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お留守番
71日目 狩猟
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「……ふんふーん」
今日もレインちゃんに頼まれた猪さんを狩りに行くよ。
この辺りの森は穏やかだから散歩がてらで楽しいなー。
……折角お肉おいしいのに、リブレさんが食べられないのもったいないよね。
お肉食べないから治らないのかな。
……今度、ハンネさんに言ってみようかな。
「ん、いた」
今日の得物は3メートルくらいある猪さんです。
この森の中では真ん中くらいの大きさだけど、相手にとって不足無し。
「……よし」
チャッ。
リブレさんに買ってもらっていた短剣。
わたしは虎になれるから、こんなのいらないって言ったけど「襲われた時に相手が虎モードになるのを待ってくれるわけないだろ? そりゃ隙を見つけてなれるならそれがいいんだろうけど。少なくとも時間稼ぎくらいできるようになっていても損はないというか、得しかないと思うぞ」って言われたから、練習してる。
武器を持って戦うのは初めてだったけど、まぁまぁ楽しい。
……今度、レインちゃんに言って弓も買ってもらおうかな。
のしのしと歩いている猪に対し、樹の上から飛び降りながらまずは一太刀。
落下の衝撃を消すために転がりながら返す刀でもう一太刀。
猪さんの後ろで構え直すころには、先に2回攻撃できてる。
「……自分より大きい相手には、先に足を止めさせること」
リブレさんが言ってた。
戦うのが上手い人は、隙なんか見せてくれないって。
だからって正面から戦う必要なんてなくて、隙を見せてくれないなら、少しでも他に意識がとられるようにしたら、それはもう隙だって。
「……ソーン・バインド」
なんでこの短剣にしたのか。
リブレさんと、同じ魔法が使えるから。
細かく言うと、違うらしいけど。
「なんで俺のには攻撃できる要素がないのにそこらへんで売ってる武器には茨なんかついてるんだ? なぁ、オーシリア」
「そんなこと言われてもできんもんはできんのじゃ!」
「胸を張って言うんじゃねぇ!」
「……ふふっ」
思い出しただけで面白い。
オーシリアは杖の形に戻って、リブレさんの近くに落ちてたから回収はしてきている。
時々磨いてあげてるけど、杖から人にならない。
オーシリアが起きれば、リブレさんのことを聞けると思ったんだけど。
「……ほっ」
ソーン・バインドを抜けるための勢いそのままに突っ込んできた猪さんとすれ違いながら横っ腹に刃を通す。
毛皮は硬いけど、お腹のところはちょっと柔らかいから。
でも、注意が必要。
あんまり傷つけたら、美味しくなくなっちゃう。
ブモッ!
焦ったような声と共に振り返って走り出す猪さん。
ここまでくれば、勝ったも当然。
「……敵に背を向けるのは、一番ダメなんだよ……?」
今日もレインちゃんに頼まれた猪さんを狩りに行くよ。
この辺りの森は穏やかだから散歩がてらで楽しいなー。
……折角お肉おいしいのに、リブレさんが食べられないのもったいないよね。
お肉食べないから治らないのかな。
……今度、ハンネさんに言ってみようかな。
「ん、いた」
今日の得物は3メートルくらいある猪さんです。
この森の中では真ん中くらいの大きさだけど、相手にとって不足無し。
「……よし」
チャッ。
リブレさんに買ってもらっていた短剣。
わたしは虎になれるから、こんなのいらないって言ったけど「襲われた時に相手が虎モードになるのを待ってくれるわけないだろ? そりゃ隙を見つけてなれるならそれがいいんだろうけど。少なくとも時間稼ぎくらいできるようになっていても損はないというか、得しかないと思うぞ」って言われたから、練習してる。
武器を持って戦うのは初めてだったけど、まぁまぁ楽しい。
……今度、レインちゃんに言って弓も買ってもらおうかな。
のしのしと歩いている猪に対し、樹の上から飛び降りながらまずは一太刀。
落下の衝撃を消すために転がりながら返す刀でもう一太刀。
猪さんの後ろで構え直すころには、先に2回攻撃できてる。
「……自分より大きい相手には、先に足を止めさせること」
リブレさんが言ってた。
戦うのが上手い人は、隙なんか見せてくれないって。
だからって正面から戦う必要なんてなくて、隙を見せてくれないなら、少しでも他に意識がとられるようにしたら、それはもう隙だって。
「……ソーン・バインド」
なんでこの短剣にしたのか。
リブレさんと、同じ魔法が使えるから。
細かく言うと、違うらしいけど。
「なんで俺のには攻撃できる要素がないのにそこらへんで売ってる武器には茨なんかついてるんだ? なぁ、オーシリア」
「そんなこと言われてもできんもんはできんのじゃ!」
「胸を張って言うんじゃねぇ!」
「……ふふっ」
思い出しただけで面白い。
オーシリアは杖の形に戻って、リブレさんの近くに落ちてたから回収はしてきている。
時々磨いてあげてるけど、杖から人にならない。
オーシリアが起きれば、リブレさんのことを聞けると思ったんだけど。
「……ほっ」
ソーン・バインドを抜けるための勢いそのままに突っ込んできた猪さんとすれ違いながら横っ腹に刃を通す。
毛皮は硬いけど、お腹のところはちょっと柔らかいから。
でも、注意が必要。
あんまり傷つけたら、美味しくなくなっちゃう。
ブモッ!
焦ったような声と共に振り返って走り出す猪さん。
ここまでくれば、勝ったも当然。
「……敵に背を向けるのは、一番ダメなんだよ……?」
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