【完全版製作記念連載再開】金貨1,000万枚貯まったので勇者辞めてハーレム作ってスローライフ送ります!!

夕凪五月雨影法師

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勇者辞めますの真相編

16話 お持ち帰り イラストあり

「僕たちに危害を加えようとしてる勢力がいる? 『アンペルマン』の幹部に?」

 翌日の朝早く。
 場所は冒険者街の場末に店を構える、小さな駄菓子屋だ。
 店の外には古びた鉄板が無造作に置かれており、そこに陣取ったユーリは、駄菓子屋で注文したもんじゃ焼きを焼いていた。
 そして、鉄板を挟んで反対側に座る人物は、


「ええ。草の者から、そのような情報が上がって参りました」

 黒髪黒瞳こくはつこくとうで眼鏡をかけた、上品な女性だ。
 顔立ちそのものは一般的であるものの、所作のひとつひとつに洗練された品があり、高貴な雰囲気を醸し出している。
 場末の駄菓子屋にはおおよそ似つかわしくない、貴族然とした女性である。
 彼女の名はクインリィ。その所作や品性が示す通り、やんごとなき家柄の淑女だ。
 だというのに、彼女はユーリと会うときには、なぜかこういった庶民の店を所望するのだった。
 
(ま、たまには息抜きしたいんだろうね~。普段はこういうジャンクなものとか食べられないだろうし)

 そんなことを思いながら、東国由来のローカルフードをジュウジュウと焼いていると、彼女は言葉を重ねる。

「理由は『勇者引退の理由に正当性をつけたいから』……だそうです」
「んーと、どゆこと?」
「『アンペルマン』内部は、現在相当混乱しているようですね。とりわけ意見が上がっているのは『勇者引退の理由が、納得のいかないものだったから』だとか」
「ん~……そうなんだよねえ」

 土手の中のだし汁をかき混ぜつつ、苦い声を返す。

「まさすがに無理あるか~、とは思ってたよ。こないだまで元気に悪さしてたのに、急に体調不良だなんてさ。だからまあ、一応対策も用意してあるんだけど……。うん。それがうまいこといくまでは、どうにかいまの情報を信じてもらうしかないかな……って感じ。幹部のみんなには迷惑かけて申し訳ないけどね」

「信じられない話であれば、信じられる話にしてしまえばいい。
 勇者パーティのいずれかを襲撃し、戦闘不能になるほどの重症を負わせれば良いのです。
 さすれば、『やはり戦える状態ではなかったのだ』と、体調不良という引退理由に幾許かの説得力が生じ、混乱がある程度はおさまる。
 一部の幹部の間では、そういった話になっているそうですよ」
「……んーと」

 ユーリは具材で作った土手を崩しながら、

「なんか、過激派中の過激派なやりらふぃーが、お酒飲んだ勢いで、よしやっちまうかー! みたいなノリでするような話だけど……それ本気で信じてるの?」
「いいえ全く」

 眉ひとつ動かさずにしれっと言う。
 彼女は、あまり冗談を言うことにも慣れていないのだった。

「……あのさ、あなたボケ分かりにくいから、今度から手上げてくれない? ボケたあとに『はい! ボケました!』って、元気よく」
「しかしこの機に乗じて、あなたたちや『アンペルマン』の力を削ごうという勢力がいることは事実です」

 ユーリの言葉など歯牙にもかけず、クインリィは黒瞳に真剣な光を灯すと、


 私が言いたいのは、そういうことですよ、ユーリ」
「あはは。心配してくれてありがとう。でも大丈夫だよ。そーならないように別班に動いてもらってるし、セイラさんたちだって、魔王軍相手にバチバチにやりあってきた人たちだからね。そう簡単にはどーこーならないよ」

 ブレイダやファイフは元より、支援職のセイラやエンリエッタにだって、最低限の戦闘の心得はある。そこらの賊が束になったところで、遅れを取ることはないだろう。
 まあ、ヒィロのような猛者に動かれたら、あるいは危ないことになるかも知れないが……。
 彼女が敵に回るようなことは、まずないだろう。

 ヒィロは堅物ではあるが、過激派でもなければやりらふぃーでもない。
 、クインリィの言ったような強硬策に出るとは思えなかった。

「なら良いのですが……あ」

 そこで彼女のお腹が、くぅ、と可愛らしい音を鳴らせ、白皙に僅かな朱が差した。
 ユーリは苦笑しながら彼女にコテを渡し、

「もんじゃ焼けたよ。食べよ」
「……ありがとうございます」

 クインリィはコテを受け取ると、すっかり慣れた手つきでもんじゃ焼きをすくい、フーフーしてから口に運んだ。

「はふ……はむ、むぅ……♡」

 涼やかや印象の目が僅かに緩み、それに合わせて口角も少し上がった。
 美味しいものを食べて笑っているときの彼女は、やはり可愛い。
 

「そういえば今日のそれ、誰の顔?」
「新しく入った侍女のジージョという者です。実物はもう少し若いですが」
「あ、年齢まで弄れるんだ。はぇ~。ほんと便利な魔道具だね。変身の指輪って」

 そう言いながら、彼女の左手につけられた指輪を見やる。
 変身の指輪。嵌めたものの姿を自在に変えることができる魔道具だ。
 彼女はユーリと会うとき、いつも身近にいる誰かの顔を借りてくるのだった。

「道具は便利でも、身の上は不便ですよ。顔を変えなければ、こうして美味しいものも食べにも出られないのですから」
「あ、はは。まあ、あなたがそのまま街になんか来たら、指差されるどころの騒ぎじゃすまないからね」
「そういえばユーリは、知名度の割りに顔はほとんど知られていなのでしたね。意図的にそうしているようですが、なにか理由があるのですか?」

「顔バレしたら女の子ナンパできないから」
「聞くんじゃありませんでした」
「まあ、ときどき派手に遊び過ぎて、センテンススプリング砲ぶち込まれるんだけどね~」
「ほどほどにしてください。記事が出るたびに、顔にモザイクをかけるように圧力をかけるのが大変なので」

 それからふたりは、他愛もない話をしてもんじゃ焼きをつつき合った。
 彼女と会うときはいつもこうだ。
 名目上はお忍びでの会談なのだが、その実態は、ただの四方山話だ。
 普段は本音を言えない者同士による、愚痴やバカ話を吐き出す場。
 
 ときにはお酒の場でそれをすることもあり、決して公にできない交流に発展することなどもあるのだが……。
 それはともかく。

「あー、美味しかった。やっぱここのお店は、明太チーズもんじゃだよね~」

 カラン、とコテを皿の上に置くと、彼女も正絹のハンケチで口元を拭きつつ、

「そうですね。今日は他のもんじゃを試してみましょう……と、家を出るときは思うのですが、やはり明太チーズもんじゃですね」
「一緒に行く人に『今日僕絶対カレーもんじゃいくわ』って言って退路絶つけど、やっぱり直前で明太チーズもんじゃだよね」
「明太チーズもんじゃですね」

 そこでお互いにジュースを飲み、僅かな沈黙が生まれる。
 気まずい沈黙ではない。
 同じ悩みを持つもの同士が、誰に気を使うわけでもない時間を共有する、心地よい沈黙。
 ……そのはずなのだが。

「……ユーリ」

 クインリィはストローから口を離し、やや畏まったように居ずまいを直すと、

「……あなたたちを守ることができず、本当に申し訳ありませんでした」

 深々と、その頭を下げた。
 ユーリは慌てて立ち上がり、鉄板越しに彼女の肩を持つと、

「ちょ、やめて! やめてってば! あなたに頭下げられたなんて知られたら、僕不敬罪で殺されちゃうよ!」

 言いつつチラチラと周囲を見る。姿は見えないが、そう離れていない場所に彼女の護衛が控えているはずだ。彼らの顔色を想像して肝を冷やしながら、その身体を起こした。
 すると彼女は、少しだけ頬を赤らめながら、艶っぽい目でユーリを見やり、

「……もっと不敬罪になるようなことを、私にしているくせに♡」
「ねえやめて! あなたがそう言うと、そういうことになっちゃうから! 不同意のやつみたいになっちゃうから!!」

 マジで拷問吏にちんちんちょん切られちゃうから! などと思いながら席に座り、ガブガブとジュースを飲んだ。色んな意味で汗をかいた時間だった。

「……とにかく、あなたはなんにも悪くないよ。全部調子に乗り過ぎた僕のせい。そのせいであなたにも動いて貰うことになっちゃったんだから、むしろこっちの方がごめんだよ」
「私が動く……そんなことは、あなたたちが築き上げた功績からしたら、なんと小さなことでしょう」

 今度は頭を下げることはせず、しっかりと正面からユーリの目を見つめ、

「あなたを守れなかった私が言うのも、甚だ図々しい言葉ですが……。
 ──勇者ユーリ。長きに渡りこの国を、国民を、世界中の人々を守り抜いてくださったことに、心からの感謝を。
 あなたがこの国に生まれ、そして同じ時間を過ごせたということが、私の生涯の誇りです」
「…………っ」

 気品と威厳、そしてこの世のすべてを包み込むような包容力。
 たったこれだけの言葉を喋っただけで、それらすべてが理解わからせられる。
 文字通り、格が違う、と。
 やはり彼女は、そうなるべくして生まれてきた女性なのだ、と。
 クインリィと会うたび、そしてそのポテンシャルを垣間見る度、そんな思いを抱いてしまうユーリだった。
 ……が、

「あ、はは。ありがたいけど、そんな畏まらないでよ。お忍びで会ってる意味がないでしょ?」
「……それもそうですね」

 そう言って、彼女は笑みを浮かべた。
 威厳を見せるための笑顔ではない。
 上品さを演出するための笑顔とも違う。
 普通の女の子が、好きな相手を前にしたときのような、とても温かな笑顔だった。

「そうそう。そうやって普通に笑ってるあなたのほうが、僕は好きだよ」
「いまはジージョの顔なのですが?」
「ジージョさんの顔も好きだよ」
「……聞くんじゃありませんでした」

 そんなバカ話に興じつつ、その日の会合はお開きになった。





『──そういうわけで、食材の仕入れは順調ですわ、勇者様』
『にひひぃ。あ~、今日も頑張ったから疲れたなあ~。ご褒美に、勇者のバキバキの腹筋、映像魔法で送って欲しいな~。できればその下も♡』
『まあ、カリナったら、なんてお下品な……!
 申し訳ございません、勇者様。下のほうもバキバキにしてくださいますと、明日からより頑張れる気がしますわ♡』
「ん~、いやでもほら、僕ってみんなのイケメンだし、そっちのイケメンもみんなのものだからさ~」

 で、帰途に着きながら、今度はカリナとハンナと念話でバカ話をしていた。
 ふたりは食材の調達のため、昨日から帝国に向かって貰っているのだ。
 自宅が見えてきた辺りで連絡が入り、その進捗を報告している最中だった。

「じゃあふたりとも、本当に気を付けてね」

 与太話にひと段落がつくと、ユーリはニコニコしながらそう言った。
 そして、やや含みある口調に切り替えると、

「それにしても楽しみだなあ……
「にひひぃ──まーかせて♡」
「勇者様の満足いくものを、必ずや用意してみせますわ」

 頼もしい返事を聞き届けてから、ユーリはふたりとの念話を終えた。
 ふたりに貸し出した馬車は、少し特殊なものだ。
 馬も王国で一二を争う駿馬を用意してあるし、途中で乗り換える手配もしてある。
 あれならば、通常よりもずっと早く帝国領に着くだろう。

(あれならさすがに間に合うよね~。で、僕は僕でやることしないと……)

 と、ユーリが悪巧みを巡らせながら門扉をくぐろうとした、そのとき、

「……ユーリ先輩」
「…………っ」

 唐突に、背後からそのような声をかけられて、ユーリは一瞬だけ固まった。
 振り返ってみると、そこには、

「……ヒィロさん」

 いまの『アンペルマン』の中で、最もユーリを毛嫌いしているはずの人物が、私服姿で屹立していたのだった。

「ど、どうしてここに……」

 と、素のテンションで語り掛けようとしたユーリだったが、思い出したように下卑た笑いを浮かべ、

「今更なにしにしたの? 決闘でも申し込みに来た? それとも、僕のハーレムに入ってくれる気になったのかな~?」

 やりらふぃー全開のその言葉に、しかし彼女はひとつため息を吐くと、


「……え?」

 その疑問符も無視し、ヒィロは足元に置いていた紙袋に手を差し入れる。
 そうして取り出したのは、度数の高いブランデーの小瓶だ。

「お酒飲みながら、話しません?」
「…………」

 その短いやりとりだけで、ユーリはなんとなく察した。
 彼女はなにか掴んだのだ、と。

「んっんー? どういう風の吹きまわしかなあ? お酒の勢いでお持ち帰りされたいってこと?」

 ともあれ、ひとまずは軽薄な口調のままそう返した。なにをどこまで掴んでいるか、誰から何を聞いたのか、もう少し探る必要があるからだ。

「ってかさー、真面目一筋でやってきた君が、お酒なんて飲めるわけ?」
「……バカにしないでください」

 その言葉にはちゃんとカチンときたようで、セイラはブランデーのコルクを開ける。
 そして、それをラッパ飲みし始めた。

「ちょっ……」
「むぐぅっ!」

 ユーリが制止すると同時、ヒィロは顔を青くして動きを止める。が、一度口をつけ始めた手前、あとには引けないとでも思ったのか、そのままグイグイと飲み進めて行く。

「ちょ、や、やめな、やめな? ねえ、飲み慣れてない人がそんなんしたら、死っ……」
「……ぷはぁ!」

 あっという間に小瓶を空にしたヒィロは、顔色を悪くしながらも、ドヤ顔でユーリに小瓶を見せつけ、

「……ぐ、こ、これ、ユーリ先輩が好きなお酒ですよね? 自分だってそういうの知ってるし、ユーリ先輩と同じように、ちゃんと飲めるんです……いつまでも子ども扱いしないでください!」
「い、いや、確かに僕も飲むけど……それ、水とか炭酸水で割らないとダメなやつ……だよ?」
「……へ?」

 そう言った直後、ぐるん、と、ヒィロの目が限界まで上を向き……。
 そのまま彼女は、ばたりと往来に倒れ込んだ。

「……はれ? ユーリ先輩……なんで三人いるんですか?」
「マジでなにしにきたの!?」

 とりあえず、大急ぎで自宅にお持ち帰りした。
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