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国家戦争
お姫様にも色々いるよね
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「ちょっと待て。それどういうことだ?」
「ん?あぁ。いやなに、あの爆発で我々が唖然としていたら、そこの方が現れてな」
キラを指さしながら話を続けるアミラさん。
「なんと我々に渡したいものがあるという。なぜこの爆発に平然としているのかを聞けば、こちら側が意図したものだからだと言う。そんなことがあるはずがないと我々が激昂すると、では一騎打ちで勝ったらこれを見てくれと手紙を差し出してきたので、私の父がその勝負を受けたのだ」
おい。キラ。なにしてんだ。
「一騎打ちなら負けないと豪語していた父もあっさりと敗北。強いものに従うのが獣人族だ。今回の戦争の発案者である父が負けたのであればなおさらだな」
え?アミラさんの父親が今回のこと主導してたの?
まぁ、まずその前に、
「キラ、やめとけって言ったよな?」
「攻撃を受けたら避けろとは言われたけど、一騎打ちをするなとは言われてないよ?」
にこにこしながら言い返してくる。
「それに、一騎打ちもリブレ君のやり方を真似ただけだしね」
あれか。プリンセたちをやっつけたやつ。
横でプリンセがその時のことを思い出して、さらにしがみついてくる。
「ところで、なぜ虎族の姫がこのようなところにいるのだ?」
アミラさんがふと気が付いたという様子で聞いてくる。
姫?
「リブレ殿の横におられるのは虎族の姫君であろう?なぜここに?」
はぁ!?
「え?お、落ち着け、俺。いんいちがいち。いんにがに。いんさんが…」
「九九やってる場合ですか!?」
あ、この世界にも九九あるんだ。
「しかもなんで一の段なんですか…」
最初じゃん。
「全部言うつもりだったんですか!?」
コントしたおかげで冷静になった俺はプリンセに聞いてみる。
「なぁ、プリンセ。お前虎族のお姫様的ななにかなのか?」
「なんですかそのややこしい聞き方…」
いやー、信じられないというか信じたくないというか…。
「?よくわかんないけど、お父さんは虎族の一番のヒトだよ?」
お姫様だった!!
ってことはあれか。プリンセをここに連れてきているのはやばいくらいの国際問題ってことにならないか?他の種族が落ち着いても虎族だけプリンセの奪還に動いてくることにならないか?
よく考えたらプリンセってあれか!?プリンセスの一部か!?考えられる。十分に考えられる。この世界、ゲームなのはいいとしてもネーミングがかなり安直だからな。
「?お姫様だとなんか悪いの?たぶん、そっちのヒトもお姫様ってやつだよ?」
え!?
「あ、申し遅れた。私はチーター族の長の娘だ。キラ殿に敗れた父の代わりにここへ来た次第だ」
はぁー!?アミラってあれか!?アラビア語で姫か!クイズで見たことあるわ!
じゃあなに!?獣人族の今回の騒動を起こした六種族のうち、二種族の姫様がここにいるってこと?
「リブレさん。これ問題なんじゃないですか?」
「…かもな。王様も引いてるし」
髭がひくついてるぞ、おっさん。
「やぁ!やってるかい?」
ケインが戻ってきた。なんだよこの忙しい時に!
「む?なんか静かだな。だめだぞ客人がいるときに静かにしていては!」
プリンセとアミラを見やりながらケインは言う。
「折角、追加の客人を連れてきたというのに!」
まだなんかあんの…?
「ん?あぁ。いやなに、あの爆発で我々が唖然としていたら、そこの方が現れてな」
キラを指さしながら話を続けるアミラさん。
「なんと我々に渡したいものがあるという。なぜこの爆発に平然としているのかを聞けば、こちら側が意図したものだからだと言う。そんなことがあるはずがないと我々が激昂すると、では一騎打ちで勝ったらこれを見てくれと手紙を差し出してきたので、私の父がその勝負を受けたのだ」
おい。キラ。なにしてんだ。
「一騎打ちなら負けないと豪語していた父もあっさりと敗北。強いものに従うのが獣人族だ。今回の戦争の発案者である父が負けたのであればなおさらだな」
え?アミラさんの父親が今回のこと主導してたの?
まぁ、まずその前に、
「キラ、やめとけって言ったよな?」
「攻撃を受けたら避けろとは言われたけど、一騎打ちをするなとは言われてないよ?」
にこにこしながら言い返してくる。
「それに、一騎打ちもリブレ君のやり方を真似ただけだしね」
あれか。プリンセたちをやっつけたやつ。
横でプリンセがその時のことを思い出して、さらにしがみついてくる。
「ところで、なぜ虎族の姫がこのようなところにいるのだ?」
アミラさんがふと気が付いたという様子で聞いてくる。
姫?
「リブレ殿の横におられるのは虎族の姫君であろう?なぜここに?」
はぁ!?
「え?お、落ち着け、俺。いんいちがいち。いんにがに。いんさんが…」
「九九やってる場合ですか!?」
あ、この世界にも九九あるんだ。
「しかもなんで一の段なんですか…」
最初じゃん。
「全部言うつもりだったんですか!?」
コントしたおかげで冷静になった俺はプリンセに聞いてみる。
「なぁ、プリンセ。お前虎族のお姫様的ななにかなのか?」
「なんですかそのややこしい聞き方…」
いやー、信じられないというか信じたくないというか…。
「?よくわかんないけど、お父さんは虎族の一番のヒトだよ?」
お姫様だった!!
ってことはあれか。プリンセをここに連れてきているのはやばいくらいの国際問題ってことにならないか?他の種族が落ち着いても虎族だけプリンセの奪還に動いてくることにならないか?
よく考えたらプリンセってあれか!?プリンセスの一部か!?考えられる。十分に考えられる。この世界、ゲームなのはいいとしてもネーミングがかなり安直だからな。
「?お姫様だとなんか悪いの?たぶん、そっちのヒトもお姫様ってやつだよ?」
え!?
「あ、申し遅れた。私はチーター族の長の娘だ。キラ殿に敗れた父の代わりにここへ来た次第だ」
はぁー!?アミラってあれか!?アラビア語で姫か!クイズで見たことあるわ!
じゃあなに!?獣人族の今回の騒動を起こした六種族のうち、二種族の姫様がここにいるってこと?
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髭がひくついてるぞ、おっさん。
「やぁ!やってるかい?」
ケインが戻ってきた。なんだよこの忙しい時に!
「む?なんか静かだな。だめだぞ客人がいるときに静かにしていては!」
プリンセとアミラを見やりながらケインは言う。
「折角、追加の客人を連れてきたというのに!」
まだなんかあんの…?
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