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レイン捜索作戦
過去の出来事は文字に残そう
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「まず、前にむすめのお供としてエルフの館に行った際に気になる場所があったとのことじゃが?」
「あぁ、見るからに怪しかった」
部屋と部屋の間にある不自然な空白部分だな。
無駄に大きかったし、スルー・アイも通らなかった。
魔法的な防御がされていることから考えても十中八九あそこにはなんかあるんだろうな。
「では、まずそこは調べたほうが良いじゃろうな。前にも話した通り、エルフには幻想級をどうにかできたような過去があるのかもしれん。それを引き継いでいくために口伝で残しているということはなかろう。文献のような形で残っているのではないかの?」
「あぁ、俺もそう思うよ。そんな大事なことを途切れてしまうようなリスクのもとにはおかないだろうからな」
口伝というのは当人が漏らさない限り情報が漏れるということはない。
とはいえ、その伝承を引き継いだ者が次の世代に伝える前に死んだりでもすればそこで途絶えてしまうという結果になってしまう。
そういったリスクを減らすためにも文字におこしておくのはとても有用な手段といえるだろう。
で、そんな文献が存在するとすればあの謎の空間は最も怪しい場所の1つだといえる。
何かを隠してるっていうのがわかりやすすぎて罠の可能性すらあるというのが非常に困りものなのだが。
「じゃあ、そこは問答無用で調べなきゃだな。他に何か心当たりはあるか?」
「……これもお主が言っておったようじゃがなにやら地下に空間があったようじゃな?」
「そうだな。なんのためのものまでかはわからなかったけど」
空間自体があったのは確かだ。
「ふむ。となるとそこも調査対象に加えておく必要があるじゃろう」
地下は調べるにしても全くとっかかりがない。
慎重に行った方がいいだろうな。
「他には?」
「うーむ、わしらとしてもエルフのことは知っておることが少ないからのう……。現に今もお主の持ち帰った情報しか利用できていないしのう。あとは臨機応変に対応してもらうしかないような気がするのじゃが……」
無茶苦茶言ってやがるなこいつ。
「あ、あたしから1ついい?」
沈黙を守っていたハンネが口を開いたので、俺とオーシリアは一瞬で警戒心を最大にする。
「そんな警戒しなくても何もしないって。少なくとも今はね。あ、これなんだけど」
ハンネが懐から取り出したものを円卓の上をすべらせてこちらによこす。
ステッド・ファストにぶつかって止まったそれは小さな箱のようなものだった。
「なんだこれ?」
「それは中に入っているレンズを通して映したものを記録できるものだよ」
「超すげぇ!!」
カメラみたいなもんか! 現代のカメラは大きなやつから改良を重ねてやっとあの大きさになっているというのにハンネは一足飛びにいきなりこれを作ったわけか。
シンプルに天才だな。
「なんかあたしが男湯を覗けるやつ作ろうとしてたら出来ちゃったんだよねー」
ん? 動機がくそすぎないか?
スルー・アイを持ってる俺が言うのもなんだけども。
しかもなんのために覗こうとしてたんだよ……。
「あぁ、見るからに怪しかった」
部屋と部屋の間にある不自然な空白部分だな。
無駄に大きかったし、スルー・アイも通らなかった。
魔法的な防御がされていることから考えても十中八九あそこにはなんかあるんだろうな。
「では、まずそこは調べたほうが良いじゃろうな。前にも話した通り、エルフには幻想級をどうにかできたような過去があるのかもしれん。それを引き継いでいくために口伝で残しているということはなかろう。文献のような形で残っているのではないかの?」
「あぁ、俺もそう思うよ。そんな大事なことを途切れてしまうようなリスクのもとにはおかないだろうからな」
口伝というのは当人が漏らさない限り情報が漏れるということはない。
とはいえ、その伝承を引き継いだ者が次の世代に伝える前に死んだりでもすればそこで途絶えてしまうという結果になってしまう。
そういったリスクを減らすためにも文字におこしておくのはとても有用な手段といえるだろう。
で、そんな文献が存在するとすればあの謎の空間は最も怪しい場所の1つだといえる。
何かを隠してるっていうのがわかりやすすぎて罠の可能性すらあるというのが非常に困りものなのだが。
「じゃあ、そこは問答無用で調べなきゃだな。他に何か心当たりはあるか?」
「……これもお主が言っておったようじゃがなにやら地下に空間があったようじゃな?」
「そうだな。なんのためのものまでかはわからなかったけど」
空間自体があったのは確かだ。
「ふむ。となるとそこも調査対象に加えておく必要があるじゃろう」
地下は調べるにしても全くとっかかりがない。
慎重に行った方がいいだろうな。
「他には?」
「うーむ、わしらとしてもエルフのことは知っておることが少ないからのう……。現に今もお主の持ち帰った情報しか利用できていないしのう。あとは臨機応変に対応してもらうしかないような気がするのじゃが……」
無茶苦茶言ってやがるなこいつ。
「あ、あたしから1ついい?」
沈黙を守っていたハンネが口を開いたので、俺とオーシリアは一瞬で警戒心を最大にする。
「そんな警戒しなくても何もしないって。少なくとも今はね。あ、これなんだけど」
ハンネが懐から取り出したものを円卓の上をすべらせてこちらによこす。
ステッド・ファストにぶつかって止まったそれは小さな箱のようなものだった。
「なんだこれ?」
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「超すげぇ!!」
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シンプルに天才だな。
「なんかあたしが男湯を覗けるやつ作ろうとしてたら出来ちゃったんだよねー」
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