僕とシークレットボーイ

夏目きょん

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2章:難易度★2クエスト編

26話:シークレットボーイ

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「ラディウス!」

「こ、これは!?」

魔法マジックは成功したみたいじゃ、後はその光をたどっていけば着く。わしはMP切れじゃ、、、もう体が動かんからここから先は2人で言ってくんじゃ」

「わかった。ありがとな、おじさん」
「ありがと!おじさん!」

「おい、なんかあそこにいないか?」

「ミ、、ク、、、?ミク!」

「大丈夫か!?ミク!」

「な、何とか、、、。ご、ごめんね迷惑かけちゃって」

「何でお前が責任背負ってんだよ。お前が責任を背負う必要はないだろ。」

「う、うん」

陽向とミクがホッとしている間、敬太はどこか悲しげな顔をしていた。

「なぁ、ミク。それどうした、、、。」

敬太は目に涙を浮かべ柄にも無い様な声でミクに問う。

「あ、あぁこの模様?わ、私もわからないの、、、。」

「それがどうしたんだよ?なんかあるのか?」

陽向とミクは何もわからない様な表情で敬太を見る。

そして

敬太は重々しい口を開き衝撃の事実を語り出す。

「それは死の紋章だ。その模様が取れない限り、ミクは後1日も経たないうちに死ぬ、、、。」

「おい、、、。嘘だろ、、、。おい!お前いつも俺たちに的確な指示してくれるじゃねーかよ!またしてくれよ!!どうやったら消えるんだよ!!おい!」

陽向は衝撃の事実に思わず熱くなり、敬太の胸倉を掴み、激しく揺らした。

「俺の知る限りではない。」

「ない、、、だと、、、!」

「ひ、陽向!!私の為に喧嘩しないで!!そ、そんな事して誰が得するの!!」

「ごめん、、、。頭冷やす。」

治す方法がないはずが無い。考えろ自分。考えろ、、、。そう陽向は自分に言い聞かせ考えていた

その時

陽向の頭に1つの希望が浮かんだ。

「待てよ、ミク!死ななくて済むぞ!!」

「なんだその方法は、、、!」

「俺の透明魔法クリアマジックの効果だよ!エッセルさんに教えてもらったんだよ!呪い系紋章も解けるって!」

「その手があったか!!早くやってくれ!」

「スペクトル!!」

陽向が魔法マジックをかけると、徐々に額にあったあざの様な模様は消えていった。

「も、紋章が消えてる?!て、ていうことは!?わ、私生きられらる!?」

「す、すげぇ治ってやがる。さすがクリアマジック。」

3人揃って喜びに満ち溢れていた。

すると、、、

草むらから1人の黒いコートを着てフードを被った少年が出てきた。

「誰だ、、、!」

少年は警戒心が強いため、人にあまり近づこうとはしないのだ。
なので、会話は遠目でやることになっている。

「旅のものだ。君は、、、?」

「お、俺も旅の者だ。」

「君、正体シークレットだね~!」

「う、うるさい。お前らが信用できないだけだ!」
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感想 8

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みんなの感想(8件)

都沢むくどり

ありがとうございます。 今後の執筆への意欲がわいてきました!

2016.10.24 夏目きょん

いえいえ!これからも投稿頑張ってください(●´ω`●)

解除
都沢むくどり

断罪の執行者
です。宜しくお願いいたします( ノ;_ _)ノ

2016.10.24 夏目きょん

凄く、作り込まれてると思います。
ネット小説では珍しく、ポンポン読む系ではなく、ガッツリ系で好きな人にはたまらない作品かと思われます!

解除
都沢むくどり

面白かったです。次回を楽しみにしてますね!
それで、もしよかったら私の作品も採点していただけませんか?新人なのでいろいろな人の意見を聞きたいんです。感想や意見をいただくことで執筆への糧になるので。時間があったらぜひ宜しくお願いします( ノ;_ _)ノ

2016.10.24 夏目きょん

読んでいただきありがとうございます!
採点私でよければしますよ(●´ω`●)
ですが、作品名教えてもらわないと出来ないので、教えてもらっていいですか?

解除

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