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合間の話2
1.アンナリーナと友達になる(ライザ)
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「あら、アンナリーナさん。お久しぶりね」
宮廷医師団本部棟の廊下をアンナリーナが歩いているのを見つけて、私は思わず声をかけた。
「まぁ、ライザ様。お久しぶりです。先日はまた義兄を治療していただいたそうで、本当にありがとうございました」
ベルトルドがアンナリーナに王太子襲撃事件の時のことを話したらしい。あれだけの怪我をしたのだから経緯を伝えて当然だと思うけれど、何だかちょっと恥ずかしい。
王太子を救った褒賞を与えると王宮から打診があったので、躓いただけだと正直に申告しておいた。そのことは同席していた騎士団副団長も知っているので、ベルトルドを通じてアンナリーナも知っているかもしれない。何もないところで転ぶようなとろい女だと呆れられていなければいいけれど。
「アントンソンさんに助けていただかなければ、私は大怪我をしてしまうところでした。お礼を言わなければならないのは私の方です。そして、アントンソンさんには酷い怪我を負わせてしまいました。本当に申し訳ありません」
私もアンナリーナに頭を下げた。日本人が作ったゲームを元にしているらしいこの世界は、お詫びの意を伝えるのはお辞儀である。皆の容姿は西洋人的なので違和感があるが、そんな世界なのだと割り切るしかない。
「いえいえ、義兄はライザ様をお守りできたことを誇りに思っていますので、お気になさらずに」
にっこりと微笑むアンナリーナは本当に可愛らしい。
「アンナリーナさん。私の名前に様なんてつけなくてもいいのよ」
「えっと、ライザさんと呼んでもよろしいのでしょうか?」
少し不安そうに私を見上げてくるアンナリーナは抱きしめたいほどに可愛い。ゲームではこんな可愛らしいアンナリーナと同居しながら、ベルトルドは彼女に妹以上の感情を持つことはなかった。現実でも彼女を妹だと思っているのだろうか?
ハイスペック攻略対象者たちに愛されるゲームヒロインに嫉妬してもしかたがないけれど、私も彼女ほど可愛ければベルトルドに振り向いてもらえるのではないかと思ってしまう。
「もちろんよ。ところで、本日はなぜここに?」
「魔力草の栽培が成功したのです。それが自生種と同じ効果があるか、宮廷医師団の薬師の方に鑑定していただきたくてやってきました」
魔力草とは険しい山頂付近にごく僅か自生している草で、魔力回復の効果がある。とても貴重なものなので、今までも人工栽培を試みていたが成功していなかった。
しかし、アンナリーナは緑の手の持ち主なので、難しい魔力草の栽培に成功するのである。そして、魔力草から作られる魔力ポージョンは、ゲームで重要なアイテムとなる。
現実世界のアンナリーナも植物向けの聖魔法が覚醒しつつあるようだ。
「まあ、魔力草を栽培できるなんて、アンナリーナさんは凄いのね」
「副所長の助言があったからです。決して私一人だけの力ではありません。それに、魔力回復の効果があるのか、まだわかりませんので」
ゲームでは自生しているものより効力は高いことになっていたけれど、現実でもそうなるような予感しかしない。
「アンナリーナさんが栽培したのなら、きっと凄い効力があるに違いないわ」
「そうだと嬉しいです。私を導いてくれた副所長が喜んでくれると思うから」
副所長の話をする時のアンナリーナは、恥ずかしそうに頬を染めていた。まるで恋する乙女のようだ。その姿もまた可愛い。
王立植物研究所のガイオ副所長は、ゲームヒロインのサポートを担っている。攻略対象者のおおよその好感度や攻略のヒントを教えてくれるキャラだ。
目が隠れるほどのボサボサの髪の毛をしているので、彼の顔ははっきりとわからない。体型は中肉中背。優しくて博識な彼はゲームプレイヤーには結構人気が高かったが、二十五歳になっても独身なので、ゲーム中では変人と呼ばれていた。
先日のガーデンパーティでも、髪形はぼさぼさのまま白衣を着たまま参加していて、女性参加者から明らかに避けられていた。
アンナリーナはそんな彼に恋してしまったのだろうか?
アンナリーナと攻略対象との恋愛がどうなるのか、私はとても気になった。
「あの、アンナリーナさん。よろしければ私とお友達になっていただけませんか? ほら、私は若い頃から宮廷医師団で働いているので、年の近いお友達が少ないの。同じく職に就いている貴女とならいいお友達になれると思うのよ」
これからこの世界がどうなっていくのか予想するためには、アンナリーナの動向を探らなくてはならない。それには友人になるのが一番だと思う。
ここまでゲーム通りのイベントが起こるとなると、ここはあのゲームと無関係な世界だととても思えない。
「まぁ、ライザさんとお友達になれるなんて、とっても嬉しいです。義兄も喜びます!」
突然友達になってほしいと言ったら、アンナリーナに不審がられるのではないかと心配したが、彼女はとても喜んでくれた。領地から王都へ出てきたばかりだし、他に女性がいない王立植物研究所に勤めているので、アンナリーナは同性の友人がいなかったのかもしれない。そうであるのならば、私が彼女の友人になるとベルトルドも喜んでくれるだろう。
「それなら、お休みの日にでも我が家に遊びにいらっしゃいませんか?」
アンナリーナとゆっくり話してみたい。私だって彼女と友人になることはとても嬉しい。私に友人がほとんどいないというのは本当のことだから。
「本当ですか? あの、義兄も一緒にお伺いしてもよろしいでしょうか?」
手に持っていた魔力草が入ったかごの持ち手を腕に通し、手を胸の前で組んだアンナリーナは潤んだ目で私を見上げてきた。
それにしても、友人宅を訪問するのに兄同伴というのは少し変だ。もしかしたらベルトルドとアンナリーナは恋人同士かもしれない。
でも、さすがヒロイン。お願いを拒否することなんてできるわけがない。
「勿論よ。一緒にいらして」
二人の仲睦ましい姿を見せつけられて、辛い思いをするのではないかと思いながらも、私は同意してしまっていた。
「それでは、次の日曜日はいかがですか?」
この世界も日本と同じ暦を使っていて、王宮の殆どの施設は日曜日が休みとなっている。
「ええ、その日は私も休みですから、楽しみに待っていますね」
アンナリーナが嬉しそうに去っていく。私はその後ろ姿を見送りながら、次の攻略対象のことを考えていた。
王太子編が済むと、自由に攻略対象を選べるようになる。
騎士団副団長、宰相子息、そして、隣国の王弟。
どのルートを選んでも、ベルトルドは大変な思いをする。
特に隣国の王弟編は酷い。
近年軍事力を増強している隣国が、平和の証として我が国の第二王女を留学させろと要求してくる。名目は留学だが実質は人質である。
それでも王は国民に多大な犠牲を出すであろう戦争より、王女を人質に差し出すことを選んだ。
しかし、隣国の横暴は続く。王女の安全と引き換えに多額の金銭を要求してきたのだ。
そんな隣国に怒った王太子は挙兵することを決め、ベルトルドに単身での王女救出を命じることになる。
ゲームではここからベルトルド視点に切り替わっていく。乙女ゲームなのに不思議な仕様だった。
隣国に密入国して、王城に忍び込み王女を救出。そんな危険すぎる任務にベルトルドは挑む。
失敗すればベルトルドには死が待っている。そして、隣国の王弟が兄である王を倒して政権を手に入れ、我が国の王女を助け出すことになるのだった。
どうか隣国の王弟編だけは始まらないでほしいと祈る気持ちだった。王女救出に成功しても、ベルトルドは心に傷を受けてしまうから。
アンナリーナが攻略対象と絡むことなく、何事もなくガイオ副所長と結ばれてくれたらと願わずにはいられない。
宮廷医師団本部棟の廊下をアンナリーナが歩いているのを見つけて、私は思わず声をかけた。
「まぁ、ライザ様。お久しぶりです。先日はまた義兄を治療していただいたそうで、本当にありがとうございました」
ベルトルドがアンナリーナに王太子襲撃事件の時のことを話したらしい。あれだけの怪我をしたのだから経緯を伝えて当然だと思うけれど、何だかちょっと恥ずかしい。
王太子を救った褒賞を与えると王宮から打診があったので、躓いただけだと正直に申告しておいた。そのことは同席していた騎士団副団長も知っているので、ベルトルドを通じてアンナリーナも知っているかもしれない。何もないところで転ぶようなとろい女だと呆れられていなければいいけれど。
「アントンソンさんに助けていただかなければ、私は大怪我をしてしまうところでした。お礼を言わなければならないのは私の方です。そして、アントンソンさんには酷い怪我を負わせてしまいました。本当に申し訳ありません」
私もアンナリーナに頭を下げた。日本人が作ったゲームを元にしているらしいこの世界は、お詫びの意を伝えるのはお辞儀である。皆の容姿は西洋人的なので違和感があるが、そんな世界なのだと割り切るしかない。
「いえいえ、義兄はライザ様をお守りできたことを誇りに思っていますので、お気になさらずに」
にっこりと微笑むアンナリーナは本当に可愛らしい。
「アンナリーナさん。私の名前に様なんてつけなくてもいいのよ」
「えっと、ライザさんと呼んでもよろしいのでしょうか?」
少し不安そうに私を見上げてくるアンナリーナは抱きしめたいほどに可愛い。ゲームではこんな可愛らしいアンナリーナと同居しながら、ベルトルドは彼女に妹以上の感情を持つことはなかった。現実でも彼女を妹だと思っているのだろうか?
ハイスペック攻略対象者たちに愛されるゲームヒロインに嫉妬してもしかたがないけれど、私も彼女ほど可愛ければベルトルドに振り向いてもらえるのではないかと思ってしまう。
「もちろんよ。ところで、本日はなぜここに?」
「魔力草の栽培が成功したのです。それが自生種と同じ効果があるか、宮廷医師団の薬師の方に鑑定していただきたくてやってきました」
魔力草とは険しい山頂付近にごく僅か自生している草で、魔力回復の効果がある。とても貴重なものなので、今までも人工栽培を試みていたが成功していなかった。
しかし、アンナリーナは緑の手の持ち主なので、難しい魔力草の栽培に成功するのである。そして、魔力草から作られる魔力ポージョンは、ゲームで重要なアイテムとなる。
現実世界のアンナリーナも植物向けの聖魔法が覚醒しつつあるようだ。
「まあ、魔力草を栽培できるなんて、アンナリーナさんは凄いのね」
「副所長の助言があったからです。決して私一人だけの力ではありません。それに、魔力回復の効果があるのか、まだわかりませんので」
ゲームでは自生しているものより効力は高いことになっていたけれど、現実でもそうなるような予感しかしない。
「アンナリーナさんが栽培したのなら、きっと凄い効力があるに違いないわ」
「そうだと嬉しいです。私を導いてくれた副所長が喜んでくれると思うから」
副所長の話をする時のアンナリーナは、恥ずかしそうに頬を染めていた。まるで恋する乙女のようだ。その姿もまた可愛い。
王立植物研究所のガイオ副所長は、ゲームヒロインのサポートを担っている。攻略対象者のおおよその好感度や攻略のヒントを教えてくれるキャラだ。
目が隠れるほどのボサボサの髪の毛をしているので、彼の顔ははっきりとわからない。体型は中肉中背。優しくて博識な彼はゲームプレイヤーには結構人気が高かったが、二十五歳になっても独身なので、ゲーム中では変人と呼ばれていた。
先日のガーデンパーティでも、髪形はぼさぼさのまま白衣を着たまま参加していて、女性参加者から明らかに避けられていた。
アンナリーナはそんな彼に恋してしまったのだろうか?
アンナリーナと攻略対象との恋愛がどうなるのか、私はとても気になった。
「あの、アンナリーナさん。よろしければ私とお友達になっていただけませんか? ほら、私は若い頃から宮廷医師団で働いているので、年の近いお友達が少ないの。同じく職に就いている貴女とならいいお友達になれると思うのよ」
これからこの世界がどうなっていくのか予想するためには、アンナリーナの動向を探らなくてはならない。それには友人になるのが一番だと思う。
ここまでゲーム通りのイベントが起こるとなると、ここはあのゲームと無関係な世界だととても思えない。
「まぁ、ライザさんとお友達になれるなんて、とっても嬉しいです。義兄も喜びます!」
突然友達になってほしいと言ったら、アンナリーナに不審がられるのではないかと心配したが、彼女はとても喜んでくれた。領地から王都へ出てきたばかりだし、他に女性がいない王立植物研究所に勤めているので、アンナリーナは同性の友人がいなかったのかもしれない。そうであるのならば、私が彼女の友人になるとベルトルドも喜んでくれるだろう。
「それなら、お休みの日にでも我が家に遊びにいらっしゃいませんか?」
アンナリーナとゆっくり話してみたい。私だって彼女と友人になることはとても嬉しい。私に友人がほとんどいないというのは本当のことだから。
「本当ですか? あの、義兄も一緒にお伺いしてもよろしいでしょうか?」
手に持っていた魔力草が入ったかごの持ち手を腕に通し、手を胸の前で組んだアンナリーナは潤んだ目で私を見上げてきた。
それにしても、友人宅を訪問するのに兄同伴というのは少し変だ。もしかしたらベルトルドとアンナリーナは恋人同士かもしれない。
でも、さすがヒロイン。お願いを拒否することなんてできるわけがない。
「勿論よ。一緒にいらして」
二人の仲睦ましい姿を見せつけられて、辛い思いをするのではないかと思いながらも、私は同意してしまっていた。
「それでは、次の日曜日はいかがですか?」
この世界も日本と同じ暦を使っていて、王宮の殆どの施設は日曜日が休みとなっている。
「ええ、その日は私も休みですから、楽しみに待っていますね」
アンナリーナが嬉しそうに去っていく。私はその後ろ姿を見送りながら、次の攻略対象のことを考えていた。
王太子編が済むと、自由に攻略対象を選べるようになる。
騎士団副団長、宰相子息、そして、隣国の王弟。
どのルートを選んでも、ベルトルドは大変な思いをする。
特に隣国の王弟編は酷い。
近年軍事力を増強している隣国が、平和の証として我が国の第二王女を留学させろと要求してくる。名目は留学だが実質は人質である。
それでも王は国民に多大な犠牲を出すであろう戦争より、王女を人質に差し出すことを選んだ。
しかし、隣国の横暴は続く。王女の安全と引き換えに多額の金銭を要求してきたのだ。
そんな隣国に怒った王太子は挙兵することを決め、ベルトルドに単身での王女救出を命じることになる。
ゲームではここからベルトルド視点に切り替わっていく。乙女ゲームなのに不思議な仕様だった。
隣国に密入国して、王城に忍び込み王女を救出。そんな危険すぎる任務にベルトルドは挑む。
失敗すればベルトルドには死が待っている。そして、隣国の王弟が兄である王を倒して政権を手に入れ、我が国の王女を助け出すことになるのだった。
どうか隣国の王弟編だけは始まらないでほしいと祈る気持ちだった。王女救出に成功しても、ベルトルドは心に傷を受けてしまうから。
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