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第3章~この世界を改めて理解する旅路~
第44話 黄色の方にも臭いで反省してもらおう。
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最近、黄色の方の数が増えている。反省しているのは分かる、だが数が尋常じゃない。1つの村の年寄りから小さな子供まで9割方が黄色だった時は、この村本当に大丈夫か!?っとさえ思えてしまった。その時の光景は凄まじかった・・・威嚇の筈の雷が村中に一斉に落ちたのだ、それも100本近く。鼓膜が破けてしまった方も大勢出たので村中で回復魔法を使う羽目になった。
雷は流石に危ないかもしれない、だが何かで反省させないといけない。雷は5感の内視覚と聴覚を刺激していたが鼓膜を破いてしまうと流石に自分達の方が加害者に思えてきてしまう。ならば、味覚か嗅覚で反省を促すのはどうかと思い町を移動しながら色々な方(黄色はもちろん赤の方にも死んでもらう前に協力して貰った)で試させて頂いた。
味覚はダントツで口一杯にハバネロ10本分の辛さが広がる罰が効果てきめんだったが、1時間程継続する様に設定していたら失禁して失神する人まで出たので中止した。
そして現在、嗅覚によって反省を促す試験を行っているが実験台の赤の人は先程から悶絶している・・・この後死んでもらうのが少し可哀想になってきた。この嗅覚による罰だがあのシュールストレミングの汁を顔全体に塗り広げた様なイメージで作ってみたのだが、この世界の人はあの恐ろしい魚の缶詰に似た臭いをこれまでに経験した事が無い様で気を失う寸前まで多数の方が追い込まれている。ちなみにセシルと桃も興味本位でどんな臭いか試させてと言うので、試しに掛けるとその瞬間に2人とも「ごめんなさい、許して下さい。早く止めて!」と口々に言うが止める方法をまだ作って無い事を伝えると2人ともショックを受けそして効果の切れた1分後に安堵して気を失っていた。
気絶まで追い込まない程度に、深く反省してもらう為に30秒で効果が切れる様に微調整。早速、MAPの機能に盛り込みしばらく馬車で進むと至る所であまりの臭いに地面をのた打ち回る方が見られた。そして、警告の電子ボイスでまた悪い事をしたら今度は倍の1分間臭いが続くと知るとその途端に大勢の方が青になった。これは防犯と再犯防止の効果がピカイチだと確信し、以後MAPで黄色の方が範囲内に入ると地面を転がる光景が当たり前になった。
それでもこの田野の地を巡る中で、後味の悪いというか胸糞の悪い気持ちにさせられた出来事も有った。それはとある洞窟に潜んでいた賊を始末した時の事だが、洞窟の奥に作られた鍵付きの部屋を開けてみると中に鎖で繋がれた裸の女性が2人居た。性処理に使われていたらしく見るも無残な姿となっていたので清浄の呪文で身体を綺麗にして上からシーツを掛けてあげると最初の内は感謝していたが徐々にその表情が劣悪なものに変わっていく。この女性2人は首都から追い出した田野の旧王族の生き残りだったのだ。
『貴様達さえ来なければ、こんな事にはならなかったのに』
『私達が手に入れて当然の地位や財産を全て奪い去った極悪人』
など罵り続けていく内に最初は青だったオーラが徐々に黄色から赤に変わっていき、どす黒い真っ赤にまで彼女達は堕ちていく・・・。賊達に犯されている間は反省していたのだが、賊達が居なくなった事で再び本性が現れたのだろうか?
『こんな目にあうのは卑しい奴隷達で十分よ、高貴な私達を早く相応しい場所に戻しなさい!』
『ここの賊が持っていた宝石やお金は全て私達が貰い受けるわ、この国の物は全て私達の物だから当然ですわ』
これから、自分達がどんな目に会うのか全く理解出来ていないようだ。民を傷付け富を奪いそれを当然だと思っている彼女達、せめて来世では心清らかで有って欲しいと願う。
「あなた達は賊に犯されていた間は多少反省していた様だけど、心の底から反省はしていなかった様だ。何故、あなた達王族が首都から出される事になったのか。そして何故首都のすぐ外にも関わらず賊達がうろつく治安の悪さだったのか。そして・・・何故これから自分達は殺される事になるのか。残り短い時間でそれが分かれば助かる、だけど気付けなければ今日が最期だ」
結局、彼女達にそれが分かる筈も無く死を与えられる結果となる。どのような最期を迎える事になったかは敢えて書かないが、死体は残さなかった。
前にも1度思った事が有るが、こっちの世界では魔族よりも人の方が遥かに凶悪で強欲で救い様が無いのが多すぎる。そもそも、魔族で罰を与えた相手が居ない。魔族の方が人間味溢れる人達ばかりだったよな。ジークとエダの仲を進展させようと奮闘する火魔族や風魔族の側近やメイド達の様に・・・。
悪さをする神が居なくなった田野の地でもこの有様だから、隣の国に移動したらどうなるのだろうか?国を滅ぼす事も辞さない覚悟を胸に秘めつつも現状を憂いて立ち上がっている者が居たらその際は無償で協力しようとセシルや桃と話し合いながら、隣の国【塩山】との国境に1番近い町【切石】を目指し馬車を進ませた。
雷は流石に危ないかもしれない、だが何かで反省させないといけない。雷は5感の内視覚と聴覚を刺激していたが鼓膜を破いてしまうと流石に自分達の方が加害者に思えてきてしまう。ならば、味覚か嗅覚で反省を促すのはどうかと思い町を移動しながら色々な方(黄色はもちろん赤の方にも死んでもらう前に協力して貰った)で試させて頂いた。
味覚はダントツで口一杯にハバネロ10本分の辛さが広がる罰が効果てきめんだったが、1時間程継続する様に設定していたら失禁して失神する人まで出たので中止した。
そして現在、嗅覚によって反省を促す試験を行っているが実験台の赤の人は先程から悶絶している・・・この後死んでもらうのが少し可哀想になってきた。この嗅覚による罰だがあのシュールストレミングの汁を顔全体に塗り広げた様なイメージで作ってみたのだが、この世界の人はあの恐ろしい魚の缶詰に似た臭いをこれまでに経験した事が無い様で気を失う寸前まで多数の方が追い込まれている。ちなみにセシルと桃も興味本位でどんな臭いか試させてと言うので、試しに掛けるとその瞬間に2人とも「ごめんなさい、許して下さい。早く止めて!」と口々に言うが止める方法をまだ作って無い事を伝えると2人ともショックを受けそして効果の切れた1分後に安堵して気を失っていた。
気絶まで追い込まない程度に、深く反省してもらう為に30秒で効果が切れる様に微調整。早速、MAPの機能に盛り込みしばらく馬車で進むと至る所であまりの臭いに地面をのた打ち回る方が見られた。そして、警告の電子ボイスでまた悪い事をしたら今度は倍の1分間臭いが続くと知るとその途端に大勢の方が青になった。これは防犯と再犯防止の効果がピカイチだと確信し、以後MAPで黄色の方が範囲内に入ると地面を転がる光景が当たり前になった。
それでもこの田野の地を巡る中で、後味の悪いというか胸糞の悪い気持ちにさせられた出来事も有った。それはとある洞窟に潜んでいた賊を始末した時の事だが、洞窟の奥に作られた鍵付きの部屋を開けてみると中に鎖で繋がれた裸の女性が2人居た。性処理に使われていたらしく見るも無残な姿となっていたので清浄の呪文で身体を綺麗にして上からシーツを掛けてあげると最初の内は感謝していたが徐々にその表情が劣悪なものに変わっていく。この女性2人は首都から追い出した田野の旧王族の生き残りだったのだ。
『貴様達さえ来なければ、こんな事にはならなかったのに』
『私達が手に入れて当然の地位や財産を全て奪い去った極悪人』
など罵り続けていく内に最初は青だったオーラが徐々に黄色から赤に変わっていき、どす黒い真っ赤にまで彼女達は堕ちていく・・・。賊達に犯されている間は反省していたのだが、賊達が居なくなった事で再び本性が現れたのだろうか?
『こんな目にあうのは卑しい奴隷達で十分よ、高貴な私達を早く相応しい場所に戻しなさい!』
『ここの賊が持っていた宝石やお金は全て私達が貰い受けるわ、この国の物は全て私達の物だから当然ですわ』
これから、自分達がどんな目に会うのか全く理解出来ていないようだ。民を傷付け富を奪いそれを当然だと思っている彼女達、せめて来世では心清らかで有って欲しいと願う。
「あなた達は賊に犯されていた間は多少反省していた様だけど、心の底から反省はしていなかった様だ。何故、あなた達王族が首都から出される事になったのか。そして何故首都のすぐ外にも関わらず賊達がうろつく治安の悪さだったのか。そして・・・何故これから自分達は殺される事になるのか。残り短い時間でそれが分かれば助かる、だけど気付けなければ今日が最期だ」
結局、彼女達にそれが分かる筈も無く死を与えられる結果となる。どのような最期を迎える事になったかは敢えて書かないが、死体は残さなかった。
前にも1度思った事が有るが、こっちの世界では魔族よりも人の方が遥かに凶悪で強欲で救い様が無いのが多すぎる。そもそも、魔族で罰を与えた相手が居ない。魔族の方が人間味溢れる人達ばかりだったよな。ジークとエダの仲を進展させようと奮闘する火魔族や風魔族の側近やメイド達の様に・・・。
悪さをする神が居なくなった田野の地でもこの有様だから、隣の国に移動したらどうなるのだろうか?国を滅ぼす事も辞さない覚悟を胸に秘めつつも現状を憂いて立ち上がっている者が居たらその際は無償で協力しようとセシルや桃と話し合いながら、隣の国【塩山】との国境に1番近い町【切石】を目指し馬車を進ませた。
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