Dream

私の頭は叩けば天才になりますか

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興味

私なら2

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時刻は8時5分。そろそろ学校に行く人たちはついている頃だろう。
伊織は大丈夫だろうか。こんな台風の中1人で行かせて大丈夫だったのか。




「お母さん。伊織大丈夫かな…」




母に言うと




「そうねぇ。やっぱり一人で行かせるべきじゃなかったかしら…」




 信じたくないものが頭の中をよぎった。




「……ねぇお母さん。伊織前なんかの大量出血で運ばれたことなかったっ
け…?」



私は声が震えていた。



「え?そんなんないわよ。伊織は救急車に運ばれたことも大量出血したこともありません。」



じゃあこのデジャヴのようなものはなんだ。相当な全身の焦りを言葉にするしか方法がなかった。でも何かが恐ろしくて声が詰まった。




「…………………竜巻が…来たことは…?」




「…竜巻がこの街に来たことは何回ある!?」





もう声が乾いた雑巾を絞っているようになっていた。





「何言ってるのよ。一回もないわ。今回が初めてよ。」




前と同じだ。この感覚。前は楓がボールに当たって怪我をする夢を見て、本当にボールが飛んできたんだ。あの時はたまたまだろうと思っていた。流していた。あの時はすぐ思い出せた。助けられた。




「今回は…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「伊織が竜巻に巻き込まれて大量出血で病院に運ばれた。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






「っ…!!!!!!」



バタンッ




「ちょ、小春どこいくの!?」




このままだと伊織が!!



上着もはおらず裸足のまま飛び出してきてしまった。こんな私を伊織は笑うだろうか。伊織に会いたい。伊織を助けたい。


「伊織っ……!ハアッハアッ伊織……」



遠くに小さな商店の屋根で雨宿りをしている中学生がいた。




伊織だ。





「伊織!!!!!」




あんなすぐ壊れそうな商店で雨宿りしていても意味が無い。もうすぐ竜巻がくるのに。





「伊織!!!」



伊織はやっと私に気がついてくれた。


「あっ!ハル~!!!台風すごいね~…?」




「きゃぁぁ!!!!!」





伊織の出血原因は巻き込まれたわけじゃなかった。



風で壊れた雨宿りしていた小さい商店の下敷きになったのだ。







私は伊織が下敷きになるのを見ている事しか出来なかった。体が固まった。助けられなかった。










私なら助けられたはずなのに。




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