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力の変化
「何でカーティス邸に潜んでいた間者の成れの果てを、わざわざここに運んだんだろうな」
王宮に赴いたミルズ公爵が何度見ても信じがたい思いで見るソレは、かつて命があったことすら疑わしい姿をしている。
だからと言って、木っ端みじん、又は黒焦げのような悲惨な見た目ではない。
むしろ綺麗に生前の姿を保っている。
いや、命を失ったかどうかすら分からない。息をしていないのは明白だが。
ソレは身体全体を薄く透明な被膜で覆われているような状態で硬直している。
髪の一筋すら硬くなっており、無理に動かそうとすると間違いなく折れるだろう。
コレは人間ではなく、未知の素材を用いて作った立像だと言われても素直に頷ける。
むしろ生命体がこうなるとは考えたくないので、作り物であってほしいとすら願ってしまう。
幸いにして現物はほぼ直立に近い体勢だったために、ソレを破損させることなく懐に忍ばせていた凶器や毒劇物の類は回収できた。
おかげで殺し屋の類なのは明らかだが、誰が標的なのかは分からないままだ。
「さあ、意味不明なモノをとりあえず国の機関で調べたいと思ったんじゃないですか?
それとミルズ公爵閣下、当該間者の背後関係を調べよとの陛下の仰せです」
「勘弁してくれ、ただでさえ面倒なのが二人もいきり立っているんだ」
目の前に立ち、報告する青年を見て溜め息をつく。彼のせいではないのだが、今はそれどころではないと言いたくなるのも致し方ないだろう。
公爵の心情を慮ってか、彼も気の毒そうな顔を隠さない。
暗部を取り仕切る自分の立場を考えると、その下知は当然のことだと分かっている。
辺境伯夫人の滞在中の出来事だ。国家そのものへの攻撃の可能性も否定できない。僅かながらでも、その危険があるなら放置するなど愚の骨頂。
まだコレがこうなってしまった原因を探れと言われないだけでも御の字だろう。そもそも探りようがないと諦めているだけなのかもしれないが。
それでも断りたい。ニコラスとカーティス侯爵が二人ともに怒り狂っている今は。
とは言っても、彼らは騒いでいるのではない。むしろ静かなものだ。だからこそ内に秘めた怒りの大きさが窺える。
こうなった二人を宥められるのは彼らの夫人だろう。だが、その彼女たちを何が何でも守ろうとしている今、きっと馬鹿どもは聞く耳を持たない。
「クリス殿は自宅が襲撃されそうだったのだから当然ですし、ジュリア夫人が絡んだ時のニコラス殿はマトモではありませんからね」
「お前、それ本人には言うなよ」
先ほどから自分に報告する青年に忠告し、改めて見据える。
カーティス侯ほどではないが、若かりし頃の自分に似た性質の持ち主で、外見は自分をそっくり若返らせたような彼。いつの間にか背丈も追い抜かれてしまった。
感慨深く見る公爵の心境を知ってか知らずか、彼は少しからかうように語りかける。
「父上、そろそろ楽することを覚えられても良い頃なのでは? もうお若くないのですから」
「余計なお世話だ」
確かにもう若くない。でも全てを背負い込む必要がなくなったことで、昔より却って楽になっているようだ。
「頼めるか?」
「あの二人を抑えるより遥かに楽ですよ」
「確かに」
笑いながら去っていく彼に同意しながらも、公爵は自分にしか出来ない大仕事に取りかかることにした。
「やはりここにいたか」
「残念ながら、自邸では家族の安全を確保できませんので」
恐らく関係者が集まっているだろう辺境伯邸に足を運ぶと、予想通りに彼らは集結していた。
「閣下、ようこそおいで下さいました」
「お邪魔させていただくよ、夫人」
こうしていると美しくマトモな令夫人にしか見えないジュリアに挨拶しながら、過去の発言を思い返して遠い目をするミルズ公爵。
彼は親類縁者や使用人たちを除くと、ジュリアが怖がらない希少な男性の一人だ。
ニコラスとは違い、どちらかと言えば年齢相応な外見の彼。なのにジュリアがここまで打ち解けたのは完全に予想外だった。
ニコラスが信頼している相手というのが理由の一つだが、ジュリアの想いにいち早く気付き、決してそれを否定しなかったことも大きな理由だ。
おかげで信頼を得たことにより、警戒しない素の彼女を目にする機会も多い。つまりはジュリアの酷い言葉の数々を誰よりも多く聞かされてしまった、最大の被害者なのだが。
「マイク、何でここに来た? 今はそんな暇ないだろう」
「息子がやる気になっているからな」
「なるほど、テリーなら大丈夫だろう」
それなりに育っているとは思っていたものの、ニコラスが太鼓判を押す程だとは思わなかったミルズ公爵は意外な顔をしている。
「どこの親も自分の子はいくつになっても子供だと思うものだが、お前もそうだったとはな」
楽しそうに笑うニコラスは、こうして見ると落ち着いている。だが彼は表層だけを見て判断してはいけない。
十代の頃の未熟な自分が見抜けなかったのは致し方ないとしても、二年前にもすっかり騙されていたのだから。
その結果引き起こされたのが、彼が単身王宮に乗り込み、意識を刈り取った王弟を片手で掴み上げながら王を恫喝するという悪夢のような事態だ。
かつてニコラスが戦場に立った時とは比べものにならない程に力は跳ね上がっていた。王宮騎士団など何の役にも立たない。彼は誰一人屠ることなく無力化してしまった。
ちなみに、その時の人的被害は軽傷者のみだったものの、城の一部と武器の大半が破壊されたので、物的被害は言うまでもない。
彼がその気になれば、たった一人でこの国を掌握できる。それを嫌と言うほどに思い知らされた。
勿論、逆鱗に触れなければ彼は良き守護者である。そこにさえ気を付けていれば、この国は安泰だ。
問題は、その逆鱗をどうにかしようとした可能性が高い今回の事態なのだが。
だが注意深く観察してもニコラスは普段通りである。それが却って不気味だ。彼の傍にいるカーティス侯との対比がそれに拍車をかけている。
「クリス、ここにいればお前の家族は大丈夫だからな」
「はい、ありがとうございます。情けない話ですが、お世話になります」
力なく笑いながら礼を言うカーティス侯の目は完全に据わっている。愛する家族が住まう家に侵入されたのだから当然だ。
夫人の姿は見えないので、子供たちと一緒なのだろう。もう夜も更けた。恐ろしい思いに苛まれずに眠れていると良いのだが。
ミルズ公は顔なじみの幼子たちを思い浮かべ、彼らの眠りが妨げられないことを祈った。
「全く参りましたよ、僕がいかに平和ボケしていたか思い知らされました」
「平和な時代でも襲撃を受ける可能性はなくならない。俺も更に気を付けないとな」
落ち込むカーティス侯の肩を軽く叩きながらも、特に慰めの言葉をかけるでもないニコラスは、ただ吐き出させている。
それはある意味微笑ましくも見えるのだが、既にジュリアには充分すぎる護衛をつけている上に、恐らく謎の力まで発動させたニコラスが、これ以上何を気を付ける必要があるのか。
突っ込みたい思いを抑えるのに苦労するミルズ公だった。
「アレ、結局はどうなりました?」
カーティス侯が今度はミルズ公に例の闖入者について質問したが、少し困惑した顔だ。
本来なら家族を狙った可能性が高いそのモノに怒りを覚えるところだろう。しかし、アレが〝ああ〟なってから目にしたせいか、人間だとは思いがたい。
何がどうしてあの事態が引き起こされたのか。意味が分からないから気持ちのぶつけようがないのだろう。
彼と比べてニコラスは平然としている。
何が起きたか分からないミルズ公でも、一つだけ確実に分かることがある。
状況を鑑みるに、アレを変化させたのはニコラスだ。あの不思議な光が向かった先も、その時に彼が睨んでいた方角も同じ場所を指していたのだから。
と言うよりは、彼以外にこんな途方もないことが出来る人物がいては困る。
ニコラスは怒らせると危険極まりない人物だが、基本的には善良な国の護り手なのだ。おかしな力を持っていようが、国にとっての脅威にはならない。
怒らせさえしなければ、だが。
「ニック、貴方が何かしたのでしょう?」
二人が遠慮して言えなかったことをあっさり口にするジュリアは流石だ。この場でこれを訊けるのは彼女だけだろう。
「どうしてそう思う?」
「あの時、急にニックが傍にきたように感じたの。その後すぐに外が光って、騒ぎが起きたから」
だから夫が守ってくれたのだと思った。しかもその際、何故か自分の傍にいれば絶対に大丈夫だと分かったらしい。
そこで姪を抱いていた姉は勿論、周囲の使用人にも決して自分の傍から離れないように指示したとのこと。子供の本能なのか、甥は何も言わないうちからジュリアに抱きついていたようだが。
「実は俺も何がどうなったかは分かってない。ただ、間違いなく俺がやったことだとは言える」
それを聞いてむしろ安堵を覚えるのはミルズ公もカーティス侯も同じようで、二人で目を見合わせて溜め息をつく。
これで意味不明な力に国を荒らされる心配は去った。以前に死ぬほど怖い思いをさせられた王族は、異なる意見を持つかもしれないが。
まだあの殺し屋が誰を狙っていたかは不明だ。もしもカーティス家がその対象なら、あの時にジュリアがいなければ危険な目に遭っていた可能性は否定できない。誰一人として闖入者に気付いていなかったのだから。
逆にジュリアが標的なら、危険の種を持ち込んだことになるのだが。
「しばらくの間は、クリスたちはうちにいろ。ここにいれば守ってやれる」
王宮に赴いたミルズ公爵が何度見ても信じがたい思いで見るソレは、かつて命があったことすら疑わしい姿をしている。
だからと言って、木っ端みじん、又は黒焦げのような悲惨な見た目ではない。
むしろ綺麗に生前の姿を保っている。
いや、命を失ったかどうかすら分からない。息をしていないのは明白だが。
ソレは身体全体を薄く透明な被膜で覆われているような状態で硬直している。
髪の一筋すら硬くなっており、無理に動かそうとすると間違いなく折れるだろう。
コレは人間ではなく、未知の素材を用いて作った立像だと言われても素直に頷ける。
むしろ生命体がこうなるとは考えたくないので、作り物であってほしいとすら願ってしまう。
幸いにして現物はほぼ直立に近い体勢だったために、ソレを破損させることなく懐に忍ばせていた凶器や毒劇物の類は回収できた。
おかげで殺し屋の類なのは明らかだが、誰が標的なのかは分からないままだ。
「さあ、意味不明なモノをとりあえず国の機関で調べたいと思ったんじゃないですか?
それとミルズ公爵閣下、当該間者の背後関係を調べよとの陛下の仰せです」
「勘弁してくれ、ただでさえ面倒なのが二人もいきり立っているんだ」
目の前に立ち、報告する青年を見て溜め息をつく。彼のせいではないのだが、今はそれどころではないと言いたくなるのも致し方ないだろう。
公爵の心情を慮ってか、彼も気の毒そうな顔を隠さない。
暗部を取り仕切る自分の立場を考えると、その下知は当然のことだと分かっている。
辺境伯夫人の滞在中の出来事だ。国家そのものへの攻撃の可能性も否定できない。僅かながらでも、その危険があるなら放置するなど愚の骨頂。
まだコレがこうなってしまった原因を探れと言われないだけでも御の字だろう。そもそも探りようがないと諦めているだけなのかもしれないが。
それでも断りたい。ニコラスとカーティス侯爵が二人ともに怒り狂っている今は。
とは言っても、彼らは騒いでいるのではない。むしろ静かなものだ。だからこそ内に秘めた怒りの大きさが窺える。
こうなった二人を宥められるのは彼らの夫人だろう。だが、その彼女たちを何が何でも守ろうとしている今、きっと馬鹿どもは聞く耳を持たない。
「クリス殿は自宅が襲撃されそうだったのだから当然ですし、ジュリア夫人が絡んだ時のニコラス殿はマトモではありませんからね」
「お前、それ本人には言うなよ」
先ほどから自分に報告する青年に忠告し、改めて見据える。
カーティス侯ほどではないが、若かりし頃の自分に似た性質の持ち主で、外見は自分をそっくり若返らせたような彼。いつの間にか背丈も追い抜かれてしまった。
感慨深く見る公爵の心境を知ってか知らずか、彼は少しからかうように語りかける。
「父上、そろそろ楽することを覚えられても良い頃なのでは? もうお若くないのですから」
「余計なお世話だ」
確かにもう若くない。でも全てを背負い込む必要がなくなったことで、昔より却って楽になっているようだ。
「頼めるか?」
「あの二人を抑えるより遥かに楽ですよ」
「確かに」
笑いながら去っていく彼に同意しながらも、公爵は自分にしか出来ない大仕事に取りかかることにした。
「やはりここにいたか」
「残念ながら、自邸では家族の安全を確保できませんので」
恐らく関係者が集まっているだろう辺境伯邸に足を運ぶと、予想通りに彼らは集結していた。
「閣下、ようこそおいで下さいました」
「お邪魔させていただくよ、夫人」
こうしていると美しくマトモな令夫人にしか見えないジュリアに挨拶しながら、過去の発言を思い返して遠い目をするミルズ公爵。
彼は親類縁者や使用人たちを除くと、ジュリアが怖がらない希少な男性の一人だ。
ニコラスとは違い、どちらかと言えば年齢相応な外見の彼。なのにジュリアがここまで打ち解けたのは完全に予想外だった。
ニコラスが信頼している相手というのが理由の一つだが、ジュリアの想いにいち早く気付き、決してそれを否定しなかったことも大きな理由だ。
おかげで信頼を得たことにより、警戒しない素の彼女を目にする機会も多い。つまりはジュリアの酷い言葉の数々を誰よりも多く聞かされてしまった、最大の被害者なのだが。
「マイク、何でここに来た? 今はそんな暇ないだろう」
「息子がやる気になっているからな」
「なるほど、テリーなら大丈夫だろう」
それなりに育っているとは思っていたものの、ニコラスが太鼓判を押す程だとは思わなかったミルズ公爵は意外な顔をしている。
「どこの親も自分の子はいくつになっても子供だと思うものだが、お前もそうだったとはな」
楽しそうに笑うニコラスは、こうして見ると落ち着いている。だが彼は表層だけを見て判断してはいけない。
十代の頃の未熟な自分が見抜けなかったのは致し方ないとしても、二年前にもすっかり騙されていたのだから。
その結果引き起こされたのが、彼が単身王宮に乗り込み、意識を刈り取った王弟を片手で掴み上げながら王を恫喝するという悪夢のような事態だ。
かつてニコラスが戦場に立った時とは比べものにならない程に力は跳ね上がっていた。王宮騎士団など何の役にも立たない。彼は誰一人屠ることなく無力化してしまった。
ちなみに、その時の人的被害は軽傷者のみだったものの、城の一部と武器の大半が破壊されたので、物的被害は言うまでもない。
彼がその気になれば、たった一人でこの国を掌握できる。それを嫌と言うほどに思い知らされた。
勿論、逆鱗に触れなければ彼は良き守護者である。そこにさえ気を付けていれば、この国は安泰だ。
問題は、その逆鱗をどうにかしようとした可能性が高い今回の事態なのだが。
だが注意深く観察してもニコラスは普段通りである。それが却って不気味だ。彼の傍にいるカーティス侯との対比がそれに拍車をかけている。
「クリス、ここにいればお前の家族は大丈夫だからな」
「はい、ありがとうございます。情けない話ですが、お世話になります」
力なく笑いながら礼を言うカーティス侯の目は完全に据わっている。愛する家族が住まう家に侵入されたのだから当然だ。
夫人の姿は見えないので、子供たちと一緒なのだろう。もう夜も更けた。恐ろしい思いに苛まれずに眠れていると良いのだが。
ミルズ公は顔なじみの幼子たちを思い浮かべ、彼らの眠りが妨げられないことを祈った。
「全く参りましたよ、僕がいかに平和ボケしていたか思い知らされました」
「平和な時代でも襲撃を受ける可能性はなくならない。俺も更に気を付けないとな」
落ち込むカーティス侯の肩を軽く叩きながらも、特に慰めの言葉をかけるでもないニコラスは、ただ吐き出させている。
それはある意味微笑ましくも見えるのだが、既にジュリアには充分すぎる護衛をつけている上に、恐らく謎の力まで発動させたニコラスが、これ以上何を気を付ける必要があるのか。
突っ込みたい思いを抑えるのに苦労するミルズ公だった。
「アレ、結局はどうなりました?」
カーティス侯が今度はミルズ公に例の闖入者について質問したが、少し困惑した顔だ。
本来なら家族を狙った可能性が高いそのモノに怒りを覚えるところだろう。しかし、アレが〝ああ〟なってから目にしたせいか、人間だとは思いがたい。
何がどうしてあの事態が引き起こされたのか。意味が分からないから気持ちのぶつけようがないのだろう。
彼と比べてニコラスは平然としている。
何が起きたか分からないミルズ公でも、一つだけ確実に分かることがある。
状況を鑑みるに、アレを変化させたのはニコラスだ。あの不思議な光が向かった先も、その時に彼が睨んでいた方角も同じ場所を指していたのだから。
と言うよりは、彼以外にこんな途方もないことが出来る人物がいては困る。
ニコラスは怒らせると危険極まりない人物だが、基本的には善良な国の護り手なのだ。おかしな力を持っていようが、国にとっての脅威にはならない。
怒らせさえしなければ、だが。
「ニック、貴方が何かしたのでしょう?」
二人が遠慮して言えなかったことをあっさり口にするジュリアは流石だ。この場でこれを訊けるのは彼女だけだろう。
「どうしてそう思う?」
「あの時、急にニックが傍にきたように感じたの。その後すぐに外が光って、騒ぎが起きたから」
だから夫が守ってくれたのだと思った。しかもその際、何故か自分の傍にいれば絶対に大丈夫だと分かったらしい。
そこで姪を抱いていた姉は勿論、周囲の使用人にも決して自分の傍から離れないように指示したとのこと。子供の本能なのか、甥は何も言わないうちからジュリアに抱きついていたようだが。
「実は俺も何がどうなったかは分かってない。ただ、間違いなく俺がやったことだとは言える」
それを聞いてむしろ安堵を覚えるのはミルズ公もカーティス侯も同じようで、二人で目を見合わせて溜め息をつく。
これで意味不明な力に国を荒らされる心配は去った。以前に死ぬほど怖い思いをさせられた王族は、異なる意見を持つかもしれないが。
まだあの殺し屋が誰を狙っていたかは不明だ。もしもカーティス家がその対象なら、あの時にジュリアがいなければ危険な目に遭っていた可能性は否定できない。誰一人として闖入者に気付いていなかったのだから。
逆にジュリアが標的なら、危険の種を持ち込んだことになるのだが。
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