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026 ゴブリン 悪魔と大決戦
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タタヌ王国辺境領北部 マラクス
似たような姿をしたオレとマンマンちゃん。
お互いに一足で埋められる距離を開けて対峙している。
ただ剣呑な雰囲気はない。
【おれぁな、お前に期待してたんだぜ】
「なにを?」
【ニンゲンどもを駆逐することを、だ】
”ほおん”と気の抜けた返事をする。
オレが力のままに暴れたらニンゲンどもがバンバン死ぬ。
そうすれば生き残ったニンゲンたちに怨嗟が宿るってことか。
マッチポンプもいいとこだな。
【それがなんでこんなことになっちまったんだか】
「マンマンちゃん、いっこ聞いてもいい?」
【おん?】
「あのさ神判の力からどうやって逃れたんだ?」
【ま、おれぁ悪魔だからな】
にやっと笑うマンマンちゃん。
答えを教える気はないってことか。
そりゃそうだわな。
お互い様ってもんだ。
【お前、今からでもいいからニンゲンどもを殺してくれね?】
「自分でやればいいじゃん」
【それがデキりゃ話は早いんだけどな。残念だけど無理なんだわ】
「だよねー」
【ま、自分の力に関しては別だけど、なっ】
マンマンちゃんが腕を振るうと黒い霧が出てくる。
ボシュッと風を切るような音がして、マンマンちゃんに顔を殴られた。
うん。あまりダメージはないな。
追撃の蹴り、そして猿臂による痛打はガードする。
「マンマンちゃん、やるの?」
【そうしなきゃおれぁの力が使えねえんだよ】
「さっきの食屍鬼《グール》は?」
【だからカスみたいな力しかなかったろうが】
身体を半身にして軽く腰を落とす。
黒い霧がおさまりそうにないから、目で見てマンマンちゃんに対応できない。
だったらマンマンちゃんの攻撃に合わせるしかないんだよな。
生前の親爺が得意だったのが、この後の先を取る戦法だ。
生憎とオレはセンスがなくて、何回ボコボコにされたか。
後の先なんてやりたくてもできなかったわけだけど、今のオレなら身体能力でごり押しできそうだ。
目を閉じる。
マンマンちゃんが近づいてくるのがわかった。
真正面からでも背後からでもない。
上空からの一撃だ。
さすが空を飛べるだけのことはある。
身をかがめて攻撃をかわす。
でもそれで終わりじゃない。
空中で静止、クルッと縦に一回転して蹴りが飛んでくる。
ニンゲンのときならノックアウトだろう。
いや死んどるだろうな。
だけど察知できてるんだ。
前回りをするように転がって避ける。
そこでピンときた地功拳だ。
かんたんに言うと地面に寝っ転がって戦うアレである。
意外とアクロバティックな技も多くて、ブレイクダンスみたいな蹴り技もあるんだ。
【お? お? なんだその動き】
回転の力を使っての連続運動を使って意表をつく。
こういうときに節操のない流派ってのは強い。
よかれと思えばなんでも技術を取りこむからな。
ぐるぐると身体を回転させて、地を跳ねるような動きでマンマンちゃんの足に足を絡める。
一瞬で関節を絡めて膝を折らせ、地面に引き倒した。
どうやら関節技とかそういう概念がないらしい。
回転の力を使ってマンマンちゃんの足首を折る。
悪魔に関節技が効くのかって思ったけどね。
意外と効果があったみたいだ。
絡みつくように移動しつつ両足を決めてやる。
勢いのままに骨を折っていく。
【クソがっ! 離れろっ!】
マンマンちゃんの全身から火が吹きだす。
残念でした。
その程度の火なんて効かないんだわ。
勢いにのったままマンマンちゃんの首を折る。
そこで身体を離す。
【なんだその技?】
「面白えだろ」
首があさっての方向を向いているマンマンちゃんだけど元気だな。
足の骨とかバキバキに折ったのに立ちあがっている。
最初からこれで決着がつくとは思ってなかったけどね。
”ちっ”とマンマンちゃんが舌打ちをする。
【やっぱやりにくいな、お前は】
とか言いつつ、マンマンちゃんが地面に手をつく。
すると地面がぬかるんでいった。
黒っぽい水がにじんできて、あっという間に沼みたいになる。
【これでさっきの技は使えないだろ?】
この状況でやったらゴブリンの泥遊びになっちまうな。
やる気はないけど。
まだ黒い霧は晴れていないというか、その範囲は広がっている。
足下まで沼が広がってきそうだったから宙に逃げた。
マンマンちゃんの気配は、オレよりも高い場所にある。
空中戦か。
あんまり自信ないんだよな。
前よりは随分と飛ぶことにもなれてきたけど。
マンマンちゃんの気配に向かって飛ぶ。
今度はこっちから攻撃だ。
オレができる遠距離攻撃、貫く灰燼だ、この野郎。
さすがに当たらんわな。
そんなことを思いながら、マンマンちゃんに接近していく。
貫く灰燼のショットガンバージョンだ。
精密な射撃ではなく、面制圧を意識してみた。
さすがのマンマンちゃんもかわしきれなかったみたいだ。
コウモリの羽に穴が空いている。
【面倒な技を使いやがる】
マンマンちゃんを通りすぎて、さらに上空へと飛ぶ。
そこから反転して、最大加速をしつつの跳び蹴りだ。
さすがに挙動が大きすぎてかわされる。
そこで急停止からの縦回転のかかと落としだ。
パクらせてもらったぜ、マンマンちゃん。
【うお! マジか、この野郎!】
それでもしっかりガードするんだから大したもんだ。
でも止められて終わりじゃないんだぜ。
翼の力を使って、ガードされた部分を基軸に回る。
マンマンちゃんの腰あたりに神判の力を使った頭突きを入れた。
【ぐわ】
体勢が崩れたマンマンちゃんの背中に、上下逆さまになったままでゴブリンパンチだ。
二度、三度と拳が入る。
じゅわっと肉の焼ける音と臭いがした。
【痛えな、この野郎】
マンマンちゃんが突っ込んでくる。
拳、貫手、蹴り、頭突き。
マンマンちゃんの攻撃を何発ももらう。
オレの攻撃もあたる。
こっちの世界にきて初めてだ。
伯仲した戦いをするのは。
それが愉しい。
もっと、もっとだ。
マンマンちゃん、この戦いを愉しもうぜ。
【お前、さっきからニヤついてるぜ】
「マンマンちゃんもだろ」
黒い霧はいつしか晴れていた。
マンマンちゃんはボロボロだ。
恐らくオレもそう変わらないだろう。
【名残惜しいが、そろそろケリつけるか】
その言葉を合図に、示し合わせたように真正面からぶつかった。
お互いに顔面を殴る。
膝が腹に刺さる。
そしてマンマンちゃんが奥の手を使ってきた。
【契約破棄!】
と同時にオレも奥の手を使う。
「落鬼!」
古式流派に伝わる必殺の外法だ。
鎧通しを使った心臓狙いの掌底から始まり、貫手による喉の貫通を狙う連続技。
マンマンちゃんの契約破棄のせいか、力が抜けていくが全力で振るう。
「悪いな、マンマンちゃん。オレの勝ちだ」
神判の力を最大限にこめて貫手を放つ。
【ちくしょう、やっぱり無理だったか】
マンマンちゃんの身体が赤黒い炎に包まれていく。
身体から力が抜けて、空を飛んでいられなくなった。
地面に向かって落ちていく。
「がふっ」
地面にぶつかって肺から空気が押しだされる。
ダメージはデカいがなんとか生きている。
まだ種族進化の影響は残っていたようだ。
【おい、生きてるか?】
「おうよ」
【奥の手を使ったんだが意味がなかったな】
「なんだよ契約破棄ってずるいぞ」
【だから奥の手なんだよ。つかアレをやっちまったら悪魔として終わりなんだよ】
「そうなの?」
【悪魔ってのぁ契約至上主義だからな。無理やり破棄させていいわけねえだろうが】
「じゃあオレってどうなんの?」
【正確に言やぁまだ契約の破棄にはなってねえからな、たぶん元に戻るんじゃねえか?】
「たぶんとか言うな! 不安になんだろ!」
”カカカ”とマンマンちゃんが笑う。
【愉しかったぜ、じゃあな!】
マンマンちゃんが灰になって消えた。
地面に寝転がったまま、オレは言った。
「またな、マンマンちゃん」
似たような姿をしたオレとマンマンちゃん。
お互いに一足で埋められる距離を開けて対峙している。
ただ剣呑な雰囲気はない。
【おれぁな、お前に期待してたんだぜ】
「なにを?」
【ニンゲンどもを駆逐することを、だ】
”ほおん”と気の抜けた返事をする。
オレが力のままに暴れたらニンゲンどもがバンバン死ぬ。
そうすれば生き残ったニンゲンたちに怨嗟が宿るってことか。
マッチポンプもいいとこだな。
【それがなんでこんなことになっちまったんだか】
「マンマンちゃん、いっこ聞いてもいい?」
【おん?】
「あのさ神判の力からどうやって逃れたんだ?」
【ま、おれぁ悪魔だからな】
にやっと笑うマンマンちゃん。
答えを教える気はないってことか。
そりゃそうだわな。
お互い様ってもんだ。
【お前、今からでもいいからニンゲンどもを殺してくれね?】
「自分でやればいいじゃん」
【それがデキりゃ話は早いんだけどな。残念だけど無理なんだわ】
「だよねー」
【ま、自分の力に関しては別だけど、なっ】
マンマンちゃんが腕を振るうと黒い霧が出てくる。
ボシュッと風を切るような音がして、マンマンちゃんに顔を殴られた。
うん。あまりダメージはないな。
追撃の蹴り、そして猿臂による痛打はガードする。
「マンマンちゃん、やるの?」
【そうしなきゃおれぁの力が使えねえんだよ】
「さっきの食屍鬼《グール》は?」
【だからカスみたいな力しかなかったろうが】
身体を半身にして軽く腰を落とす。
黒い霧がおさまりそうにないから、目で見てマンマンちゃんに対応できない。
だったらマンマンちゃんの攻撃に合わせるしかないんだよな。
生前の親爺が得意だったのが、この後の先を取る戦法だ。
生憎とオレはセンスがなくて、何回ボコボコにされたか。
後の先なんてやりたくてもできなかったわけだけど、今のオレなら身体能力でごり押しできそうだ。
目を閉じる。
マンマンちゃんが近づいてくるのがわかった。
真正面からでも背後からでもない。
上空からの一撃だ。
さすが空を飛べるだけのことはある。
身をかがめて攻撃をかわす。
でもそれで終わりじゃない。
空中で静止、クルッと縦に一回転して蹴りが飛んでくる。
ニンゲンのときならノックアウトだろう。
いや死んどるだろうな。
だけど察知できてるんだ。
前回りをするように転がって避ける。
そこでピンときた地功拳だ。
かんたんに言うと地面に寝っ転がって戦うアレである。
意外とアクロバティックな技も多くて、ブレイクダンスみたいな蹴り技もあるんだ。
【お? お? なんだその動き】
回転の力を使っての連続運動を使って意表をつく。
こういうときに節操のない流派ってのは強い。
よかれと思えばなんでも技術を取りこむからな。
ぐるぐると身体を回転させて、地を跳ねるような動きでマンマンちゃんの足に足を絡める。
一瞬で関節を絡めて膝を折らせ、地面に引き倒した。
どうやら関節技とかそういう概念がないらしい。
回転の力を使ってマンマンちゃんの足首を折る。
悪魔に関節技が効くのかって思ったけどね。
意外と効果があったみたいだ。
絡みつくように移動しつつ両足を決めてやる。
勢いのままに骨を折っていく。
【クソがっ! 離れろっ!】
マンマンちゃんの全身から火が吹きだす。
残念でした。
その程度の火なんて効かないんだわ。
勢いにのったままマンマンちゃんの首を折る。
そこで身体を離す。
【なんだその技?】
「面白えだろ」
首があさっての方向を向いているマンマンちゃんだけど元気だな。
足の骨とかバキバキに折ったのに立ちあがっている。
最初からこれで決着がつくとは思ってなかったけどね。
”ちっ”とマンマンちゃんが舌打ちをする。
【やっぱやりにくいな、お前は】
とか言いつつ、マンマンちゃんが地面に手をつく。
すると地面がぬかるんでいった。
黒っぽい水がにじんできて、あっという間に沼みたいになる。
【これでさっきの技は使えないだろ?】
この状況でやったらゴブリンの泥遊びになっちまうな。
やる気はないけど。
まだ黒い霧は晴れていないというか、その範囲は広がっている。
足下まで沼が広がってきそうだったから宙に逃げた。
マンマンちゃんの気配は、オレよりも高い場所にある。
空中戦か。
あんまり自信ないんだよな。
前よりは随分と飛ぶことにもなれてきたけど。
マンマンちゃんの気配に向かって飛ぶ。
今度はこっちから攻撃だ。
オレができる遠距離攻撃、貫く灰燼だ、この野郎。
さすがに当たらんわな。
そんなことを思いながら、マンマンちゃんに接近していく。
貫く灰燼のショットガンバージョンだ。
精密な射撃ではなく、面制圧を意識してみた。
さすがのマンマンちゃんもかわしきれなかったみたいだ。
コウモリの羽に穴が空いている。
【面倒な技を使いやがる】
マンマンちゃんを通りすぎて、さらに上空へと飛ぶ。
そこから反転して、最大加速をしつつの跳び蹴りだ。
さすがに挙動が大きすぎてかわされる。
そこで急停止からの縦回転のかかと落としだ。
パクらせてもらったぜ、マンマンちゃん。
【うお! マジか、この野郎!】
それでもしっかりガードするんだから大したもんだ。
でも止められて終わりじゃないんだぜ。
翼の力を使って、ガードされた部分を基軸に回る。
マンマンちゃんの腰あたりに神判の力を使った頭突きを入れた。
【ぐわ】
体勢が崩れたマンマンちゃんの背中に、上下逆さまになったままでゴブリンパンチだ。
二度、三度と拳が入る。
じゅわっと肉の焼ける音と臭いがした。
【痛えな、この野郎】
マンマンちゃんが突っ込んでくる。
拳、貫手、蹴り、頭突き。
マンマンちゃんの攻撃を何発ももらう。
オレの攻撃もあたる。
こっちの世界にきて初めてだ。
伯仲した戦いをするのは。
それが愉しい。
もっと、もっとだ。
マンマンちゃん、この戦いを愉しもうぜ。
【お前、さっきからニヤついてるぜ】
「マンマンちゃんもだろ」
黒い霧はいつしか晴れていた。
マンマンちゃんはボロボロだ。
恐らくオレもそう変わらないだろう。
【名残惜しいが、そろそろケリつけるか】
その言葉を合図に、示し合わせたように真正面からぶつかった。
お互いに顔面を殴る。
膝が腹に刺さる。
そしてマンマンちゃんが奥の手を使ってきた。
【契約破棄!】
と同時にオレも奥の手を使う。
「落鬼!」
古式流派に伝わる必殺の外法だ。
鎧通しを使った心臓狙いの掌底から始まり、貫手による喉の貫通を狙う連続技。
マンマンちゃんの契約破棄のせいか、力が抜けていくが全力で振るう。
「悪いな、マンマンちゃん。オレの勝ちだ」
神判の力を最大限にこめて貫手を放つ。
【ちくしょう、やっぱり無理だったか】
マンマンちゃんの身体が赤黒い炎に包まれていく。
身体から力が抜けて、空を飛んでいられなくなった。
地面に向かって落ちていく。
「がふっ」
地面にぶつかって肺から空気が押しだされる。
ダメージはデカいがなんとか生きている。
まだ種族進化の影響は残っていたようだ。
【おい、生きてるか?】
「おうよ」
【奥の手を使ったんだが意味がなかったな】
「なんだよ契約破棄ってずるいぞ」
【だから奥の手なんだよ。つかアレをやっちまったら悪魔として終わりなんだよ】
「そうなの?」
【悪魔ってのぁ契約至上主義だからな。無理やり破棄させていいわけねえだろうが】
「じゃあオレってどうなんの?」
【正確に言やぁまだ契約の破棄にはなってねえからな、たぶん元に戻るんじゃねえか?】
「たぶんとか言うな! 不安になんだろ!」
”カカカ”とマンマンちゃんが笑う。
【愉しかったぜ、じゃあな!】
マンマンちゃんが灰になって消えた。
地面に寝転がったまま、オレは言った。
「またな、マンマンちゃん」
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