9 / 58
第9話 許す事の出来ない奴
しおりを挟む
リンザの村を目指し歩き始めて2日目に入った、途中森の中で道に迷いそうになったが【地域安全安心MAP】のお陰ですぐに正しい道を見付ける事が出来た。最近人があまり通らないらしく、小さな雑木が生えて道を隠していたのだ。
「何でリンザへ行く人が少なくなっているんだろう?」
ウィルは不思議に思った、カサッポの町でもリンザで収穫される米の評判は上々でリンザの米を使う食堂は周りの店よりも1割程値段が高いにも関わらずいつも満席に近い混み具合だった。それなのにシェルナーグからリンザへの道がこの有様なのだ、きっとリンザに行きたくても行けない理由が有るのだろう。そう考えながら長い森の道を抜けると小高い丘の上に出た、眼下には見渡す限りの稲田が続いており稲田の先に集落が見えた。MAPで確認するとリンザの村で間違い無かった。
「あれがリンザの村か!?」
ウィルは早足で向かおうとしたその時、MAPからウィルにだけ聞こえる小さな音でアラームが鳴り出した。
『左後方から盗賊と思われる5人が接近中、森の中から様子を伺い襲う事を決めた模様です』
MAPを確認すると、背後の森の間を縫う様に赤い点が5つ近付いてくるのが見えた。おそらく森の中で俺を見付けて様子を見ていたが1人だけの様だから今日の獲物に決めたのだろう。本来は5km先から反応する筈なのにここまで近付けているのは俺を襲う決心をするまでは敵性反応と認識されなかったのだろう。
ガサガサガサ・・・。茂みの中から5人の男が姿を現した、やはり盗賊の様だ。
「少しばかり運が悪かったなあんた、有り金と水と食料全て置いていって貰うぜ」
「置いていけば見逃してくれるの?」
見逃すつもりが無いのはこちらの方だが、一応確認で聞いておく。相手がこちらに殺意を抱いてないのに人を殺したりするとお尋ね者になる上に冒険者の正式登録まで抹消される場合も有るからだ。冒険者が人を殺して許されるのは正当防衛と認められた場合と、国同士の戦争で兵士の1人として出た場合に限られる。
「ああ、見逃がしてやるよ。ただし逃げる先はあの世になっちまうがな!」
男の声を合図に盗賊達は一斉に剣を抜いてきた、正当防衛はこれで成立するだろう。ウィルも斬光を静かに鞘から抜いた。
「その剣、良い代物だな。アジトに捕らえてある女共と合わせてアズシエル殿が高く買ってくれるに違いない!?」
(アズシエル?この盗賊達が奪った物を買っている奴が居るのか、しかも攫われた女性達まで買うとは何て下衆野郎なんだ!?)
ウィルは衝動的に5人を殺したくなったが、今全員殺してしまってはアジトに捕らえられている女性を救う事が出来ない。道案内役を1人だけ生かしておく必要が有った。
「聞きたい事が幾つか有るから、とりあえず1人だけ残して後は皆正当防衛って事で殺させて貰うね。今までに犯してきた罪は死んで償って」
ウィルはさっきから不機嫌にさせる言葉を吐いていた男に近寄ると受け止めようとした剣ごと男を唐竹割りにした、目の前で真っ二つになる男を見て残りの4人は一斉に散らばって逃げようとするがウィルはまず最後に逃げ出した男に詰め寄ると胴薙ぎで斬り捨てる。残る3人を交互に見て簡単に全部話してくれそうな奴を見定めるとその他の2人を袈裟斬りと刺突で始末する。最後に残された1人がウィルに命乞いを始める。
「た、助けて。命ばかりはお許しを」
「なら、お前らのアジトに連れて行け。そして捕らえている女性達を解放するんだ」
「わ、分かりました!こ、こちらになります」
男はヘコヘコと頭を下げながらアジトまで案内してくれた、そして奥まで進むと3人の女性が鎖に繋がれていた。
「大丈夫か、助けに来たぞ!」
声を掛けるが女性達の目は虚ろで返事も無い。
「おい!彼女達に何かしたのか!?」
「抵抗するもんだから、ちょいと薬を嗅がせて大人しくさせているだけですよ。3人にはまだ手を出してません」
「本当だな?」
「本当ですよ!俺達が先に手を付けた女なんてアズシエル殿は絶対に買ってくれませんから」
「さっきからお前らが言っているアズシエルって奴は一体何者だ?」
「シェルナーグの街の北に構える屋敷の主です、下級貴族ではありますが騎士を2人雇っています。その騎士が代理人としてこのアジトまで奪った品や女達を受け取りに来るんです」
「次に来るのは何時だ!?」
「・・・10日後の深夜」
(10日もあれば、女性達を村まで送り届けた後にシェルナーグまで戻る事も十分に出来るな)
「こ、これで見逃してもらえるのですよね!?」
「約束通り、見逃してあげるよ。ただし行き先は仲間達が先に待っている地獄だけどね」
男の返答を待たずに首を刎ねた、そして鎖を壊し捕らえられていた女性を全て解放すると一旦アジトの外まで連れ出した。彼女達に男の死体を見せる訳にいかなかったからだ。
「完治の光!」
スキルを使って彼女達を正気に戻す、意識が回復した3人は慌てて逃げ出そうとするが盗賊達を既に片付けた事と村まで送り届ける旨を伝えると村に帰れる喜びで3人とも泣き始めた。盗賊の仲間達が他に潜んでいたらマズいので、臨戦態勢のまま彼女達を連れて森を抜ける。幸い盗賊達は奴ら5人だけだった様でその後村に着くまでMAPのアラームが鳴る事は無かった。
日が暮れて村に明かりが点き始める頃、ようやくウィルと捕まっていた3人の女性はリンザの村に到着した。行方が分からなくなって心配していた女性達の両親は無事を喜び抱きしめあう。本当はこの村に米を買いに来た筈だが、先にどうしても済ませておかないとならない事が出来てしまった。
(急いでシェルナーグに戻り、ジェイクに今回の件を報告しなければ。10日後の晩にアズシエルに雇われた騎士が受け取りにくればそれが証拠になるだろう。もしも騎士に責任を擦り付けようとしても大丈夫な様に増えたスキル枠で何か考えておくとしよう)
「何でリンザへ行く人が少なくなっているんだろう?」
ウィルは不思議に思った、カサッポの町でもリンザで収穫される米の評判は上々でリンザの米を使う食堂は周りの店よりも1割程値段が高いにも関わらずいつも満席に近い混み具合だった。それなのにシェルナーグからリンザへの道がこの有様なのだ、きっとリンザに行きたくても行けない理由が有るのだろう。そう考えながら長い森の道を抜けると小高い丘の上に出た、眼下には見渡す限りの稲田が続いており稲田の先に集落が見えた。MAPで確認するとリンザの村で間違い無かった。
「あれがリンザの村か!?」
ウィルは早足で向かおうとしたその時、MAPからウィルにだけ聞こえる小さな音でアラームが鳴り出した。
『左後方から盗賊と思われる5人が接近中、森の中から様子を伺い襲う事を決めた模様です』
MAPを確認すると、背後の森の間を縫う様に赤い点が5つ近付いてくるのが見えた。おそらく森の中で俺を見付けて様子を見ていたが1人だけの様だから今日の獲物に決めたのだろう。本来は5km先から反応する筈なのにここまで近付けているのは俺を襲う決心をするまでは敵性反応と認識されなかったのだろう。
ガサガサガサ・・・。茂みの中から5人の男が姿を現した、やはり盗賊の様だ。
「少しばかり運が悪かったなあんた、有り金と水と食料全て置いていって貰うぜ」
「置いていけば見逃してくれるの?」
見逃すつもりが無いのはこちらの方だが、一応確認で聞いておく。相手がこちらに殺意を抱いてないのに人を殺したりするとお尋ね者になる上に冒険者の正式登録まで抹消される場合も有るからだ。冒険者が人を殺して許されるのは正当防衛と認められた場合と、国同士の戦争で兵士の1人として出た場合に限られる。
「ああ、見逃がしてやるよ。ただし逃げる先はあの世になっちまうがな!」
男の声を合図に盗賊達は一斉に剣を抜いてきた、正当防衛はこれで成立するだろう。ウィルも斬光を静かに鞘から抜いた。
「その剣、良い代物だな。アジトに捕らえてある女共と合わせてアズシエル殿が高く買ってくれるに違いない!?」
(アズシエル?この盗賊達が奪った物を買っている奴が居るのか、しかも攫われた女性達まで買うとは何て下衆野郎なんだ!?)
ウィルは衝動的に5人を殺したくなったが、今全員殺してしまってはアジトに捕らえられている女性を救う事が出来ない。道案内役を1人だけ生かしておく必要が有った。
「聞きたい事が幾つか有るから、とりあえず1人だけ残して後は皆正当防衛って事で殺させて貰うね。今までに犯してきた罪は死んで償って」
ウィルはさっきから不機嫌にさせる言葉を吐いていた男に近寄ると受け止めようとした剣ごと男を唐竹割りにした、目の前で真っ二つになる男を見て残りの4人は一斉に散らばって逃げようとするがウィルはまず最後に逃げ出した男に詰め寄ると胴薙ぎで斬り捨てる。残る3人を交互に見て簡単に全部話してくれそうな奴を見定めるとその他の2人を袈裟斬りと刺突で始末する。最後に残された1人がウィルに命乞いを始める。
「た、助けて。命ばかりはお許しを」
「なら、お前らのアジトに連れて行け。そして捕らえている女性達を解放するんだ」
「わ、分かりました!こ、こちらになります」
男はヘコヘコと頭を下げながらアジトまで案内してくれた、そして奥まで進むと3人の女性が鎖に繋がれていた。
「大丈夫か、助けに来たぞ!」
声を掛けるが女性達の目は虚ろで返事も無い。
「おい!彼女達に何かしたのか!?」
「抵抗するもんだから、ちょいと薬を嗅がせて大人しくさせているだけですよ。3人にはまだ手を出してません」
「本当だな?」
「本当ですよ!俺達が先に手を付けた女なんてアズシエル殿は絶対に買ってくれませんから」
「さっきからお前らが言っているアズシエルって奴は一体何者だ?」
「シェルナーグの街の北に構える屋敷の主です、下級貴族ではありますが騎士を2人雇っています。その騎士が代理人としてこのアジトまで奪った品や女達を受け取りに来るんです」
「次に来るのは何時だ!?」
「・・・10日後の深夜」
(10日もあれば、女性達を村まで送り届けた後にシェルナーグまで戻る事も十分に出来るな)
「こ、これで見逃してもらえるのですよね!?」
「約束通り、見逃してあげるよ。ただし行き先は仲間達が先に待っている地獄だけどね」
男の返答を待たずに首を刎ねた、そして鎖を壊し捕らえられていた女性を全て解放すると一旦アジトの外まで連れ出した。彼女達に男の死体を見せる訳にいかなかったからだ。
「完治の光!」
スキルを使って彼女達を正気に戻す、意識が回復した3人は慌てて逃げ出そうとするが盗賊達を既に片付けた事と村まで送り届ける旨を伝えると村に帰れる喜びで3人とも泣き始めた。盗賊の仲間達が他に潜んでいたらマズいので、臨戦態勢のまま彼女達を連れて森を抜ける。幸い盗賊達は奴ら5人だけだった様でその後村に着くまでMAPのアラームが鳴る事は無かった。
日が暮れて村に明かりが点き始める頃、ようやくウィルと捕まっていた3人の女性はリンザの村に到着した。行方が分からなくなって心配していた女性達の両親は無事を喜び抱きしめあう。本当はこの村に米を買いに来た筈だが、先にどうしても済ませておかないとならない事が出来てしまった。
(急いでシェルナーグに戻り、ジェイクに今回の件を報告しなければ。10日後の晩にアズシエルに雇われた騎士が受け取りにくればそれが証拠になるだろう。もしも騎士に責任を擦り付けようとしても大丈夫な様に増えたスキル枠で何か考えておくとしよう)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!
神崎あら
ファンタジー
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。
そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。
これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる