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第五十六話「訓練二日目ブレイドサイド」
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シース組が訓練している場所よりさらに外れた岩場で囲まれた砂浜。
もはや人の気配の感じられない場所でアリシア、クレア、イリス、ティアナの四人は準備運動を進めていた。
ティアナはガチャガチャと箱の中から道具を取り出しそれぞれに渡す。
アリシアには木製のレイピア、クレアには足に付ける錘、イリスには鉄製のハンマー。
それぞれは与えられたものを身に着けて軽く動く。
「さあ諸君! 楽しい訓練の時間だ! それぞれの種器と同じ重さになっているはず。本当ならちゃんと種器を使った方が良いのだろうけど、シースがいないと長時間訓練は出来ないから取り急ぎの措置というわけさ」
準備運動をしながら説明するティアナ。
イリスはハンマーを肩に預けて、
「それならシース組と一緒にした方が良いんじゃねぇのか?」
「もちろんそれが理想さ。だが今日はそれぞれに適した訓練を行う日なのだよイリス君。何? 身体操作については日頃訓練しているから魔力が無くて特別な訓練になるのかだって? それがなるのだよ。それを教えるために――――」
準備運動を済ませたティアナは挑発するように指をクイッとさせる。
「三人まとめてかかって来たまえ」
自信ありげなティアナに、三人は思わず目を合わせて固まった。
アリシアもクレアも直接何かを教わったことはないが、それでもティアナが相当な実力者なのは知っている。
イリスも肩書や噂話程度でそれなりに強いことは知っている。
そんな三人でも共通の認識としてあるのは、三対一で勝負になるのかということ。
「おや? 何を遠慮しているんだい? そうか、スタートの合図がいるというわけだね諸君。それでは失礼して……三、二、一、スタート!!」
勝手に話を進めて開始を宣言するティアナ。
スタートの合図を宣言した途端、ティアナは砂浜を蹴って三人との距離を一瞬で詰める。
真っ先に向かったのはクレア。
一呼吸の間もない時間で不敵な笑みを浮かべたティアナが視界を埋める。
困惑の空気が一瞬で張り詰めて、腹にめがけて飛んで来るティアナの掌底を足で払う。
「なかなかの反射神経だ! 風紀委員の未来も明るいな!」
すかさずイリスは重心の下がったティアナの脳天めがけて容赦なくハンマーを振り下ろす。
それを視界の端で捉えていたティアナは、振り下ろされるハンマーの柄を握って懐に入り、動きづらいはずの砂浜では考えられないほど流暢な足運びで背負い投げの体勢に移行する。
「急所を的確に狙う良い判断だ! 期待の新生だね!」
「――かはッ!?」
そのままイリスを砂浜に叩きつける。
砂浜がクッションになるも、打ち付ける衝撃にイリスは肺の空気を一気に吐き出した。
背負い投げ後のティアナは片足は浮いた状態で隙も多い。
その隙を狙ったアリシアはレイピアで鋭い突きを繰り出す。
ティアナは地面に付いた足を軸に体を捻り、アリシアの突きを軽く躱す。
「良い速さだ! 同じ生徒会メンバーとして鼻が高いよ!」
その後も三対一の攻防を繰り返す。
最初こそ勝負になるか疑問だったが、そんな心配など数秒で消えた。
速さや体の動きに差があるとは思えない。
それでも同じ時間軸で動いているとは思えないほど俊敏に思えてしまう。
三人のティアナに対する攻撃は当たらず、ティアナの攻撃は認識出来ても体が追い付かない。
たった五分の訓練を経て、ティアナはストップと終了の合図を送る。
その濃密すぎる攻防に三人の体力はごっそり持っていかれている。
「正直、三人と私に身体能力的な差は少ない。それは諸君らも分かっていると思う。それでも君達には私の動きが早く、たいして自分達の反応が遅く感じたことだろう。私がブレイド組の訓練で教えるのは戦闘時の目と脳の使い方だ」
肩で息をしながら、三人は黙ってティアナの説明を聞く。
「では敵の魔法分析や自分の魔法選択など、魔法に関することを除いて君達は戦闘中に何を考えている? では三人いるから名前の順で三番目のクレア君」
指名されてクレアは呼吸を落ち着かせて質問に答えた。
「戦っている環境の把握は終わってる前提で言うと相手の動きを観察して隙を探ってます」
「そう、隙を探る。戦闘とは駆け引きで、相手が不意に生み出した本当の隙と故意に生み出した嘘の隙を見極める。では不意に生み出した隙とは何か。ではさっきかき氷食べたので氷を魔法を使うイリス君答えたまえ」
「瞬きとか呼吸のタイミングとか動きの癖……とか?」
「うむ、表層的な隙はその通り。アリシア君は精錬されているが型にハマりすぎて読みやすい。クレア君はアドリブに動けてはいるけどやや動きが粗い。イリス君は魔法に難ありということで動きこそ経験豊富な二人に負けないけどやはり経験で培われる対応力に弱い。では今回私が教えるのは深層的な隙だ。では深層的な隙とは何か? 今日は日差しが強いので光の魔法を使うアリシア君、君の見解を述べたまえ」
「目に見えない隙ということになりますが……思考時間などでしょうか?」
「その通り。通常、動きとは脳の処理を経て行われる。視界、呼吸、動き、感情など様々な要因を脳は処理して、考え、行動する。だが稀に目で見えている、耳で聞こえているはずなのに脳で処理できない時がある。その一瞬に動くと相手には瞬間移動したかのように映る。集中状態の意識下で僅かに発生する無意識というわけだ。これを深層的な隙と私は言っているわけなのだよ」
説明を経て、イリスは簡単に言ってのけるティアナを睨みながら抗議する。
「簡単に言うがそんなのポンポン狙えるもんじゃねぇだろ」
「イリス君の言う通り、この深層的な隙はいわばクリティカルヒットのようなものだ。だが確率を上げる方法はある。表層的な隙を見出し、それを最高の精度で狙えることが出来ればこの深層的な隙を突ける。その表層的な隙を見逃さないように観察する目、相手の隙を分析して駆け引きに勝つ思考法、一瞬だけ生み出された深層的な隙を見出し反応できる判断力、自分の深層的な隙を少なくする注意力。これらは普段からの意識と経験で養い慣れていく必要がある。戦闘中、視界の端で転がる石ころを認識できるようにならなければ、君達のような魔法に恵まれたものは足元をすくわれるよ」
ティアナは構えに入り、休憩終了の雰囲気を醸し出す。
「見ること、聞くこと、考えることが多すぎていつもより疲れると思うが安心したまえ。今日を乗り越えたら明日はバカンスだ!!」
楽しそうな笑顔のまま、ティアナは三人に突っ込んだ。
その日、誰一人ティアナに一撃を与えることは出来なかった――――。
もはや人の気配の感じられない場所でアリシア、クレア、イリス、ティアナの四人は準備運動を進めていた。
ティアナはガチャガチャと箱の中から道具を取り出しそれぞれに渡す。
アリシアには木製のレイピア、クレアには足に付ける錘、イリスには鉄製のハンマー。
それぞれは与えられたものを身に着けて軽く動く。
「さあ諸君! 楽しい訓練の時間だ! それぞれの種器と同じ重さになっているはず。本当ならちゃんと種器を使った方が良いのだろうけど、シースがいないと長時間訓練は出来ないから取り急ぎの措置というわけさ」
準備運動をしながら説明するティアナ。
イリスはハンマーを肩に預けて、
「それならシース組と一緒にした方が良いんじゃねぇのか?」
「もちろんそれが理想さ。だが今日はそれぞれに適した訓練を行う日なのだよイリス君。何? 身体操作については日頃訓練しているから魔力が無くて特別な訓練になるのかだって? それがなるのだよ。それを教えるために――――」
準備運動を済ませたティアナは挑発するように指をクイッとさせる。
「三人まとめてかかって来たまえ」
自信ありげなティアナに、三人は思わず目を合わせて固まった。
アリシアもクレアも直接何かを教わったことはないが、それでもティアナが相当な実力者なのは知っている。
イリスも肩書や噂話程度でそれなりに強いことは知っている。
そんな三人でも共通の認識としてあるのは、三対一で勝負になるのかということ。
「おや? 何を遠慮しているんだい? そうか、スタートの合図がいるというわけだね諸君。それでは失礼して……三、二、一、スタート!!」
勝手に話を進めて開始を宣言するティアナ。
スタートの合図を宣言した途端、ティアナは砂浜を蹴って三人との距離を一瞬で詰める。
真っ先に向かったのはクレア。
一呼吸の間もない時間で不敵な笑みを浮かべたティアナが視界を埋める。
困惑の空気が一瞬で張り詰めて、腹にめがけて飛んで来るティアナの掌底を足で払う。
「なかなかの反射神経だ! 風紀委員の未来も明るいな!」
すかさずイリスは重心の下がったティアナの脳天めがけて容赦なくハンマーを振り下ろす。
それを視界の端で捉えていたティアナは、振り下ろされるハンマーの柄を握って懐に入り、動きづらいはずの砂浜では考えられないほど流暢な足運びで背負い投げの体勢に移行する。
「急所を的確に狙う良い判断だ! 期待の新生だね!」
「――かはッ!?」
そのままイリスを砂浜に叩きつける。
砂浜がクッションになるも、打ち付ける衝撃にイリスは肺の空気を一気に吐き出した。
背負い投げ後のティアナは片足は浮いた状態で隙も多い。
その隙を狙ったアリシアはレイピアで鋭い突きを繰り出す。
ティアナは地面に付いた足を軸に体を捻り、アリシアの突きを軽く躱す。
「良い速さだ! 同じ生徒会メンバーとして鼻が高いよ!」
その後も三対一の攻防を繰り返す。
最初こそ勝負になるか疑問だったが、そんな心配など数秒で消えた。
速さや体の動きに差があるとは思えない。
それでも同じ時間軸で動いているとは思えないほど俊敏に思えてしまう。
三人のティアナに対する攻撃は当たらず、ティアナの攻撃は認識出来ても体が追い付かない。
たった五分の訓練を経て、ティアナはストップと終了の合図を送る。
その濃密すぎる攻防に三人の体力はごっそり持っていかれている。
「正直、三人と私に身体能力的な差は少ない。それは諸君らも分かっていると思う。それでも君達には私の動きが早く、たいして自分達の反応が遅く感じたことだろう。私がブレイド組の訓練で教えるのは戦闘時の目と脳の使い方だ」
肩で息をしながら、三人は黙ってティアナの説明を聞く。
「では敵の魔法分析や自分の魔法選択など、魔法に関することを除いて君達は戦闘中に何を考えている? では三人いるから名前の順で三番目のクレア君」
指名されてクレアは呼吸を落ち着かせて質問に答えた。
「戦っている環境の把握は終わってる前提で言うと相手の動きを観察して隙を探ってます」
「そう、隙を探る。戦闘とは駆け引きで、相手が不意に生み出した本当の隙と故意に生み出した嘘の隙を見極める。では不意に生み出した隙とは何か。ではさっきかき氷食べたので氷を魔法を使うイリス君答えたまえ」
「瞬きとか呼吸のタイミングとか動きの癖……とか?」
「うむ、表層的な隙はその通り。アリシア君は精錬されているが型にハマりすぎて読みやすい。クレア君はアドリブに動けてはいるけどやや動きが粗い。イリス君は魔法に難ありということで動きこそ経験豊富な二人に負けないけどやはり経験で培われる対応力に弱い。では今回私が教えるのは深層的な隙だ。では深層的な隙とは何か? 今日は日差しが強いので光の魔法を使うアリシア君、君の見解を述べたまえ」
「目に見えない隙ということになりますが……思考時間などでしょうか?」
「その通り。通常、動きとは脳の処理を経て行われる。視界、呼吸、動き、感情など様々な要因を脳は処理して、考え、行動する。だが稀に目で見えている、耳で聞こえているはずなのに脳で処理できない時がある。その一瞬に動くと相手には瞬間移動したかのように映る。集中状態の意識下で僅かに発生する無意識というわけだ。これを深層的な隙と私は言っているわけなのだよ」
説明を経て、イリスは簡単に言ってのけるティアナを睨みながら抗議する。
「簡単に言うがそんなのポンポン狙えるもんじゃねぇだろ」
「イリス君の言う通り、この深層的な隙はいわばクリティカルヒットのようなものだ。だが確率を上げる方法はある。表層的な隙を見出し、それを最高の精度で狙えることが出来ればこの深層的な隙を突ける。その表層的な隙を見逃さないように観察する目、相手の隙を分析して駆け引きに勝つ思考法、一瞬だけ生み出された深層的な隙を見出し反応できる判断力、自分の深層的な隙を少なくする注意力。これらは普段からの意識と経験で養い慣れていく必要がある。戦闘中、視界の端で転がる石ころを認識できるようにならなければ、君達のような魔法に恵まれたものは足元をすくわれるよ」
ティアナは構えに入り、休憩終了の雰囲気を醸し出す。
「見ること、聞くこと、考えることが多すぎていつもより疲れると思うが安心したまえ。今日を乗り越えたら明日はバカンスだ!!」
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その日、誰一人ティアナに一撃を与えることは出来なかった――――。
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