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章2 おいでよよーかいの国
055 「お姫様抱っこ」される。 ああん恥ずかしいの! ぽっってなっちゃう(はぁと)
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新人講習会が行われる時間が迫ってきた。
急ぎ車で駿河城近くのビルディングにある妖怪互助会の受付へ向かう。
受付を通った後、クッソ長いエスカレーターに案内される。先が全く見えないんですけど…
エスカレーターっていう名前だけど、小さい遊園地の1人乗りジェットコースターの座席みたいなのに座らされる。
案内してくれた受付のお兄さんが、「ポチっとな」という昭和漂うヴォイスを発したとたん。それは地下へ向けて走り出した。違う落ちていったといった方がいい。
目を開けてられないくらいの速度で進んでいく。
妖怪化したとはいえ、所詮俺はニンゲンと変わらないレベル。
目的地に着いた時にはグロッキーだった。腰が抜けて立てないよぅ…
迎えに来てくれていた教育係のお兄さん妖怪に「お姫様抱っこ」されて教室に連れていかれた。
ああん恥ずかしいの! ぽっってなっちゃう(はぁと)
しばらく休んだ後、講習会が始まった。
妖怪互助会の成り立ちと目的に関しては、少し前にスルガちゃん自身から聞いていた説明とほぼ同じ。
続いて福利厚生面の説明と、初心者妖怪の心構えを教えてもらった。
パンフレットが配られ、妖怪アイテムの説明を受ける。かなり便利アイテムも支給されるようだね。これがあれば最弱妖怪の俺でもなんとか生きていけそうだ。
生物は2つに大別される。
妖怪コアを所持する「妖怪」、妖怪コアを持たない「その他の生物」である。
妖怪コアを解放した妖怪は、他の生物とは天と地の差があり、惑星ピラミッドの上位に位置する。
最上位生物は、妖怪キングのスルガ様(妖怪:ギャラクティックうわばみ)であることを教えてもらった。
これからは様を付けて呼ばねばならぬな! スルガちゃん様ぁ!
妖怪コアを解放した妖怪は、他の生物から恐れられる。生命の危機を本能的に感じるからだそうだ。
通常生活では妖怪コア出力を極力抑えておくことが大事と教えられる。
妖怪コミュニケーションについて。
通常の会話は、念話と言われる妖怪コアを使用した超感覚能力(テレパシー)で行われる。
言葉を発する声帯を持たない妖怪もいるからだ。
念話には到達可能な距離がある。妖怪パワーの込め方により変わる。妖怪間では万国共通の伝達手段らしい。
但し、念話は妖怪テレフォンで使用できない。オプション製品やキャラクタベースのチャットにて代替するとのこと。
妖怪を相手する時は念話を使うことにしよう。
「他に質問などありますか?」と言われたので。
「妖怪コアの出力の変更方法がわかりません」と答える。
急に生まれ変わったので理解できないのだ。
通常は幼年から、徐々にコア出力大きくなると共に制御方法を自然と理解するものである。
「なるほど、では失礼して」格好いいお兄さん先生に、巧みにシャツを脱がされる。
「ああ…あっ」裸体に触れてもらって妖怪コアの位置を確認したり。
「んくっ!らめぇ!」妖怪コアから発する妖怪出力の調整のしかたを教えてもらったり。
「はぁはぁはぁ…」濃密な妖怪コア制御の授業は終了した。
アフターケアのために先生と妖怪IDの交換(出し入れ)を行った。
インテリの先生は、手慣れていた。いっぱい教え子のいる先生だった。甲殻類系の妖怪だった。
おれはいつか先生の固い甲殻(閉ざされたこころ)を破ることが出来るだろうか。
いいえ!いつかむねをはってせいちょうしたわたしをみせるの!がんばるわ!
ちなみに妖怪コアは、慣れさえすれば短時間でオンオフの切り替えを行えるとのこと。頑張って習得しておかなければな。
初日の座学はこれで終了となった。明日は支給されるアイテムの説明と、実習を行ってくれる模様。
実技担当は別の先生とのこと。至れり尽くせりだ。
割り当てられていた宿舎のベッドへゴロンする。
今日の講習で色々なことがわかった。
教えてもらったおかげで、妖怪センスを使用して、妖怪コアから発せられる妖怪値によりニンゲンと妖怪の違いがわかるようになった。
妖怪レベルの高い幹部クラスだと、妖怪コアの存在を完全に隠せることが出来るが。普通の妖怪は微弱な妖怪パワーを妖怪コアから発生させている。これにより感知が可能である。
おれはハーフ妖怪なので妖怪コアを完全に停止しても死なないらしい。
ニンゲンの心臓が動いているからだ。いいことを教えてもらいましたよ。これでお店とか行けるわー。ニンゲン世界でビビって避けられる心配が無くなった。
急ぎ車で駿河城近くのビルディングにある妖怪互助会の受付へ向かう。
受付を通った後、クッソ長いエスカレーターに案内される。先が全く見えないんですけど…
エスカレーターっていう名前だけど、小さい遊園地の1人乗りジェットコースターの座席みたいなのに座らされる。
案内してくれた受付のお兄さんが、「ポチっとな」という昭和漂うヴォイスを発したとたん。それは地下へ向けて走り出した。違う落ちていったといった方がいい。
目を開けてられないくらいの速度で進んでいく。
妖怪化したとはいえ、所詮俺はニンゲンと変わらないレベル。
目的地に着いた時にはグロッキーだった。腰が抜けて立てないよぅ…
迎えに来てくれていた教育係のお兄さん妖怪に「お姫様抱っこ」されて教室に連れていかれた。
ああん恥ずかしいの! ぽっってなっちゃう(はぁと)
しばらく休んだ後、講習会が始まった。
妖怪互助会の成り立ちと目的に関しては、少し前にスルガちゃん自身から聞いていた説明とほぼ同じ。
続いて福利厚生面の説明と、初心者妖怪の心構えを教えてもらった。
パンフレットが配られ、妖怪アイテムの説明を受ける。かなり便利アイテムも支給されるようだね。これがあれば最弱妖怪の俺でもなんとか生きていけそうだ。
生物は2つに大別される。
妖怪コアを所持する「妖怪」、妖怪コアを持たない「その他の生物」である。
妖怪コアを解放した妖怪は、他の生物とは天と地の差があり、惑星ピラミッドの上位に位置する。
最上位生物は、妖怪キングのスルガ様(妖怪:ギャラクティックうわばみ)であることを教えてもらった。
これからは様を付けて呼ばねばならぬな! スルガちゃん様ぁ!
妖怪コアを解放した妖怪は、他の生物から恐れられる。生命の危機を本能的に感じるからだそうだ。
通常生活では妖怪コア出力を極力抑えておくことが大事と教えられる。
妖怪コミュニケーションについて。
通常の会話は、念話と言われる妖怪コアを使用した超感覚能力(テレパシー)で行われる。
言葉を発する声帯を持たない妖怪もいるからだ。
念話には到達可能な距離がある。妖怪パワーの込め方により変わる。妖怪間では万国共通の伝達手段らしい。
但し、念話は妖怪テレフォンで使用できない。オプション製品やキャラクタベースのチャットにて代替するとのこと。
妖怪を相手する時は念話を使うことにしよう。
「他に質問などありますか?」と言われたので。
「妖怪コアの出力の変更方法がわかりません」と答える。
急に生まれ変わったので理解できないのだ。
通常は幼年から、徐々にコア出力大きくなると共に制御方法を自然と理解するものである。
「なるほど、では失礼して」格好いいお兄さん先生に、巧みにシャツを脱がされる。
「ああ…あっ」裸体に触れてもらって妖怪コアの位置を確認したり。
「んくっ!らめぇ!」妖怪コアから発する妖怪出力の調整のしかたを教えてもらったり。
「はぁはぁはぁ…」濃密な妖怪コア制御の授業は終了した。
アフターケアのために先生と妖怪IDの交換(出し入れ)を行った。
インテリの先生は、手慣れていた。いっぱい教え子のいる先生だった。甲殻類系の妖怪だった。
おれはいつか先生の固い甲殻(閉ざされたこころ)を破ることが出来るだろうか。
いいえ!いつかむねをはってせいちょうしたわたしをみせるの!がんばるわ!
ちなみに妖怪コアは、慣れさえすれば短時間でオンオフの切り替えを行えるとのこと。頑張って習得しておかなければな。
初日の座学はこれで終了となった。明日は支給されるアイテムの説明と、実習を行ってくれる模様。
実技担当は別の先生とのこと。至れり尽くせりだ。
割り当てられていた宿舎のベッドへゴロンする。
今日の講習で色々なことがわかった。
教えてもらったおかげで、妖怪センスを使用して、妖怪コアから発せられる妖怪値によりニンゲンと妖怪の違いがわかるようになった。
妖怪レベルの高い幹部クラスだと、妖怪コアの存在を完全に隠せることが出来るが。普通の妖怪は微弱な妖怪パワーを妖怪コアから発生させている。これにより感知が可能である。
おれはハーフ妖怪なので妖怪コアを完全に停止しても死なないらしい。
ニンゲンの心臓が動いているからだ。いいことを教えてもらいましたよ。これでお店とか行けるわー。ニンゲン世界でビビって避けられる心配が無くなった。
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