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第一話
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今でも私はあなたの所へ来たことを後悔なんてしない。
あれは今から二年前の事、私はとても田舎に住んでいた頃の話。
あの時はそれなりに楽しくて、人生このままでいいとまで思っていた。
そんな私の価値観を百八十度変えた人がいた。
その人は土屋 康太という人で、都会からこんな田舎に遊びに来たと言っていた。
そんな彼と出会ったのは、彼が道に迷っていた時だった。
「あの……すみません、ここの施設に行きたいんですけど……道が分からなくて……」
康太はそう言い私の方へと近づいて来たのだ。
その地図を見ると、ちょうど私が行く方向と一緒だったのもあり、一緒に向かう事となった。
「すみませんね……全く場所が分からなくて……事前に調べたら良かったんだけど、有名な所ってかいてあったから……行けば分かるかなと……」
康太は申し訳なさそうにそう言った。
「大丈夫ですよ、私もちょうど同じ方向に行くところでしたので。」
目的地までたいした話もせずに少し気まずいと思いつつ私は目的地まで足早に車を走らせた。
目的地まで着くと相手が気を使ってか、
「ありがとうございました、助かりました、あ……もし良かったらお礼に今夜夕飯でも一緒にどうですか?あ……名前もまだ言ってませんでしたね。オレは土屋 康太です。」
そう言われると、私もつられて自己紹介をした。
「中島 花梨です。」
結局その日の夜一緒に夕飯を食べることとなった。
夜になり、待ち合わせの場所に行くと先に彼が着いていた。
「すみません私少しおくれましたか?」
「全然!オレが楽しみで早く着きすぎただけだよ。それよりおすすめの料理屋さん考えてきてくれました?」
実は夕飯を一緒に食べると決まった時に康太は、どうせ食べるならこの辺の美味しいものが食べたいと私にリクエストしていたのだ。
「一応この辺のご当地グルメ的なのが食べられるお店をピックアップして来ましたよ。」
そう私が言うと、颯太は目をキラキラさせていた。
早速その店へと向かいその日は遅くまでお酒と料理を楽しんだ。
あれは今から二年前の事、私はとても田舎に住んでいた頃の話。
あの時はそれなりに楽しくて、人生このままでいいとまで思っていた。
そんな私の価値観を百八十度変えた人がいた。
その人は土屋 康太という人で、都会からこんな田舎に遊びに来たと言っていた。
そんな彼と出会ったのは、彼が道に迷っていた時だった。
「あの……すみません、ここの施設に行きたいんですけど……道が分からなくて……」
康太はそう言い私の方へと近づいて来たのだ。
その地図を見ると、ちょうど私が行く方向と一緒だったのもあり、一緒に向かう事となった。
「すみませんね……全く場所が分からなくて……事前に調べたら良かったんだけど、有名な所ってかいてあったから……行けば分かるかなと……」
康太は申し訳なさそうにそう言った。
「大丈夫ですよ、私もちょうど同じ方向に行くところでしたので。」
目的地までたいした話もせずに少し気まずいと思いつつ私は目的地まで足早に車を走らせた。
目的地まで着くと相手が気を使ってか、
「ありがとうございました、助かりました、あ……もし良かったらお礼に今夜夕飯でも一緒にどうですか?あ……名前もまだ言ってませんでしたね。オレは土屋 康太です。」
そう言われると、私もつられて自己紹介をした。
「中島 花梨です。」
結局その日の夜一緒に夕飯を食べることとなった。
夜になり、待ち合わせの場所に行くと先に彼が着いていた。
「すみません私少しおくれましたか?」
「全然!オレが楽しみで早く着きすぎただけだよ。それよりおすすめの料理屋さん考えてきてくれました?」
実は夕飯を一緒に食べると決まった時に康太は、どうせ食べるならこの辺の美味しいものが食べたいと私にリクエストしていたのだ。
「一応この辺のご当地グルメ的なのが食べられるお店をピックアップして来ましたよ。」
そう私が言うと、颯太は目をキラキラさせていた。
早速その店へと向かいその日は遅くまでお酒と料理を楽しんだ。
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