これから俺の異世界召喚物語が始ーーーー

湯屋 月詠

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後編

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「………はぁぁ………」
「ちょっとなんか言いなさいよ」
「いやもういいよ全てこれに記録したし」
そういうと右のてのひらを上に向けると光が現れた
「これは新しく機能追加した『記録玉』
 僕が自分の管理してる世界から君の世界の位置とエネルギーの移動
 それとここでの映像と音声が記録されるんだ」
「え?何それ?知らない」
「知らなくていいよこれから僕達のあるじ
 これを渡しに行くからあとは処遇を待つといいよ」
「え?どういうことよ!待ってよ!」
そして僕は彼女を神殿……彼女が作り出したムラで偶然できた亜空間の中に閉じ込めた

「エネルギーなんてやり方は無いし
 住人達だってただ巻き込まれただけなのに……」


異世界に転移したからって自分の世界の住人がどこへ行って
どうしてるなんて探せない訳がない
一応僕ら管理者達にもルールがあって
他の世界とは不可侵であること
その為移動してしまった後の世界でどうしてるか知っても
連れ戻しができないだけで
どんなにすごい武器を持ったとしても
どんなにすごいスキルを授かっていたとしても
実際に何も知らない世界で過ごすという事はどういう事か
僕達にはわからなかったわけで……


僕の管理している世界で最悪だと言われている
『奴隷』が生き残った中で一番マシな環境だなんて



管理しているだけだからって愛着が湧かないわけがないだろ



「準備しておいて良かった」
他の管理者達に異世界転移について情報を分けてくれた時
僕の管理している世界にも高エネルギーを放つ人間がいて
僕達の主も気にかけてくださり別世界の記録ができるよう機能追加していただいて
高エネルギーを放つ人間をできるだけ怪しまれる事なく
監視できるように器を作り替えて近くにいるようにして
あと、これは本当に帰せるかはわからなかったけど一応
僕の管理してる世界へと帰すための道筋を作るエネルギーを
自分の管理している世界のエネルギーを影響が出ないように少しずつ貯めた
住人達を帰した事については彼女がエネルギーのムラで発生した
亜空間内で帰したから、まぁ…ぎりセーフじゃないかなぁ

「そもそも『別世界の管理者を訴えるのは被害を被った場所にいた
 当事者でなくてはいけない』というルールなんていうもの作った
 せいでこんな遠回りなことしなきゃいけなくなったんだよ」
元々エネルギー循環の出来合いも個人差があり高濃度のムラから
別世界との障壁が壊れその裂け目から異世界転移が起きるのは
全く無いわけではなく転移だけでは訴えることもできない
だけど自分の未熟ゆえに起きる悪影響を「交換」と言って悪用し
転移した者まで利用した彼女の自白の記録があれば
彼女に対して何かしら処理がなされるだろう

僕が管理している世界の言葉で表すなら
僕達の主ーー『創造神かみさま』によって裁きがなされると

「もしかしたら作り変えられるかもしれないけれどそんなこともういいや
 さっさと証拠渡して集めたエネルギー分を戻さないとね」

僕は証拠を渡すために僕達の主の住まう場所へ転移を始めたのだった

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