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スキャンダル
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第2話 ——「スキャンダル」
世界は光と影で成り立っている。
光が強くなればなるほど、影は濃くなる。
そして、最も輝かしい舞台の裏には、必ず闇が潜んでいる。
K国ショービジネス界。
華やかな音楽、ドラマ、映画の世界——
だが、その裏には見えない支配者がいた。
カン・ミョンソク。
K国最大の芸能プロダクション「LYNX ENTERTAINMENT」のオーナー。
表向きは、業界を牽引するカリスマ経営者。
才能ある若者を発掘し、世界へと羽ばたかせる"善良な実業家"。
だが、その実態は—— 腐敗の根源。
・ 若い才能を搾取し、奴隷のように働かせる契約。
・ 裏社会と手を組み、反抗する者を潰す謀略。
・ 政界・財界にまで及ぶ影響力を使い、己の帝国を築く支配。
・ そして、闇に消えていった多くの犠牲者——。
彼は何の後ろめたさも感じていなかった。
「世界は俺のような者によって動いている。」
「善人は利用され、弱者は踏みつけられる。それが現実だ。」
だが、その"現実"に、ZEROが介入する。
深夜、LYNX ENTERTAINMENT本社ビル
カン・ミョンソクはオフィスにいた。
大手企業の幹部との会食を終え、気分は悪くなかった。
「ふん、所詮は俺の掌の上だ。」
手元には、次期スター候補たちの契約書。
まだ世間に出る前の彼らは、完全に**"商品"**だった。
売れるかどうかは彼が決める。
潰すかどうかも、彼が決める。
「……さて、明日のスケジュールは?」
秘書に声をかけたその瞬間——
カツン。
小さな音が響いた。
デスクの上に、何かが落ちていた。
黒いカード—— それは、ただの紙切れに見えた。
しかし、そこに刻まれた文字を見た瞬間、彼の表情が凍りつく。
「0」
背筋に冷たいものが走る。
指先が震え、呼吸が乱れる。
「……まさか……いや、ありえん……!」
ZERO。
その名を知る者は少ない。
だが、知ってしまった者は、決して逃れられない。
過去、数々の"権力者"がこのカードを受け取り、消えた。
失踪、自殺、不審死—— どれも偶然に見せかけられ、"闇に葬られた"。
「……ふざけるな。」
カン・ミョンソクは乱暴にカードを握り潰した。
「俺を脅すつもりか? こんなもので!」
だが、その瞬間、室内の明かりが一瞬、揺らいだ。
—— "それ"は、確かにそこにいた。
誰もいないはずの空間。
何も聞こえないはずの静寂。
だが、"存在"だけは確かに感じる。
「……お前の罪を、終わらせる。」
闇の中から響く声。
低く、冷たく、決して逆らえない"死の宣告"。
カン・ミョンソクは息を呑んだ。
彼は知っている。
この警告が意味するものを。
「お前の罪を、終わらせる。」
その言葉が耳を離れない。
カン・ミョンソクはオフィスの椅子に沈み込み、荒い息を吐いていた。
ZERO。
伝説のように語られる存在。
国家も、巨大組織も、絶対的な権力者も——
彼らが標的にした者は、必ず"消える"。
「……バカバカしい……。」
自分がZEROに狙われる? そんなことがあるはずがない。
たかが都市伝説。
影の組織? そんなもの、この世に存在するわけが——
「……クソッ……!」
しかし、指先の震えは止まらなかった。
理屈ではなく、本能が警告していた。
"逃げろ"と。
カン・ミョンソクは、オフィスを飛び出した。
車に飛び乗り、アクセルを踏み込むと直営の高級ホテルにも自宅にも向かわず、秘密のマンションへと車を走らせた。
ここは業界関係者すら知らない"逃げ道"のひとつ。
彼が過去に裏取引をするために確保していた場所だった。
「……大丈夫だ。」
厳重なセキュリティ。
プライベート回線のみで連絡できる少数の側近たち。
何より、ここを知る者はごく限られている。
彼は部屋のソファに深く座り込み、震える指で煙草に火をつけた。
「……俺がやられるわけがない。ZERO? くだらん幻だ。」
そう自分に言い聞かせる。
だが—— その瞬間、スマートフォンが震えた。
[UNKNOWN]
「……?」
非通知の着信。
誰の番号でもない、あり得ない"発信元"。
嫌な予感を覚えながらも、彼は通話ボタンを押した。
『カン・ミョンソク。』
低く、静かな声が鼓膜を震わせる。
「……誰だ?」
『お前の逃げ道は、すべて塞がれた。』
「……ふざけるな……!」
彼は怒鳴る。
だが、その直後—— マンション全体の電気が落ちた。
真っ暗な闇。
沈黙。
「……!」
慌ててスマートフォンの光を灯す。
だが、Wi-Fiも、携帯電波も、全ての回線が途切れていた。
「……ありえん……」
彼の背中に、冷たい汗が流れる。
「——お前の時間は、ここで終わる。」
闇の中で響く声。
近い。
まるで、すぐそばに"それ"がいるかのように。
「……嘘だろ……?」
カン・ミョンソクは、初めて心の底から恐怖を覚えた。
暗闇の中で、カン・ミョンソクの荒い息遣いだけが響く。
電気は落ち、通信も遮断された。
まるで世界から切り離されたかのような静寂——。
「己の罪を悔み、罪なき者に懺悔しろ。」
その声は、まるで背後から囁くように聞こえた。
カン・ミョンソクは反射的に振り向く。
だが、そこには誰もいない。
「……ッ!」
恐怖が背筋を這い上がる。
目の前の何もない闇が、底知れぬ深淵に見えた。
「俺は……消されるのか?」
ZEROに狙われた者は、必ず消える。
死か、あるいは……それ以上の"制裁"。
「ふざけるな……」
カン・ミョンソクは震える手で、デスクの引き出しを開けた。
そこには、黒光りする拳銃が収められていた。
「……お前が誰だろうと、ただでやられるつもりはない。」
冷や汗を拭い、銃を構える。
どこからでもかかってこい——。
だが、その瞬間——
カチャッ。
乾いた小さな音が響いた。
そして、手元が急に"重く"なる。
「……何……?」
引き金が動かない。
見ると、握っていたはずの拳銃が、分解されていた。
バレル、スライド、スプリング—— 全ての部品が、知らぬ間にバラバラにされている。
「嘘だろ……?」
一瞬のうちに、いつ、誰が?
何も感じなかった。
音すらしなかった。
だが、確かに—— "何者か"がここにいる。
「終わりだ、カン・ミョンソク。」
声が近づく。
彼は息を呑み、必死に後ずさる。
このままでは殺される。
「待て! 交渉しよう……!」
カン・ミョンソクは叫んだ。
「金か? 女か? 権力か? 何が欲しい?!」
「ZEROは何も求めない。」
その言葉と同時に彼は床にキスをした…
倒れ込む彼を、誰かの影が見下ろしていた。
その顔は見えない。
だが、そこに確かに"存在"していた。
「——裁きは終わった。」
闇の中で、その声だけが響いた。
——K国ショービジネス界の"フィクサー"、カン・ミョンソク。
その存在は、歴史から抹消された。
そして、ZEROは次の"標的"へと向かう。
「世界はまだ、裁かれ足りない。」
カン・ミョンソク—— 彼の罪、そして彼の正義
カン・ミョンソクは、生まれながらにして勝者ではなかった。
彼は底辺から這い上がってきた男だ。
幼少期、彼の家は貧しかった。
父親は多額の借金を抱え、母親は過労で倒れた。
誰も助けてはくれなかった。
金のない者に、人権などない—— それがこの世界の真理だった。
「力がなければ、何も守れない。」
それが、彼の人生を貫く"正義"となった。
彼は学んだ。
金が全てを決める。
権力があれば、人は思い通りに動く。
そして、何よりも重要なのは——
「使える者は徹底的に使い潰し、不要な者は切り捨てること。」
カン・ミョンソクはその理を忠実に実践した。
芸能界に足を踏み入れ、数え切れないほどの若者を利用した。
夢を持つ者たちに希望を与え、必要な分だけ搾取し、
使い物にならなくなれば、"捨てた"。
「これはビジネスだ。」
「成功するために、誰もがやっていることだ。」
彼はそう信じていた。
いや、信じなければならなかった。
しかし、いつからだろう。
彼の正義が、"狂って"いったのは。
金のためなら、どんな手段も厭わなくなった。
裏社会と手を組み、反抗する者は"消した"。
政治家や財界人を抱き込み、自分を"法の外"に置いた。
「これこそが、真の勝者の生き方だ。」
だが—— その"勝者"に、ZEROは裁きを下した。
彼の正義は、最初から間違っていたのか?
それとも、途中で道を誤ったのか?
答えは、彼が消えた後にしか分からない。
世界は光と影で成り立っている。
光が強くなればなるほど、影は濃くなる。
そして、最も輝かしい舞台の裏には、必ず闇が潜んでいる。
K国ショービジネス界。
華やかな音楽、ドラマ、映画の世界——
だが、その裏には見えない支配者がいた。
カン・ミョンソク。
K国最大の芸能プロダクション「LYNX ENTERTAINMENT」のオーナー。
表向きは、業界を牽引するカリスマ経営者。
才能ある若者を発掘し、世界へと羽ばたかせる"善良な実業家"。
だが、その実態は—— 腐敗の根源。
・ 若い才能を搾取し、奴隷のように働かせる契約。
・ 裏社会と手を組み、反抗する者を潰す謀略。
・ 政界・財界にまで及ぶ影響力を使い、己の帝国を築く支配。
・ そして、闇に消えていった多くの犠牲者——。
彼は何の後ろめたさも感じていなかった。
「世界は俺のような者によって動いている。」
「善人は利用され、弱者は踏みつけられる。それが現実だ。」
だが、その"現実"に、ZEROが介入する。
深夜、LYNX ENTERTAINMENT本社ビル
カン・ミョンソクはオフィスにいた。
大手企業の幹部との会食を終え、気分は悪くなかった。
「ふん、所詮は俺の掌の上だ。」
手元には、次期スター候補たちの契約書。
まだ世間に出る前の彼らは、完全に**"商品"**だった。
売れるかどうかは彼が決める。
潰すかどうかも、彼が決める。
「……さて、明日のスケジュールは?」
秘書に声をかけたその瞬間——
カツン。
小さな音が響いた。
デスクの上に、何かが落ちていた。
黒いカード—— それは、ただの紙切れに見えた。
しかし、そこに刻まれた文字を見た瞬間、彼の表情が凍りつく。
「0」
背筋に冷たいものが走る。
指先が震え、呼吸が乱れる。
「……まさか……いや、ありえん……!」
ZERO。
その名を知る者は少ない。
だが、知ってしまった者は、決して逃れられない。
過去、数々の"権力者"がこのカードを受け取り、消えた。
失踪、自殺、不審死—— どれも偶然に見せかけられ、"闇に葬られた"。
「……ふざけるな。」
カン・ミョンソクは乱暴にカードを握り潰した。
「俺を脅すつもりか? こんなもので!」
だが、その瞬間、室内の明かりが一瞬、揺らいだ。
—— "それ"は、確かにそこにいた。
誰もいないはずの空間。
何も聞こえないはずの静寂。
だが、"存在"だけは確かに感じる。
「……お前の罪を、終わらせる。」
闇の中から響く声。
低く、冷たく、決して逆らえない"死の宣告"。
カン・ミョンソクは息を呑んだ。
彼は知っている。
この警告が意味するものを。
「お前の罪を、終わらせる。」
その言葉が耳を離れない。
カン・ミョンソクはオフィスの椅子に沈み込み、荒い息を吐いていた。
ZERO。
伝説のように語られる存在。
国家も、巨大組織も、絶対的な権力者も——
彼らが標的にした者は、必ず"消える"。
「……バカバカしい……。」
自分がZEROに狙われる? そんなことがあるはずがない。
たかが都市伝説。
影の組織? そんなもの、この世に存在するわけが——
「……クソッ……!」
しかし、指先の震えは止まらなかった。
理屈ではなく、本能が警告していた。
"逃げろ"と。
カン・ミョンソクは、オフィスを飛び出した。
車に飛び乗り、アクセルを踏み込むと直営の高級ホテルにも自宅にも向かわず、秘密のマンションへと車を走らせた。
ここは業界関係者すら知らない"逃げ道"のひとつ。
彼が過去に裏取引をするために確保していた場所だった。
「……大丈夫だ。」
厳重なセキュリティ。
プライベート回線のみで連絡できる少数の側近たち。
何より、ここを知る者はごく限られている。
彼は部屋のソファに深く座り込み、震える指で煙草に火をつけた。
「……俺がやられるわけがない。ZERO? くだらん幻だ。」
そう自分に言い聞かせる。
だが—— その瞬間、スマートフォンが震えた。
[UNKNOWN]
「……?」
非通知の着信。
誰の番号でもない、あり得ない"発信元"。
嫌な予感を覚えながらも、彼は通話ボタンを押した。
『カン・ミョンソク。』
低く、静かな声が鼓膜を震わせる。
「……誰だ?」
『お前の逃げ道は、すべて塞がれた。』
「……ふざけるな……!」
彼は怒鳴る。
だが、その直後—— マンション全体の電気が落ちた。
真っ暗な闇。
沈黙。
「……!」
慌ててスマートフォンの光を灯す。
だが、Wi-Fiも、携帯電波も、全ての回線が途切れていた。
「……ありえん……」
彼の背中に、冷たい汗が流れる。
「——お前の時間は、ここで終わる。」
闇の中で響く声。
近い。
まるで、すぐそばに"それ"がいるかのように。
「……嘘だろ……?」
カン・ミョンソクは、初めて心の底から恐怖を覚えた。
暗闇の中で、カン・ミョンソクの荒い息遣いだけが響く。
電気は落ち、通信も遮断された。
まるで世界から切り離されたかのような静寂——。
「己の罪を悔み、罪なき者に懺悔しろ。」
その声は、まるで背後から囁くように聞こえた。
カン・ミョンソクは反射的に振り向く。
だが、そこには誰もいない。
「……ッ!」
恐怖が背筋を這い上がる。
目の前の何もない闇が、底知れぬ深淵に見えた。
「俺は……消されるのか?」
ZEROに狙われた者は、必ず消える。
死か、あるいは……それ以上の"制裁"。
「ふざけるな……」
カン・ミョンソクは震える手で、デスクの引き出しを開けた。
そこには、黒光りする拳銃が収められていた。
「……お前が誰だろうと、ただでやられるつもりはない。」
冷や汗を拭い、銃を構える。
どこからでもかかってこい——。
だが、その瞬間——
カチャッ。
乾いた小さな音が響いた。
そして、手元が急に"重く"なる。
「……何……?」
引き金が動かない。
見ると、握っていたはずの拳銃が、分解されていた。
バレル、スライド、スプリング—— 全ての部品が、知らぬ間にバラバラにされている。
「嘘だろ……?」
一瞬のうちに、いつ、誰が?
何も感じなかった。
音すらしなかった。
だが、確かに—— "何者か"がここにいる。
「終わりだ、カン・ミョンソク。」
声が近づく。
彼は息を呑み、必死に後ずさる。
このままでは殺される。
「待て! 交渉しよう……!」
カン・ミョンソクは叫んだ。
「金か? 女か? 権力か? 何が欲しい?!」
「ZEROは何も求めない。」
その言葉と同時に彼は床にキスをした…
倒れ込む彼を、誰かの影が見下ろしていた。
その顔は見えない。
だが、そこに確かに"存在"していた。
「——裁きは終わった。」
闇の中で、その声だけが響いた。
——K国ショービジネス界の"フィクサー"、カン・ミョンソク。
その存在は、歴史から抹消された。
そして、ZEROは次の"標的"へと向かう。
「世界はまだ、裁かれ足りない。」
カン・ミョンソク—— 彼の罪、そして彼の正義
カン・ミョンソクは、生まれながらにして勝者ではなかった。
彼は底辺から這い上がってきた男だ。
幼少期、彼の家は貧しかった。
父親は多額の借金を抱え、母親は過労で倒れた。
誰も助けてはくれなかった。
金のない者に、人権などない—— それがこの世界の真理だった。
「力がなければ、何も守れない。」
それが、彼の人生を貫く"正義"となった。
彼は学んだ。
金が全てを決める。
権力があれば、人は思い通りに動く。
そして、何よりも重要なのは——
「使える者は徹底的に使い潰し、不要な者は切り捨てること。」
カン・ミョンソクはその理を忠実に実践した。
芸能界に足を踏み入れ、数え切れないほどの若者を利用した。
夢を持つ者たちに希望を与え、必要な分だけ搾取し、
使い物にならなくなれば、"捨てた"。
「これはビジネスだ。」
「成功するために、誰もがやっていることだ。」
彼はそう信じていた。
いや、信じなければならなかった。
しかし、いつからだろう。
彼の正義が、"狂って"いったのは。
金のためなら、どんな手段も厭わなくなった。
裏社会と手を組み、反抗する者は"消した"。
政治家や財界人を抱き込み、自分を"法の外"に置いた。
「これこそが、真の勝者の生き方だ。」
だが—— その"勝者"に、ZEROは裁きを下した。
彼の正義は、最初から間違っていたのか?
それとも、途中で道を誤ったのか?
答えは、彼が消えた後にしか分からない。
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