姫と呼ばれしオタク少女、異世界召喚で無双する

光車

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四章 ひとときの休息

二十七話

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ここに止まり始めてから三週間が経った。
その間ずっと魔物は狩り続けてきた。
なのにレベルは上がらない。
だから私はもっと奥に行ってみることにした。
もしかしたら経験値が足りないからかもしれないから。

***

そして私はかなり奥まで来た。
そこで、あるものを見つけた。
それは……。

「ダンジョン?」

そうなのだ。
もしかしたら……。
ちょっと行ってみますか。

……。

「ここは……」

綺麗……。
私はなにもかも忘れて見入ってしまった。

そこは、緑に光る石がそこら中に埋まっていた。
天井にも。
床にも。
そしてもちろん壁にも。

私はつい足を踏み出した。

魔物は居ない。
けど、不思議と先に行けと何かが言う。

少し開けた場所がある。

奥に道は無い。

中に入って辺りを見渡す。

瞬間、中心が光る。

一際大きな石が。

そして。

そこには、



「え……?」

あまりの事に思考がショートする。

「え?は?ええっと……?」

混乱しすぎて何をすれば良いのか分からない。

その間に嶺が復活する。

「んん……。っと、ここ、…は……。って!夕美さん⁉︎どうして⁉︎」

「え⁉︎えっと、その、たまたま寄ったら君が転移して来たと言うか、なんというか」

「???」

会話がしっかり成立しない。

「ええ、ええと、一回落ち着こう」

「そうだね」

その後。

「ここは妖星国エルフィリア。エルフの国だよ。で、私達は休息の為にここに寄って来たんだ」

「へえ~。じゃあ、僕が夕美さんと会ったのは偶々なのか~」

「そうだね。ここは街からも結構離れてるから、ここに来れたのも偶々だしね。……後、その夕美さんってのをやめてくれない?……その、普通に呼び捨てで良いからね?」

「ええっ⁉︎」


何か言った?

「呼び捨てって……。本当にいいんですか?」

⁉︎
顔が赤くなった事を自覚する。

「い、いいの!ついでに敬語もやめて!」

「わ、わかりました!夕美s「だから敬語と敬称やめてって言ってるでしょ⁉︎何度も言わせないで⁉︎」……はい…」

と、とにかく!

「一回帰る!ほら、嶺も!」

「ええ⁉︎……わかり「だから!」…わかった、夕美」

カァァァァァァァ

顔が更に赤くなる。

「さ、先に行ってるからね⁉︎」

私は走り出した。

「え⁉︎ちょっと待って!」

それにつられて嶺も走り出した。

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