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β-採掘艦隊同行編
049-アストレイ艦隊同行1
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翌日。
俺たちは、依頼を受けて別の採掘艦隊に参加していた。
規模の大きい艦隊で、他に中型輸送艦二隻が参加している。
『Astery:今日はよろしく頼む』
『Lex:かならず一隻は場に残るようにして、輸送を行ってくれ。引き渡しは即時で頼む』
割と軽いノリだった前の艦隊とは違い、こちらはフォーマルな雰囲気の強い艦隊であり、ローカル通信での会話はもってのほか。
それに、こちらも喋っている暇はない。
とにかくペースが速いのだ。
作業用ドローンが宙域を飛び交っており、衝突しないように命令しながら鉱石を回収、カーゴスペースに詰めていく。
「リリーさん、よかったらこれ....」
「ありがと!」
俺はアルからお茶を受け取る。
俺が忙しそうにしているのを見て、階下で作って持ってきてくれたらしい。
飲み干して、気付く。
「あっ、グラサム茶か」
「うん、この間買ってたよね」
「好きなんだ、ありがと」
そんな事を言っていたら、聞きなれない、しかし最近はよく聞くアラームが鳴った。
そちらを見れば、カーゴスペースがあと少しで満杯との事だ。
俺は艦隊用のチャットに「あと少しで満杯の為、なり次第ステーションへ向かう」と入力し、返答を待つ。
『Astrey:オリオンはもう出発して問題ない、輸送艦ラハンが現在半分の容量を埋めたところだ、帰ってくる頃に出発できるようになっていれば問題はない』
「了解、っと」
俺は作業用ドローンを収容し、即座にワープコマンドを打ち込む。
航法コンピュータが命令に沿って、オリオンを回頭させる。
燃料が心配だが、今回は使用しない燃料カーゴに燃料を入れてある。
『ワープ開始。ワープ終了まで残り二十分』
今回の輸送先はステーションではなく、個人所有の採掘基地である。
変な場所に係留されているため、時間がかかるが仕方ない部分もあると納得しよう。
報酬は悪い事を言うが、前回の艦隊と違って高額かつ前払いであるわけで、仕事に文句は言えないのが悲しい所だな。
「美味しい.....淹れ方がうまいのか?」
アルは階下に戻っている。
いつも通り、私室で勉強してるんだろう。
あの日の翌日に、アルは急にやる気を見せ始めたからな。
それでも時折ブリッジにやって来ては、話しかけたり何か持ってきたりする。
何がしたいのかは分からないが、悪い兆候ではないと思いたい。
「今日の昼めし、何にするか.....」
レパートリーを増やそうと、最近は作った事のない料理の再現を何とか頑張っている。
ハンバーグもその一環だが、今日は時間が無いので手っ取り早く作れるものでないと用意できないな。
「冷食でもいいか.....」
悩んでいるうちに、ワープが終わりそうだ。
俺はカーゴスペースの操作タブを開き、ワープ開けに備えた。
俺たちは、依頼を受けて別の採掘艦隊に参加していた。
規模の大きい艦隊で、他に中型輸送艦二隻が参加している。
『Astery:今日はよろしく頼む』
『Lex:かならず一隻は場に残るようにして、輸送を行ってくれ。引き渡しは即時で頼む』
割と軽いノリだった前の艦隊とは違い、こちらはフォーマルな雰囲気の強い艦隊であり、ローカル通信での会話はもってのほか。
それに、こちらも喋っている暇はない。
とにかくペースが速いのだ。
作業用ドローンが宙域を飛び交っており、衝突しないように命令しながら鉱石を回収、カーゴスペースに詰めていく。
「リリーさん、よかったらこれ....」
「ありがと!」
俺はアルからお茶を受け取る。
俺が忙しそうにしているのを見て、階下で作って持ってきてくれたらしい。
飲み干して、気付く。
「あっ、グラサム茶か」
「うん、この間買ってたよね」
「好きなんだ、ありがと」
そんな事を言っていたら、聞きなれない、しかし最近はよく聞くアラームが鳴った。
そちらを見れば、カーゴスペースがあと少しで満杯との事だ。
俺は艦隊用のチャットに「あと少しで満杯の為、なり次第ステーションへ向かう」と入力し、返答を待つ。
『Astrey:オリオンはもう出発して問題ない、輸送艦ラハンが現在半分の容量を埋めたところだ、帰ってくる頃に出発できるようになっていれば問題はない』
「了解、っと」
俺は作業用ドローンを収容し、即座にワープコマンドを打ち込む。
航法コンピュータが命令に沿って、オリオンを回頭させる。
燃料が心配だが、今回は使用しない燃料カーゴに燃料を入れてある。
『ワープ開始。ワープ終了まで残り二十分』
今回の輸送先はステーションではなく、個人所有の採掘基地である。
変な場所に係留されているため、時間がかかるが仕方ない部分もあると納得しよう。
報酬は悪い事を言うが、前回の艦隊と違って高額かつ前払いであるわけで、仕事に文句は言えないのが悲しい所だな。
「美味しい.....淹れ方がうまいのか?」
アルは階下に戻っている。
いつも通り、私室で勉強してるんだろう。
あの日の翌日に、アルは急にやる気を見せ始めたからな。
それでも時折ブリッジにやって来ては、話しかけたり何か持ってきたりする。
何がしたいのかは分からないが、悪い兆候ではないと思いたい。
「今日の昼めし、何にするか.....」
レパートリーを増やそうと、最近は作った事のない料理の再現を何とか頑張っている。
ハンバーグもその一環だが、今日は時間が無いので手っ取り早く作れるものでないと用意できないな。
「冷食でもいいか.....」
悩んでいるうちに、ワープが終わりそうだ。
俺はカーゴスペースの操作タブを開き、ワープ開けに備えた。
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