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発情期9

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「ふふっ。なんだい?俺の可愛いあおい。」

「っ、っ!!!」

拓人が優しく蕩ける笑みで俺を見つめる。
その顔は、雄そのもので、1週間しまくったのに、俺の身体は反応してしまった。

「ふっ。あおい、顔赤いよ。」

楽しそうに人の反応をみてくる。
そんな拓人に、枕で軽く叩く。

「っ、だれのせいだ!」

「ふふっ、俺の所為かな?」

そう言いながら、抱き締めてくれた。
温かい腕の中にいるだけで、幸せになってくる。
俺達は、身も心も正式につがいになった。
俺のせいで、少し遠回りになってしまった感があるけれど、拓人は、ずっと一途に思ってくれた相手。
俺は、そんな人に出会えた。それはなんて幸運なのだろう。
オメガに生まれても、必ず運命の相手に出会う訳ではないのだから。
だから、素直になる事がこれからの俺の目標だ。






ひとまず完









そういえば、オメガバースの醍醐味(俺の中では)うなじを噛む攻めを忘れてました。。。
次からは、最中のうなじを噛むシーンからになります。





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