妻の望みは………貞操逆転世界

クロハナ

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1日目/山内彩芽【夢の中の男性】 

2124年12月28日~山内彩芽の朝~

「今日は泣いていたな~」

私は部屋で呟いた。

10歳の頃からたま~に見る夢がある。最初は妄想や何か映画やテレビで見た影響かなって思ったりもしたけど、もう12年もこの夢を見ている。

初めて見た夢は、ちょっとイケメン中年男性とのデートだった。
この夢は残念な所がある。

それは私と、その彼が会話しているのだろうけど、全く会話の音が無い事!口が動いてるのもわかるし、表情もよくわかるのでなんとなく会話を予測して見ている感じ
彼の名前もわからないし、年齢もわからないけど10歳の頃に見た頃は若かった。30代ぐらい。
夢の彼は、私と同じく歳をとっていってる感じがした。

今日見た夢の彼は40代後半ぐらいかな。
ちょっとやつれて髭も少し伸びた感じで、最初は驚いた感じでそのあと嬉しいそうに泣いていた。

何かあったのかな?

友達にも母にも夢の事を話した事がある、けど友達からは「妄想乙!性欲たまってんじゃないの?」と言われて心配された。

母は最初の頃は「彩芽あんた大丈夫?」などと心配されたが、夢を見るたび内容を伝えたので、今では物語のように新作まだ?みたいに聞いてくれる。

母いわく「もしかして前世の記憶とかかもよ?今の世の中で男性とデートとか結婚するなんてありえないし!」

私も生まれてきてから男性なんてテレビでしか見た事ないしね
まっ夢でたま~に男性に会ってるって感じかな?

だからかわからないけど、私は男性に免疫力があるみたいでテレビに出てる男性アイドルを見ても少し露出があっても冷静でいられる。

多分普通に会話ぐらいなら出来ると思う。

母や友達なんか薄着で出てきたアイドル見て鼻血出してたし、会話なんて無理そう。

今の時代、男性は地球上の人口の1/10000ぐらいしかいないらしい。

150年ほど前に突然男女の染色体が変化したらしく
太陽からの異常な紫外線の影響らしいが、今だに解明はされていない
男性の染色体は女性のようになり体も弱くなり力も無くなって性欲も無くなり、突然変化した身体のせいで10年ぐらいでバタバタと亡くなっていった

逆に女性は男性のように力が少し強くなり性欲が5倍ほどに増え寿命も伸びた
その結果 新たに生まれてくる子供は女ばかり男が生まれくる確率は1/10000
唯一新たに生まれきた男の子は寿命は前ぐらいに性欲も少しはあるらしく新男とも言われている

世界的にそんな状況になり男は保護しなければ人類が滅亡するとなり、世界男性保護法や人工受精(顕微受精)の技術開発
男性の精子の保存技術に世界中の国が協力して今では1人の男性から提供された精子で1000人が子供を生めるまでになってきた

それでも男の子が生まれてくる確率は1/10000
生まれた男の子の染色体も突然変化したあの時から治っていない
私も顕微授精で出来た子供で父は誰なのかわからない

日本の法律で女性は20歳で成人して25歳までに1回、30歳までにもう1回顕微授精を受ける義務がある

人口を増やす為に
ちなみに運よく男性と知り合い仲良くなって、男性が許可した場合に限り子供を作る行為をしてもいいらしい

都市伝説みたいな話だけどね

その時は義務を免除になるみたい
私は子供を欲しいと思うけど、知らない男性の子供を生みたいとは思っていない

あの夢の彼の子供が欲しいと思うけど、前世の記憶なら絶対会えないしな~
24歳になったら仕方ない病院に行こうかな

私は着替えをすませてリビングへ
お母さんは台所で朝ご飯を作ってくれてる音がする

「お母さんおはよ~」

台所に向かって挨拶したら

「彩芽起きたのね!おはよ~ちょうど良かった食パン焼けたから持って行って」

「わかった~」

焼けた食パンを皿にのせてお母さんと私の分を運んだ
お母さんは目玉焼きとサラダとお味噌汁を運んで来てくれた
お母さんいわく朝はパンでもいいけど、お味噌汁は必ず飲みなさいと山内家の決まり事になっている

朝食を食べながら

「お母さん 今日も夢見たよ~」

「あら、久しぶりじゃない!彼元気だった?」

「ん~ちょっと元気じゃなかった 少しやつれて髭少し伸びてた」

「えっ!何かあったのかしらね。ちょっと心配ね」

「そうなの ちょっと心配。詳しくは仕事から帰って来てからね」

お母さんも私もこれから仕事
お母さんは病院で働いているし、私は介護の仕事をしている

ちなみに昔は看護士と言っていたらしいけど、女性しかいなくなったので今はもっと昔の呼び方の看護婦
私は介護員 高齢者(90歳以上)のお世話しています

お婆ちゃんばかりだけど、みんな元気!
あっヤバイ時間だ

私は職場まで自転車で15分ぐらい、お母さんは車で20分ぐらい
方向が同じだったら乗せて貰ってたのにな~
はっきり言って私は車の運転苦手です!ハイ

「じゃ~お母さん私先に行くね~行ってきま~す」

「行ってらっしゃい~気をつけるのよ~」

私は愛車の自転車に乗りいつもの近道、そして鈴石公園を横切って行くルートを走って行った
まさか、帰りに夢の彼に会えるとは思いもせずに・・・


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