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お留守番
150日目 武器
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「はぁっ!」
「ふっ」
朝からレイン宅の外では剣がぶつかり合う音が響く。
周りに家はないので迷惑になっているとは考えづらいが、金属と金属がぶつかり合う音が伝播する。
日課として始めた手合わせである。
ガキンッ!
「……あ」
「ふぅ……。プリンセちゃんの負けですね」
2人とも、自分の武器ではなく、武器屋で買ってきた同じくらいのサイズの武器を消耗品として使っている。
質は悪くはないのだが、2人の手合わせは熾烈を極めるため、消耗品になりがちである。
よって、武器が折れたほうが負けというルールも追加しているのだ。
「それで、プリンセちゃん。大剣の感じはどうでした?」
「……まだまだ、かな。明日も、使ってみたい……」
レインはもう武器は短剣で定着している。
体が小さく、扱いやすいからという理由が大きかったが、これから成長したとしても変えるつもりはなかった。
プリンセはまだ自分の武器を決めていない。
何なら、色んな武器を使えるようになりたいとも思っている。
本来、まだ6歳でレインよりも小さなプリンセは剣を振るのも難しいと思われるが、パワーが桁違いなので大剣すら振れるようになっている。
ただし、どこで保持しようとしても長すぎて地面に届いてしまうので戦闘しない時も大上段に構えている必要がある。
実戦で使えるようになるのは大きくなってからのお楽しみといったところだろうか。
「じゃあ、朝ごはんにしましょうか」
「……うん」
「……今日も、勝てなかった」
朝ごはんを食べながら朝の反省会をする。
「やっぱり、まずは1つの武器を練習した方が良いんじゃないですか?」
「……やだ。飽きるし……」
そこだけ子供っぽいですね……。
「……そもそも、私が武器を練習するのは保険だから」
そう、プリンセがいざ戦闘になった時、結局使うのは己の肉体である。
つまり、爪や牙だ。
しかし、爪や牙が通らない敵と会ってしまった時は武器を使う必要もあるかもしれない。
凄い大人数を相手にするときは倒した相手から武器を拝借して使いつぶしていくという方法も取れるかもしれない。
「……リブレさんの小太刀と、レインちゃんの短剣は、おかしいもん」
プリンセに戦場では相手から武器を奪うのは常套手段である。
何回か切り結んだだけで普通の武器は刃こぼれしたり、折れたりするのだから。
その点、2人の武器は常識の枠から外れていると言える。
「リブレさんの小太刀はどこから拾ってきたのか知りませんけど、私の短剣はエルフの国宝級のものですからね。一族が長年魔力を込めて頑丈にしてきてるんですよ」
レインの先祖、つまりアルニィ族が生涯短剣に魔力を与え続けて蓄積させてきているのだ。
レインという存在が生まれるくらいには優秀な血統であるアルニィ家が長い年月をかけているのである。
そんじょそこらの武器とは比べ物にならない。
「本当に、リブレさんの小太刀はどこからきたんでしょうね」
魔力を吸う刀とか、聞いたことありませんでしたけど……。
レインはリブレの傍らに立てかけている小太刀を見ながら想像を膨らませるのであった。
「ふっ」
朝からレイン宅の外では剣がぶつかり合う音が響く。
周りに家はないので迷惑になっているとは考えづらいが、金属と金属がぶつかり合う音が伝播する。
日課として始めた手合わせである。
ガキンッ!
「……あ」
「ふぅ……。プリンセちゃんの負けですね」
2人とも、自分の武器ではなく、武器屋で買ってきた同じくらいのサイズの武器を消耗品として使っている。
質は悪くはないのだが、2人の手合わせは熾烈を極めるため、消耗品になりがちである。
よって、武器が折れたほうが負けというルールも追加しているのだ。
「それで、プリンセちゃん。大剣の感じはどうでした?」
「……まだまだ、かな。明日も、使ってみたい……」
レインはもう武器は短剣で定着している。
体が小さく、扱いやすいからという理由が大きかったが、これから成長したとしても変えるつもりはなかった。
プリンセはまだ自分の武器を決めていない。
何なら、色んな武器を使えるようになりたいとも思っている。
本来、まだ6歳でレインよりも小さなプリンセは剣を振るのも難しいと思われるが、パワーが桁違いなので大剣すら振れるようになっている。
ただし、どこで保持しようとしても長すぎて地面に届いてしまうので戦闘しない時も大上段に構えている必要がある。
実戦で使えるようになるのは大きくなってからのお楽しみといったところだろうか。
「じゃあ、朝ごはんにしましょうか」
「……うん」
「……今日も、勝てなかった」
朝ごはんを食べながら朝の反省会をする。
「やっぱり、まずは1つの武器を練習した方が良いんじゃないですか?」
「……やだ。飽きるし……」
そこだけ子供っぽいですね……。
「……そもそも、私が武器を練習するのは保険だから」
そう、プリンセがいざ戦闘になった時、結局使うのは己の肉体である。
つまり、爪や牙だ。
しかし、爪や牙が通らない敵と会ってしまった時は武器を使う必要もあるかもしれない。
凄い大人数を相手にするときは倒した相手から武器を拝借して使いつぶしていくという方法も取れるかもしれない。
「……リブレさんの小太刀と、レインちゃんの短剣は、おかしいもん」
プリンセに戦場では相手から武器を奪うのは常套手段である。
何回か切り結んだだけで普通の武器は刃こぼれしたり、折れたりするのだから。
その点、2人の武器は常識の枠から外れていると言える。
「リブレさんの小太刀はどこから拾ってきたのか知りませんけど、私の短剣はエルフの国宝級のものですからね。一族が長年魔力を込めて頑丈にしてきてるんですよ」
レインの先祖、つまりアルニィ族が生涯短剣に魔力を与え続けて蓄積させてきているのだ。
レインという存在が生まれるくらいには優秀な血統であるアルニィ家が長い年月をかけているのである。
そんじょそこらの武器とは比べ物にならない。
「本当に、リブレさんの小太刀はどこからきたんでしょうね」
魔力を吸う刀とか、聞いたことありませんでしたけど……。
レインはリブレの傍らに立てかけている小太刀を見ながら想像を膨らませるのであった。
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