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本編
3話 勇者が仲間になるのかよっ!!
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「銀行とかこの世界にはねぇーのかよ」
「銀行とはなんでしょう?」
魁斗は邪魔なほどのお金を預けたいと思い、思わず『銀行』という言葉を口にしたのだが、これも知らない様だ。
商人は次から次へと自分の知らない言葉を喋る魁斗に夢中だった。
「まぁ、簡単にいうとお金を預けるところだな」
「信用しなきゃいけないじゃないですか、ありませんよ。そんなもの」
魁斗が銀行について軽く説明をすると、なぜか商人は暗くなった。
この町に来てから少し気になっていることが魁斗にはあった。
「ずっと気になってたんだがお前ら、なんて言うか・・・」
「人を信用してない。ですかニャ?」
気掛かりだった事を話そうとして、少し戸惑っていると、猫耳の女の子が魁斗の思っている事を言ってくれた。
「あなた様は・・・?」
「商人の方は少し下がって欲しいニャ」
「わ、分かりました」
少し経ってから商人が猫耳にきりだしたが上手く流され、商人はその場を去っていった。猫耳はその後に魁斗の方へと歩いて来た。
「だんニャよく分かってるニャ!この町は、どこか」
「冷たい。だろ?」
猫耳は、笑顔で魁斗と目を合わせてきた。それに続けて、猫耳がこの町ついていいかけた時、魁斗がすかさず先程のやり返しに出た。
「そうですニャ!だんニャ!私の仲間になるニャ!」
「いや、あの俺は勇者であるからして、仲間になるのはそちらかと・・・?」
魁斗が答えると猫耳はニコッと微笑み仲間になる様に言ってきた。
勇者である魁斗は普通ならば仲間を率いて敵を倒すのだが、なぜか猫耳の仲間になると言う方向性になっている。
「そんなルール誰が決めたニャ」
「いや、誰も決めてないけども…」
猫耳の発言は何処か説得力があった。
しかし、勇者なりたての魁斗であるが、やはり猫耳の下にはつきたくない様だった。
「じゃあ仲間ニャ!仲間と言うより友達だニャ!!」
「勇者が仲間になるのかよっ!!」
猫耳の『友達』と言う言葉に魁斗は思わず『一本取られた』と言う様な表情で微笑んだ。それは友達ならいいかと言う魁斗の妥協の様なもの。
そして、2人は握手を交わした。
「やったー!!仲間だ!!」
「いや、喜びのあまり語尾の『ニャ』を忘れてるぞ」
「銀行とはなんでしょう?」
魁斗は邪魔なほどのお金を預けたいと思い、思わず『銀行』という言葉を口にしたのだが、これも知らない様だ。
商人は次から次へと自分の知らない言葉を喋る魁斗に夢中だった。
「まぁ、簡単にいうとお金を預けるところだな」
「信用しなきゃいけないじゃないですか、ありませんよ。そんなもの」
魁斗が銀行について軽く説明をすると、なぜか商人は暗くなった。
この町に来てから少し気になっていることが魁斗にはあった。
「ずっと気になってたんだがお前ら、なんて言うか・・・」
「人を信用してない。ですかニャ?」
気掛かりだった事を話そうとして、少し戸惑っていると、猫耳の女の子が魁斗の思っている事を言ってくれた。
「あなた様は・・・?」
「商人の方は少し下がって欲しいニャ」
「わ、分かりました」
少し経ってから商人が猫耳にきりだしたが上手く流され、商人はその場を去っていった。猫耳はその後に魁斗の方へと歩いて来た。
「だんニャよく分かってるニャ!この町は、どこか」
「冷たい。だろ?」
猫耳は、笑顔で魁斗と目を合わせてきた。それに続けて、猫耳がこの町ついていいかけた時、魁斗がすかさず先程のやり返しに出た。
「そうですニャ!だんニャ!私の仲間になるニャ!」
「いや、あの俺は勇者であるからして、仲間になるのはそちらかと・・・?」
魁斗が答えると猫耳はニコッと微笑み仲間になる様に言ってきた。
勇者である魁斗は普通ならば仲間を率いて敵を倒すのだが、なぜか猫耳の仲間になると言う方向性になっている。
「そんなルール誰が決めたニャ」
「いや、誰も決めてないけども…」
猫耳の発言は何処か説得力があった。
しかし、勇者なりたての魁斗であるが、やはり猫耳の下にはつきたくない様だった。
「じゃあ仲間ニャ!仲間と言うより友達だニャ!!」
「勇者が仲間になるのかよっ!!」
猫耳の『友達』と言う言葉に魁斗は思わず『一本取られた』と言う様な表情で微笑んだ。それは友達ならいいかと言う魁斗の妥協の様なもの。
そして、2人は握手を交わした。
「やったー!!仲間だ!!」
「いや、喜びのあまり語尾の『ニャ』を忘れてるぞ」
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