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114話
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「それだけだと意味がわからない」
秋星に度々心配されたり臨太郎に忠告されていたので何となくはわかる気がしたが、相手から直接はっきりと聞きたいと邦一は言い切る。だが馬鹿にしたような返事が返ってきた。
「何故。お前はあの純血のパートナーをしているのだろう? それなら匂いのことくらいわかるはずだ」
秋星の存在は知っていて当然なのだろうが、男の口から知っていると暗に示されると落ち着かなかった。
「……俺はそんなにヴァンパイアが好む匂いをしているのか……?」
「そうだな。ヴァンパイアだけでなくケット・シーとしても悪くない。私は異性の血にしか関心がないはずなのだが、お前の匂いを知ってからは気になって仕方なくてね」
男が微笑む。
「あの日、そろそろこの地も飽きたと思っていたところにお前の匂いを感じた時の私の高揚は説明し難いよ。それだけは感謝してもいい。男だとお前の姿を見て知った時はがっかりしたけれども」
あの日、というのは黒猫の姿で彼岸花を渡してきた日のことだろう。
「私が差し出した花を持ち帰っただろう? あのお陰でお前の居場所は後日見つけることができた。まさかあの純血の元にいるとは思わなかったがな。一旦様子を伺うことにして良かった」
……投げ捨てればよかった。
邦一は小さく舌打ちをした。
「……だいたい……一体どんな匂いがするって言うんだよ……」
「自分で把握していないとは間抜けだな」
秋星で慣れてはいるが、知らない相手、それも犯罪を犯すような相手だからだろうか。ますますの尊大な態度にカチンとくる。
「人間というまろやかでいてあっさりとしかしコクのある素材に馴染む、魔物に溶け込むような濃厚である要素をじっくりと煮込み、隠し味として熟れた毒を持つ花を混ぜ込んだような匂いだな」
全然わからない。全くもってわからない。秋星の例えよりもさらにわからない。
引いたように邦一が男を見ていると、また穏やかな表情で微笑んできた。
「お前のパートナーはお前が大事なのかもしれないが、それなら昔からずっと一緒にいるべきではなかった。お前はあの家に深く馴染むことで何らかの影響を受けて幼いうちにそういう体質になったのだと私は思うよ」
「……煩い。そんな影響受けてたまるか」
他の人間にはない極端な冷え性が頭に過りつつ、邦一は男を睨んだ。橘家に現在あまり立ち寄ることのない母親が「今だと夏にこたつは無理」と言っていたことも思い出す。そして今でもこたつを愛用しつつも基本的に事務所で働き、夜は自分の家へ帰る父親を思う。
……じいちゃんは……どうだったんだ……匂いとか、どうだった……?
邦一が小さな頃には既に亡くなっていた祖父に今、無性に会いたかった。
小さな頃……そういえば祖父は今思えばあまり長寿ではない。
「いや……死なないよ。現に邦一のように専属をしていたじぃじだって普通の年寄りと同じだけ生きていただろ」
父親は子どもだった邦一にそう言っていたし、邦一も納得していた。だが、決して同じだけは生きていないのではないだろうか。そういえば何歳で亡くなったのか。
「……っぐ、っ」
「私を前にして、考え事かな? 余裕そうで何よりだ」
穏やかに微笑みながら、その手が邦一の首をつかんでくる。知ってはいたが、凄まじい力になすすべもなく、首をつかまれたままゆっくりと持ち上げられた。首を圧迫されこめかみがピクピクと今にも破裂しそうな感じがする。
このままだと本当に顔が破裂してしまうかもしれない、というところで男が手を離してきて、ドサリと邦一は床へ落ちた。突然入ってきた酸素に、激しく咳き込む。
「安心しなさい。殺したいのではないんだ。私に仕える必要もない。そもそも男に興味はないからね」
優しく囁いてくるその表情もやはり穏やかだ。
「ゆっくり味わいたいだけだよ。最後の一滴までね」
心臓が縮こまるような感じを覚え、またゾクリと体が震える。
「な……、ら……」
締め付けられていたせいで喉が潰れたように声が掠れていた。入ってくる酸素にまだ小さく喘ぎながら、邦一は咳払いをする。
「それなら……女の子たちは、解放してくれ……」
「何かな、それは。知らない相手なのだろう? 何かの施しかな、それとも偽善とこの地で呼ばれるもの? 私にはわからないな」
恐らく、魔物は本来こういうものなのかもしれない。人間界に許可を得て住まう魔物たちが大抵ルールを守り、人間に溶け込んでいるだけで、人間界へ来られないような魔物はきっとこの男のように人間の持つ、悪についてはわからないが少なくとも善を理解しないのだろう。人間だってそうだ。魔界のことなど何もわからないし、魔界の生き物が考えることだってわからない。
「わからなくても、いいから……解放、し──」
「つまらないな。そもそも何故私がお前の言うことを聞かねばならない?」
とてつもなく冷たい言葉を吐いてきてもやはり整った顔は穏やかだった。
邦一は自分の非力さを今更ながらに実感した。縄を解いていることに気づいていても男は眉一つ動かさなかった。恐らくなんとか隙を見て逃げても速攻で捕まるところしか浮かばない。秋星をはじめとする橘家の誰しもが、時に尋常ではない動きを見せていた。目の前の男はヴァンパイアであり、猫の魔物でもある。多分素早さは相当なものだろうと思われた。また殺そうと思えば手を伸ばし、軽くその指で触れほんの少し動かすだけで邦一の首は折れるだろう。
「お前はだが女たちと違ってまだ少しは頭がいいのかな? 騒がず大人しいことは実にいいことだよ」
美しささえ感じられる笑みを浮かべ、男が顔を近づけてきた。
「失礼」
そして邦一の首筋に歯をあてがってくる。
「あ、っぐ……っ」
激痛が走った。男が牙を首に食い込ませたのだろう。例の媚薬のような麻酔のような緩和行為のない吸血が、これほどまでに痛いものとは思わなかった。
「痛いのかな? だが男に対してまるで愛撫をするようなことをする気が起きなくてな」
男は時折噛みつくのを止め話してくる。そしてまた食い込ませられ、その度に痛みが増してくる感じがした。血を吸われるということはこういうことなのだと妙に実感する。
「しかし……お前の味は最高だね……なんて甘美な。これでせめて華奢な少年ならまだ私の目も誤魔化しようがあったのだが」
勝手なことを……。
憤りはだが声にならなかった。男の唇が血に濡れている。あまりの痛みと急激な失血、そしてその上血を見たからだろうか。頭が冷たく感じてきた。情けないことに意識は保てそうになかった。
秋星の泣く顔が浮かぶ。
おかしいな……あいつは泣き顔なんて簡単に見せてこないのに……。
秋星……ごめん……。
そのまま意識はフェイドアウトしていった。
秋星に度々心配されたり臨太郎に忠告されていたので何となくはわかる気がしたが、相手から直接はっきりと聞きたいと邦一は言い切る。だが馬鹿にしたような返事が返ってきた。
「何故。お前はあの純血のパートナーをしているのだろう? それなら匂いのことくらいわかるはずだ」
秋星の存在は知っていて当然なのだろうが、男の口から知っていると暗に示されると落ち着かなかった。
「……俺はそんなにヴァンパイアが好む匂いをしているのか……?」
「そうだな。ヴァンパイアだけでなくケット・シーとしても悪くない。私は異性の血にしか関心がないはずなのだが、お前の匂いを知ってからは気になって仕方なくてね」
男が微笑む。
「あの日、そろそろこの地も飽きたと思っていたところにお前の匂いを感じた時の私の高揚は説明し難いよ。それだけは感謝してもいい。男だとお前の姿を見て知った時はがっかりしたけれども」
あの日、というのは黒猫の姿で彼岸花を渡してきた日のことだろう。
「私が差し出した花を持ち帰っただろう? あのお陰でお前の居場所は後日見つけることができた。まさかあの純血の元にいるとは思わなかったがな。一旦様子を伺うことにして良かった」
……投げ捨てればよかった。
邦一は小さく舌打ちをした。
「……だいたい……一体どんな匂いがするって言うんだよ……」
「自分で把握していないとは間抜けだな」
秋星で慣れてはいるが、知らない相手、それも犯罪を犯すような相手だからだろうか。ますますの尊大な態度にカチンとくる。
「人間というまろやかでいてあっさりとしかしコクのある素材に馴染む、魔物に溶け込むような濃厚である要素をじっくりと煮込み、隠し味として熟れた毒を持つ花を混ぜ込んだような匂いだな」
全然わからない。全くもってわからない。秋星の例えよりもさらにわからない。
引いたように邦一が男を見ていると、また穏やかな表情で微笑んできた。
「お前のパートナーはお前が大事なのかもしれないが、それなら昔からずっと一緒にいるべきではなかった。お前はあの家に深く馴染むことで何らかの影響を受けて幼いうちにそういう体質になったのだと私は思うよ」
「……煩い。そんな影響受けてたまるか」
他の人間にはない極端な冷え性が頭に過りつつ、邦一は男を睨んだ。橘家に現在あまり立ち寄ることのない母親が「今だと夏にこたつは無理」と言っていたことも思い出す。そして今でもこたつを愛用しつつも基本的に事務所で働き、夜は自分の家へ帰る父親を思う。
……じいちゃんは……どうだったんだ……匂いとか、どうだった……?
邦一が小さな頃には既に亡くなっていた祖父に今、無性に会いたかった。
小さな頃……そういえば祖父は今思えばあまり長寿ではない。
「いや……死なないよ。現に邦一のように専属をしていたじぃじだって普通の年寄りと同じだけ生きていただろ」
父親は子どもだった邦一にそう言っていたし、邦一も納得していた。だが、決して同じだけは生きていないのではないだろうか。そういえば何歳で亡くなったのか。
「……っぐ、っ」
「私を前にして、考え事かな? 余裕そうで何よりだ」
穏やかに微笑みながら、その手が邦一の首をつかんでくる。知ってはいたが、凄まじい力になすすべもなく、首をつかまれたままゆっくりと持ち上げられた。首を圧迫されこめかみがピクピクと今にも破裂しそうな感じがする。
このままだと本当に顔が破裂してしまうかもしれない、というところで男が手を離してきて、ドサリと邦一は床へ落ちた。突然入ってきた酸素に、激しく咳き込む。
「安心しなさい。殺したいのではないんだ。私に仕える必要もない。そもそも男に興味はないからね」
優しく囁いてくるその表情もやはり穏やかだ。
「ゆっくり味わいたいだけだよ。最後の一滴までね」
心臓が縮こまるような感じを覚え、またゾクリと体が震える。
「な……、ら……」
締め付けられていたせいで喉が潰れたように声が掠れていた。入ってくる酸素にまだ小さく喘ぎながら、邦一は咳払いをする。
「それなら……女の子たちは、解放してくれ……」
「何かな、それは。知らない相手なのだろう? 何かの施しかな、それとも偽善とこの地で呼ばれるもの? 私にはわからないな」
恐らく、魔物は本来こういうものなのかもしれない。人間界に許可を得て住まう魔物たちが大抵ルールを守り、人間に溶け込んでいるだけで、人間界へ来られないような魔物はきっとこの男のように人間の持つ、悪についてはわからないが少なくとも善を理解しないのだろう。人間だってそうだ。魔界のことなど何もわからないし、魔界の生き物が考えることだってわからない。
「わからなくても、いいから……解放、し──」
「つまらないな。そもそも何故私がお前の言うことを聞かねばならない?」
とてつもなく冷たい言葉を吐いてきてもやはり整った顔は穏やかだった。
邦一は自分の非力さを今更ながらに実感した。縄を解いていることに気づいていても男は眉一つ動かさなかった。恐らくなんとか隙を見て逃げても速攻で捕まるところしか浮かばない。秋星をはじめとする橘家の誰しもが、時に尋常ではない動きを見せていた。目の前の男はヴァンパイアであり、猫の魔物でもある。多分素早さは相当なものだろうと思われた。また殺そうと思えば手を伸ばし、軽くその指で触れほんの少し動かすだけで邦一の首は折れるだろう。
「お前はだが女たちと違ってまだ少しは頭がいいのかな? 騒がず大人しいことは実にいいことだよ」
美しささえ感じられる笑みを浮かべ、男が顔を近づけてきた。
「失礼」
そして邦一の首筋に歯をあてがってくる。
「あ、っぐ……っ」
激痛が走った。男が牙を首に食い込ませたのだろう。例の媚薬のような麻酔のような緩和行為のない吸血が、これほどまでに痛いものとは思わなかった。
「痛いのかな? だが男に対してまるで愛撫をするようなことをする気が起きなくてな」
男は時折噛みつくのを止め話してくる。そしてまた食い込ませられ、その度に痛みが増してくる感じがした。血を吸われるということはこういうことなのだと妙に実感する。
「しかし……お前の味は最高だね……なんて甘美な。これでせめて華奢な少年ならまだ私の目も誤魔化しようがあったのだが」
勝手なことを……。
憤りはだが声にならなかった。男の唇が血に濡れている。あまりの痛みと急激な失血、そしてその上血を見たからだろうか。頭が冷たく感じてきた。情けないことに意識は保てそうになかった。
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