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幻想級迎撃
外交なんざそんなもんだ
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各休息地を周り終わり、家へと戻る。
それぞれ、市街や周りの森の中に拠点を作っていた。
市街にいる種族には鬼ごっこで巻き込まれるかもしれないことを伝えたが、面白そうだと快く許してくれた。
こういうところは話が早くて非常に助かる。
「人数も把握できましたね」
「あぁ、まぁ、どうせこんなところだろうと思ってたよ」
結論から言えば、各種族の戦闘要員の数は大差なかった。
小競り合いを起こしながら共同生活をおこなっているというドルガバで、いずれかの種族が軽んじられているとかいうことがないということは、互いの戦力に大きな差がないことが要因だろうとは思っていたからな。
今回は5種族いるが、三すくみの状況では弱みをさらしたところから他の2つにやられるっていうのがお決まりだからな。
そうなってないってことは戦力は拮抗しているのだろう。
「でも、ああいうのはあんまり好きじゃないです」
「まぁ、それは俺もなんだけど。そういう考え方になるのは仕方のないことだと思うぞ」
俺たちとある程度面識のあるプリンセとアミラからは何もなかったが、他の3種族の姫様方からは自分の種族に協力するようにという打診を受けていたのだ。
丁重にお断りしておいたが。
俺たちを引き込んだら他種族の戦力がわかって、戦うにしろしないにしろ、楽になるからな。
どうやら、姫様方の考えというわけではなく、それこそ俺たちと会ったことくらいしかない長たちの言いつけによる提案だったようだからな。
問題にはしなくていいだろう。
そういう外交なんざざらに行われてるだろうし。
ちゃんとそれぞれの姫様に問題にはしないことを伝えて落ち着いてもらったし。
「……お帰りなさい」
「ただいま」
「ただいまです。何もなかったですか?」
「……ん、なにもなかったよ」
「そりゃよかった」
日本人魂というか、戦争時にはクレイジーになるくせに基本的には何もないことを良しとする風習があるからな。
俺は戦争時に日本人がイケイケになるのは思考を放棄してるからだと思うんだよな。
そのぐらいじゃないと特攻なんて思いつきもしないだろ。
で、よくよく考えたら平穏なのが一番だとわかっているというわけだな。
俺だってなにもないのに越したことはない。
こっちに来てからなにもないタイミングなんてない気がするけど。
翌日、人数の把握を終えたという報告と、昨日はできなかった鬼ごっこ訓練の続きをするために城へと向かう。
「まぁ、大体は把握したし、基本指揮するのは俺かレインだろ? こっちで話しておくよ」
「それは助かるのじゃ。こんなことはあまり考えたくはないが、お主らのうち、どちらかが倒れた場合でも対応できるようにしておかねばならんからな」
「そうだな。撤退指示なんかは王様の方がはるかに上手だろうけど、戦線を維持するのは俺たちの仕事だからな」
ほんと、自分で言ってて悲しくなるくらい責任重大だ。
「じゃあ、俺たちはまた訓練に行ってくるよ」
「よろしく頼むぞ」
謁見の間を後にし、集合場所へと向かう。
そこには、昨日会った獣人族の各種族が集まっていた。
「なぜあんたらも集合しているんだ?」
「人間のやっている訓練に興味があってな。是非仲間に入れてくれ」
アミラが代表で答えるが、お前らそういうところは仲いいな?
実は仲いいだろ、絶対。
それぞれ、市街や周りの森の中に拠点を作っていた。
市街にいる種族には鬼ごっこで巻き込まれるかもしれないことを伝えたが、面白そうだと快く許してくれた。
こういうところは話が早くて非常に助かる。
「人数も把握できましたね」
「あぁ、まぁ、どうせこんなところだろうと思ってたよ」
結論から言えば、各種族の戦闘要員の数は大差なかった。
小競り合いを起こしながら共同生活をおこなっているというドルガバで、いずれかの種族が軽んじられているとかいうことがないということは、互いの戦力に大きな差がないことが要因だろうとは思っていたからな。
今回は5種族いるが、三すくみの状況では弱みをさらしたところから他の2つにやられるっていうのがお決まりだからな。
そうなってないってことは戦力は拮抗しているのだろう。
「でも、ああいうのはあんまり好きじゃないです」
「まぁ、それは俺もなんだけど。そういう考え方になるのは仕方のないことだと思うぞ」
俺たちとある程度面識のあるプリンセとアミラからは何もなかったが、他の3種族の姫様方からは自分の種族に協力するようにという打診を受けていたのだ。
丁重にお断りしておいたが。
俺たちを引き込んだら他種族の戦力がわかって、戦うにしろしないにしろ、楽になるからな。
どうやら、姫様方の考えというわけではなく、それこそ俺たちと会ったことくらいしかない長たちの言いつけによる提案だったようだからな。
問題にはしなくていいだろう。
そういう外交なんざざらに行われてるだろうし。
ちゃんとそれぞれの姫様に問題にはしないことを伝えて落ち着いてもらったし。
「……お帰りなさい」
「ただいま」
「ただいまです。何もなかったですか?」
「……ん、なにもなかったよ」
「そりゃよかった」
日本人魂というか、戦争時にはクレイジーになるくせに基本的には何もないことを良しとする風習があるからな。
俺は戦争時に日本人がイケイケになるのは思考を放棄してるからだと思うんだよな。
そのぐらいじゃないと特攻なんて思いつきもしないだろ。
で、よくよく考えたら平穏なのが一番だとわかっているというわけだな。
俺だってなにもないのに越したことはない。
こっちに来てからなにもないタイミングなんてない気がするけど。
翌日、人数の把握を終えたという報告と、昨日はできなかった鬼ごっこ訓練の続きをするために城へと向かう。
「まぁ、大体は把握したし、基本指揮するのは俺かレインだろ? こっちで話しておくよ」
「それは助かるのじゃ。こんなことはあまり考えたくはないが、お主らのうち、どちらかが倒れた場合でも対応できるようにしておかねばならんからな」
「そうだな。撤退指示なんかは王様の方がはるかに上手だろうけど、戦線を維持するのは俺たちの仕事だからな」
ほんと、自分で言ってて悲しくなるくらい責任重大だ。
「じゃあ、俺たちはまた訓練に行ってくるよ」
「よろしく頼むぞ」
謁見の間を後にし、集合場所へと向かう。
そこには、昨日会った獣人族の各種族が集まっていた。
「なぜあんたらも集合しているんだ?」
「人間のやっている訓練に興味があってな。是非仲間に入れてくれ」
アミラが代表で答えるが、お前らそういうところは仲いいな?
実は仲いいだろ、絶対。
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