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インターホンが鳴り、明るそうな男性がモニターに映った。
七三分けにした髪を整髪料で固めた、ブルーグレーのテーラードスーツをビシッと着こなす30代ぐらいの方だ。
「どうも佐棟さん、入ってきて」
『お久しぶりです東津竹さん。お邪魔します』
檸凰が気安く応対する。
どうやら玄関を開けていたようだ。
「それ、汚れないようにあっちのテーブル置いといて」
「テレビの前ですね?」
「そう」
リビングダイニングに入ってきた佐棟さんは、意外にも大荷物だった。
最初に紙袋をリビングのローテーブルに置き、玄関へ戻って、頑丈そうな大きいアタッシュケースを3つダイニングテーブルへ運んできた。
「どうもお久しぶりです。しばらく会わないうちに綺麗な奥様を娶られたそうで。ご紹介願えますか?」
「妻の吹雪だ。吹雪、松勢越の佐棟さん。こんな見た目だけど、意外といろいろ任せられるんだ」
「吹雪様、初めまして。ご紹介に預かりました佐棟です。御入り用の際は何なりとお申しつけください。飛んで参ります」
「ご丁寧に。吹雪です」
眩しい営業スマイルで名刺を差し出す佐棟さんから名刺をいただく。
こういう時、なんて挨拶したらいいか困る。
愛想無い、とか思われないといいけど。
「先ずあちら、お菓子です。贈答用の紙袋は横に置いています」
「ありがと」
「そしてこちらが、本日のメイン、奥様のネックガードです」
大仰に開けられた2つのアタッシュケースには、きらびやかなネックガードが数点ずつ整然と並んでいた。
七三分けにした髪を整髪料で固めた、ブルーグレーのテーラードスーツをビシッと着こなす30代ぐらいの方だ。
「どうも佐棟さん、入ってきて」
『お久しぶりです東津竹さん。お邪魔します』
檸凰が気安く応対する。
どうやら玄関を開けていたようだ。
「それ、汚れないようにあっちのテーブル置いといて」
「テレビの前ですね?」
「そう」
リビングダイニングに入ってきた佐棟さんは、意外にも大荷物だった。
最初に紙袋をリビングのローテーブルに置き、玄関へ戻って、頑丈そうな大きいアタッシュケースを3つダイニングテーブルへ運んできた。
「どうもお久しぶりです。しばらく会わないうちに綺麗な奥様を娶られたそうで。ご紹介願えますか?」
「妻の吹雪だ。吹雪、松勢越の佐棟さん。こんな見た目だけど、意外といろいろ任せられるんだ」
「吹雪様、初めまして。ご紹介に預かりました佐棟です。御入り用の際は何なりとお申しつけください。飛んで参ります」
「ご丁寧に。吹雪です」
眩しい営業スマイルで名刺を差し出す佐棟さんから名刺をいただく。
こういう時、なんて挨拶したらいいか困る。
愛想無い、とか思われないといいけど。
「先ずあちら、お菓子です。贈答用の紙袋は横に置いています」
「ありがと」
「そしてこちらが、本日のメイン、奥様のネックガードです」
大仰に開けられた2つのアタッシュケースには、きらびやかなネックガードが数点ずつ整然と並んでいた。
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