現実世界の元勇者

瀬方

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俺達3年A組が、異世界へ召喚されたのは、夏休みの1日前の5時間目終了後、後1時間で下校という時だった。
神界のような所ヘ召喚され、宝珠を渡された。そして、王の前に現れた。
テンプレ通りの魔王討伐依頼を断わることが、なぜか出来なかった。
宝珠は、一人一人のアイテムとなり、2か月ほどの訓練の後、魔王討伐ヘ向かった。
その道のりは困難を極めた。
一人の女子生徒が魔物に殺されると、これまで誰も死ななかったのが嘘の様に一人、また一人と殺された。
魔王の拠点に着いた時点で3分の2が殺されており、十人しか残っていなかった。
魔王のもとに着くまでで五人
魔王一人には四人殺され、魔王討伐後生きていたのはたった一人、俺だけだった。
王城に戻ると、熱烈な歓迎を受けた。
俺は討伐で得た財産を、一部王に渡してクラスメイトの慰霊碑を作って貰った。
アイテム『複写図鑑』と十数個の財宝を持って、俺は元の世界へと送られた。
現れた所は、以前とは似つかない学校の残骸だった。
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