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聖女との長話
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「それで、父からホワイトドラゴン様のお話と不法移民の話を聞いて」
「ふむふむ」
「父から以前耕作放棄地と空き家が問題になっていると聞いていたので、それを不法移民達に提供してその代わり領内の農業を担ってもらおうと提案したんです」
「柔軟な発想ですね」
「えへへ」
聖女はニノンの話を興味深そうに聞く。
「結果上手くいったんですけど、今度は領民達と元不法移民の難民達の間で諍いが起こって」
「まあ、大変」
「でも、私がいじめちゃダメって教えて、あと料理教室って名目の交流会も開いたら打ち解けたよ」
「本当に、ニノン様の発想には驚かされますね」
パチパチと手を叩く聖女に、ニノンはまた照れ笑いを浮かべた。そして話の続きをする。
「その後魔法のお師匠様と兄弟子達と出会えて、仲良くなりました。それで、色々魔法を教えてもらったんです」
「素敵ですね」
「その後、難民が増加して国内の耕作放棄地や空き家が足りなくて。だから瘴気に満ちて開拓できていなかった森の瘴気を祓って、村を切り開いたんです!」
「またまたすごい発想ですよね。瘴気を祓って村を開拓するなんて初耳です。ニノン様は本当にすごいです」
「もう、聖女様はさっきからおだて過ぎです!」
照れるニノンに、聖女は微笑む。
「そういう謙虚なところ、素敵ですね」
「からかわないでください!」
「本音ですよ。それで?」
「それで、村に来た難民の子供から感謝のお手紙ももらって、難民支援団体の人とも仲良くなって」
「人脈もすごい」
聖女はパチクリと目を瞬かせる。
「それで、黄昏の森団というボランティア団体のも難民支援団体との縁で仲良くなって、入団したんです」
「ふふ、どんどん話が広がっていきますね」
「その後、錬金術師さんがたくさんの便利道具を携えて商売させてくれって直談判してきて許可を出したりもしました」
「ああ、すごく売れたみたいですね。家事も少しは楽になって、平民達も過ごしやすくなったとか」
「そうなんです」
楽しそうに話を聞く聖女に、ニノンの話はまだまだ続く。
「その後、父に連れられて女帝陛下にお会いして、サラ殿下ともお友達になって、サラ殿下が魔法の妹弟子になって」
「まあ、皇女殿下が妹弟子だなんて。きっとすごく楽しそう」
「はい、楽しいですよ!その後は行き倒れた少年を助けたり、いじめられている女の子を助けたり、その女の子の母の健康をサポートしたりしました」
「ふふ、本当にニノン様はありとあらゆるところで活躍なさるのね。…ああ、もうこんな時間。楽しい時間はあっという間ですね」
聖女は少し残念そうな顔をして、その後微笑んだ。
「お話、とても楽しかったです。また機会があれば、たくさんのお話を聞かせてくださいね。ここは退屈なんです。目見えないから読書とかも出来ないし」
「聖女様…私、決めました」
「…あら、なにを?」
「聖女様の目が見えるようになるマジックアイテム、例の錬金術師さんと一緒に開発します!」
「…!」
聖女は目を見開く。
「ニノン様…気遣ってくださって、本当にありがとう。嬉しいです。でも、ご無理はなさらないでね」
「はい!」
こうしてニノンは一旦屋敷に帰った。そして、ノーマンに連絡を入れたのだった。
「ふむふむ」
「父から以前耕作放棄地と空き家が問題になっていると聞いていたので、それを不法移民達に提供してその代わり領内の農業を担ってもらおうと提案したんです」
「柔軟な発想ですね」
「えへへ」
聖女はニノンの話を興味深そうに聞く。
「結果上手くいったんですけど、今度は領民達と元不法移民の難民達の間で諍いが起こって」
「まあ、大変」
「でも、私がいじめちゃダメって教えて、あと料理教室って名目の交流会も開いたら打ち解けたよ」
「本当に、ニノン様の発想には驚かされますね」
パチパチと手を叩く聖女に、ニノンはまた照れ笑いを浮かべた。そして話の続きをする。
「その後魔法のお師匠様と兄弟子達と出会えて、仲良くなりました。それで、色々魔法を教えてもらったんです」
「素敵ですね」
「その後、難民が増加して国内の耕作放棄地や空き家が足りなくて。だから瘴気に満ちて開拓できていなかった森の瘴気を祓って、村を切り開いたんです!」
「またまたすごい発想ですよね。瘴気を祓って村を開拓するなんて初耳です。ニノン様は本当にすごいです」
「もう、聖女様はさっきからおだて過ぎです!」
照れるニノンに、聖女は微笑む。
「そういう謙虚なところ、素敵ですね」
「からかわないでください!」
「本音ですよ。それで?」
「それで、村に来た難民の子供から感謝のお手紙ももらって、難民支援団体の人とも仲良くなって」
「人脈もすごい」
聖女はパチクリと目を瞬かせる。
「それで、黄昏の森団というボランティア団体のも難民支援団体との縁で仲良くなって、入団したんです」
「ふふ、どんどん話が広がっていきますね」
「その後、錬金術師さんがたくさんの便利道具を携えて商売させてくれって直談判してきて許可を出したりもしました」
「ああ、すごく売れたみたいですね。家事も少しは楽になって、平民達も過ごしやすくなったとか」
「そうなんです」
楽しそうに話を聞く聖女に、ニノンの話はまだまだ続く。
「その後、父に連れられて女帝陛下にお会いして、サラ殿下ともお友達になって、サラ殿下が魔法の妹弟子になって」
「まあ、皇女殿下が妹弟子だなんて。きっとすごく楽しそう」
「はい、楽しいですよ!その後は行き倒れた少年を助けたり、いじめられている女の子を助けたり、その女の子の母の健康をサポートしたりしました」
「ふふ、本当にニノン様はありとあらゆるところで活躍なさるのね。…ああ、もうこんな時間。楽しい時間はあっという間ですね」
聖女は少し残念そうな顔をして、その後微笑んだ。
「お話、とても楽しかったです。また機会があれば、たくさんのお話を聞かせてくださいね。ここは退屈なんです。目見えないから読書とかも出来ないし」
「聖女様…私、決めました」
「…あら、なにを?」
「聖女様の目が見えるようになるマジックアイテム、例の錬金術師さんと一緒に開発します!」
「…!」
聖女は目を見開く。
「ニノン様…気遣ってくださって、本当にありがとう。嬉しいです。でも、ご無理はなさらないでね」
「はい!」
こうしてニノンは一旦屋敷に帰った。そして、ノーマンに連絡を入れたのだった。
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