狼は野性を貪りたい

玄狼黒鉄

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8 ステイっ!!

 三人の協力もあり、材料がすぐに集まる。…が。

 普段作り慣れているヴァルカはいいとして、薬の香気にあてられた三人が、思い切り発情してしまい…。

「…んっ」
「おいまだイくなよ…?イったら御主人のお仕置きがあるからなぁ」
「けど…皆の匂いと混ざると…頭の中がぐらぐらしてきた」
「…張り裂けそうだ」
「同感」

 後ろで甘い水音が聴こえる最中、ヴァルカは依頼にあったような媚薬…だけでは色々大変だから、効果を控えめに、行為の中で使いやすいものをある程度揃えていた。

「えーと、次はこれを…よし、後はゆっくり混ぜて…っと」

 少しずつ色が変わり、粘りが出てくる液体を瓶に詰めていく。

「…次はこれを、って何してるお前ら」
「セックスしたくてたまらない」
「待て」
「待てない」
「待て」

 調合は繊細な作業であること、材料にも限りがあることから失敗ができない。それを知っているヴァルカは、この状況に危機感を覚えていた。

「…よし、全部終わった。後は片付けて…お前ら、手伝え」
「おぅ。…なぁ、それ残った奴舐め取っていい?」
「厳禁だ」
「ちっ…早く御主人の甘い甘い身体が欲しいぜ」
「…御主人を、癒したい」
「ご奉仕したい、です」
「片付け終わったら抜いてやるから待て」

―――――

「やっと終わった…」

 酒場で依頼品を納品した後、奴隷たちをベッドに誘う。もう全員準備万端だった。服を脱ぎ散らかして、ペニスは全員が全員、天を仰いでいた。

「ほら、お前ら。約束通り発散させてやるから」
「…ここが使いたい」

 そう言ってレオルドがヴァルカの股をいやらしく撫でる。

「…ここにぶち込んで、子作りしたい」
「おい。抜け駆けは許さん」
「抜け駆け云々以前の問題だ馬鹿」

 レオルドとゲオルグの頭を小突く。

「だめ…なんですか?」

 カイウスの子犬のような瞳に見つめられ、ヴァルカは困惑した。

「えー…子作りは番の証つけたいけど、首輪外すとお前ら従わなくなるだろ。待ても聞かないだろ」
「…聞くから」

 三人が股間を押し付けて、そして取り囲むように体全身でヴァルカを愛撫する。

「…御主人。」
「おぅ」

「「「俺を、雄にしてくれ(ください)」」」
「ステイだお前ら。…仕方ねぇ。お仕置きだなこれは」

 まずは一番発情しているレオルドのペニスをしゃぶる。

「んぐぅっ」
「むぐ…ふむぅ」

 先走りの旨味が雄の匂いで更に濃縮され、ヴァルカの本能に火がくべられる。
 頭を、耳を撫でられ。ヴァルカは甘えるように、赤く黒く熟れた亀頭を、鈴口から溢れる雫を求め、ひたすらに舌と唇で責め立てる。

「ぐぅっ」

 筋肉が快楽にびくり、と跳ねるその美しさに、ヴァルカは今度は口内全体を使って奉仕する。もっと、と言わんばかりに。

「あぁ…御主人…最高だ」

 ヴァルカは更に、その逞しい肉体を堪能するべく、腹筋を、大胸筋を撫で、そして背中に、腰に手を回し、逃がさないように腕で拘束して、そしてフェラの勢いを強くする。

「おぁぁあぁぁっ」

 仰け反らせるレオルドの身体が、一気に強張る。…すると、激しい熱が口の中で溢れる。

「ぐぁぁっ!!はぁっ!!イくっ!!イくぜぇっ!!」

 レオルドはヴァルカの頭を押さえつけ、最奥で絶頂を堪能した。何度も。

「ふー…やべぇ。おい御主人。大丈夫か?」

 ごくり。小さな御主人の喉が鳴る。

「…飲んだ?」
「…さいっこーだぜ?お前らの子種。濃くて、雄臭くて、たまんない」
「じゃぁ、他の二人も飲むか?」
「たっぷり搾り取る」

 そして、ヴァルカは次に、ゲオルグの身体に手を伸ばした。
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