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第7話 初めての臨時収入
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「おい、オッサン!」
ゴツッ! 言った瞬間、髭もじゃのオッサン(スサノヲ)に頭をグーで殴られた・・・。
『誰がオッサンだ、誰が!?』
「お前に決まっているだろうが!?」
『我輩の事は知勇に秀でた美青年と言うが良かろう』
「はっ!オツムの中身がガスしか詰まってない様な髭ヅラでむさ苦しい只のオッサンじゃねえか!?」
ゴツッゴツッ!! 今度は2発も殴りやがった!?
「何回頭を殴れば気が済むって言うんだこの駄神!あの森に残されてた消し炭を見て何て言われるか分かったものじゃない!?最初、見た時思わず胃の中の物を戻しそうになったぞ!!」
今、俺とオッサンはドードの町に戻る途中だ。昨日、脳筋のオッサンがこの町を襲う為に森に潜んでいたであろう野盗達を森ごと焼き尽くしてしまった所為で、残党の有無や野盗のアジトが近くに在るのか全く分からない状態になってしまった。少しでもお詫びをしようと思い、森の探索を俺は買って出た。町の住人達は野盗どころか国の軍隊でも攻め落とせそうも無い城砦と化してくれた恩人に更に探索までさせる訳にはいかないと懇願してきたが俺自身が納得出来なかったので、張本人であるオッサンも引き連れ森に行ってきたのである。
しかし、野盗達の変わり果てた姿を見た時は先程も言った通り思わず吐きそうになった。真っ黒な人の形をした炭となっていたからだ。性別や年齢なども分かり様が無いし、森を焼いた時の炎の勢いの激しさが伝わってきそうになったがやはり空気を読む事を知らないオッサンは
『護に力を見せ付けろと言われたから、こう・・・なんだ身体が激しく燃える様な高揚感に包まれて森の中に入ったら本当に身体の周りで炎が具現化していたらしく気が付いたら野盗ごと森が焼けてしまった訳だ。ハハハハハ・・・!!』
「やる気出しすぎだ!!神からガチの勝負挑まれて勝てる奴なんてまず居ないだろうが!?」
『ガチでは無いぞ、全力の1万分の1にも満たない程度だ。本気を出すのは同じ神レベルでないと力を相殺出来ずに周囲に被害を出してしまうからな』
「被害ってどれ位になるんだ、ちなみに?」
『うむ、山梨県程度の大きさのクレーターが出来るかもしれん』
「そこまでいくと自然災害も通り越して完全に神災だ、よっぽどの事が無い限り本気を出そうとするなよ」
『仕方ないな、そうするとしよう。ところで護、聞きたい事が有るのだが?』
「なんだ、とりあえず聞いてから考えよう」
『次の戦場は、明日連れて行って貰えるのか?』
そうして、冒頭のオッサンに繋がっていた訳である。単細胞で無類の戦好きな髭もじゃのオッサンが戦神とまで言われたスサノヲの正体だなんて知りたくも無かった・・・。
「結局、何も分からなかったな。1人位は生かして情報を聞き出す様に今後はしろよ!でないと、町の住人が報復とかされかねないから」
『しかし、あの町はもう攻め落とす事は出来ないだろ。どうして、そんな心配をしているのだ?』
「町は攻める事が出来ないかもしれない、けれど町の外はどうだ?町の中だけで自給自足出来る訳じゃない、水や食料を手に入れる為に町の外に絶対に出ないといけないんだ。そこを復讐心の塊の残党に襲われたら間違いなく殺されてしまうだろ?」
『貴様らしいといえば、貴様らしいのか。普通は後の事まで心配する奴など居ないのだがな。ならば、野盗から直接話を聞いてみるのはどうだ?』
「はい!?」
『おい、天照。あいつを呼んできてやれ、多分この小僧の役に立つぞ』
(小僧では有りません!護さんです、これから呼ぶのは・・・まあちょっと変わり者ですが大目に見てやってくださいね。霊魂の神よ来たれ!!)
天照の呼びかけに応える様に1人の姿が徐々に浮かび上がってきた。しかし、半透明のはっきりとした姿になる頃には俺は変わり者と言っていた意味を多少なりとも理解出来た気がした。口にあまり出したくないのだが、女装したスサノヲのオッサンを想像してほしい・・・。
『あ~ら天照ちゃん久しぶり!スサノヲちゃんもご無沙汰ね~!この子が護ちゃんね♪初めまして私が霊魂の神よ、男女の分け隔てなく死んだ魂や霊を導いていたら何時の間にかごちゃ混ぜになっちゃった、エヘッ♪』
とりあえず、用件だけ済ませてさっさと消えてもらうのが精神衛生上正解だろう。早速、俺は質問する事にした。
「霊魂の神、この隣に居るKYなオッサンが町を襲おうとしていたかもしれない野盗達を森ごと焼き殺してしまったんだが、残党が居るのか居たとして近くにアジトが有るのか知っておきたい。野盗の霊を呼んで貰う事は可能なのか?」
『いい加減、オッサンと呼ぶのは止めよ!優しいお兄さんと呼べ!!』
「誰が優しいお兄さんだ!?バトルジャンキーの分際で!」
『あら!あの子達の霊に興味が有るの!?こちらの世界に来て初めて触れた霊魂だったから、可愛いさのあまり今までずっと離さずにいてしまったわ。ちょっと呼んでくるから少し待ってね♪』
霊魂の神は胸元に手を伸ばすと、そこから野盗達の霊を取り出してみせた。もうやだ!この人(神)達。
『ねえ、君達。この子が君達の仲間が残党として生き残って居るのか、そして生き残っていたとしてアジトはドコに在るのか知りたいそうなんだけど~教えてもらえないかな?教えてあげたら、解放して差し上げるわよ♪』
霊魂の神が言うが早いか、野盗の霊達は俺にすがって来た!
〔何でも話しますからお願いします、助けてください!!こんなオカマみたいなのにずっと寄り添われてもう限界なんです、助けると思って早く答えさせて下さい!?〕
なんか、こいつらが物凄く可哀相に思えてきた。スサノヲに殺されたと思ったら霊魂の神に寄り添われるってどんな拷問だよ!?
「じゃあ、聞くよ。お前達の仲間で生き残っているのは居る?もし、生き残っているのならアジトの場所も教えて貰えるなら物凄く有り難いんだけど・・・」
〔いえ、あっしら全員が丸焦げにされました。町を深夜にでも襲うつもりでいたんですがね、猟師に見つかっていたとわ・・・。オマケにあなたみたいのが町に立ち寄るとは運が悪すぎました。アジトも最近付近に移動してきたばかりで樹の洞にお宝を隠していたんですが燃えてしまったから何も残っていませんぜ〕
「そうか、何か悪かったね。こう言うのもアレだけど、来世では真面目に生きるんだよ」
〔そうしやす、あんた達みたいのに何度も会いたくないですから。最期に霊魂の神とやらから救って頂き本当に有難う御座いました〕
嬉しそうな表情をしながら、野盗達の霊は消えていった。けれど、霊魂の神の方は物凄く残念そうな顔で
『あの子達凄く可愛かったのに・・・いずれまた会う事も有るだろうからその時はぎゅっと抱きしめてあげちゃうから!!』
絶対に止めておけ、霊魂の神。
「まあ、これで町が残党に襲われる心配も無い事が分かったし助かったよ霊魂の神。じゃあ、用件も終わったから消えて大丈夫だよ」
『護ちゃん、またいつでも呼んでいいからね。バ~イ♪』
ようやく霊魂の神が消えてくれたので、安堵のあまり溜息を漏らす。
(護さん、心境お察しします。今日は出来るだけ早くお休みください)
「ああ、そうさせてもらう。その前に町の人にこの事は先に伝えておこう」
急ぎドードの町に戻ると、町の住人達に野盗達は全員死んでいた事・アジトとお宝も森と一緒に燃えてしまった事を伝えた。後は、再度要塞の神を呼び出して町の警護をしている方達に砦の構造や設置してある物の使い方を有る程度教えてもらった。そうしている内に日も暮れようとしていたので宿を借りようと頼んでみたら、無料で泊まらせてくれた。そして翌朝、宿に泊まらせてくれた事にお礼を言ってから町を出ようとした際に町の町長が出てきて
「この度は町を野盗から守って頂いたばかりか、町の防御まで強化してくれました。これは町の住人全員の気持ちです、どうぞお受け取りください」
っと何かが入った皮袋を3つ差し出してきた。受け取ってみるとずっしりと重い。中を見ると金貨が一杯入っていた。
「こ、こんなに戴けませんよ!お返しします」
返そうとするが、町長はやんわりと断り住人達からも受け取って欲しいと声があがった。
「本来、あなた様がしてくれた事はこれだけでは全然足りません。この町の住人の出せる限りのお礼の気持ちですから断らないで受け取ってあげて下さい」
そこまで言われて断るのも相手に失礼になってしまうから、俺は受け取る事にした。
「分かりました、大事に使わせて頂きます。また立ち寄る事も有るかもしれないので、その時まで皆さんもお元気で!」
町を出て振り返ると、住人全員が城壁の上に登って手を振り続けていた。こちらも町の姿が見えなくなるまで手を振ると再びレミアが向かおうとしていた教会に向かう旅を再開する。道中で貰った金貨を試しに見てみると、金額らしき物が書かれていた。
【拾萬園】
通貨の単位を覚える必要が無い様に思えたのは俺だけじゃないだろう・・・。
ゴツッ! 言った瞬間、髭もじゃのオッサン(スサノヲ)に頭をグーで殴られた・・・。
『誰がオッサンだ、誰が!?』
「お前に決まっているだろうが!?」
『我輩の事は知勇に秀でた美青年と言うが良かろう』
「はっ!オツムの中身がガスしか詰まってない様な髭ヅラでむさ苦しい只のオッサンじゃねえか!?」
ゴツッゴツッ!! 今度は2発も殴りやがった!?
「何回頭を殴れば気が済むって言うんだこの駄神!あの森に残されてた消し炭を見て何て言われるか分かったものじゃない!?最初、見た時思わず胃の中の物を戻しそうになったぞ!!」
今、俺とオッサンはドードの町に戻る途中だ。昨日、脳筋のオッサンがこの町を襲う為に森に潜んでいたであろう野盗達を森ごと焼き尽くしてしまった所為で、残党の有無や野盗のアジトが近くに在るのか全く分からない状態になってしまった。少しでもお詫びをしようと思い、森の探索を俺は買って出た。町の住人達は野盗どころか国の軍隊でも攻め落とせそうも無い城砦と化してくれた恩人に更に探索までさせる訳にはいかないと懇願してきたが俺自身が納得出来なかったので、張本人であるオッサンも引き連れ森に行ってきたのである。
しかし、野盗達の変わり果てた姿を見た時は先程も言った通り思わず吐きそうになった。真っ黒な人の形をした炭となっていたからだ。性別や年齢なども分かり様が無いし、森を焼いた時の炎の勢いの激しさが伝わってきそうになったがやはり空気を読む事を知らないオッサンは
『護に力を見せ付けろと言われたから、こう・・・なんだ身体が激しく燃える様な高揚感に包まれて森の中に入ったら本当に身体の周りで炎が具現化していたらしく気が付いたら野盗ごと森が焼けてしまった訳だ。ハハハハハ・・・!!』
「やる気出しすぎだ!!神からガチの勝負挑まれて勝てる奴なんてまず居ないだろうが!?」
『ガチでは無いぞ、全力の1万分の1にも満たない程度だ。本気を出すのは同じ神レベルでないと力を相殺出来ずに周囲に被害を出してしまうからな』
「被害ってどれ位になるんだ、ちなみに?」
『うむ、山梨県程度の大きさのクレーターが出来るかもしれん』
「そこまでいくと自然災害も通り越して完全に神災だ、よっぽどの事が無い限り本気を出そうとするなよ」
『仕方ないな、そうするとしよう。ところで護、聞きたい事が有るのだが?』
「なんだ、とりあえず聞いてから考えよう」
『次の戦場は、明日連れて行って貰えるのか?』
そうして、冒頭のオッサンに繋がっていた訳である。単細胞で無類の戦好きな髭もじゃのオッサンが戦神とまで言われたスサノヲの正体だなんて知りたくも無かった・・・。
「結局、何も分からなかったな。1人位は生かして情報を聞き出す様に今後はしろよ!でないと、町の住人が報復とかされかねないから」
『しかし、あの町はもう攻め落とす事は出来ないだろ。どうして、そんな心配をしているのだ?』
「町は攻める事が出来ないかもしれない、けれど町の外はどうだ?町の中だけで自給自足出来る訳じゃない、水や食料を手に入れる為に町の外に絶対に出ないといけないんだ。そこを復讐心の塊の残党に襲われたら間違いなく殺されてしまうだろ?」
『貴様らしいといえば、貴様らしいのか。普通は後の事まで心配する奴など居ないのだがな。ならば、野盗から直接話を聞いてみるのはどうだ?』
「はい!?」
『おい、天照。あいつを呼んできてやれ、多分この小僧の役に立つぞ』
(小僧では有りません!護さんです、これから呼ぶのは・・・まあちょっと変わり者ですが大目に見てやってくださいね。霊魂の神よ来たれ!!)
天照の呼びかけに応える様に1人の姿が徐々に浮かび上がってきた。しかし、半透明のはっきりとした姿になる頃には俺は変わり者と言っていた意味を多少なりとも理解出来た気がした。口にあまり出したくないのだが、女装したスサノヲのオッサンを想像してほしい・・・。
『あ~ら天照ちゃん久しぶり!スサノヲちゃんもご無沙汰ね~!この子が護ちゃんね♪初めまして私が霊魂の神よ、男女の分け隔てなく死んだ魂や霊を導いていたら何時の間にかごちゃ混ぜになっちゃった、エヘッ♪』
とりあえず、用件だけ済ませてさっさと消えてもらうのが精神衛生上正解だろう。早速、俺は質問する事にした。
「霊魂の神、この隣に居るKYなオッサンが町を襲おうとしていたかもしれない野盗達を森ごと焼き殺してしまったんだが、残党が居るのか居たとして近くにアジトが有るのか知っておきたい。野盗の霊を呼んで貰う事は可能なのか?」
『いい加減、オッサンと呼ぶのは止めよ!優しいお兄さんと呼べ!!』
「誰が優しいお兄さんだ!?バトルジャンキーの分際で!」
『あら!あの子達の霊に興味が有るの!?こちらの世界に来て初めて触れた霊魂だったから、可愛いさのあまり今までずっと離さずにいてしまったわ。ちょっと呼んでくるから少し待ってね♪』
霊魂の神は胸元に手を伸ばすと、そこから野盗達の霊を取り出してみせた。もうやだ!この人(神)達。
『ねえ、君達。この子が君達の仲間が残党として生き残って居るのか、そして生き残っていたとしてアジトはドコに在るのか知りたいそうなんだけど~教えてもらえないかな?教えてあげたら、解放して差し上げるわよ♪』
霊魂の神が言うが早いか、野盗の霊達は俺にすがって来た!
〔何でも話しますからお願いします、助けてください!!こんなオカマみたいなのにずっと寄り添われてもう限界なんです、助けると思って早く答えさせて下さい!?〕
なんか、こいつらが物凄く可哀相に思えてきた。スサノヲに殺されたと思ったら霊魂の神に寄り添われるってどんな拷問だよ!?
「じゃあ、聞くよ。お前達の仲間で生き残っているのは居る?もし、生き残っているのならアジトの場所も教えて貰えるなら物凄く有り難いんだけど・・・」
〔いえ、あっしら全員が丸焦げにされました。町を深夜にでも襲うつもりでいたんですがね、猟師に見つかっていたとわ・・・。オマケにあなたみたいのが町に立ち寄るとは運が悪すぎました。アジトも最近付近に移動してきたばかりで樹の洞にお宝を隠していたんですが燃えてしまったから何も残っていませんぜ〕
「そうか、何か悪かったね。こう言うのもアレだけど、来世では真面目に生きるんだよ」
〔そうしやす、あんた達みたいのに何度も会いたくないですから。最期に霊魂の神とやらから救って頂き本当に有難う御座いました〕
嬉しそうな表情をしながら、野盗達の霊は消えていった。けれど、霊魂の神の方は物凄く残念そうな顔で
『あの子達凄く可愛かったのに・・・いずれまた会う事も有るだろうからその時はぎゅっと抱きしめてあげちゃうから!!』
絶対に止めておけ、霊魂の神。
「まあ、これで町が残党に襲われる心配も無い事が分かったし助かったよ霊魂の神。じゃあ、用件も終わったから消えて大丈夫だよ」
『護ちゃん、またいつでも呼んでいいからね。バ~イ♪』
ようやく霊魂の神が消えてくれたので、安堵のあまり溜息を漏らす。
(護さん、心境お察しします。今日は出来るだけ早くお休みください)
「ああ、そうさせてもらう。その前に町の人にこの事は先に伝えておこう」
急ぎドードの町に戻ると、町の住人達に野盗達は全員死んでいた事・アジトとお宝も森と一緒に燃えてしまった事を伝えた。後は、再度要塞の神を呼び出して町の警護をしている方達に砦の構造や設置してある物の使い方を有る程度教えてもらった。そうしている内に日も暮れようとしていたので宿を借りようと頼んでみたら、無料で泊まらせてくれた。そして翌朝、宿に泊まらせてくれた事にお礼を言ってから町を出ようとした際に町の町長が出てきて
「この度は町を野盗から守って頂いたばかりか、町の防御まで強化してくれました。これは町の住人全員の気持ちです、どうぞお受け取りください」
っと何かが入った皮袋を3つ差し出してきた。受け取ってみるとずっしりと重い。中を見ると金貨が一杯入っていた。
「こ、こんなに戴けませんよ!お返しします」
返そうとするが、町長はやんわりと断り住人達からも受け取って欲しいと声があがった。
「本来、あなた様がしてくれた事はこれだけでは全然足りません。この町の住人の出せる限りのお礼の気持ちですから断らないで受け取ってあげて下さい」
そこまで言われて断るのも相手に失礼になってしまうから、俺は受け取る事にした。
「分かりました、大事に使わせて頂きます。また立ち寄る事も有るかもしれないので、その時まで皆さんもお元気で!」
町を出て振り返ると、住人全員が城壁の上に登って手を振り続けていた。こちらも町の姿が見えなくなるまで手を振ると再びレミアが向かおうとしていた教会に向かう旅を再開する。道中で貰った金貨を試しに見てみると、金額らしき物が書かれていた。
【拾萬園】
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