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魔界奔走
とりあえず状況把握
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まぁ、もういいやそれは。
起きた瞬間に叩き起こされたというのは認識してたわけだし。
リオンにそこらへんのこと言ってもあんまり意味ないし。
他に優先すべきことがある。
「アンリさん。俺がなぜまたここに来ているのか教えてもらっていいか?」
目下最大の謎はそれだ。
アンリさん曰く、俺は死んでいないらしい。
そこは一安心なのだが、それでもなぜ俺がここに来ているのかという謎が深すぎる。
だって、死んでないならそのまま第六界いて良かっただろうと思うのだ。
「あぁ、そのことか。そうだな、お前にもわかりやすいように言えば、脳死状態に近いか?」
「脳死?」
体に異常はないのに脳が回復不可能な段階にまで至っているものだ。
……ん?
それ俺絶望的な状況じゃね?
「ま、待て。それヤバくないか?」
「そうだな」
なんでそんな事も無げに言うんだよ!?
「まぁ、落ち着け。脳死に近いだけでそのまんまではない」
アンリさんが俺が動揺しまくっているのを見て落ち着くように促す。
「俺は詳しいことはわからんが、そっちで偉いことがあったんだろ? で、今のお前は何かが枯渇している状態にあるらしいな」
「思い当たる節がありすぎるな」
恐らく、MPが常時枯渇しているんだろう。
MPがない場合、HPがどんどん減っていく状態になってしまう。
ただ、4日経っても死んでいないという事は頑張ってもらえてるのだろう。
ん?
「俺は今脳死みたいな状況なんだよな?」
MP枯渇病みたいな。
「という事は、俺の体は第六界にあるはずだろ? なら今のこの俺はどうなってるんだ?」
前回は物理的に落ちてきたからわかりやすかったが、今回は体は向こうにあるはずだ。
なら、この俺は?
「精神体という事になるな」
「そんなもんが存在するのか?」
「俺としては存在すると言わざるを得ないな。今お前がここにいるのが何よりの証拠だろうが」
精神が存在するのかというのは地球でも度々議論されている問題ではある。
確か、死ぬ直前の人間の体重と死んだ後の体重は違うらしい。
本当に微々たる差らしいが。
その説がこんな形で立証されつつある。
「だけど、なんの違和感もないぞ?」
精神体と言うからには、なんか透けてたり、体が軽かったりするもんなんじゃないだろうか。
「そりゃ、お前の元の世界でも死んだら体もこっちに来るとかないだろ? 精神体と普通の体が一緒じゃないといろんな世界から来るやつらに不都合が出るだろ?」
なるほど。
確かに色んな世界の死人が来るここではそういう差をなくすのは大切かもしれない。
「つまり、俺の体はここにはないが、俺の体そのままに動くってことだな?」
「そうだな、その点に関しては問題ないだろう」
「俺が向こうに戻れる見込みは?」
「そんなもん俺に聞かれても困る。向こうのお前がどうなっているかによるだろ」
「確かに」
うん、とりあえず状況はわかった。
俺に向こうに戻る努力というのは出来なそうだ。
こっちの方が時が流れるのが早いからこっちにいればいるほど向こうでは更に時間が進んでしまう。
早く帰りたいんだけどな。
「む、主。起きたのじゃな。モグモグ」
「……なんでいるんだ」
とりあえず状況を把握した俺にふすまを開けながら話しかけてきたのはオーシリアだった。
お菓子を食べながらではあるが。
起きた瞬間に叩き起こされたというのは認識してたわけだし。
リオンにそこらへんのこと言ってもあんまり意味ないし。
他に優先すべきことがある。
「アンリさん。俺がなぜまたここに来ているのか教えてもらっていいか?」
目下最大の謎はそれだ。
アンリさん曰く、俺は死んでいないらしい。
そこは一安心なのだが、それでもなぜ俺がここに来ているのかという謎が深すぎる。
だって、死んでないならそのまま第六界いて良かっただろうと思うのだ。
「あぁ、そのことか。そうだな、お前にもわかりやすいように言えば、脳死状態に近いか?」
「脳死?」
体に異常はないのに脳が回復不可能な段階にまで至っているものだ。
……ん?
それ俺絶望的な状況じゃね?
「ま、待て。それヤバくないか?」
「そうだな」
なんでそんな事も無げに言うんだよ!?
「まぁ、落ち着け。脳死に近いだけでそのまんまではない」
アンリさんが俺が動揺しまくっているのを見て落ち着くように促す。
「俺は詳しいことはわからんが、そっちで偉いことがあったんだろ? で、今のお前は何かが枯渇している状態にあるらしいな」
「思い当たる節がありすぎるな」
恐らく、MPが常時枯渇しているんだろう。
MPがない場合、HPがどんどん減っていく状態になってしまう。
ただ、4日経っても死んでいないという事は頑張ってもらえてるのだろう。
ん?
「俺は今脳死みたいな状況なんだよな?」
MP枯渇病みたいな。
「という事は、俺の体は第六界にあるはずだろ? なら今のこの俺はどうなってるんだ?」
前回は物理的に落ちてきたからわかりやすかったが、今回は体は向こうにあるはずだ。
なら、この俺は?
「精神体という事になるな」
「そんなもんが存在するのか?」
「俺としては存在すると言わざるを得ないな。今お前がここにいるのが何よりの証拠だろうが」
精神が存在するのかというのは地球でも度々議論されている問題ではある。
確か、死ぬ直前の人間の体重と死んだ後の体重は違うらしい。
本当に微々たる差らしいが。
その説がこんな形で立証されつつある。
「だけど、なんの違和感もないぞ?」
精神体と言うからには、なんか透けてたり、体が軽かったりするもんなんじゃないだろうか。
「そりゃ、お前の元の世界でも死んだら体もこっちに来るとかないだろ? 精神体と普通の体が一緒じゃないといろんな世界から来るやつらに不都合が出るだろ?」
なるほど。
確かに色んな世界の死人が来るここではそういう差をなくすのは大切かもしれない。
「つまり、俺の体はここにはないが、俺の体そのままに動くってことだな?」
「そうだな、その点に関しては問題ないだろう」
「俺が向こうに戻れる見込みは?」
「そんなもん俺に聞かれても困る。向こうのお前がどうなっているかによるだろ」
「確かに」
うん、とりあえず状況はわかった。
俺に向こうに戻る努力というのは出来なそうだ。
こっちの方が時が流れるのが早いからこっちにいればいるほど向こうでは更に時間が進んでしまう。
早く帰りたいんだけどな。
「む、主。起きたのじゃな。モグモグ」
「……なんでいるんだ」
とりあえず状況を把握した俺にふすまを開けながら話しかけてきたのはオーシリアだった。
お菓子を食べながらではあるが。
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