11 / 34
11.喜怒哀楽。MADAM. BUTTERFLY
しおりを挟む
11.
数日後、菱菱商事の社員食堂。
菱菱商事の別部署の女性が、リエと若山に話しかける。
「リエちゃん、若山さん、繊維課に来てるカッコイイ外人さんアレク君居るよね」
「はい」「どうしたの」返答するリエと若山。
「そちらには映像送っといたけど、心して見てね」
別部署女性がスマホ映像を見せる。それを見入るリエと若山。
高級ホテルのロビーらしき場所に多くの人がいて、その中にアレクがいる。
「数日前にホテルで結婚式があったから、ロビーでスマホのカメラ回してたの。そうしたらアレク君が居て、きれいな白人の女の子とハグをして何処かに消えたのよ」
アレクが白人の女性と熱いハグの後、手を繋いでスマホ映像の外へ消えていった。
地獄に落ちた様な暗い表情でスマホ映像を見入るリエと若山。
「リエちゃんはアレク君を好きみたいな感じだったし、私にとってリエちゃんは妹みたいなもんだから、リエちゃんを守る意味で映像を見せとこかなと思ってね。材料はあげたから。若山さん、後はよろしくね」
「ありがとっ」別部署女性を見送る若山。リエは半泣きで社食の机を見つめている。
「リエちゃん、私がアレクに聞いてみるから確定事項じゃないので落ち込まないでね」
「はい」
今にも消え入りそうな声で返答するリエだった。
—————————————————————
アレクが菱菱商事繊維課のオフィスに午後から出勤する。
オフィスに入って、アレクは何か異変を感じた。
1週間前にこの会社に入って、客分の自分に好意的に接してくれてた繊維課のスタッフの態度がよそよそしいのだ。
男性陣は腫れ物を触るように、女性陣はゴミ虫を見るような態度でアレクに接している。
アレクは、リエに話しかけるが忙しい素振りで無視される。
急な環境の変化に戸惑ってるアレクの肩をポンポンと叩く秋山部長、
「アレク君、ちょっと私の部屋まで来てくれるかな」
「はい」
繊維課注視の中、秋山部長と一緒にガラスとブラインドで区切られた部長室に入っていくアレク。
部屋には先に若山が、iPADを持って怒った表情で仁王立ちで待ち構えている。
部屋の右側のソファには沖田と近藤明日香が座っていた。
沖田「アレク、この件が終わったら俺からも言いたいことがあるから」
「サイテー男」佐藤明日香が冷たい目で呟く。
なんなんだこれは、とグルグルと脳みそを回転させて思案するアレクだった。
アレクに椅子に座るよう促し、秋山部長は革張りの椅子に座り両手を組んで机に肘を置く。
若山はアレクを怖い目で睨んだまま立っている。
「さて、アレク君。今日オフィスに来てから、君への異変を感じなかったですか」
「はい、急に嫌われ者になったかの様な扱いを受けてますね。何があったのでしょう?」
「そうですか、ちょっとこちらのモニターを見てください。若山さん」
若山が無言でiPADを操作し、モニターにアレクのハグ画像が映っている
「これはアレク君だと思うが、別の女性とハグしてどこかへ消えた映像なんだが、わかるよね」
「はい」
頭の回転の早いアレクは、モニターの映像を見て全てに合点がいき顔がゆっくりニヤついて来る。
「君は独身男性だから、異国の東京に来てハネを伸ばすのは個人の自由だよ」
「ええ」
アレクは明らかに顔がニヤついて来る。
アレクの顔を見て眉をひそめる部長室の一同。
「でもね、オフィス内でのプライベートは詮索したくないが、仲河リエくんと君は仲がいいんだろ。そんな所に君が他の女性との恋愛行為をするなんて、リエ君を傷付ける事をされては困るんだ。マダム・バタフライは勘弁だよ」
「はい」
笑いそうになってるアレク
「あの子は菱菱商事繊維課の将来の4番打者で、私にとっては一人娘みたいなものなんだ、私には部長としてリエくんを守る責任がある。アレク君、ニヤニヤしてるが何がおかしいんだ」
「この浮気者!」
若山がアレクを叩こうとするが、飛び出した沖田に咄嗟に止められる。
「アレク、お前ダサいぞ」
沖田がアレクに言う。
「ハッハッハッハッ」
アレクが高らかに笑い出す。
繊維課一同が見守る中、部長室から出てくるアレク達。
アレクも秋山部長も若山もニコニコしている。沖田と近藤明日香は能面のような表情だ。
秋山部長が繊維課一同に声をかける。
「えー皆さん、繊維課を騒がせたアレク君のハグ騒動は解決しました。あの女性は、家庭の事情で離れて暮らしてたアレク君の実の妹さんで、10年振りに東京で再開したそうです」
繊維課一同が安堵し、顔が明るくなるリエ。
続けてアレクが説明しながらリエに近づく
「あの女性は、ウクライナ戦争で離れてアメリカの別の家庭で育った実の妹なんです。妹はアメリカの映画会社の重役で、映画のプロモで日本に来ていました。10年ぶりに東京で再開してついついハグしてしまいました。みなさんお騒がせしてすいませんでした」
アレクがリエのそばに来ると、胸に右手を当て軽く前屈みになって謝罪する
「誤解だったとはいえ一時的にリエさんを悲しませたことをここに謝罪します」
「アレクさん、もういいですよ妹さんて判ったし」
「ありがとうございます」
アレクは片膝をつきリエの右手にキスをする。
「おおー」
繊維課一同が唸る。
リエはアレクの騎士みたいな行為に顔が真っ赤になる。
「そうだ」アレクが立ち上がりリエを椅子から抱き上げお姫様抱っこする。
「アレクっ、ダメ!」
驚きパニックになるリエ。
「シンデレラみたい」
ハンサム外人のお姫様抱っこに感嘆する繊維課の女性陣。
アレクが繊維課一同にアナウンスする。
「皆さん、今回の騒動のお詫びに今度の土曜日の夜。妹の映画会社のパーティがあるので、繊維課の皆さんを全員招待します。妹もお客さんは多い方がいいって言ってましたから大丈夫です。都合のいい人は来てください。カッコいいカジュアルでOKです」
アレクはお姫様抱っこされてるリエを見て
「リエさん来てくれますね?」
「はい」
アレクはリエの口に軽くキスをし、リエは会社でアレクにキスをされ放心状態になる。
「キャー」
それを見た繊維課の女性陣が発狂してしまう。
放心状態のリエをソファに降ろしたアレクに沖田が声をかける。
「アレク、ちょっと来てくれる」
「ああ、僕も沖田に言う事があるんだ、イタリア貴族の話っ」
「遊びじゃなくてガチの話だから」
アレクは沖田、近藤明日香、秋山部長と共に再度部長室に入る。
沖田が先日のリエのSNS歌唱動画を見せて「この動画の隅っこにアレクさんが映ってるのよ」
近藤明日香が説明する
しくじった~と云う顔をするアレクと秋山部長。
「アレクさん判るわよね、この動画は私たち日本政府側の人間が気付くんだから、あなたの敵側である旧ロシア残党も既に見てるはずなのよ。プロが見たらあなたがどこにいるか簡単に突き止めるからね」
「だから俺たちは、アレク、お前がさっき言ってた映画会社のパーティなんて派手な事して欲しくないんだよ。決まったイベントだから止めるのも違うだろうし。仕事だから全力でお前を守るが、お前もスナイプや刺される事は覚悟しとけよ」
アレクに狙撃と刺殺の動作をする沖田。
「了解。沖田」
部長室を出て行く沖田と近藤明日香。
「アレク君、なんだな君も色々大変だ。今度のパーティ、私も妻と一緒に遊びに行くよ。でもな」
秋山部長がワイシャツを開け右胸を見せた。部長の右胸には直径5cm程の銃創が見える。
「撃たれないに越したことはないが、メジャーで仕事してたら恨まれる事や殺されかかる事はあるから。若い時に中東で仕事中に受けた傷だ。これぐらい受けて一人前って思えばいいから」
「はい・・」
アレクは息をのむ。
数日後、菱菱商事の社員食堂。
菱菱商事の別部署の女性が、リエと若山に話しかける。
「リエちゃん、若山さん、繊維課に来てるカッコイイ外人さんアレク君居るよね」
「はい」「どうしたの」返答するリエと若山。
「そちらには映像送っといたけど、心して見てね」
別部署女性がスマホ映像を見せる。それを見入るリエと若山。
高級ホテルのロビーらしき場所に多くの人がいて、その中にアレクがいる。
「数日前にホテルで結婚式があったから、ロビーでスマホのカメラ回してたの。そうしたらアレク君が居て、きれいな白人の女の子とハグをして何処かに消えたのよ」
アレクが白人の女性と熱いハグの後、手を繋いでスマホ映像の外へ消えていった。
地獄に落ちた様な暗い表情でスマホ映像を見入るリエと若山。
「リエちゃんはアレク君を好きみたいな感じだったし、私にとってリエちゃんは妹みたいなもんだから、リエちゃんを守る意味で映像を見せとこかなと思ってね。材料はあげたから。若山さん、後はよろしくね」
「ありがとっ」別部署女性を見送る若山。リエは半泣きで社食の机を見つめている。
「リエちゃん、私がアレクに聞いてみるから確定事項じゃないので落ち込まないでね」
「はい」
今にも消え入りそうな声で返答するリエだった。
—————————————————————
アレクが菱菱商事繊維課のオフィスに午後から出勤する。
オフィスに入って、アレクは何か異変を感じた。
1週間前にこの会社に入って、客分の自分に好意的に接してくれてた繊維課のスタッフの態度がよそよそしいのだ。
男性陣は腫れ物を触るように、女性陣はゴミ虫を見るような態度でアレクに接している。
アレクは、リエに話しかけるが忙しい素振りで無視される。
急な環境の変化に戸惑ってるアレクの肩をポンポンと叩く秋山部長、
「アレク君、ちょっと私の部屋まで来てくれるかな」
「はい」
繊維課注視の中、秋山部長と一緒にガラスとブラインドで区切られた部長室に入っていくアレク。
部屋には先に若山が、iPADを持って怒った表情で仁王立ちで待ち構えている。
部屋の右側のソファには沖田と近藤明日香が座っていた。
沖田「アレク、この件が終わったら俺からも言いたいことがあるから」
「サイテー男」佐藤明日香が冷たい目で呟く。
なんなんだこれは、とグルグルと脳みそを回転させて思案するアレクだった。
アレクに椅子に座るよう促し、秋山部長は革張りの椅子に座り両手を組んで机に肘を置く。
若山はアレクを怖い目で睨んだまま立っている。
「さて、アレク君。今日オフィスに来てから、君への異変を感じなかったですか」
「はい、急に嫌われ者になったかの様な扱いを受けてますね。何があったのでしょう?」
「そうですか、ちょっとこちらのモニターを見てください。若山さん」
若山が無言でiPADを操作し、モニターにアレクのハグ画像が映っている
「これはアレク君だと思うが、別の女性とハグしてどこかへ消えた映像なんだが、わかるよね」
「はい」
頭の回転の早いアレクは、モニターの映像を見て全てに合点がいき顔がゆっくりニヤついて来る。
「君は独身男性だから、異国の東京に来てハネを伸ばすのは個人の自由だよ」
「ええ」
アレクは明らかに顔がニヤついて来る。
アレクの顔を見て眉をひそめる部長室の一同。
「でもね、オフィス内でのプライベートは詮索したくないが、仲河リエくんと君は仲がいいんだろ。そんな所に君が他の女性との恋愛行為をするなんて、リエ君を傷付ける事をされては困るんだ。マダム・バタフライは勘弁だよ」
「はい」
笑いそうになってるアレク
「あの子は菱菱商事繊維課の将来の4番打者で、私にとっては一人娘みたいなものなんだ、私には部長としてリエくんを守る責任がある。アレク君、ニヤニヤしてるが何がおかしいんだ」
「この浮気者!」
若山がアレクを叩こうとするが、飛び出した沖田に咄嗟に止められる。
「アレク、お前ダサいぞ」
沖田がアレクに言う。
「ハッハッハッハッ」
アレクが高らかに笑い出す。
繊維課一同が見守る中、部長室から出てくるアレク達。
アレクも秋山部長も若山もニコニコしている。沖田と近藤明日香は能面のような表情だ。
秋山部長が繊維課一同に声をかける。
「えー皆さん、繊維課を騒がせたアレク君のハグ騒動は解決しました。あの女性は、家庭の事情で離れて暮らしてたアレク君の実の妹さんで、10年振りに東京で再開したそうです」
繊維課一同が安堵し、顔が明るくなるリエ。
続けてアレクが説明しながらリエに近づく
「あの女性は、ウクライナ戦争で離れてアメリカの別の家庭で育った実の妹なんです。妹はアメリカの映画会社の重役で、映画のプロモで日本に来ていました。10年ぶりに東京で再開してついついハグしてしまいました。みなさんお騒がせしてすいませんでした」
アレクがリエのそばに来ると、胸に右手を当て軽く前屈みになって謝罪する
「誤解だったとはいえ一時的にリエさんを悲しませたことをここに謝罪します」
「アレクさん、もういいですよ妹さんて判ったし」
「ありがとうございます」
アレクは片膝をつきリエの右手にキスをする。
「おおー」
繊維課一同が唸る。
リエはアレクの騎士みたいな行為に顔が真っ赤になる。
「そうだ」アレクが立ち上がりリエを椅子から抱き上げお姫様抱っこする。
「アレクっ、ダメ!」
驚きパニックになるリエ。
「シンデレラみたい」
ハンサム外人のお姫様抱っこに感嘆する繊維課の女性陣。
アレクが繊維課一同にアナウンスする。
「皆さん、今回の騒動のお詫びに今度の土曜日の夜。妹の映画会社のパーティがあるので、繊維課の皆さんを全員招待します。妹もお客さんは多い方がいいって言ってましたから大丈夫です。都合のいい人は来てください。カッコいいカジュアルでOKです」
アレクはお姫様抱っこされてるリエを見て
「リエさん来てくれますね?」
「はい」
アレクはリエの口に軽くキスをし、リエは会社でアレクにキスをされ放心状態になる。
「キャー」
それを見た繊維課の女性陣が発狂してしまう。
放心状態のリエをソファに降ろしたアレクに沖田が声をかける。
「アレク、ちょっと来てくれる」
「ああ、僕も沖田に言う事があるんだ、イタリア貴族の話っ」
「遊びじゃなくてガチの話だから」
アレクは沖田、近藤明日香、秋山部長と共に再度部長室に入る。
沖田が先日のリエのSNS歌唱動画を見せて「この動画の隅っこにアレクさんが映ってるのよ」
近藤明日香が説明する
しくじった~と云う顔をするアレクと秋山部長。
「アレクさん判るわよね、この動画は私たち日本政府側の人間が気付くんだから、あなたの敵側である旧ロシア残党も既に見てるはずなのよ。プロが見たらあなたがどこにいるか簡単に突き止めるからね」
「だから俺たちは、アレク、お前がさっき言ってた映画会社のパーティなんて派手な事して欲しくないんだよ。決まったイベントだから止めるのも違うだろうし。仕事だから全力でお前を守るが、お前もスナイプや刺される事は覚悟しとけよ」
アレクに狙撃と刺殺の動作をする沖田。
「了解。沖田」
部長室を出て行く沖田と近藤明日香。
「アレク君、なんだな君も色々大変だ。今度のパーティ、私も妻と一緒に遊びに行くよ。でもな」
秋山部長がワイシャツを開け右胸を見せた。部長の右胸には直径5cm程の銃創が見える。
「撃たれないに越したことはないが、メジャーで仕事してたら恨まれる事や殺されかかる事はあるから。若い時に中東で仕事中に受けた傷だ。これぐらい受けて一人前って思えばいいから」
「はい・・」
アレクは息をのむ。
0
あなたにおすすめの小説
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
僕《わたし》は誰でしょう
紫音みけ🐾新刊2月中旬発売!
青春
※第7回ライト文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
交通事故の後遺症で記憶喪失になってしまった女子高生・比良坂すずは、自分が女であることに違和感を抱く。
「自分はもともと男ではなかったか?」
事故後から男性寄りの思考になり、周囲とのギャップに悩む彼女は、次第に身に覚えのないはずの記憶を思い出し始める。まるで別人のものとしか思えないその記憶は、一体どこから来たのだろうか。
見知らぬ思い出をめぐる青春SF。
※表紙イラスト=ミカスケ様
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】あやかし団地 管理人見習い日誌
双月ねむる
キャラ文芸
就活全滅で「自分には社会性がない」と思い込む凛は、遠縁の親戚に紹介され、昭和レトロな巨大団地・さくらヶ丘第一団地の『管理人見習い』として住み込みで働くことに。しかしその団地には、中庭の「靴鳴らし」、エレベーター表示盤に棲む狐など、団地限定あやかし達が当たり前のように暮らしていた。
最初は逃げ腰の凛だったが、すねた空き部屋や、ベランダの風鈴が告げるSOSなど、人とあやかしのトラブルに巻き込まれながら、少しずつ『共同体』に関わる勇気を取り戻していく。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる