やっちまえ！制裁屋！

1話-② 青髪の武闘家 ファル・セテス

ファル
「誰の依頼なの…？」

セルファス
「君のことを嫌いな方々さ、君は強いからね。
　僕は代行さ。」

ファル
「私のこと、誰か分かってんの?
　言っとくけど、やめといた方がいいわよ」

セルファス
「ここで一番強いんだろ?楽しませろよ！」



戦闘開始！！！

セルファスの武器は、鎖の先に槍が付いたものだ
この鎖は長さを自由に変えれるらしい。


セルファスはファルに槍を投げるが、
ファナは悠々と避ける。

そしてファルがカウンターを決め……
ようとした。

ファルの方に、後ろから何か刺さった。

ファル
「痛っ！何!?」

セルファスは鎖を使った槍をこちらに引っ張っていた
勢いよく戻った槍は、全体が尖っており、
どこからでも刺さる形をしている。


ファルは焦った。

今まで、攻撃なんて受けなかった。
今まで、痛くなかった。


セルファスは容赦しない

怯んだファルを滅多刺しにした。



ｸﾞｻｯ！



ファル
「痛い痛い！誰か！助けて！！！！」

セルファス
「誰も助けないぞ。最強なんだろ？
　お前が勝てないなら他も勝てないんだから。」

セルファスは何もない空間から剣を取り出す



ｻｯ


ファル
「あ…あれ……？？何も…見えない…？
　どうし、あれ、い、痛い？…」

ファルの目からは血が流れている。
ファルはまだ受け入れられていないのか、
戸惑っている。


セルファス
「わかんないか？刺したんだよ。お前の目」

ファル
「！！」
理解したファルに、痛みが襲いかかる。

「キャアアアアアア！！！！」
「痛いよ…怖いよ……！」

セルファス
「まだやめないぞ。くたばんなよ？」


ファルの記憶は、ここで途切れた。


ファルが目覚めた時、
ファルは何も分からなった。
正確にいうと、分かれなかった。

腕の感覚、いや四肢の感覚がない。
あと、地面にいるのに、
やけに暖かい液体が下にある。

目も見えない。耳も聞こえない。
全身が痛い。声も出ない。体が冷たい。


ここでファルの命は尽きた







後日、、、、

セルファス
「あっちゃー…死んじゃったか…。
　結構やったしなぁw
　あれ見たい人どんなこと思うかな？」


「てかあの子の話ほとんど聞いてないけど…
　どんな子だったんだろ?
　割といい子ちゃんだったっぽいよな」

そういえば、
見つけた時にファルが野菜を抱えて笑ってた


………悪いことをしたなぁ。