駿河ノ国妖怪物語 ~知られざる妖怪ワールド~

やまねとも

文字の大きさ
114 / 164
番外編4 妖ゲー

ワクワク惑星(レベル制ゲーム)編03  浅間妖怪ネトゲ日記

しおりを挟む
機械生命体のパワーを思イシレエエエ! 尖った脚を突き刺して難なく撃破完了! ザマァミソスープであります。

おや~ん?よく見ると、こいつ本当にニンゲンっぽい見た目ですね?

二足歩行のニンゲン型の敵とか弱い生命体の代名詞じゃないですか、石器持ったところで機械生命体をどうにか出来ると思ってるのかしら? バクショーもんですよ。

「倒し終わったー、二足歩行の有機生命体のモンスターだったよ。レベルは上がってません!」

「おお、モンスターがいるゲームだったんだね、どうやってレベル上げるんだろうなーって思ってた」

「わたしも生産活動経験とかでレベル上がるもんだと思ってたから、ビックリした~」

「じゃあ、わたしも敵探して殺さないとなのかな?あんまり殺生したくないんだよねぇ」

「タマちゃんって歌姫だものねぇ」タマちゃんは惑星型戦闘メカ種族だけどリアル歌姫なのだ。

今のお仕事は星系防衛関連だけど、昔は歌姫をやってたらしい。


うっ、先程の戦闘で活動コストがさらに減って半分くらいになっちゃってるよ。

燃費悪すぎでしょう機械生命体。やっぱ虫系にしとくべきだったかー。

「一緒に遊びたいけど合流方法がわからないねー」タマちゃんが言います。

「さっきサーチかけたら、タマちゃんの位置が別大陸とか出てたよ」

「わたしがそっちいってもいいけど、船とか出てるのかなぁ?」

「石器時代らしいって報告があったから難しいかもしれないよ」

「トカゲって泳げると思う?」

「泳いだって話きいたことないなぁ。でも、浮きそうではある」

「この惑星すごい広いみたいだからトカゲが泳いで大陸間移動は大変じゃないですかね?」

「惑星がデフォルメットされてないならば絶望的な移動距離か~」

「トカゲサイズだと、跳躍航法無しで恒星間移動するようなものだよね」

「そりゃあ絶望的だぁ」

「ちょっとログアウトして色々調べてくるよ、マニュアルが発行されてるかもしれないし」

「そういやマニュアルすら発表なかったよね、このゲーム」

「それじゃあ、ちょっとログアウトして情報収集とか色々なとこ見てきますよ。トカゲライフがんばっ!」

「あいあい、いってらっしゃい」


さてと情報収集しますかねぇ。

一応マニュアルっぽいのが発行されていたので覗いてみる。

マニュアルなんてものは普通読まないものなんだけどねぇ、ゲーム内で妖怪ウィンドウみたいなのが使えればいいんだけど、そういうの無いみたいだし。

どれどれ、結構な文章量だな、必殺!ななめ読み~。


ああー、これ自由度が高すぎて、何をするにも最初が大変なやつだ。

惑星の直径が太陽の20倍?うはぁ…これってば別大陸移動するにはジェット機作ったとしても、数週間レベルじゃないですか。

種族「スペースうわばみ」くらいの種族でないと移動が困難すぎますよ。

一般プレイヤーは「スペースうわばみ」を選択できません。とか書いてある。

わかります!選択できるのは恐らく、我らの希望、宇宙大帝スルガ様だけですよね!

お友達と遊ぶ場合は、ログイン時にフレンド招待機能を使えって書いてある。

一応は、ボッチにならないように救済手段は用意してあるのか。

そうだよねぇ、惑星が大きすぎてプレイヤー同士出会うのが困難な気がしますよ。

調べた内容をタマちゃんにメッセージ送信してみる。


「そんなに大きな惑星だったんだねぇ。招待機能つかってこっちおいでよ」

タマちゃんが一旦ログアウト。招待コードを送ってもらう。

キャラを削除して再度同じ条件でキャラを作成。招待コードを使用してログインしてみる。

先程得た経験値は消えてしまったがボッチよりはマシなのだ。ボッチはさみしーのヨ。

さ~ってタマちゃんはどこかな?

足元をチョロチョロするトカゲさんはっけーん! ちっさ!10cmくらいしかないよ。

「やあやあ、機械種族の君」タマちゃんが言います。

「はじめましてトカゲさん、というか凄いちっさいね」

「アッサマの上に乗っても良い?」

「どうぞどうぞ」タマちゃんがわたしの頭の上へライドする。

「うおー遠くまで見えるよ。広いフィールドだねぇ」

早速パーティを組んで、とりあえずは、周りを確認するためにも歩き回ってみることにする。

ガッションガッション、歩くのは早くて良いけど、すごい勢いで活動コストが減っていく。

「ああ、そろそろ活動限界かも」

「機械種族は大変だねぇ」

「現実でもこんな感じの燃費なのかな」

「活動時間延長措置をしないと、そんなもんだね。重力下での移動は大変だよ。宇宙空間だと長く動けるんだけどね」

「他の生命体っぽいのいないねぇ」

「いるよ?さっきからアッサマが踏み潰しまくってて、わたしのレベルがガンガン上昇中」

「えっ?わたしレベルなんて1つもあがってないんだけど」

地面をじっと見ますと、たしかに虫っぽいサイズのを轢き殺していたみたいです。わたしは軽自動車サイズなので全く気が付きませんでした!

「体の大きさで経験値の分配が違うのかな?ちなみに今10レベルになりました!」
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました

放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。 だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。 「彼女は可哀想なんだ」 「この子を跡取りにする」 そして人前で、平然と言い放つ。 ――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」 その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。 「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

巻き込まれた薬師の日常

白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。 剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。 彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。 「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。 これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。 【カクヨムでも掲載しています】 表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

老聖女の政略結婚

那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。 六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。 しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。 相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。 子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。 穏やかな余生か、嵐の老後か―― 四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。

処理中です...