を寛げる。
︎︎ボロン。
︎︎巨大な聖剣が天を貫いていた。
︎︎むわりと雄の臭いが広がる。
「!? な、なん、でっっかっ!!」
「まあな」
︎︎子供の腕くらいあるじゃん!尻に入る質量じゃない。
︎︎既に勃起しているちんこを軽く扱き、どこからか出したローションを棒と穴に塗りたくっていく。
「むりだって! 死んじゃう! 裂けて死ぬから!」
「お前のスキルがあんなら大丈夫だろ」
「ひっ、やだやだ」
「あんまり拒否して泣くなよ」
︎︎片足を肩に担がれ、ペニスを穴に塗りたくるように上下させる。
「もっと泣かせたくなるだろうが」
︎︎ぐぽりと赤黒く巨大な鬼頭がアナルにもぐりこむ。
「ひぎゃっ! あ、あっ、ああ!?」
︎︎灼熱、圧倒的質量、尻から食われるような恐怖が俺を襲う。
「ひいっ、熱い、あっ、苦し、いっ、」
︎︎ボロボロと生理的な涙が出てしまう。じっと泣き顔を凝視した勇者は
「オラッ!」
︎︎ズドンッ!!!
「うぎぃっ!!」
「あが、かはッ!」
︎︎容赦なく巨根をねじりこんだ。
︎︎鬼畜だ。ドS勇者様だ。魔王だ。
「たまんねぇなオイ」
︎︎3回ほどずりずりと腸壁をこすると、ぶわりと温かいものが腹の中で広がった。
︎︎なにこれ気持ちいい……。
「はー……ッ」
「あー~~♡♡♡」
︎︎腹の中から回復魔法をかけられたかのように、魔力が全身に広がっていく。
︎︎これが勇者の精液(魔力)。初めての快感に、手足が痺れ、逃さないとばかりにきゅうきゅうとペニスに肉壁が絡みついて吸い上げる。
︎︎暫く思い切り抱きしめられる。
︎︎腹の中でペニスがブルブルと震えたかと思うと、ずるり引き抜かれ、安堵した。のもつかの間、ひょいと体を反転させられる。
「んえっ」
「……頭痛がねえ。マジで逸材だわお前。最高のオナホだよ」
「せめて性奴隷、お゛っ」
︎︎後ろから荒い吐息が聞こえて来たかと思うと、巨大なペニスが我が物顔で潜り込んでくる。
︎︎挿いってはいけないすぼまりに悠々と侵入し、好き勝手に奥を出入りする。
「ひぃっ、あぐっ、いやだ、あっ」
「いやじゃねーだろうが」
︎︎下腹部を大きな手で覆われ、逃げ場のない尻に容赦なく剛直が叩き込まれる。
︎︎恐らく只人であれば流血沙汰の拷問だったろうこの状況、スキルのせいでライラのケツ穴はねっとりと優しく巨大なペニスに絡みつき、しゃぶり、勇者にも、そして自身にも、人の身を超えた快楽をもたらしていた。
︎︎それこそ、凡人であれば求めて狂ってしまうような、体が吹き飛び、深く深く沈むようなえぐい快楽だった。勇者でなければすでに廃人となっているか、我を失って一生ちんぽ奴隷と呼んでくれ、とすがるほどの快楽だっただろう。
「んお゛ぉっっ♡♡♡」
︎︎ペニスがS字結腸を容赦なくド突く度に、腹奥の鈍痛が、いつしか死を予感させるほどの脳内麻薬となり、ライラは考えるのを放棄した。
「あー♡ あ゛ーーーーッ♡」
︎︎己のちんぽは壊れた蛇口のように精液をぼたぼたと零すだけだ。
︎︎教会に不釣り合いすぎる俺の喘ぎ声が、1晩中響き渡り、流石にと大司教が止めに入った時には
キラキラつやつや全快絶好調のまだまだ腰を振る絶倫勇者と、ボロ雑巾と見分けがつかない精液まみれの俺が居たのだった。
︎︎ハメながら魔物退治に行こうとするアタオカ勇者を、必死に止めてくれてありがとう大司教。
︎︎俺が前後不覚でちんぽの言いなりとなっている間に、どうやら俺はハメ穴奴隷として正式に誓約していたらしく、目覚めた時にはシンプルな奴隷の首輪が嵌っていた。
︎︎やったねこれで生涯安泰だあ。(涙目)
︎︎尻穴がガバガバになってないか心配だったけど、さすが神様。そからへんは無事回復していた。
︎︎喜ぶべきか悲しむべきなのかわからないけど。
「あなたのおかげで、勇者が北部の征服された地域を数時間で奪還しました。本当にありがとうございます」
︎︎何かをして褒められたのは初めてのことだった。じわじわと喜びが胸に広がる。
︎︎俺でも誰かの役に立てたんだ。
︎︎尻穴好きに使われただけだけど。色んなものを失った気がするけど。
「へへへっ、そう言って貰えたなら嬉しいです」
︎︎照れて笑う俺の頭を大司教様が撫でてくれる。
︎︎ドゴンとドアが吹き飛ぶ。
「てめぇ、俺様が居ない間に誰にでもケツふってんじゃねぇぞ」
︎︎血まみれの魔王がそこにいた。
︎︎ちがう、とんでもなく恐ろしいけどあれ勇者だ。
︎︎ひえっと大司教の背に隠れてしまい、さらに勇者の怒気が強まる。
「えっ、北に行ったんじゃ?」
「全員ぶっころがして転移で帰ってきた」
︎︎ズカズカと鬼の形相で近寄ってくる勇者。本能的に逃げようとして、瞬きの間に回り込まれて抱き込まれる。勇者からは逃げられない!
︎︎勇者の体重がマットレスにかかったかと思うと、バツリ、とせっかく着ていた夜着をびりびりに破かれた。完全にデジャヴだ。
︎︎思いっきり足を広げられる。
「いだだだだ!」
「アクロバティックな体位ができねぇだろうが。もっと柔軟しろ」
「そんな無茶な!」
︎︎抱えた自分の腕がやっと土と血で汚れていることに気づいたのか、自身の体を浄化する。
︎︎脱ぐのもダルいとばかりに、装備を異次元に収納すると、ギンギンに怒張したペニスを躊躇無くとろ穴に押し付けてきた。
「まだぬかるんでるな」
「やだやだ、ちょ、あーーッ♡」
︎︎散々体内に収まっていた勇者ちんぽである。みっちりとした圧迫感に、帰ってきてくれたとも思える安心感が湧き上がる。
「ちんこ♡ 勇者のちんこ♡ あ、熱いぃ♡」
︎︎驚きの即堕ち2秒であった。
「はー、いいわ。あつくて、どろどろで最高……」
︎︎まるで温泉にでもつかってるような感想だ。
︎︎パンパンと容赦なく腰を打ち付ける勇者。嬌声と肌を打つ音が粘着質に響き渡る。
「もう俺専用のオナホだ。勝手に手ぇ出すんじゃねぇぞ」
︎︎そうだまだ大司教いるんじゃん。快楽で霞む思考の中、大司教がまだ傍らに居ることを思い出す。
︎︎大司教はいつも通り、困った子を見るような顔で俺を見ていた。
「こんな大きいものがお尻に入るなんて、凄いですねぇ」
「ひいっ♡ やだ♡ みな、で、くださ…っ♡」
︎︎寝バックの状態でどちゅどちゅと弱点を突かれながらも、涙目で大司教を見上げる。
︎︎大司教は片手を顔にあて俺たちを見ると
「私、不憫ぎゃん泣き系デカワンコを寝とって調教するのも好きなんですよね」
「あえ゛っ!?」
「やらねぇぞ」
「見つけてきたの私ですよ」
︎︎どちゅん♡
「んお゛っ♡♡♡」
︎︎前立腺とS字結腸をド突かれ、俺のちんこから僅かな精液が飛び出る。中イキしてブルブルと体をふるわせていると、容赦なく尻を手で叩かれた。
「んひィッ!!」
︎︎ばちんばちんと尻を叩かれるたびに、中のちんぽを締め付け、更に濡れる。
「あっ、あっ、痛いっ、ひぃっ♡」
「ユニコーンの血筋も難儀なものですね。飽きたらぜひ譲ってください。傾国のケツ穴、大変興味がありますので……大切に大切に教会で飼いますよ」
「失 せ ろ」
︎︎大司教がなにか怖いことを言いながら部屋から出ていった。
「んぐっ」
︎︎がつりと後ろから首を持ち上げられる。
「わかってるな?」
︎︎なに?何が?混乱していると顔面圧の強い勇者の顔が近づく。
「お前は俺専用のハメ穴だ。浮気は許さん」
︎︎容赦なく挿入を再開され、乳首をいじり倒される。
「はひぃ、勇者、せんよぉ♡ のちんぽハメ♡ 穴ですッ、お゛ッーーーッ!」
「誰にも使わせるなよ。それさえ守れたら一生大切に使ってやる」
︎︎ぐぽんとS字結腸を殴られ、意識が飛ぶ。
「あ゛ーーーッ♡♡♡」
︎︎意識を飛ばす直前。
︎︎見えた勇者の顔は、獰猛だけど昨日より血色がよく、意地悪で、それでいて楽しそうな顔だった。
︎︎こんな酷い扱いされてるのに、ツラの良さにキュンとしたのは秘密だ。
︎︎男として、元々強い人間には憧れがあった。世界一強い勇者が俺に対して必死に腰振って、そんで生命線なわけじゃん? そりゃ、ちょっとは絆されるっていうか。同情するって言うか。好きになっちゃうっていうか。
︎︎今まで何もできなかったぶん、頑張ってる人を支えられるのは俺としても嬉しい。それが処女を失った挙句、オナホ扱いだとしてもね。
︎︎あーあ、俺って趣味が悪いのかも。
︎︎その後、人類と魔王の戦いが停滞してたなんて嘘のように勇者は快進撃を続け、魔王を討つことなる。
︎︎絶好調の勇者の横には常に荷物持ちの赤毛の青年と、寝不足のような仲間たちの姿があったという。
「魔王倒すまでが契約だったよね!???」
「うるせえぞケツ出せ」
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意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク”
消える教師
山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー
乙女ゲームのサポートメガネキャラに転生しました
西楓
BL
乙女ゲームのサポートキャラとして転生した俺は、ヒロインと攻略対象を無事くっつけることが出来るだろうか。どうやらヒロインの様子が違うような。距離の近いヒロインに徐々に不信感を抱く攻略対象。何故か攻略対象が接近してきて…
ほのほのです。
※有難いことに別サイトでその後の話をご希望されました(嬉しい😆)ので追加いたしました。
姫を拐ったはずが勇者を拐ってしまった魔王
ミクリ21
BL
姫が拐われた!
……と思って慌てた皆は、姫が無事なのをみて安心する。
しかし、魔王は確かに誰かを拐っていった。
誰が拐われたのかを調べる皆。
一方魔王は?
「姫じゃなくて勇者なんだが」
「え?」
姫を拐ったはずが、勇者を拐ったのだった!?