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桜小径

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イスラエル、パレスチナ戦争

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 国連安全保障理事会は25日、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍との戦闘をめぐり、人道目的の戦闘の「中断」などを求める米国提出の決議案を否決した。15理事国のうち日本を含む10カ国が賛成したが、ロシアと中国は「停戦」を求めていないとして、拒否権を行使した。18日にはブラジル提出の別の決議案に米国が拒否権を行使しており、ガザ地区の人道危機に対し、常任理事国の特権が壁になって再び一致した対応をとれなかった。

 米国の決議案は、ハマスによる「凶悪なテロ」を非難し、イスラエルに配慮する形で、あらゆる国にテロに対する自衛権があると明記。国際法に基づく民間人の保護の順守を双方に強く求め、ガザで活動する「テロ組織」への武器供給や経済的な支援を止めるよう関係国に呼びかける内容だった。中露のほかアラブ首長国連邦(UAE)が反対し、ブラジルとモザンビークが棄権した。

 中国の張軍国連大使は米国の決議案を「著しくバランスを欠き、善悪を混同している」と批判し、拒否権行使の理由について「停戦と戦闘終結を求める世界の強い要請が反映されていない」と説明した。ロシアのネベンジャ国連大使は「米国は、イスラエルによるガザへの地上侵攻に影響を与えることを望んでいない」と対米批判を展開した。米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は中露の拒否権行使に「深く失望している」と述べた。

 安保理はロシアが新たに提出した「即時停戦」を求める決議案も採決にかけた。賛成は中国、UAEなど4カ国で、採択に必要な9カ国以上に届かず否決された。米英の2カ国は反対し、日本など9カ国は棄権した。

 これにより、ハマスとイスラエルの軍事衝突が始まった今月7日以降、安保理では関連する四つの決議案が否決されたことになる。ブラジルが提出した戦闘の「中断」を求める決議案には12カ国が賛成したが、米国は「イスラエルの自衛権が明記されていない」として拒否権を行使していた。常任理事国の対立による安保理の行き詰まりを打開するため、マルタは非常任理事国10カ国で近く新たな決議案を提出する方針を明らかにした。

 国連総会(193カ国)は26日から緊急特別会合を開き、ガザの人道問題などについて協議する。パレスチナを支持するアラブ諸国は、即時停戦とイスラエルによるガザ北部からの住民の退避勧告の撤回などを求める決議案を提示している。総会決議に拘束力はないが、イスラエルや支援する米国に対する政治的圧力を強める狙いがある。【ニューヨーク八田浩輔】


日本はまたアメリカ追従なのかな?
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