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可哀想なお姫様
突然だが、私はテンプレ転生者である。
ある日、まだ二歳の幼子が唐突に前世の記憶を思い出したものだから自我は当然そっちに引っ張られ。
しかもよくよく探りを入れれば前世愛読した「可哀想なお姫様」の嫌われ者悪役王女だと知ってさあ大変。
なんとか愛されルートに入るべく、誰に対しても愛想を良くして勉強は知識チートで乗り切り見た目にも気を遣って、原作改変すべく頑張りまくった。
結果的には見た目が醜悪で性格も最悪な悪役王女と真逆の愛され王女になってみせた。
婚約者にも束縛はせず優しく接して、穏やかな関係を築いていた。
けれどどれだけ悪役王女が努力しようと、ヒロインが現れたら意味がないのかもしれない。
「お姉様!」
「リュシー。どうしたの?」
「お姉様にこれを差し上げたくて!」
小走りでこちらに近寄って、愛らしい笑顔を振りまきプレゼントをくれるのは腹違いの妹。
父王がメイドとの間に作った隠し子で、その存在を認められて急遽王女として引き取られた「可哀想なお姫様」のヒロインだ。
本来なら『私』に虐め抜かれ暗い顔をして過ごし、私の婚約者に救われるはずの彼女。
私はその彼女を可愛がって王女としても認めているので、彼女は私に懐いて天真爛漫に振る舞う。
けれど、けれども。
そんな天真爛漫な天使のような彼女に、いつか婚約者を奪われるのではないかと私は内心ビクビクしているのだ。
婚約者は彼女のためのヒーローで、優しくて…綺麗なものが好きな人。
嫌われルートを回避するために、みんなの望む自分を演じるだけの私より正当なヒロインである妹姫が選ばれるのはおかしな話でもないだろう。
だからそう。
こんな日が来ることも、心の何処かでわかっていた。
侍女と共に、婚約者の待つガゼボへ向かう。
そこで、何故か婚約者の隣に座る妹姫を見た。
そして聞いた。
「お姉様が―」
「―イジメ―」
…何故だろう。
半分以上、わかっていた展開だ。
何故こうなったかはわからない。
妹姫も転生者だったか、妹姫は実は悪辣な性格だったのか、もしかしたらなにか誤解が生じているだけかもしれない。
でも、理由は知らずともわかっていた展開。
なのに、全身の血が凍りついたような感覚。
後ろの侍女は、私たちを仲の良い姉妹としか思っていないから会話の内容も理解できないようで首をかしげる。
「どうか助けてください、ローラン様っ―…!」
最悪なセリフが耳を焼く。
私の婚約者に抱きつく妹姫。
それを拒まない婚約者。
腕が妹姫の背中に回ることはなかったが、拒絶しないのが答えだと知っている。
後ろの侍女はあまりのことに言葉を失う。
「―…」
私は言葉を発することはなく、ただ踵を返してその場を後にする。
侍女もその後に続く。
言い訳をさせてほしい。
たしかに私は自分の生き残りのために、周りを騙しているようなものだと思う。
前世の記憶など誰にも話したことがないし、常に相手の望みと自分の立場を考えて行動するし。
けれどそれでも、婚約者のことは偽の博愛主義とは別に本当に愛していた。
妹姫が引き取られてからは疑心暗鬼になることが続いていたが、たしかに好きだった。
好きになってはいけないと思いながら、好きになっていた。
けれどこうなった以上、もう無理だ。
妹姫を拒絶しない彼を見て、耳を焼き全身の血を凍らせた時点で私の恋心は死んだ。
ああ、現金なものだなぁと自分でも思う。
けれど私の頭の中は、もう自分が生き残ることしか考えていない。
「―…お兄様っ」
しばらく歩いたところで、姿が見えた兄王子の元へ走る。
兄王子は原作では『私』を毛嫌いしていたが、この世界では私を溺愛している。そして原作では妹姫を溺愛していたが、この世界では私に害をなすのではないかと警戒していた。
「マリー、どうした?」
勢いのまま兄王子の胸に飛び込む。
兄王子は抱きとめてくれた。
何も言わずにただ胸の中で泣く私の代わりに、侍女が先ほど見た光景と断片的に聞こえた会話を話す。
兄王子は顔を真っ赤にして怒りを滲ませた。
「ああ、なんてことだ!可哀想なマリー、あんな男マリーには相応しくなかったのだ!だがその前に、俺たちの妹を名乗るあの醜悪な魔女をなんとかしなければ!」
「…お兄様」
「マリー、大丈夫。お兄様に任せておけ」
お兄様は私が泣き止むのを待ってから、私と侍女を連れて父王の元へ向かった。
「父上!母上!」
「おお、レオ。マリーまで、どうした」
「父上が連れてきたあの醜悪な魔女が、可愛いマリーの婚約者に色仕掛けをしていました!」
「…なに?」
「父上と母上に、見たものを話せるか?」
首を振って落ち込む私の代わりに侍女がお兄様にしたのと同じ説明をする。
父王は頭を抱えた。
「なんてことだ…」
私と兄の実の母である王妃は言った。
「だから引き取らない方がいいと申し上げたのです」
「ナタリー…」
「マリー、よく頑張りましたね。その場で喚かず耐えて去ったのは正解です」
「はい、お母様…」
「制裁はわたくしとレオに任せなさい。国王陛下、それでよろしいですね」
父王は力無く頷く。
実はこの王妃も原作ではとんでもない嫌味なババア…ではなく、嫌な人なのだが。
愛され王女になった実の娘の私には優しい。兄王子にも。父王には隠し子を引き取ってから冷たいがさもありなん。妹姫に対しては…こんな状況であればむしろ、ヒロインにとって嫌な人になるのは環境的に仕方がないと言える。
王妃としての仕事ぶりは非の打ち所がない完璧人間でもある、おまけに美人。
ただ、この人の顔を見てふと思った。
あの子の言っていた「イジメ」という部分はあの子にとっての継母である王妃のことを言っていたのではないかと。
だからといってここまで来たら止まれないし、人の男に抱きついた時点で止める理由もないのでキッチリ報復するが。
私は博愛主義を偽装した自己愛のみの性格最悪人間だからね。前世今世ともにこんな生き方しかできないのだ。
「将来俺の義弟になるはずだった男を籠絡し、我が妹を泣かせるとは…許さん!」
「我が娘を泣かせた罪は重い。ですがお前は仮にも国王陛下の血を受け継ぐ者。ですので、監獄塔への幽閉で済ませてあげます」
「そんなっ…」
監獄塔は、王家の血筋でありながら罪を犯した者を幽閉する場所。
そこへ入れるとは…いやはや母には畏れ入る。
まあ平民育ちの妹姫にはそんなに苦な環境ではないどころか、平民時代よりは恵まれた贅沢な環境ではあるはずだが。
「罪人を連れて行きなさい!」
「そんな、違うんです、本当にお姉様を傷つけるつもりはなかったんですっ…お姉様ぁっ…」
こちらに手を伸ばす妹に、蛆虫でも見るかの様な視線を送れば絶望した顔で連行される妹。
これでこれから先妹姫が余計なことをしなければ、私の断罪ルートは完全に消えたことになる。
結果オーライだろうか。
…疑心暗鬼になっていたとはいえ、懐いてきた妹姫のあんな裏切りに傷ついてないわけではないけれど。
きっと、これで結果的には良かったのだ。
妹姫が私の婚約者に抱きついたのは侍女も見ているので、冤罪ではないのも確実だし。
うん、だから良かった。
きっと。
「お前とセラフィンとの婚約だが」
「はい、お兄様」
「なかったことにすることにした」
「白紙化ですか」
「あの男は魔女に抱きつかれたのを拒否しなかっただけで、肉体関係は二人とも否定している。その上あの魔女は処女であると確認された。これ以上はどうしようもない」
「確認?」
「監獄塔に入る際、医者にあらゆる検査をされるからな。いかがわしい事はないから大丈夫だ。血液検査やらなんやら色々調べたうちの一つでしかない」
だとしても女性にとってはかなりの地獄では?
まあ、あの子がどうなろうと私はもう知らないけれど。
それより婚約者のことだ。
「私との婚約がなかったことにされるのは、彼にとっては痛手では?」
「だろうな、いい気味だ」
いい気味だ、と聞いてそうですねと言えない程度には…まだ未練はあるけれど。
「疑心暗鬼のまま彼と一緒になるよりは良いですよね」
「そうだな」
うん、兄王子も頷いてくれているからそれで良しとしよう。
「お前の次の相手は、もっと気骨のある男を選ぶ」
「ふふ、お兄様に任せておけば安心ね」
さようなら初恋。
さようなら運命の強制力。
どちらともこれでおさらばだ。
果たしてこの後私はハッピーエンドになるのかどうか、それとも原作改変して二人を引き裂いた報いを受けるのかはまだわからないが。
私だって、幸せになりたいのだ。
ある日、まだ二歳の幼子が唐突に前世の記憶を思い出したものだから自我は当然そっちに引っ張られ。
しかもよくよく探りを入れれば前世愛読した「可哀想なお姫様」の嫌われ者悪役王女だと知ってさあ大変。
なんとか愛されルートに入るべく、誰に対しても愛想を良くして勉強は知識チートで乗り切り見た目にも気を遣って、原作改変すべく頑張りまくった。
結果的には見た目が醜悪で性格も最悪な悪役王女と真逆の愛され王女になってみせた。
婚約者にも束縛はせず優しく接して、穏やかな関係を築いていた。
けれどどれだけ悪役王女が努力しようと、ヒロインが現れたら意味がないのかもしれない。
「お姉様!」
「リュシー。どうしたの?」
「お姉様にこれを差し上げたくて!」
小走りでこちらに近寄って、愛らしい笑顔を振りまきプレゼントをくれるのは腹違いの妹。
父王がメイドとの間に作った隠し子で、その存在を認められて急遽王女として引き取られた「可哀想なお姫様」のヒロインだ。
本来なら『私』に虐め抜かれ暗い顔をして過ごし、私の婚約者に救われるはずの彼女。
私はその彼女を可愛がって王女としても認めているので、彼女は私に懐いて天真爛漫に振る舞う。
けれど、けれども。
そんな天真爛漫な天使のような彼女に、いつか婚約者を奪われるのではないかと私は内心ビクビクしているのだ。
婚約者は彼女のためのヒーローで、優しくて…綺麗なものが好きな人。
嫌われルートを回避するために、みんなの望む自分を演じるだけの私より正当なヒロインである妹姫が選ばれるのはおかしな話でもないだろう。
だからそう。
こんな日が来ることも、心の何処かでわかっていた。
侍女と共に、婚約者の待つガゼボへ向かう。
そこで、何故か婚約者の隣に座る妹姫を見た。
そして聞いた。
「お姉様が―」
「―イジメ―」
…何故だろう。
半分以上、わかっていた展開だ。
何故こうなったかはわからない。
妹姫も転生者だったか、妹姫は実は悪辣な性格だったのか、もしかしたらなにか誤解が生じているだけかもしれない。
でも、理由は知らずともわかっていた展開。
なのに、全身の血が凍りついたような感覚。
後ろの侍女は、私たちを仲の良い姉妹としか思っていないから会話の内容も理解できないようで首をかしげる。
「どうか助けてください、ローラン様っ―…!」
最悪なセリフが耳を焼く。
私の婚約者に抱きつく妹姫。
それを拒まない婚約者。
腕が妹姫の背中に回ることはなかったが、拒絶しないのが答えだと知っている。
後ろの侍女はあまりのことに言葉を失う。
「―…」
私は言葉を発することはなく、ただ踵を返してその場を後にする。
侍女もその後に続く。
言い訳をさせてほしい。
たしかに私は自分の生き残りのために、周りを騙しているようなものだと思う。
前世の記憶など誰にも話したことがないし、常に相手の望みと自分の立場を考えて行動するし。
けれどそれでも、婚約者のことは偽の博愛主義とは別に本当に愛していた。
妹姫が引き取られてからは疑心暗鬼になることが続いていたが、たしかに好きだった。
好きになってはいけないと思いながら、好きになっていた。
けれどこうなった以上、もう無理だ。
妹姫を拒絶しない彼を見て、耳を焼き全身の血を凍らせた時点で私の恋心は死んだ。
ああ、現金なものだなぁと自分でも思う。
けれど私の頭の中は、もう自分が生き残ることしか考えていない。
「―…お兄様っ」
しばらく歩いたところで、姿が見えた兄王子の元へ走る。
兄王子は原作では『私』を毛嫌いしていたが、この世界では私を溺愛している。そして原作では妹姫を溺愛していたが、この世界では私に害をなすのではないかと警戒していた。
「マリー、どうした?」
勢いのまま兄王子の胸に飛び込む。
兄王子は抱きとめてくれた。
何も言わずにただ胸の中で泣く私の代わりに、侍女が先ほど見た光景と断片的に聞こえた会話を話す。
兄王子は顔を真っ赤にして怒りを滲ませた。
「ああ、なんてことだ!可哀想なマリー、あんな男マリーには相応しくなかったのだ!だがその前に、俺たちの妹を名乗るあの醜悪な魔女をなんとかしなければ!」
「…お兄様」
「マリー、大丈夫。お兄様に任せておけ」
お兄様は私が泣き止むのを待ってから、私と侍女を連れて父王の元へ向かった。
「父上!母上!」
「おお、レオ。マリーまで、どうした」
「父上が連れてきたあの醜悪な魔女が、可愛いマリーの婚約者に色仕掛けをしていました!」
「…なに?」
「父上と母上に、見たものを話せるか?」
首を振って落ち込む私の代わりに侍女がお兄様にしたのと同じ説明をする。
父王は頭を抱えた。
「なんてことだ…」
私と兄の実の母である王妃は言った。
「だから引き取らない方がいいと申し上げたのです」
「ナタリー…」
「マリー、よく頑張りましたね。その場で喚かず耐えて去ったのは正解です」
「はい、お母様…」
「制裁はわたくしとレオに任せなさい。国王陛下、それでよろしいですね」
父王は力無く頷く。
実はこの王妃も原作ではとんでもない嫌味なババア…ではなく、嫌な人なのだが。
愛され王女になった実の娘の私には優しい。兄王子にも。父王には隠し子を引き取ってから冷たいがさもありなん。妹姫に対しては…こんな状況であればむしろ、ヒロインにとって嫌な人になるのは環境的に仕方がないと言える。
王妃としての仕事ぶりは非の打ち所がない完璧人間でもある、おまけに美人。
ただ、この人の顔を見てふと思った。
あの子の言っていた「イジメ」という部分はあの子にとっての継母である王妃のことを言っていたのではないかと。
だからといってここまで来たら止まれないし、人の男に抱きついた時点で止める理由もないのでキッチリ報復するが。
私は博愛主義を偽装した自己愛のみの性格最悪人間だからね。前世今世ともにこんな生き方しかできないのだ。
「将来俺の義弟になるはずだった男を籠絡し、我が妹を泣かせるとは…許さん!」
「我が娘を泣かせた罪は重い。ですがお前は仮にも国王陛下の血を受け継ぐ者。ですので、監獄塔への幽閉で済ませてあげます」
「そんなっ…」
監獄塔は、王家の血筋でありながら罪を犯した者を幽閉する場所。
そこへ入れるとは…いやはや母には畏れ入る。
まあ平民育ちの妹姫にはそんなに苦な環境ではないどころか、平民時代よりは恵まれた贅沢な環境ではあるはずだが。
「罪人を連れて行きなさい!」
「そんな、違うんです、本当にお姉様を傷つけるつもりはなかったんですっ…お姉様ぁっ…」
こちらに手を伸ばす妹に、蛆虫でも見るかの様な視線を送れば絶望した顔で連行される妹。
これでこれから先妹姫が余計なことをしなければ、私の断罪ルートは完全に消えたことになる。
結果オーライだろうか。
…疑心暗鬼になっていたとはいえ、懐いてきた妹姫のあんな裏切りに傷ついてないわけではないけれど。
きっと、これで結果的には良かったのだ。
妹姫が私の婚約者に抱きついたのは侍女も見ているので、冤罪ではないのも確実だし。
うん、だから良かった。
きっと。
「お前とセラフィンとの婚約だが」
「はい、お兄様」
「なかったことにすることにした」
「白紙化ですか」
「あの男は魔女に抱きつかれたのを拒否しなかっただけで、肉体関係は二人とも否定している。その上あの魔女は処女であると確認された。これ以上はどうしようもない」
「確認?」
「監獄塔に入る際、医者にあらゆる検査をされるからな。いかがわしい事はないから大丈夫だ。血液検査やらなんやら色々調べたうちの一つでしかない」
だとしても女性にとってはかなりの地獄では?
まあ、あの子がどうなろうと私はもう知らないけれど。
それより婚約者のことだ。
「私との婚約がなかったことにされるのは、彼にとっては痛手では?」
「だろうな、いい気味だ」
いい気味だ、と聞いてそうですねと言えない程度には…まだ未練はあるけれど。
「疑心暗鬼のまま彼と一緒になるよりは良いですよね」
「そうだな」
うん、兄王子も頷いてくれているからそれで良しとしよう。
「お前の次の相手は、もっと気骨のある男を選ぶ」
「ふふ、お兄様に任せておけば安心ね」
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私だって、幸せになりたいのだ。
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