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第二章
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さて、またしばし電車の旅だ。青春18きっぷも五枚つづりが、後一枚になった。
「後一枚か~なんか、あっという間だったな」
「本当だね、僕はこの旅を一生の思い出として生きていくよ」
「……大袈裟な、また来年もどっかいくだろ」
「来年も!? 」
未来の約束がこんなに嬉しいなんて。あぁ、部活やってなくて良かった、全ての休日を全部葉月ちゃんの予定に全フリ出来る。
そばに居られなかった時は、部活で同じ空間に居ることだけが救いだったけど、今となっては休みの予定を奪う部活など必要ない。
人知れず、鉄堅がガッツポーズを決めていると、葉月が、電車が来たことを告げる。
「おい、鉄堅、これに乗るんだよな?」
「そうだよ、中津川まで乗って、塩尻でまた、乗り換えて、長野の観光をしようか」
「うんうん」
とりあえず、座る座席を二人で確保して、さらにはさっき買い求めた、空気を入れるクッションなるものを膨らます。
「ぷーーっ、ぷーーっ、どう?こんなもんかな」
「貸してみ」
葉月に手渡すと、葉月の尻にそれはひかれた。なんて幸せなクッションなんだ。世に生まれてきて数年?もしくは数時間で葉月の尻にしかれるなんて、羨ましい。
鉄堅がクッションに嫉妬している間に、葉月はもう少しだけぷーーっ、と空気を入れて調整して、満足した。
「よし、完璧、1時間交代で使おう」
「ずっと葉月ちゃんが使えば良いよ」
「だめ、そーゆーのは、ダメ、平等に」
「うん」
僕としては葉月ちゃんの尻さえ守れれば、僕の尻など血が出ようが、破けようがどうでもいいのだが。葉月ちゃんは優しいから仕方ない。
塩尻あたりの、マップを開いて、計画を立てることにした。
「俺、ちょっと城フェチになってきたかもしれない、松本城行きたい」
「だね、後は、善光寺が有名だけど、松本からだと二時間くらいかな」
「迷うなそれは」
「でもさ、名古屋から松本までだいたい3時間半くらいだろ?今、8時だから12時30分に松本ついて、お城みて、まぁ、二時間くらいで善光寺行けば……」
「じゃぁ、いっそ、最初に善光寺行ってしまう?その方がホテルが塩尻だから楽かも」
降りてまた乗ってとするなら、シンプルな方が良い。ただ、城の天守閣をみるには16時までには松本駅に着きたいところだ。
「じゃ、そうする」
「善光寺は、お蕎麦が有名だよ」
「蕎麦、最高だな、やばい、今すぐ食べたい」
「葉月ちゃん、お蕎麦好きだったんだね」
「昔は苦手だったけど、なんか去年の夏に急にハマってさ、あとウドンも好き」
「ラーメンも好きだもんね、麺が好きなんだね」
「そうかも、スパゲッティも好きだし」
はぁ、麺類好きな葉月ちゃん可愛い。ちゅるちゅる麺をすすってるだけで、最高だよ。麺好き男子コンテストがあったら、即優勝間違いない。
「でも、葉月ちゃんが、あまり有名になったら困るから……」
「は?何で麺を食べると有名になるんだよ?大食いとか?それは、無理だぞ」
「違うよ葉月ちゃん」
葉月は、またこてりと首を傾げる。大食い以外で有名になれることあったか?ワンコ蕎麦早食いか?そっちだったか?でも、どっちにしろ、無理だろ。そんなにいっぱい食べられないし。
鉄堅は、時々俺に、意味不明な要求を抱いてる時あるよな……まぁ、鉄堅だし、仕方ないか。
「後一枚か~なんか、あっという間だったな」
「本当だね、僕はこの旅を一生の思い出として生きていくよ」
「……大袈裟な、また来年もどっかいくだろ」
「来年も!? 」
未来の約束がこんなに嬉しいなんて。あぁ、部活やってなくて良かった、全ての休日を全部葉月ちゃんの予定に全フリ出来る。
そばに居られなかった時は、部活で同じ空間に居ることだけが救いだったけど、今となっては休みの予定を奪う部活など必要ない。
人知れず、鉄堅がガッツポーズを決めていると、葉月が、電車が来たことを告げる。
「おい、鉄堅、これに乗るんだよな?」
「そうだよ、中津川まで乗って、塩尻でまた、乗り換えて、長野の観光をしようか」
「うんうん」
とりあえず、座る座席を二人で確保して、さらにはさっき買い求めた、空気を入れるクッションなるものを膨らます。
「ぷーーっ、ぷーーっ、どう?こんなもんかな」
「貸してみ」
葉月に手渡すと、葉月の尻にそれはひかれた。なんて幸せなクッションなんだ。世に生まれてきて数年?もしくは数時間で葉月の尻にしかれるなんて、羨ましい。
鉄堅がクッションに嫉妬している間に、葉月はもう少しだけぷーーっ、と空気を入れて調整して、満足した。
「よし、完璧、1時間交代で使おう」
「ずっと葉月ちゃんが使えば良いよ」
「だめ、そーゆーのは、ダメ、平等に」
「うん」
僕としては葉月ちゃんの尻さえ守れれば、僕の尻など血が出ようが、破けようがどうでもいいのだが。葉月ちゃんは優しいから仕方ない。
塩尻あたりの、マップを開いて、計画を立てることにした。
「俺、ちょっと城フェチになってきたかもしれない、松本城行きたい」
「だね、後は、善光寺が有名だけど、松本からだと二時間くらいかな」
「迷うなそれは」
「でもさ、名古屋から松本までだいたい3時間半くらいだろ?今、8時だから12時30分に松本ついて、お城みて、まぁ、二時間くらいで善光寺行けば……」
「じゃぁ、いっそ、最初に善光寺行ってしまう?その方がホテルが塩尻だから楽かも」
降りてまた乗ってとするなら、シンプルな方が良い。ただ、城の天守閣をみるには16時までには松本駅に着きたいところだ。
「じゃ、そうする」
「善光寺は、お蕎麦が有名だよ」
「蕎麦、最高だな、やばい、今すぐ食べたい」
「葉月ちゃん、お蕎麦好きだったんだね」
「昔は苦手だったけど、なんか去年の夏に急にハマってさ、あとウドンも好き」
「ラーメンも好きだもんね、麺が好きなんだね」
「そうかも、スパゲッティも好きだし」
はぁ、麺類好きな葉月ちゃん可愛い。ちゅるちゅる麺をすすってるだけで、最高だよ。麺好き男子コンテストがあったら、即優勝間違いない。
「でも、葉月ちゃんが、あまり有名になったら困るから……」
「は?何で麺を食べると有名になるんだよ?大食いとか?それは、無理だぞ」
「違うよ葉月ちゃん」
葉月は、またこてりと首を傾げる。大食い以外で有名になれることあったか?ワンコ蕎麦早食いか?そっちだったか?でも、どっちにしろ、無理だろ。そんなにいっぱい食べられないし。
鉄堅は、時々俺に、意味不明な要求を抱いてる時あるよな……まぁ、鉄堅だし、仕方ないか。
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