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クリスマスが終わるまで……
6 Sint-Nicolaas ※
とはいえ特別、何をするといったわけでもなかった。それもそうだろう。クリスマスソングがいかに流れていようが、イルミネーションがいかに瞬いていようが、そんな街中で手を繋ぎキスして歩くなど、例え男女交際であっても倭には高等技過ぎる。だが気持ちの問題というのだろうか、クリスマス色に染まった街並みを一緒に歩くだけで、何だかそわそわと嬉しくなる。大学はもうそれなりのところに決めていて、後は失敗さえなければ問題がない倭は、受験生ではありながらも特に切羽詰まった状況ではなかった。それをいいことに時間が合えば柚右と一緒に過ごしていた。
「今日はどこ行く?」
とうとう冬休みにも突入し、倭は朝起きて顔を洗い、そのまま隣の部屋に駆け込んだ。
「まだ寝ている時間ですよ……」
実際ベッドの布団にくるまっている柚右の声が聞こえてきた。
「お前、ほんと朝弱いな」
「夜型なので」
「こんないい天気なのにもったいない」
腰に手を当ててベッドを見下ろしているとほんの少し布団がめくられた。そして中から今まで寝ていたとは思えないほど整った美形が倭を見上げている。
「ほんとお前、どうやったらいつ見ても綺麗な状態保てんの?」
「はは、朝から楽しい人ですね。ほら、寒いんですから中へ入って」
「え? だって眠らないよ?」
「誰が眠るっていいました? 布団の中では眠る以外にもできることはありますよ」
「な、何だよ──」
それ、と言いながらも倭は言われた通り布団の中へ入り込む。冷え込んだ部屋は暖かい恰好をしていても足元から冷えてくるが、布団の中はとてつもなく暖かかった。おまけに布団にもぐると柚右の香りに包まれるかのようだ。
「マサの体、冷たいですね」
「布団から出てわりと経ってるからな」
「僕の体温をプレゼントします」
「体温だけ?」
「他に何が欲しいですか?」
もぐった布団の中でほんのり笑いながら、柚右はすらりとした指を伸ばしてきた。それだけで倭の全てが高ぶった。
「ほんとお前、性格悪いよな」
ようやく昼過ぎにベッドから出て外に出かけながら倭が言えば、柚右はニッコリ笑みを向けてくる。
「僕が? 心当たりありませんが」
「心当たりしかないような笑顔のくせに。何であんなに散々焦らすくせに、もうやめてくれって言ったらむしろ激しくなんの?」
「マサ、こんなのどかな天気の下で話す内容ではないと思いますよ」
「そ、そりゃそうだけど。ああもう。で、今どこ向かって歩いてんの?」
今日はこのまま部屋で過ごす感じかなと倭が思っていると「マサは僕がいなくなったらどうします?」などと聞かれた。何故そんなことを聞くのかと言えば「例えば僕がサンタで、クリスマスが終わればいなくなるとしたら」なんて返ってくる。考えるのも嫌だと答えると笑みを向けられた後に「行きましょうか」と柚右が服を着替えだしたのだ。どこへ行くのかわからないまま倭はついて来ていた。
「洋菓子店へ」
「ようがし? 何で……あ、もしかしてクリスマスケーキ?」
「ええ。予約はしてないし当日でもないですが、もうあと数日ですしね。それらしいケーキ、売ってると思って」
「そっか! やべえ、クリスマスっぽいな。テンション上がってきた」
「ふふ、本当にマサはチョ……素直ですね」
「……お前、その言い間違えるのもしかしてわざとじゃね?」
ケーキはいくつかの種類が売られていた。普通のもかなり美味しそうで迷ったが、やはりここはクリスマスっぽいのがいいなと倭は生クリームにイチゴとサンタが乗ったケーキを選ぶ。
「クリスマスっぽいならブッシュドノエルとかシュトレン、クリスマスプディングだと思ってましたけどね」
「お前は欧米人かよ。日本なら断然ショートケーキだろ。生クリームのないケーキを俺はクリスマスケーキとして認めねえよ」
「はは、そこまでですか」
寮の柚右の部屋に戻ると、早速二人でケーキを食べた。ノンアルコールのスパークリングワインというのも見つけたのでそれを飲む。
「マジでアルコールねえんだな。でも俺、雰囲気に酔いそう」
「単純ですもんね」
「それ褒めてねえだろ」
「褒めてますよ。僕はあなたのそういうところも、知れば知るほど好きになりましたし、とてもかわいいと思いますよ」
笑みを向けてきたかと思うと、柚右はケーキの生クリームを指ですくって倭の頬につけてきた。
「な、にすんだよ」
「ケーキもいいですが、僕はマサにクリームをつけて丸ごと食べたいなと」
「はぁ? お前ちょっと変態っぽい」
呆れたように言うも、柚右は構わず頬ごと、生クリームを舐めとってきた。午前中散々絡み合ったというのに、それだけで倭のみぞおちあたりがもぞもぞとしてくる。
「マサはどこにつけて欲しいですか? どこ、舐めて欲しい?」
「そんなとこ、ないからなっ」
「単純なくせに嘘をついても無駄ですよ。仕方ありませんね。勝手に垂らしては舐めて探らせてもらいます」
穏やかな声でろくでもないことを言ってくる柚右に、倭は「お前知ってるくせに」などと言い返しはするものの抵抗もできない。脱がされるままだったし、クリームまみれにされて何度舐められるだけで達したかわからない。乳首はズキズキ痛みを感じるほど疼いてしまったし、倭のものはこれ以上無理だというくらい硬軟を繰り返した気がする。尻の周りもベタベタしているのがわかるし穴の収縮、弛緩が収まらないことすら自分でわかる。
「俺……今日死ぬかもしれない……」
「まさか。まだいけますよ。残念ながらクリームはなくなりましたが」
「残念じゃねえよ……いけるって何を以て言ってくんの……ねえ……。ちょ、待っ、ほんともう無、りぃあっ」
向き合ったまま、柚右の硬いものがまた入ってきた。倭の中の隅から隅までをぎちぎちに満たして動いてくるため、いいところに当たるもへったくれもない。どう動かれてもよすぎて、もう出ないはずなのにまるで我慢できず、尿を漏らしているかのように突かれるたびに先から出てきた。入れて欲しい時にはなかなか入れてくれないというのにこんな時は激しくて、本当にもう意識すら保てそうにない。
「も、無理、無理、ぁ、ああっ、あっ」
呆気なく痙攣を繰り返し、絶頂した。だがその後もひたすら中を突かれ、快楽死も免れないと思った。やりたいようにやられたのが気持ちいいながらに悔しいので、このドロドロのまま意識を手放してやれといっそ思った時、「サンタ様ァ! そろそろ準備をしないと。って、え? あ? わぁ……っ」などと素っ頓狂な声を発しながら変な角をくっつけた不審者が突然現れた。
「今日はどこ行く?」
とうとう冬休みにも突入し、倭は朝起きて顔を洗い、そのまま隣の部屋に駆け込んだ。
「まだ寝ている時間ですよ……」
実際ベッドの布団にくるまっている柚右の声が聞こえてきた。
「お前、ほんと朝弱いな」
「夜型なので」
「こんないい天気なのにもったいない」
腰に手を当ててベッドを見下ろしているとほんの少し布団がめくられた。そして中から今まで寝ていたとは思えないほど整った美形が倭を見上げている。
「ほんとお前、どうやったらいつ見ても綺麗な状態保てんの?」
「はは、朝から楽しい人ですね。ほら、寒いんですから中へ入って」
「え? だって眠らないよ?」
「誰が眠るっていいました? 布団の中では眠る以外にもできることはありますよ」
「な、何だよ──」
それ、と言いながらも倭は言われた通り布団の中へ入り込む。冷え込んだ部屋は暖かい恰好をしていても足元から冷えてくるが、布団の中はとてつもなく暖かかった。おまけに布団にもぐると柚右の香りに包まれるかのようだ。
「マサの体、冷たいですね」
「布団から出てわりと経ってるからな」
「僕の体温をプレゼントします」
「体温だけ?」
「他に何が欲しいですか?」
もぐった布団の中でほんのり笑いながら、柚右はすらりとした指を伸ばしてきた。それだけで倭の全てが高ぶった。
「ほんとお前、性格悪いよな」
ようやく昼過ぎにベッドから出て外に出かけながら倭が言えば、柚右はニッコリ笑みを向けてくる。
「僕が? 心当たりありませんが」
「心当たりしかないような笑顔のくせに。何であんなに散々焦らすくせに、もうやめてくれって言ったらむしろ激しくなんの?」
「マサ、こんなのどかな天気の下で話す内容ではないと思いますよ」
「そ、そりゃそうだけど。ああもう。で、今どこ向かって歩いてんの?」
今日はこのまま部屋で過ごす感じかなと倭が思っていると「マサは僕がいなくなったらどうします?」などと聞かれた。何故そんなことを聞くのかと言えば「例えば僕がサンタで、クリスマスが終わればいなくなるとしたら」なんて返ってくる。考えるのも嫌だと答えると笑みを向けられた後に「行きましょうか」と柚右が服を着替えだしたのだ。どこへ行くのかわからないまま倭はついて来ていた。
「洋菓子店へ」
「ようがし? 何で……あ、もしかしてクリスマスケーキ?」
「ええ。予約はしてないし当日でもないですが、もうあと数日ですしね。それらしいケーキ、売ってると思って」
「そっか! やべえ、クリスマスっぽいな。テンション上がってきた」
「ふふ、本当にマサはチョ……素直ですね」
「……お前、その言い間違えるのもしかしてわざとじゃね?」
ケーキはいくつかの種類が売られていた。普通のもかなり美味しそうで迷ったが、やはりここはクリスマスっぽいのがいいなと倭は生クリームにイチゴとサンタが乗ったケーキを選ぶ。
「クリスマスっぽいならブッシュドノエルとかシュトレン、クリスマスプディングだと思ってましたけどね」
「お前は欧米人かよ。日本なら断然ショートケーキだろ。生クリームのないケーキを俺はクリスマスケーキとして認めねえよ」
「はは、そこまでですか」
寮の柚右の部屋に戻ると、早速二人でケーキを食べた。ノンアルコールのスパークリングワインというのも見つけたのでそれを飲む。
「マジでアルコールねえんだな。でも俺、雰囲気に酔いそう」
「単純ですもんね」
「それ褒めてねえだろ」
「褒めてますよ。僕はあなたのそういうところも、知れば知るほど好きになりましたし、とてもかわいいと思いますよ」
笑みを向けてきたかと思うと、柚右はケーキの生クリームを指ですくって倭の頬につけてきた。
「な、にすんだよ」
「ケーキもいいですが、僕はマサにクリームをつけて丸ごと食べたいなと」
「はぁ? お前ちょっと変態っぽい」
呆れたように言うも、柚右は構わず頬ごと、生クリームを舐めとってきた。午前中散々絡み合ったというのに、それだけで倭のみぞおちあたりがもぞもぞとしてくる。
「マサはどこにつけて欲しいですか? どこ、舐めて欲しい?」
「そんなとこ、ないからなっ」
「単純なくせに嘘をついても無駄ですよ。仕方ありませんね。勝手に垂らしては舐めて探らせてもらいます」
穏やかな声でろくでもないことを言ってくる柚右に、倭は「お前知ってるくせに」などと言い返しはするものの抵抗もできない。脱がされるままだったし、クリームまみれにされて何度舐められるだけで達したかわからない。乳首はズキズキ痛みを感じるほど疼いてしまったし、倭のものはこれ以上無理だというくらい硬軟を繰り返した気がする。尻の周りもベタベタしているのがわかるし穴の収縮、弛緩が収まらないことすら自分でわかる。
「俺……今日死ぬかもしれない……」
「まさか。まだいけますよ。残念ながらクリームはなくなりましたが」
「残念じゃねえよ……いけるって何を以て言ってくんの……ねえ……。ちょ、待っ、ほんともう無、りぃあっ」
向き合ったまま、柚右の硬いものがまた入ってきた。倭の中の隅から隅までをぎちぎちに満たして動いてくるため、いいところに当たるもへったくれもない。どう動かれてもよすぎて、もう出ないはずなのにまるで我慢できず、尿を漏らしているかのように突かれるたびに先から出てきた。入れて欲しい時にはなかなか入れてくれないというのにこんな時は激しくて、本当にもう意識すら保てそうにない。
「も、無理、無理、ぁ、ああっ、あっ」
呆気なく痙攣を繰り返し、絶頂した。だがその後もひたすら中を突かれ、快楽死も免れないと思った。やりたいようにやられたのが気持ちいいながらに悔しいので、このドロドロのまま意識を手放してやれといっそ思った時、「サンタ様ァ! そろそろ準備をしないと。って、え? あ? わぁ……っ」などと素っ頓狂な声を発しながら変な角をくっつけた不審者が突然現れた。
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