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砂漠都市サララは、砂漠地帯最大の都市で、古くから栄えた文明の古跡が残る、古いいにしえの都市だ。観光地としても有名であるが、他国からの流入による犯罪や、紛争、ドラクロン王国との小競合いなど、危険な場所も多い。
サララを含む近郊の砂漠は、全て、サリザーラ公爵家管轄領土であり、サリザーラ邸付近の町並みは、煉瓦の道がしかれるなど、移動はしやすくなっている。白い石灰が塗られた建物が建ち並び、涼やかな印象だが、この街を出ると、急に砂漠に入っていくことになる。
馬車で行けるのは、二時間程度の距離。その後は駱駝や、馬に乗り移動をする。
「リュカさん、皆さんは何処に居るんですか?」
「あぁ、騎士軍基地にいる、居住区と軍基地は別れてるんだ、戦が起きたとき民を守る為、5つに別けられ配置されてる、新人騎士たちは、まず、このサララより内地オアシス側の、基地」
「そこへ向かってるんですね、普段はリュカさんは何処に居るんですか?」
「俺は、まぁ、色々、あまりサリザーラ邸には居ないかも」
「そうなんですね」
「将軍職についてると、やることが多いんすよ」
宿題が多いんだよと拗ねる子供みたいな嫌そうな言い方に、リズは、フフッと笑った。
「リズは、どうしたい?」
「え?」
「軍医は、軍医施設がサララの都市の南にあって、そこから各部隊に派遣って形になるんだけど……リズがさ、俺と、居たい、なら」
「僕もそれで大丈夫ですよ」
「へ!?」
「特別扱いは、軍の乱れに繋がりますからね」
「……わかった」
はぁっと、リュカは、切なそうに溜め息を吐いた。
そうこうしていると、馬車が止まり、従者が中の二人に声をかけた。
「リュカさま、サララ郊外に来ましたので、ここからは馬で宜しいですか?」
「あぁ」
リュカに手を引かれ、馬車から降りると、目の前には、もう砂漠が広がっている。
バサバサっと音がしたかと思うと、リュカの肩に鷹が止まった。
「あっ!!鷹さん!!リュカさん、この子凄かったんです、僕の後をずっと隠れながらついてきてくれて」
「ああ、リズツは賢いか……ら」
しまったと、いう顔をリュカは一瞬して、チラッとリズをみると、リズは、小首を傾げた。
「この子の名前」
「あーーー」
「リズ?なんですか?」
「いや、違う」
「でもさっき、呼びましたよね」
「ツーて言ったんだ」
何故か赤くなった顔で、リュカは鷹をもう空へ放とうとしていた。
「リズ」
「キュエ」
「ほら、呼ぶと返事してる、リュカさん、ねぇ」
「アーーーまぁ、うーー」
「僕の名前つけてくれたんですか?」
「ウッ」
リュカにしては珍しい、苦しげな声を出すものだから、肩の鷹が驚いた顔で主をみてる。何度も何度もクリンクリンと小首を傾げてるのかわいすぎ。
「リュカさん、僕の名前つけましたよね」
「うん……でも、リズツーだから、リズじゃないからツーだから」
「はいはい、じゃぁ、僕もツーちゃんて呼びますね」
「うん」
これは、セブルカに後で聞く案件だなと、リズは思うのだった。
サララを含む近郊の砂漠は、全て、サリザーラ公爵家管轄領土であり、サリザーラ邸付近の町並みは、煉瓦の道がしかれるなど、移動はしやすくなっている。白い石灰が塗られた建物が建ち並び、涼やかな印象だが、この街を出ると、急に砂漠に入っていくことになる。
馬車で行けるのは、二時間程度の距離。その後は駱駝や、馬に乗り移動をする。
「リュカさん、皆さんは何処に居るんですか?」
「あぁ、騎士軍基地にいる、居住区と軍基地は別れてるんだ、戦が起きたとき民を守る為、5つに別けられ配置されてる、新人騎士たちは、まず、このサララより内地オアシス側の、基地」
「そこへ向かってるんですね、普段はリュカさんは何処に居るんですか?」
「俺は、まぁ、色々、あまりサリザーラ邸には居ないかも」
「そうなんですね」
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宿題が多いんだよと拗ねる子供みたいな嫌そうな言い方に、リズは、フフッと笑った。
「リズは、どうしたい?」
「え?」
「軍医は、軍医施設がサララの都市の南にあって、そこから各部隊に派遣って形になるんだけど……リズがさ、俺と、居たい、なら」
「僕もそれで大丈夫ですよ」
「へ!?」
「特別扱いは、軍の乱れに繋がりますからね」
「……わかった」
はぁっと、リュカは、切なそうに溜め息を吐いた。
そうこうしていると、馬車が止まり、従者が中の二人に声をかけた。
「リュカさま、サララ郊外に来ましたので、ここからは馬で宜しいですか?」
「あぁ」
リュカに手を引かれ、馬車から降りると、目の前には、もう砂漠が広がっている。
バサバサっと音がしたかと思うと、リュカの肩に鷹が止まった。
「あっ!!鷹さん!!リュカさん、この子凄かったんです、僕の後をずっと隠れながらついてきてくれて」
「ああ、リズツは賢いか……ら」
しまったと、いう顔をリュカは一瞬して、チラッとリズをみると、リズは、小首を傾げた。
「この子の名前」
「あーーー」
「リズ?なんですか?」
「いや、違う」
「でもさっき、呼びましたよね」
「ツーて言ったんだ」
何故か赤くなった顔で、リュカは鷹をもう空へ放とうとしていた。
「リズ」
「キュエ」
「ほら、呼ぶと返事してる、リュカさん、ねぇ」
「アーーーまぁ、うーー」
「僕の名前つけてくれたんですか?」
「ウッ」
リュカにしては珍しい、苦しげな声を出すものだから、肩の鷹が驚いた顔で主をみてる。何度も何度もクリンクリンと小首を傾げてるのかわいすぎ。
「リュカさん、僕の名前つけましたよね」
「うん……でも、リズツーだから、リズじゃないからツーだから」
「はいはい、じゃぁ、僕もツーちゃんて呼びますね」
「うん」
これは、セブルカに後で聞く案件だなと、リズは思うのだった。
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