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幻想級迎撃
心構えなんてそんなもんだ
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「結局、休憩っていう休憩はなかったな」
「まぁ、一騒動ありましたからね」
「要約すると、あいつのせいだな」
「そうなりますかね」
はぁー……。
「じゃあ、始めていきまーす……」
「リブレ殿、テンションが低いな……」
「何かあったのだろうか……」
「みんな察しが良いな……」
「それだけリブレさんがやる気がないんですよ」
これ以降は真面目にやらないとな。
全体の士気に関わるし。
「うん、じゃあ、キラに引き継ぐから」
俺戦闘面は結局わかんないし。
「いや、自分より強大な相手とサシでやるっていうのは君が一番なんじゃないか?」
「え」
「なんたって、レベル17で地下級単独撃破だよ?」
「いや、たぶんキラの方が凄いことやってるだろ?」
「それはそうかもしれないけど、少なくともレベルはもっと上だったよ」
「え」
皆からのキラキラした視線が凄い。
「いや、あれは成り行きで仕方なく……。丸2日かかってるし……」
「成り行きだから凄いんだよ」
皆がうんうんと頷いている。
レインでさえ。
えー。
「や、あれはたまたまオーシリアが出てきてくれたからであって……」
「む? 主があそこまで耐えておったからわしが出てこれたんじゃぞ? いろいろとハンデ持ちの呪文しかないのによくやったもんじゃよ」
そっちの空気読んで合わせるなよ……!
こっちの気持ちを察しろよ……!
「というわけで、今日は、リブレ君に強敵に対する心構えについて学んでいきたいと思います」
「はい!」
「はい……」
なぜこうなった……?
「えっと、俺が意識していたのは、相手の行動パターンの把握だ。俺たちに得意な技術に限りがあるように、あいつらにはそもそも繰り出せる技に限りがある。だから、いつ、どんな距離感だとどんな技を出してくるのか誘導できるようにもなる」
「へー」
「誘導さえできれば、相手の攻撃のクールタイム中にこっちの攻撃を入れることも出来る。相手より自分の方が弱いことがわかっている場合は、そもそも勝とうとするのが間違っていると思う。だって、勝てないから格上なんだぜ? だから、負けないように立ち回る」
ここで俺は少し言葉を切る。
「俺は1人だったから、オーシリアがいてくれないと正直死んでたが、今回は周りに仲間がいる。少し耐えるだけで、周りがカバーに入れる。だから、耐えることを前提として戦ってくれ。全方位に意識を割けるやつなんていないから」
「はい!」
こんなところでどうでしょうか。
正直、必死であんまり覚えちゃいないから。
相手のパターン読んで、誘導するくらいまでは合ってるけど。
てかそのくらいしかできなかったから。
「よし、じゃあ、一応学んだところで、1対1をやってみようか」
キラがしっかり指揮を執り始める。
「僕がそれぞれ組ませるから、多分同じような実力同士になってるはずだよ。消極的になるべきではないけど、負けないのを意識してくれるといいな」
「はい!」
「じゃあ、分けるよ」
キラが名指ししていって2人ずつに分けられる。
もちろん、獣人族も含めて。
こいつ全員の名前暗記してんのかよ……。
「まぁ、一騒動ありましたからね」
「要約すると、あいつのせいだな」
「そうなりますかね」
はぁー……。
「じゃあ、始めていきまーす……」
「リブレ殿、テンションが低いな……」
「何かあったのだろうか……」
「みんな察しが良いな……」
「それだけリブレさんがやる気がないんですよ」
これ以降は真面目にやらないとな。
全体の士気に関わるし。
「うん、じゃあ、キラに引き継ぐから」
俺戦闘面は結局わかんないし。
「いや、自分より強大な相手とサシでやるっていうのは君が一番なんじゃないか?」
「え」
「なんたって、レベル17で地下級単独撃破だよ?」
「いや、たぶんキラの方が凄いことやってるだろ?」
「それはそうかもしれないけど、少なくともレベルはもっと上だったよ」
「え」
皆からのキラキラした視線が凄い。
「いや、あれは成り行きで仕方なく……。丸2日かかってるし……」
「成り行きだから凄いんだよ」
皆がうんうんと頷いている。
レインでさえ。
えー。
「や、あれはたまたまオーシリアが出てきてくれたからであって……」
「む? 主があそこまで耐えておったからわしが出てこれたんじゃぞ? いろいろとハンデ持ちの呪文しかないのによくやったもんじゃよ」
そっちの空気読んで合わせるなよ……!
こっちの気持ちを察しろよ……!
「というわけで、今日は、リブレ君に強敵に対する心構えについて学んでいきたいと思います」
「はい!」
「はい……」
なぜこうなった……?
「えっと、俺が意識していたのは、相手の行動パターンの把握だ。俺たちに得意な技術に限りがあるように、あいつらにはそもそも繰り出せる技に限りがある。だから、いつ、どんな距離感だとどんな技を出してくるのか誘導できるようにもなる」
「へー」
「誘導さえできれば、相手の攻撃のクールタイム中にこっちの攻撃を入れることも出来る。相手より自分の方が弱いことがわかっている場合は、そもそも勝とうとするのが間違っていると思う。だって、勝てないから格上なんだぜ? だから、負けないように立ち回る」
ここで俺は少し言葉を切る。
「俺は1人だったから、オーシリアがいてくれないと正直死んでたが、今回は周りに仲間がいる。少し耐えるだけで、周りがカバーに入れる。だから、耐えることを前提として戦ってくれ。全方位に意識を割けるやつなんていないから」
「はい!」
こんなところでどうでしょうか。
正直、必死であんまり覚えちゃいないから。
相手のパターン読んで、誘導するくらいまでは合ってるけど。
てかそのくらいしかできなかったから。
「よし、じゃあ、一応学んだところで、1対1をやってみようか」
キラがしっかり指揮を執り始める。
「僕がそれぞれ組ませるから、多分同じような実力同士になってるはずだよ。消極的になるべきではないけど、負けないのを意識してくれるといいな」
「はい!」
「じゃあ、分けるよ」
キラが名指ししていって2人ずつに分けられる。
もちろん、獣人族も含めて。
こいつ全員の名前暗記してんのかよ……。
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