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幻想級迎撃
魚を捌くのも一苦労
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「えっと、まずは丁寧に鱗を取る」
包丁のようなナイフで鱗を取っていくが、これが意外とやりづらい。
鱗を取るための調理器具を開発した人はこの手間が嫌で作ったんだろうな。
尻尾の方から頭へと、背からお腹に向かって包丁を動かす。
同じ向きにやった方がいいっていうのをどこかで見た気がする。
確か、うろこ取りがないならペットボトルのキャップでもいいっていう雑学はあった気がするが、この世界にはそんなものうろこ取り以上に存在しない。
ちなみに俺はこういうのをやり始めるときっちりやってしまうタイプだ。
別に普段は気にしていないのだが、1度気になるとどうしようもなくなる。
あれだ。
普段は掃除なんかしないのに、1度してしまうと丸1日以上やってしまったりするやつ。
それも途中で気に入っている本とかを手に取ってしまいでもしたらそこから一切作業が進まなくなる。
いや、今はそれはどうでもいいか。
「で、開いて内臓を取り出す」
横で見ているレインはうわぁーって顔をしてるが、プリンセは興味津々だ。
6歳でこの図太さは頼もしいのやら将来が心配なのやら。
獣人族的にはこれで正しいのかもしれないけど。
人が混ざっているから野菜も食べてるけど、基本虎って絶対的に肉食だし。
血くらい大丈夫なのか。
「血を水で洗い流す、と思う」
ここはあやふやだが、流石に血をそのままにすることはないだろう。
「で、腹から捌いて、背、背、逆側の腹、と」
包丁の扱いに慣れているわけではない、というか苦手な俺なのでギザギザの3枚卸しになってしまったが、そこは目をつぶって欲しい。
「で、ここからだよな」
とりあえず捌いてしまったので最も簡単な丸焼きとかが封じられてしまった。
なんで捌いたんだろ。
「えっと、じゃあ、お吸い物か?」
茹でたら出汁も出るし、なぜかこの世界には米はないのに醤油は存在するからな。
それなりにいいやつができるだろ。
コトコト煮てる間、ふと眠気が襲ってきて目をシパシパする。
眠っ。
やっぱりなんだかんだ言って体力を使っていたってことか。
「リブレさん、寝たほうが良くないですか?」
「いや、でも、鍋見とかなきゃ……」
「2人で見てますから。ちょっとでも寝るとけっこう変わるものですよ?」
「……しっかり見てるから、休んで?」
お言葉に甘えてまたリビングの椅子に戻る。
こう落ち着いて座ってみると、背もたれって凄いな。
背中にフィットするように作られていて非常に心地よい。
肘置きもちょうどいい位置にあるし、硬めだが、十分にリラックスできる。
「ふぅー……」
大きく息をつくと、俺は眠りに落ちたのだった。
「……リブレさん、起きてください」
「……おきてー」
2人に起こされて、目を開けるとそこには既に料理が並べられていた。
爆睡していたオーシリアは都合のいいことに今は起きて皿をガン見している。
「あぁ、ありがとう!?」
なぜ疑問形になったのかというと、視線をやったレインとプリンセの2人が水着の上にエプロンを着ているという非常に謎な格好になっていたからである。
なにゆえ。
いや、嬉しいんだけども。
包丁のようなナイフで鱗を取っていくが、これが意外とやりづらい。
鱗を取るための調理器具を開発した人はこの手間が嫌で作ったんだろうな。
尻尾の方から頭へと、背からお腹に向かって包丁を動かす。
同じ向きにやった方がいいっていうのをどこかで見た気がする。
確か、うろこ取りがないならペットボトルのキャップでもいいっていう雑学はあった気がするが、この世界にはそんなものうろこ取り以上に存在しない。
ちなみに俺はこういうのをやり始めるときっちりやってしまうタイプだ。
別に普段は気にしていないのだが、1度気になるとどうしようもなくなる。
あれだ。
普段は掃除なんかしないのに、1度してしまうと丸1日以上やってしまったりするやつ。
それも途中で気に入っている本とかを手に取ってしまいでもしたらそこから一切作業が進まなくなる。
いや、今はそれはどうでもいいか。
「で、開いて内臓を取り出す」
横で見ているレインはうわぁーって顔をしてるが、プリンセは興味津々だ。
6歳でこの図太さは頼もしいのやら将来が心配なのやら。
獣人族的にはこれで正しいのかもしれないけど。
人が混ざっているから野菜も食べてるけど、基本虎って絶対的に肉食だし。
血くらい大丈夫なのか。
「血を水で洗い流す、と思う」
ここはあやふやだが、流石に血をそのままにすることはないだろう。
「で、腹から捌いて、背、背、逆側の腹、と」
包丁の扱いに慣れているわけではない、というか苦手な俺なのでギザギザの3枚卸しになってしまったが、そこは目をつぶって欲しい。
「で、ここからだよな」
とりあえず捌いてしまったので最も簡単な丸焼きとかが封じられてしまった。
なんで捌いたんだろ。
「えっと、じゃあ、お吸い物か?」
茹でたら出汁も出るし、なぜかこの世界には米はないのに醤油は存在するからな。
それなりにいいやつができるだろ。
コトコト煮てる間、ふと眠気が襲ってきて目をシパシパする。
眠っ。
やっぱりなんだかんだ言って体力を使っていたってことか。
「リブレさん、寝たほうが良くないですか?」
「いや、でも、鍋見とかなきゃ……」
「2人で見てますから。ちょっとでも寝るとけっこう変わるものですよ?」
「……しっかり見てるから、休んで?」
お言葉に甘えてまたリビングの椅子に戻る。
こう落ち着いて座ってみると、背もたれって凄いな。
背中にフィットするように作られていて非常に心地よい。
肘置きもちょうどいい位置にあるし、硬めだが、十分にリラックスできる。
「ふぅー……」
大きく息をつくと、俺は眠りに落ちたのだった。
「……リブレさん、起きてください」
「……おきてー」
2人に起こされて、目を開けるとそこには既に料理が並べられていた。
爆睡していたオーシリアは都合のいいことに今は起きて皿をガン見している。
「あぁ、ありがとう!?」
なぜ疑問形になったのかというと、視線をやったレインとプリンセの2人が水着の上にエプロンを着ているという非常に謎な格好になっていたからである。
なにゆえ。
いや、嬉しいんだけども。
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