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最終回風!?祠堂元の世界に戻される?
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祠堂がドラゴンの総攻撃をしようとした瞬間、後ろに大きな空間の穴が
開いた。そこからは光が放たれ、徐々に吸い込む様な感じの風が吹いた。
「まさか!? 俺を元の世界に戻そうとしているのか?」
「祠堂、その光の空間はお前の仕業か?」
「どうやらあっちの仕業でもないみたいだな。まぁいい。さぁ
攻撃を再開・・・何!?」
祠堂が攻撃をしようとするとその穴からの風が強くなった。そして
祠堂はそれに吸い込まれるような感じでその穴に引きづりこまれていく。
「くっ! やはり俺を元の世界にか。ふざけるな!! この程度の力」
祠堂は吸い込まれそうになったが、両手を広げそれに耐えた。それを
見て、学園長はあれは祠堂の物ではないと確信し、そこに攻撃を
しようとしていた。
「全員!! 総攻撃だ! あいつをあの穴に押し込め。あれはおそらく
あいつの元の世界に通じる穴だ。これはチャンスだ。攻めろ!」
「了解!!」
学園長を含め、残った全員が祠堂に攻撃をした。それに祠堂は
耐えながら反撃もする。
「なめるなよ! 行けドラゴン達」
祠堂はドラゴンに攻撃を命じた。しかし、どのドラゴン達が
徐々に消え始めていた。
「くそっ! これもこの光のせいか。俺はまだ戻らんぞ。この
世界を壊すまでは!!」
「祠堂、これで終わりだ。私の全魔力をお前にぶつけてやる」
学園長が祠堂に最後の攻撃をしようとした時だった。そこに
ノーラ姫が前に出て学園長の攻撃を止めようとした。
「待ってください。これ以上はもう必要ありません。彼は
祠堂はあのまま元の世界に帰ると思います」
「しかし、あいつを倒さなければ」
「大丈夫です。祠堂、そのまま帰りなさい。あなたの元の世界でなら
何も罪はありません。その方があなたにとってもいいはずです」
「お前にとってはな。俺は戻らんぞ。俺の怒りは収まらん!
お前らを殺すまではな。例え、元の世界に戻されても、俺は必ず
復讐しに戻ってくる。これがラスボスのセリフでもあるんだ。そして
それはできることもわかっている。だからお前らに安息の時は
ないぞ」
「もしそうなったら今度は私も覚悟を決め、あなたをこの手で
殺します。そして、私も一緒に死にましょう」
「心中か。それができるならしてみるがいい。だが、俺もこのまま
帰るわけにはいかない。これが最後だ!!」
「祠堂!!」
祠堂は最後の攻撃を実行した。消えかけていたドラゴン達を
一瞬だけ元に戻し、総攻撃を放った。それは城にだけではなく
その周辺、ドラゴンの攻撃が届く所まで行った。
その攻撃で城が崩れ始め、学園長達はしかたなく引く事に
した。ノーラは崩れる城の中、最後まで祠堂を見ていた。
「祠堂、今度こっちに来たらその時は結婚しましょう!世界を
敵に回しても私はあなたといます」
「なら、戻ってきたら真っ先にお前を殺してやるよ。それで
俺も死んでやる」
「それはさっき私が言いましたわ」
「ああ。最後に共感できたな」
「ええ。・・・さようなら祠堂」
「ちっ! ゲームオーバーか」
祠堂は力がなくなっていくのに気づいていた。そして、光の穴は
祠堂を吸い込むと同時に光を放ち、さっきまで雷鳴が鳴り響いていた
この世界の空が晴れ渡った。
そして、城は崩れたが、祠堂の姿もそこにはもうなかった。
開いた。そこからは光が放たれ、徐々に吸い込む様な感じの風が吹いた。
「まさか!? 俺を元の世界に戻そうとしているのか?」
「祠堂、その光の空間はお前の仕業か?」
「どうやらあっちの仕業でもないみたいだな。まぁいい。さぁ
攻撃を再開・・・何!?」
祠堂が攻撃をしようとするとその穴からの風が強くなった。そして
祠堂はそれに吸い込まれるような感じでその穴に引きづりこまれていく。
「くっ! やはり俺を元の世界にか。ふざけるな!! この程度の力」
祠堂は吸い込まれそうになったが、両手を広げそれに耐えた。それを
見て、学園長はあれは祠堂の物ではないと確信し、そこに攻撃を
しようとしていた。
「全員!! 総攻撃だ! あいつをあの穴に押し込め。あれはおそらく
あいつの元の世界に通じる穴だ。これはチャンスだ。攻めろ!」
「了解!!」
学園長を含め、残った全員が祠堂に攻撃をした。それに祠堂は
耐えながら反撃もする。
「なめるなよ! 行けドラゴン達」
祠堂はドラゴンに攻撃を命じた。しかし、どのドラゴン達が
徐々に消え始めていた。
「くそっ! これもこの光のせいか。俺はまだ戻らんぞ。この
世界を壊すまでは!!」
「祠堂、これで終わりだ。私の全魔力をお前にぶつけてやる」
学園長が祠堂に最後の攻撃をしようとした時だった。そこに
ノーラ姫が前に出て学園長の攻撃を止めようとした。
「待ってください。これ以上はもう必要ありません。彼は
祠堂はあのまま元の世界に帰ると思います」
「しかし、あいつを倒さなければ」
「大丈夫です。祠堂、そのまま帰りなさい。あなたの元の世界でなら
何も罪はありません。その方があなたにとってもいいはずです」
「お前にとってはな。俺は戻らんぞ。俺の怒りは収まらん!
お前らを殺すまではな。例え、元の世界に戻されても、俺は必ず
復讐しに戻ってくる。これがラスボスのセリフでもあるんだ。そして
それはできることもわかっている。だからお前らに安息の時は
ないぞ」
「もしそうなったら今度は私も覚悟を決め、あなたをこの手で
殺します。そして、私も一緒に死にましょう」
「心中か。それができるならしてみるがいい。だが、俺もこのまま
帰るわけにはいかない。これが最後だ!!」
「祠堂!!」
祠堂は最後の攻撃を実行した。消えかけていたドラゴン達を
一瞬だけ元に戻し、総攻撃を放った。それは城にだけではなく
その周辺、ドラゴンの攻撃が届く所まで行った。
その攻撃で城が崩れ始め、学園長達はしかたなく引く事に
した。ノーラは崩れる城の中、最後まで祠堂を見ていた。
「祠堂、今度こっちに来たらその時は結婚しましょう!世界を
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「なら、戻ってきたら真っ先にお前を殺してやるよ。それで
俺も死んでやる」
「それはさっき私が言いましたわ」
「ああ。最後に共感できたな」
「ええ。・・・さようなら祠堂」
「ちっ! ゲームオーバーか」
祠堂は力がなくなっていくのに気づいていた。そして、光の穴は
祠堂を吸い込むと同時に光を放ち、さっきまで雷鳴が鳴り響いていた
この世界の空が晴れ渡った。
そして、城は崩れたが、祠堂の姿もそこにはもうなかった。
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