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誤った選択?
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王様の前で僕は口を開きお話をした。
あれから何日か過ぎた。
クラスメイト達はこの世界に少しずつだが慣れてきた。
そしてこの世界に慣れてきたクラスメイト達は少し違うが元の世界と同じように
グループを作り
他人と自分との差をつけたり…
元の世界とさほど変わらないことをしていた。変わった事をあげるのならまず1つ目は男子だ
男子達は自分らが勇者という事を良いことにわがままを言い女で遊んでいたりしている。
2つ目は女子か、
女子は……いや、ほとんどの男子とあんま変わらないかな…ただ性別が違うだけでやっていることは変わらない。
最後の3つ目は
「おい出来損ない」
今日もご飯を食べるためにみんなが食堂集まる、それには僕ももちろん含まれる。
「……………」
「おい聞いてんのか!!」
みんなが集まる中、一人の男子が僕に突っかかってくる。
「へっ!そんな態度をするんならこっちも考えがあるぜ?」
そう言いながら1人の男子が僕の腹に思いっきり腹パンを打ってきた。
「っ!?うっ、……うぇぇ…」
殴られたことにより胃が押され胃酸が逆流してくる、それに今は胃に何も入っていないので吐くにも吐けず辛い…
そう…3つ目は虐め(いじめ)だ
虐めは元の世界にもあったから変わらないのでは?っと思ったかな?それは違うよ…変わっているさ……なんたってこの世界にはいじめを裁くルールや規則なんかない…よって虐めは裁かれることは決してない…
「うっわきったねぇな!!」
「ゴホ…!ゴホ…!うぅ…」
そんな事言われても…っと僕は言いたいがそれは出来ない…なぜ出来ないか、そんなの簡単だ、ただの力の差と言うやつだ。
あぁ…なんて…なんて僕は愚かなんだ……
(こんな奴らのために僕は?)
僕を蹴り、嘲笑い、そしてある時にはあの手この手で精神を擦り減らされる…
あぁ…僕はこんな奴らなんかを守ろうと?
今でももがき苦しんでいうずくまる僕を嘲笑いながら見ているクラスメイト達…
なぜ?
そんな事を思いながら…探るように…何がいけなかったのかを見つけるように…
僕はあの日を振り返る……
あの日、それは僕らクラスメイトたちが初めてこの世界に来た日だ…
「貴様!!目の前の方々を誰だとっ!?」
端の方にいた中の一人がそんな事を言いながら怒ってきた。
「良い、勇者方はこことは違うところからきたのであろう?ならわしらの事を知らないのは当たり前。ここは引け」
っと王座などだろうか?っとするとあの人は王様ということになる?その人がそういうと
「しかし!……っ…分かりました。」
そう肥満度が高いだろうおっさんがこちらを睨みながらだが下がった。
下がる時におっさんが口を開く
「王様の器が広くて良かったな、そうでなければ即刻死刑だったぞ」
やはりあの人は王様だったみたいだ
いや、見れば分かるんだけど一応ね?
ってか
え…まじか…話すだけで即死刑とか理不尽にも程があるでしょ……
だが許して貰えたのなら言うしかない
「して、話と言うがどんな事を話すのかな?」
「はい、話と言うのは僕らの安全と自由を保証して欲しいのです。」
「なるほどそういう事か」
「良いでしょうか?」
「許可する。」
「ありがとうございます。」
こうしてお話は上手くいった………
そして僕にとっての悪夢が始まる合図ともなった。
「では、お話も終わったことですし次はここにお集まりの皆様、いよいよ勇者様方のステータス披露です!」
そうお姫様が言う━━━
あれから何日か過ぎた。
クラスメイト達はこの世界に少しずつだが慣れてきた。
そしてこの世界に慣れてきたクラスメイト達は少し違うが元の世界と同じように
グループを作り
他人と自分との差をつけたり…
元の世界とさほど変わらないことをしていた。変わった事をあげるのならまず1つ目は男子だ
男子達は自分らが勇者という事を良いことにわがままを言い女で遊んでいたりしている。
2つ目は女子か、
女子は……いや、ほとんどの男子とあんま変わらないかな…ただ性別が違うだけでやっていることは変わらない。
最後の3つ目は
「おい出来損ない」
今日もご飯を食べるためにみんなが食堂集まる、それには僕ももちろん含まれる。
「……………」
「おい聞いてんのか!!」
みんなが集まる中、一人の男子が僕に突っかかってくる。
「へっ!そんな態度をするんならこっちも考えがあるぜ?」
そう言いながら1人の男子が僕の腹に思いっきり腹パンを打ってきた。
「っ!?うっ、……うぇぇ…」
殴られたことにより胃が押され胃酸が逆流してくる、それに今は胃に何も入っていないので吐くにも吐けず辛い…
そう…3つ目は虐め(いじめ)だ
虐めは元の世界にもあったから変わらないのでは?っと思ったかな?それは違うよ…変わっているさ……なんたってこの世界にはいじめを裁くルールや規則なんかない…よって虐めは裁かれることは決してない…
「うっわきったねぇな!!」
「ゴホ…!ゴホ…!うぅ…」
そんな事言われても…っと僕は言いたいがそれは出来ない…なぜ出来ないか、そんなの簡単だ、ただの力の差と言うやつだ。
あぁ…なんて…なんて僕は愚かなんだ……
(こんな奴らのために僕は?)
僕を蹴り、嘲笑い、そしてある時にはあの手この手で精神を擦り減らされる…
あぁ…僕はこんな奴らなんかを守ろうと?
今でももがき苦しんでいうずくまる僕を嘲笑いながら見ているクラスメイト達…
なぜ?
そんな事を思いながら…探るように…何がいけなかったのかを見つけるように…
僕はあの日を振り返る……
あの日、それは僕らクラスメイトたちが初めてこの世界に来た日だ…
「貴様!!目の前の方々を誰だとっ!?」
端の方にいた中の一人がそんな事を言いながら怒ってきた。
「良い、勇者方はこことは違うところからきたのであろう?ならわしらの事を知らないのは当たり前。ここは引け」
っと王座などだろうか?っとするとあの人は王様ということになる?その人がそういうと
「しかし!……っ…分かりました。」
そう肥満度が高いだろうおっさんがこちらを睨みながらだが下がった。
下がる時におっさんが口を開く
「王様の器が広くて良かったな、そうでなければ即刻死刑だったぞ」
やはりあの人は王様だったみたいだ
いや、見れば分かるんだけど一応ね?
ってか
え…まじか…話すだけで即死刑とか理不尽にも程があるでしょ……
だが許して貰えたのなら言うしかない
「して、話と言うがどんな事を話すのかな?」
「はい、話と言うのは僕らの安全と自由を保証して欲しいのです。」
「なるほどそういう事か」
「良いでしょうか?」
「許可する。」
「ありがとうございます。」
こうしてお話は上手くいった………
そして僕にとっての悪夢が始まる合図ともなった。
「では、お話も終わったことですし次はここにお集まりの皆様、いよいよ勇者様方のステータス披露です!」
そうお姫様が言う━━━
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