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進行役は 俊のようだ。
「孝太。写真は撮れた?」
孝太は返事をする代わりに、テーブルの端にあるボタンを押す。
キュイーンと、窓は暗幕で閉ざされ、壁際にスクリーンが降りてくる。
孝太がパソコンをとりだし操作すると、
先ほど池の周りに集まっていた人々の姿が、写し出される。いつの間に撮影していたんだろう。呼び戻しにきた保育士たちの姿も最後にすれ違ったおばあさんの姿もある。もちろん、私も。。。
何十枚か人の映像が続いた後にフェンス近くにあった足跡の写真も数枚あった。
あれ、孝太は池の近くには近寄ってないはずだが。。。
私の疑問に孝太はちらりとスクリーンの方を見ることで答えた。ん、だれかの頭?しかも、つむじが二つある!私と、おなじじゃないか。。って、これ、私?
思わず上を見上げると、そこにはドローンが。ああ、なるほどね。
「孝太は、足跡の大きさと種類、人数を調べておいて。んじゃ、次、ケイト。集まった人たちの話し声、全部教えて。」
なかなか、バカにできない情報収集じゃないか。
「孝太。写真は撮れた?」
孝太は返事をする代わりに、テーブルの端にあるボタンを押す。
キュイーンと、窓は暗幕で閉ざされ、壁際にスクリーンが降りてくる。
孝太がパソコンをとりだし操作すると、
先ほど池の周りに集まっていた人々の姿が、写し出される。いつの間に撮影していたんだろう。呼び戻しにきた保育士たちの姿も最後にすれ違ったおばあさんの姿もある。もちろん、私も。。。
何十枚か人の映像が続いた後にフェンス近くにあった足跡の写真も数枚あった。
あれ、孝太は池の近くには近寄ってないはずだが。。。
私の疑問に孝太はちらりとスクリーンの方を見ることで答えた。ん、だれかの頭?しかも、つむじが二つある!私と、おなじじゃないか。。って、これ、私?
思わず上を見上げると、そこにはドローンが。ああ、なるほどね。
「孝太は、足跡の大きさと種類、人数を調べておいて。んじゃ、次、ケイト。集まった人たちの話し声、全部教えて。」
なかなか、バカにできない情報収集じゃないか。
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