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杖の真価
化身は美少女と相場が決まっている
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「いやいやいや…」
まだ信じられずにペタペタと空気の層を確認する。
「あ、そっか。俺以外の誰かがやってくれてるなら解決。なんだけど…」
キョロキョロと周りを見渡すがゴーストしか見えない。
まずこの暗さでよく俺をぴったり分けれたな。
ガキンッ!
「あ、やばい」
奥の方で骸骨が鎖を引きちぎって立ち上がる。
いや、それこそなんで!?お前骨しかないじゃん!そんなさも力で鎖壊しましたけどって感じで出てこられても!
このタイミングでゴーストのブレスが終わったので逃げようと考えたものの、壁があって無理じゃん。
「おぉ!?ナイス!!」
壁がなくなったのでドアに向かってひた走る。
今更ながらここの出入り口はボス部屋だし「扉」と見なしたい訳だが、どう見てもドアでしかない。
「はい、さよならー!」
ドアを走り抜ける瞬間に取っ手に指をかけて勢いよく閉める。
俺はというとそこで止まることなく一気に階段まで走る。
なんせボス部屋のエネミーだ。普通は部屋の外には出てこないもんだが、一応逃げてた方がいい。
階段にたどり着き、後ろから迫ってくるものがないのを確認したところでやっと一息つく。
「いや、さっき死にかけてたよな…」
脳内で先程の出来事を反芻するが、
「うん、あれは死んでるな」
どう贔屓目に見てもあれを生き残れる可能性はゼロだった。
ヤバかった…。
「さてさて、こんなのどうやったら起こるんだ?」
回想を経て現状の把握にかかる。
「おいこらー!、ここからだせー!!」
「うん?」
どこから声が…?
「ここだー!わしをここからだせー!!」
なんか中性的などっちかというと女の子かなってくらいの声がくぐもった感じで聞こえる。
にしろ近いよな、これ?
足下?
「ここだって言ってるだろー!」
「は?ここ?」
バックの中から聞こえてくるな?
「これか」
俺はアシスト・ロッドを取り出す。
「全く!こんな場所にしまいおって!」
杖がしゃべる。
「あー、お前そういう特性持ちだったのか」
「もっと驚け!これは珍しいことなのだぞ!」
杖が手から離れて光だし、光が収まるとそこには美少年が立っていた。
赤色の髪に赤い眼。勝ち気な印象を与えるつり目で身長は140くらいか?かわいい顔をしているが…、
「所詮は男だろ?」
興味を失う俺。
「い、いや待て待て。わしは両性持ってるぞ、ほら!」
興味を失った俺に焦ったのか、女の子の姿へと変わる。
「いやーだって先に男になったってことはそっちが主ってことだろ?どうにもなー」
「いや、わしけっこうすごいんじゃぞ!?そんなとこで見られても!?」
うーん、こういう化身系ってやっぱり女の子であってこそじゃないかな?
「むー、命を救ってやったというのになんて言い種じゃ!」
「それについては感謝してるよ。ありがとう」
深々と頭を下げる。俺以外がここにいないのは確認済み。それでこいつが出てくるということはこいつが助けてくれたんだなというのは察しがついていた。
「お、おぉ。わかればよいのじゃわかれば」
照れているようだ。
「で、一体何者?」
まだ信じられずにペタペタと空気の層を確認する。
「あ、そっか。俺以外の誰かがやってくれてるなら解決。なんだけど…」
キョロキョロと周りを見渡すがゴーストしか見えない。
まずこの暗さでよく俺をぴったり分けれたな。
ガキンッ!
「あ、やばい」
奥の方で骸骨が鎖を引きちぎって立ち上がる。
いや、それこそなんで!?お前骨しかないじゃん!そんなさも力で鎖壊しましたけどって感じで出てこられても!
このタイミングでゴーストのブレスが終わったので逃げようと考えたものの、壁があって無理じゃん。
「おぉ!?ナイス!!」
壁がなくなったのでドアに向かってひた走る。
今更ながらここの出入り口はボス部屋だし「扉」と見なしたい訳だが、どう見てもドアでしかない。
「はい、さよならー!」
ドアを走り抜ける瞬間に取っ手に指をかけて勢いよく閉める。
俺はというとそこで止まることなく一気に階段まで走る。
なんせボス部屋のエネミーだ。普通は部屋の外には出てこないもんだが、一応逃げてた方がいい。
階段にたどり着き、後ろから迫ってくるものがないのを確認したところでやっと一息つく。
「いや、さっき死にかけてたよな…」
脳内で先程の出来事を反芻するが、
「うん、あれは死んでるな」
どう贔屓目に見てもあれを生き残れる可能性はゼロだった。
ヤバかった…。
「さてさて、こんなのどうやったら起こるんだ?」
回想を経て現状の把握にかかる。
「おいこらー!、ここからだせー!!」
「うん?」
どこから声が…?
「ここだー!わしをここからだせー!!」
なんか中性的などっちかというと女の子かなってくらいの声がくぐもった感じで聞こえる。
にしろ近いよな、これ?
足下?
「ここだって言ってるだろー!」
「は?ここ?」
バックの中から聞こえてくるな?
「これか」
俺はアシスト・ロッドを取り出す。
「全く!こんな場所にしまいおって!」
杖がしゃべる。
「あー、お前そういう特性持ちだったのか」
「もっと驚け!これは珍しいことなのだぞ!」
杖が手から離れて光だし、光が収まるとそこには美少年が立っていた。
赤色の髪に赤い眼。勝ち気な印象を与えるつり目で身長は140くらいか?かわいい顔をしているが…、
「所詮は男だろ?」
興味を失う俺。
「い、いや待て待て。わしは両性持ってるぞ、ほら!」
興味を失った俺に焦ったのか、女の子の姿へと変わる。
「いやーだって先に男になったってことはそっちが主ってことだろ?どうにもなー」
「いや、わしけっこうすごいんじゃぞ!?そんなとこで見られても!?」
うーん、こういう化身系ってやっぱり女の子であってこそじゃないかな?
「むー、命を救ってやったというのになんて言い種じゃ!」
「それについては感謝してるよ。ありがとう」
深々と頭を下げる。俺以外がここにいないのは確認済み。それでこいつが出てくるということはこいつが助けてくれたんだなというのは察しがついていた。
「お、おぉ。わかればよいのじゃわかれば」
照れているようだ。
「で、一体何者?」
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