1 / 3
親が変わった子供
しおりを挟む
僕は、幸せです。
本当の僕のお父さんは、お母さんが「どこかへ行ってしまった」と言っていたので知りません。でも、お母さんは、新しいお父さんをいつも連れてきてくれます。
新しいお父さんは、お母さんの前では、決まってこう言います「はじめまして、○○君、君のお父さんになった△△△です。よろしくね。」と。
たまに?かな。お父さんは殴ってくるときがあるけど、お母さんはご飯をいつも出してくれるし、服もくれるから、嬉しいよ。
でもね、気づいちゃった。小学校に通っていて、国語の作文で家族について話すとき、みんなの反応を見て、僕の家はおかしいんだって。
お使いに行ったとき、いつものご飯がお惣菜売り場で最後まで残っていたものだったり、服も数百円のものが僕と全く同じだったこと。
すこしたって、お母さんはご飯を買ってきてくれなくなくなりました。服も、一番最後にもらったのは8?12?ヶ月くらい前です。変わっていくお父さんやお母さんは一週間と3日、家に帰ってきていません。
僕はほんの少しも愛されてくれなくなりました。
僕は悲しいです。
本当に愛してくれる、血のつながった僕の両親はどこ?
そんな僕の将来の夢は、愛される人になることです。
でもね、成長していく僕は愛される人にはなれないと思う。
だから、
ジサツシテ、ライセニキタイシテ、ボクはシヌノデス。
本当の僕のお父さんは、お母さんが「どこかへ行ってしまった」と言っていたので知りません。でも、お母さんは、新しいお父さんをいつも連れてきてくれます。
新しいお父さんは、お母さんの前では、決まってこう言います「はじめまして、○○君、君のお父さんになった△△△です。よろしくね。」と。
たまに?かな。お父さんは殴ってくるときがあるけど、お母さんはご飯をいつも出してくれるし、服もくれるから、嬉しいよ。
でもね、気づいちゃった。小学校に通っていて、国語の作文で家族について話すとき、みんなの反応を見て、僕の家はおかしいんだって。
お使いに行ったとき、いつものご飯がお惣菜売り場で最後まで残っていたものだったり、服も数百円のものが僕と全く同じだったこと。
すこしたって、お母さんはご飯を買ってきてくれなくなくなりました。服も、一番最後にもらったのは8?12?ヶ月くらい前です。変わっていくお父さんやお母さんは一週間と3日、家に帰ってきていません。
僕はほんの少しも愛されてくれなくなりました。
僕は悲しいです。
本当に愛してくれる、血のつながった僕の両親はどこ?
そんな僕の将来の夢は、愛される人になることです。
でもね、成長していく僕は愛される人にはなれないと思う。
だから、
ジサツシテ、ライセニキタイシテ、ボクはシヌノデス。
0
あなたにおすすめの小説
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
婚約者の幼馴染?それが何か?
仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った
愛人契約は双方にメリットを
しがついつか
恋愛
親の勝手により愛する者と引き裂かれ、政略結婚を強いられる者達。
不本意なことに婚約者となった男には結婚を約束した恋人がいた。
そんな彼にロラは提案した。
「私を書類上の妻として迎え入れ、彼女を愛人になさるおつもりはございませんか?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる