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孝文とサクラコのプチ旅行(車検)⑥
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フライパンをひっくり返したほなみさんだったが、どうやら調理後の片づけをしている最中にやらかしたらしく、俺達の注文したサンドイッチは無事だった。
俺達はひとしきり笑い合った後、特に怪我も無かったので席に戻りサンドイッチの出来上がりを待つ。
「お、お騒がせしましたぁ……」
顔を赤らめ、恥ずかしそうにしながらほなみさんはサンドイッチを持ってきた。
「ほなみちゃんって、ドジだねっ!」
「うっ……」
サクラコにドジと言われ、胸を押さえ蹲ってしまうほなみさん。クリーンヒットしたんだろうなぁ……。
「サクラコ、もう少しオブラートに包むなりしろよ……ってか、そこがほなみさんの可愛い所なんだぞ」
「うん、確かに可愛かった!」
「うぅ……勘弁してくださいよぉ」
俺とサクラコのおもちゃにされていたほなみさんは、サンドイッチと一緒に持ってきていたアイスコーヒーを俺の横に置くと、腰かけた。
「おや、休憩かい?」
「もう、お客さんいないからいいのーっ!」
ほなみさんは少し子供っぽくそう言うと、膨れっ面のままアイスコーヒーを口に含む。喉が渇いていたのか、そのまま三分の一程を一気に飲んでいた。
「喉、渇いてたの?」
「えへへ、料理してると結構暑いんですよね」
俺はほなみさんの話を聞きながら、サンドイッチをひと口。
「うまっ……」
つい、声に出してしまった。俺がこのサンドイッチを最後に食べたのは半年前だが、そこから少し味も変わっている気がする。何がどうなってこんなにも美味くなっているのかは俺には分からないが、この味になるまでにほなみさんの努力を感じ取れた。
目の前のサクラコも、声も出さずにバクバクと食べている。大層味を気に入ったのだろう。
「どうです、お料理上手くなったでしょ?」
ほなみさんはドヤ顔をしながら俺に聞いてきた。本人からしても、自信があったようだ。
「うん、半年前とは大違いだよ――いや、もちろん半年前も美味しかったけど、今はそこからずっと美味しくなってるように感じる。何か変えた?」
「いえ、特には……調理器具を変えたくらいですかね?」
「へぇ、それで何かが変わるのか……? よく分からないけど、ほなみさん頑張ったんだね」
俺が褒めるとほなみさんは、「でへへ……」と随分とだらしない声を出しながら頬を掻いて照れていた。
「美味しかったっ! ほなみちゃんお店やったほうがいいよ!」
「今やってるんだよ、何を言ってるんだお前は」
今の今まで黙々と食べていたサクラコが、食べ終わったのか急に変な事を言い出したが、これもサクラコなりの褒め言葉なんだろう。
とまぁ、こんな具合で俺もサクラコもサンドイッチを褒める褒める。気を良くしたほなみさんは随分とだらしない顔をしていたが、元が良いからだろうか。だらしない顔でも可愛らしくて世の中ズルいな、って思ったよ。
それから俺達は談笑を交えつつ、美味しくサンドイッチをたいらげた。
サンドイッチを食べ終わってから数時間、俺達は空が茜色に染まるまで談笑を続けていた。その間新しく入店してくる客はいなく、この店の経営が大丈夫なのか少し心配してしまうほどに閑古鳥が鳴いている状況だ。
もうこの際聞いてしまうか? いやどうだろうな……今の今まで楽しく会話してたに水を差すみたいになってしまわないだろうか。
「どうしました、孝文さん?」
「あぁ、いや……」
しまった、黙って考え込んでいたからほなみさんに気に掛けられてしまった。
……もうこれは聞いた方がいいのかもしれないな。もしかしたら悩みとかもあって相談を聞けるかもしれないし。
「ほなみさん、最近ってお店の調子はどう?」
「えっ……」
俺が聞くと、ほなみさんは数秒笑顔のまま固まると、視線を下げ俯いてしまった。
そんなほなみさんの様子を見て、サクラコはおろおろとしながら俺とほなみさんを交互に見る。
「ごめんね、気になっちゃって。俺達がここに来てから、お客さん来てないよね。もしかして、経営厳しかったりする……?」
「あ、あはは……やっぱり、孝文さんには分かっちゃいましたか。今日は、ずっと笑顔でいようと思ってたんだけどなぁ……」
ほなみさんはそう言うと顔を上げて俺を見つめてくる。その表情にいつもの満点の笑顔は無く、眉を下げ眉間に皺を寄せてとても辛そうだった。
そこからほなみさんは、ぽつりぽつりと店の現状を話し出した。
●あとがき
烏骨隊長「むむっ⁉ 急にシリアスになってしまったぞ!」
クロエ「アホ鳥、煩いわよ。これからホナミが経営状況について語るんだから静かにしなさい」
烏骨隊長「こんな状況で黙っていられるか! 笑顔が、笑顔が見たいのであるっ!」
クロエ「はいはい、黙りなさい。きっとタカフミがなんとかしてくれるわよ」
サクラコ「どうだろうねー、孝文には難しいんじゃないかな? お店の経営なんてした事無いだろうし、そもそも専門知識があるわけでも無いし。出来るのは話を聞いて、アドバイスをしてあげるくらいじゃないかな。因みにわたしにも無理だよ。経営についての本も読んだ事あるけど、実際にやった事あるわけでも無いし。でも気になる点としては、一日お店を開いた際の必要経費と一日平均の売上が赤字になってるか否かだね。ほなみちゃん個人じゃなくてお店として持ってる貯蓄も気になる所。もし赤字だったらそもそも採算が取れてないわけだし、売上を上げる為の策を施策する必要があるわけだけど……その状況でネットを使って広告を打ってみても売上が上がる見込みがあるかって言うとそうでも無いんじゃないかな。じゃあそうなるとリーフレットとかを作るって手も出てくるだろうけど、そうなるとデザイナーさんに発注する必要があるんだよね。腕のあるデザイナーさんだとA4片面四色カラーで発注した場合、結構なお値段になっちゃうんじゃないかな。それ以外にも印刷料金だってバカにならないし、それで元が取れれば良いんだけど……かなり難しいと思う。かと言って安い値段でデザインを引き受けてくれる人がいたとしても、しっかり売上が上がるデザインを考えてくれるかって言うと、それもまた難しい。だって、ただ構図を考えて配置するだけなら誰でもできるもん。それを、いかにして魅力的に他者に伝わるようにデザインできるかはそのデザイナーさん任せになっちゃうわけで。ある種の賭けだよね」
クロエ「サクラコ、あなためっちゃ喋るわね……ここ、あとがきよ?」
俺達はひとしきり笑い合った後、特に怪我も無かったので席に戻りサンドイッチの出来上がりを待つ。
「お、お騒がせしましたぁ……」
顔を赤らめ、恥ずかしそうにしながらほなみさんはサンドイッチを持ってきた。
「ほなみちゃんって、ドジだねっ!」
「うっ……」
サクラコにドジと言われ、胸を押さえ蹲ってしまうほなみさん。クリーンヒットしたんだろうなぁ……。
「サクラコ、もう少しオブラートに包むなりしろよ……ってか、そこがほなみさんの可愛い所なんだぞ」
「うん、確かに可愛かった!」
「うぅ……勘弁してくださいよぉ」
俺とサクラコのおもちゃにされていたほなみさんは、サンドイッチと一緒に持ってきていたアイスコーヒーを俺の横に置くと、腰かけた。
「おや、休憩かい?」
「もう、お客さんいないからいいのーっ!」
ほなみさんは少し子供っぽくそう言うと、膨れっ面のままアイスコーヒーを口に含む。喉が渇いていたのか、そのまま三分の一程を一気に飲んでいた。
「喉、渇いてたの?」
「えへへ、料理してると結構暑いんですよね」
俺はほなみさんの話を聞きながら、サンドイッチをひと口。
「うまっ……」
つい、声に出してしまった。俺がこのサンドイッチを最後に食べたのは半年前だが、そこから少し味も変わっている気がする。何がどうなってこんなにも美味くなっているのかは俺には分からないが、この味になるまでにほなみさんの努力を感じ取れた。
目の前のサクラコも、声も出さずにバクバクと食べている。大層味を気に入ったのだろう。
「どうです、お料理上手くなったでしょ?」
ほなみさんはドヤ顔をしながら俺に聞いてきた。本人からしても、自信があったようだ。
「うん、半年前とは大違いだよ――いや、もちろん半年前も美味しかったけど、今はそこからずっと美味しくなってるように感じる。何か変えた?」
「いえ、特には……調理器具を変えたくらいですかね?」
「へぇ、それで何かが変わるのか……? よく分からないけど、ほなみさん頑張ったんだね」
俺が褒めるとほなみさんは、「でへへ……」と随分とだらしない声を出しながら頬を掻いて照れていた。
「美味しかったっ! ほなみちゃんお店やったほうがいいよ!」
「今やってるんだよ、何を言ってるんだお前は」
今の今まで黙々と食べていたサクラコが、食べ終わったのか急に変な事を言い出したが、これもサクラコなりの褒め言葉なんだろう。
とまぁ、こんな具合で俺もサクラコもサンドイッチを褒める褒める。気を良くしたほなみさんは随分とだらしない顔をしていたが、元が良いからだろうか。だらしない顔でも可愛らしくて世の中ズルいな、って思ったよ。
それから俺達は談笑を交えつつ、美味しくサンドイッチをたいらげた。
サンドイッチを食べ終わってから数時間、俺達は空が茜色に染まるまで談笑を続けていた。その間新しく入店してくる客はいなく、この店の経営が大丈夫なのか少し心配してしまうほどに閑古鳥が鳴いている状況だ。
もうこの際聞いてしまうか? いやどうだろうな……今の今まで楽しく会話してたに水を差すみたいになってしまわないだろうか。
「どうしました、孝文さん?」
「あぁ、いや……」
しまった、黙って考え込んでいたからほなみさんに気に掛けられてしまった。
……もうこれは聞いた方がいいのかもしれないな。もしかしたら悩みとかもあって相談を聞けるかもしれないし。
「ほなみさん、最近ってお店の調子はどう?」
「えっ……」
俺が聞くと、ほなみさんは数秒笑顔のまま固まると、視線を下げ俯いてしまった。
そんなほなみさんの様子を見て、サクラコはおろおろとしながら俺とほなみさんを交互に見る。
「ごめんね、気になっちゃって。俺達がここに来てから、お客さん来てないよね。もしかして、経営厳しかったりする……?」
「あ、あはは……やっぱり、孝文さんには分かっちゃいましたか。今日は、ずっと笑顔でいようと思ってたんだけどなぁ……」
ほなみさんはそう言うと顔を上げて俺を見つめてくる。その表情にいつもの満点の笑顔は無く、眉を下げ眉間に皺を寄せてとても辛そうだった。
そこからほなみさんは、ぽつりぽつりと店の現状を話し出した。
●あとがき
烏骨隊長「むむっ⁉ 急にシリアスになってしまったぞ!」
クロエ「アホ鳥、煩いわよ。これからホナミが経営状況について語るんだから静かにしなさい」
烏骨隊長「こんな状況で黙っていられるか! 笑顔が、笑顔が見たいのであるっ!」
クロエ「はいはい、黙りなさい。きっとタカフミがなんとかしてくれるわよ」
サクラコ「どうだろうねー、孝文には難しいんじゃないかな? お店の経営なんてした事無いだろうし、そもそも専門知識があるわけでも無いし。出来るのは話を聞いて、アドバイスをしてあげるくらいじゃないかな。因みにわたしにも無理だよ。経営についての本も読んだ事あるけど、実際にやった事あるわけでも無いし。でも気になる点としては、一日お店を開いた際の必要経費と一日平均の売上が赤字になってるか否かだね。ほなみちゃん個人じゃなくてお店として持ってる貯蓄も気になる所。もし赤字だったらそもそも採算が取れてないわけだし、売上を上げる為の策を施策する必要があるわけだけど……その状況でネットを使って広告を打ってみても売上が上がる見込みがあるかって言うとそうでも無いんじゃないかな。じゃあそうなるとリーフレットとかを作るって手も出てくるだろうけど、そうなるとデザイナーさんに発注する必要があるんだよね。腕のあるデザイナーさんだとA4片面四色カラーで発注した場合、結構なお値段になっちゃうんじゃないかな。それ以外にも印刷料金だってバカにならないし、それで元が取れれば良いんだけど……かなり難しいと思う。かと言って安い値段でデザインを引き受けてくれる人がいたとしても、しっかり売上が上がるデザインを考えてくれるかって言うと、それもまた難しい。だって、ただ構図を考えて配置するだけなら誰でもできるもん。それを、いかにして魅力的に他者に伝わるようにデザインできるかはそのデザイナーさん任せになっちゃうわけで。ある種の賭けだよね」
クロエ「サクラコ、あなためっちゃ喋るわね……ここ、あとがきよ?」
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