236 / 369
遥香と秘境の吊り橋物語
11話
しおりを挟む
湯気が視界をほんのりと揺らぎ周りを岩肌が囲っている。
中には木々が植えられていて、その先に竹の塀があり、その先には寸又峡流域の山並みが山並みに萌えていた。
「うっわぁー!すげぇ露天風呂!」
今日は私たち以外はまだ誰も入って居ないみたいで軽い貸切状態になっていた。
ある意味この瞬間も強い贅沢である。
体を洗ってから温泉に入っていく。
すると、足を湯に入れただけで疲れが湯に溶ける感覚があった。
そして、ゆっくりと肩まで浸かる。
「あぁ~気持ちよすぎる~。」
「……確かに、あれだけ疲れたあとだと格別ですね。」
私たちはあまりの気持ちよさに感嘆を漏らす。
今日だけの疲れじゃない、今週……いや、下手すれば今月中の疲れが溶けてしまいそうだった。
「ねえ、ことねさん?」
「……はい、遥香さん。」
「歳を取ればとるほど……温泉が身に染みるわね。」
「……なんか分かります。体の芯まで湯の気持ちよさが響き渡るような、そんな感覚あります。」
私たちは、もう世間では平成1桁ババアなんて言われるけど、こうやって歳をとっていくのを実感する。
でも、それも悪くないような……そんな気持ちが背中を押すような感じがした。
「ちょっとー2人とも……まだまだ歳を受け入れるには可愛すぎると思いますけどね。」
「あはは、ありがとう彩奈ちゃん。」
彩奈ちゃんがフォローを入れてくれる。
とはいえ、彼女も温泉の気持ちよさにご満悦のようだった。
「それにしても、彩奈ちゃん体が引き締まってて羨ましいわね!身体鍛えてるの?」
彩奈ちゃんの身体を見ると、クビレができていて全身スレンダーである。
お腹も引き締まり、むしろ若干腹筋が割れかけているし何か運動をしてないとこうはならないだろう。
「ああ、ちょっとホットヨガを……。」
「「ホットヨガ!?」」
私の知らない世界だ……今の子達って美意識ほんと高いわね……。
私もホットヨガすればこの二の腕とか……お腹とか引き締まるかな。
経産婦になると、どうしても産んだ時の後遺症でお腹が垂れてしまくし女には悩みは尽きないものである。
「もしあれなら、今度みなさん体験でもどうです?」
「だって、どうする?ことねさん。」
「……私も、身体が硬いし……正直デトックスしようかな。」
どうやら彼女は彼女なりに悩みがあるようだった。
「ちょっと!私を置いて話しないでください。」
「え、舞衣これ以上綺麗になる必要ある?めちゃくちゃ身体細いし肌綺麗じゃない。」
それこそ舞衣ちゃんは文句の付けようがなかった。
彼女は一体何を求めているのだろうか。
「……最近、体重死ぬほど増えたんですよ。」
「え、何キロ増えたのよ。」
「5kgです。」
「「「……。」」」
一同に沈黙と納得が響き渡る。
そ……そりゃああんだけ食ってれば、体重は増えるんだけど。
「た、食べるのすこし減らしたら?ほら……一度に減らしすぎるとストレスが溜まるって言うし。」
「それは無理です!お腹が空くんですよ!」
どうやら食べる量は特に関係ないらしい。
んー、かと言って……お腹も出てないからな。
「……。」
「あれ、どうしたの?彩奈ちゃん。」
すると、彩奈ちゃんは少し怖い顔付きになり、舞衣ちゃんの胸を鷲掴みにした。
「ちょ!?なにするの、やめて!」
「……舞衣、あんた胸と尻がでかくなったんじゃない?」
「え、彩奈……顔怖いんだけど……。」
「あのね舞衣……持たざる者としては、これは見過ごせないわよ。あなた2~3カップここ数年で増えてるし。」
「あ~確かに……彩奈に比べたら成長して……あ!ちょ……そんなに触らないでよ!あん!」
どうやら、太ったと言うよりも成長したというのが正しいらしい。
でも、彩奈ちゃんの胸も含めてスレンダーな身体が妙に哀愁を感じた。
程よく芯まで温まり、肩や首筋からも汗が出るのを感じる。
これが疲労物質が出るデトックスというものだと身体が理解する。
そして、温泉は普通のお風呂と違って毛穴をキュッと閉めてくれるのか温泉の温かさが身体の熱を保っている感じがした。
静かに……ただ時だけが過ぎていく感覚があった。
夕焼けに染まった山並みは日が沈むとやけに暗く感じて、東京と違ってあかりの少ない景色は少し不気味な暗黒に変わっていった。
「さて、私早めに出ますね!」
「もういいの?」
「はい!この後色々あるので!」
彩奈ちゃんが立ち上がる。身体から疲れを絞り出すようにして露天風呂から部屋に入り、3人になるのだけど……そこからは雑談をしては時間を贅沢にすごしていた。
その後ことねさんも出ては、舞衣ちゃんと二人きりになる。
いつもは直輝を挟んで話すから2人きりになるのは新鮮である。
「……なんか、珍しいね。この2人になるなんて。」
「確かにそうですね!」
「私は最後まではいるけど、舞衣ちゃんは?」
「私も最後まで入ります!」
再び2人に沈黙が走る。
彼女は直輝の彼女である。
時折直輝を振り回してはいるけど、時に支えたりしていいコンビである。
正直、あの日私がAVやってた事が直輝が成長したけど、彼女なしでは今の直輝はいなかったと思う。
「舞衣ちゃん、いつもありがとうね。直輝は舞衣ちゃんと居てから頼もしくなってる気がするよ。」
「あはは、それは良かったです。私もいつも直輝くんには感謝してます!」
どうやら、本当に仲が良いみたいである。
まあこうして家族ぐるみで接することもあるんだし、私としても嬉しい。
「それに、遥香さんも本当の私のお母さんのように優しく接してくれるのも……嬉しいんです。私、同居してるお父さんとは一緒にいるけど血が繋がってないし、私の本当の両親は今どこで何をしてるのかもわかんないから。」
彼女の心情を強く察する。
あれだけ過剰に直輝を縛るのも、彼女が寂しく居場所がないという孤独感があるのかもしれない。
彼女は、正直尖っているとは思うけど本質は酷く脆い一人の女の子なのだ。
「……1回、直輝くんと浮気で揉めたことあったんですけどね。」
「え、そなの!?」
ちょっと!何やってるのあの子!
……あ、でも私も仕事とはいえ色んな男性と行為に及んでるから人のこと言えないか。
「でも、ちょっとした誤解とかが重なっただけだし、私は直輝くんの優しさを知ってたから許したんです。
むしろ、誤解してから直輝くんに酷いこと言っても彼が許してくれたんですよ。」
それを聞いて、改めて息子の良さを思い出した。
私がAVしてた時も……彼は最後は受け入れて許してくれた。
直輝の良さって、ちゃんと別の方向からみて「許す」所が彼の良いところなのかもしれない。
「舞衣ちゃん、重く捉えたら申し訳ないんだけど……これからも直輝と仲良くしてね?もし、直輝が本当に嫌いになっても私は…………。」
「何言ってるんですか、遥香さん!」
私の言葉を、彼女は強く遮った。
「もう私決めたんです!直輝くんのこと……本気で愛そうと!何があっても今度は許す側になろうと思ったんですよ!だって……そんだけ直輝くんのこと、好きですから!!!」
彼女は、まるで宣言するかのように私に気持ちを伝えた。
彼女の縦長の黒い瞳が強く瞳孔を開き、不敵な笑顔を彼女は見せる。
私も、彼女を信じよう。そんな、不安が確信に変わる気持ちが私の心を熱くさせた。
熱いというか……最早熱すぎてのぼせてしまいそうだった。
「そろそろ……出ましょ。あなたと話せてよかった。」
「私もです!」
そう言って、私達も温泉を後にする。
火照った身体を浴衣が包み、湯冷めしないように程よく湿気を吸収してくれる。
脱衣所には既に着替えたことねさんや彩奈ちゃんも待っていたので、直輝と待ち合わせのロビーにむかった。
「直輝!お待たせ!」
「お、母ちゃん達……結構ゆっくり入ったね。」
「もう最高だったわよ!どう?私たち……美女になれたかな?」
直輝は「お……おう。」と若干引きつつもみんなの様子をみていた。
私たちは温泉に入り、肌から老廃物が排出されたので肌がツルツルになっている。
これだけでも効果は抜群だろう。
「あの……彩奈が温泉入ったあととは思えないほど化粧バッチリなんだけど。」
私たちは彩奈ちゃんの顔を見ると……入る前の崩れた化粧は見事に流れ落ちて、出発前と遜色ない化粧をしていた。
「び……美女の湯の……効果だよ。」
「嘘つけぇ!!」
少し暗くなり、雰囲気が不気味になったロビーは人気が少なくこれから夜になるのを示唆するようだった。
私たちは湯気を少しずつ排出し、ほんのりと温泉の香りを楽しんでいる。
程よくリラックスして、気がついたら私たちは空腹に胃が喘いでいた。
さて、この後はディナーである。
どんな夜が待っているのだろう。
中には木々が植えられていて、その先に竹の塀があり、その先には寸又峡流域の山並みが山並みに萌えていた。
「うっわぁー!すげぇ露天風呂!」
今日は私たち以外はまだ誰も入って居ないみたいで軽い貸切状態になっていた。
ある意味この瞬間も強い贅沢である。
体を洗ってから温泉に入っていく。
すると、足を湯に入れただけで疲れが湯に溶ける感覚があった。
そして、ゆっくりと肩まで浸かる。
「あぁ~気持ちよすぎる~。」
「……確かに、あれだけ疲れたあとだと格別ですね。」
私たちはあまりの気持ちよさに感嘆を漏らす。
今日だけの疲れじゃない、今週……いや、下手すれば今月中の疲れが溶けてしまいそうだった。
「ねえ、ことねさん?」
「……はい、遥香さん。」
「歳を取ればとるほど……温泉が身に染みるわね。」
「……なんか分かります。体の芯まで湯の気持ちよさが響き渡るような、そんな感覚あります。」
私たちは、もう世間では平成1桁ババアなんて言われるけど、こうやって歳をとっていくのを実感する。
でも、それも悪くないような……そんな気持ちが背中を押すような感じがした。
「ちょっとー2人とも……まだまだ歳を受け入れるには可愛すぎると思いますけどね。」
「あはは、ありがとう彩奈ちゃん。」
彩奈ちゃんがフォローを入れてくれる。
とはいえ、彼女も温泉の気持ちよさにご満悦のようだった。
「それにしても、彩奈ちゃん体が引き締まってて羨ましいわね!身体鍛えてるの?」
彩奈ちゃんの身体を見ると、クビレができていて全身スレンダーである。
お腹も引き締まり、むしろ若干腹筋が割れかけているし何か運動をしてないとこうはならないだろう。
「ああ、ちょっとホットヨガを……。」
「「ホットヨガ!?」」
私の知らない世界だ……今の子達って美意識ほんと高いわね……。
私もホットヨガすればこの二の腕とか……お腹とか引き締まるかな。
経産婦になると、どうしても産んだ時の後遺症でお腹が垂れてしまくし女には悩みは尽きないものである。
「もしあれなら、今度みなさん体験でもどうです?」
「だって、どうする?ことねさん。」
「……私も、身体が硬いし……正直デトックスしようかな。」
どうやら彼女は彼女なりに悩みがあるようだった。
「ちょっと!私を置いて話しないでください。」
「え、舞衣これ以上綺麗になる必要ある?めちゃくちゃ身体細いし肌綺麗じゃない。」
それこそ舞衣ちゃんは文句の付けようがなかった。
彼女は一体何を求めているのだろうか。
「……最近、体重死ぬほど増えたんですよ。」
「え、何キロ増えたのよ。」
「5kgです。」
「「「……。」」」
一同に沈黙と納得が響き渡る。
そ……そりゃああんだけ食ってれば、体重は増えるんだけど。
「た、食べるのすこし減らしたら?ほら……一度に減らしすぎるとストレスが溜まるって言うし。」
「それは無理です!お腹が空くんですよ!」
どうやら食べる量は特に関係ないらしい。
んー、かと言って……お腹も出てないからな。
「……。」
「あれ、どうしたの?彩奈ちゃん。」
すると、彩奈ちゃんは少し怖い顔付きになり、舞衣ちゃんの胸を鷲掴みにした。
「ちょ!?なにするの、やめて!」
「……舞衣、あんた胸と尻がでかくなったんじゃない?」
「え、彩奈……顔怖いんだけど……。」
「あのね舞衣……持たざる者としては、これは見過ごせないわよ。あなた2~3カップここ数年で増えてるし。」
「あ~確かに……彩奈に比べたら成長して……あ!ちょ……そんなに触らないでよ!あん!」
どうやら、太ったと言うよりも成長したというのが正しいらしい。
でも、彩奈ちゃんの胸も含めてスレンダーな身体が妙に哀愁を感じた。
程よく芯まで温まり、肩や首筋からも汗が出るのを感じる。
これが疲労物質が出るデトックスというものだと身体が理解する。
そして、温泉は普通のお風呂と違って毛穴をキュッと閉めてくれるのか温泉の温かさが身体の熱を保っている感じがした。
静かに……ただ時だけが過ぎていく感覚があった。
夕焼けに染まった山並みは日が沈むとやけに暗く感じて、東京と違ってあかりの少ない景色は少し不気味な暗黒に変わっていった。
「さて、私早めに出ますね!」
「もういいの?」
「はい!この後色々あるので!」
彩奈ちゃんが立ち上がる。身体から疲れを絞り出すようにして露天風呂から部屋に入り、3人になるのだけど……そこからは雑談をしては時間を贅沢にすごしていた。
その後ことねさんも出ては、舞衣ちゃんと二人きりになる。
いつもは直輝を挟んで話すから2人きりになるのは新鮮である。
「……なんか、珍しいね。この2人になるなんて。」
「確かにそうですね!」
「私は最後まではいるけど、舞衣ちゃんは?」
「私も最後まで入ります!」
再び2人に沈黙が走る。
彼女は直輝の彼女である。
時折直輝を振り回してはいるけど、時に支えたりしていいコンビである。
正直、あの日私がAVやってた事が直輝が成長したけど、彼女なしでは今の直輝はいなかったと思う。
「舞衣ちゃん、いつもありがとうね。直輝は舞衣ちゃんと居てから頼もしくなってる気がするよ。」
「あはは、それは良かったです。私もいつも直輝くんには感謝してます!」
どうやら、本当に仲が良いみたいである。
まあこうして家族ぐるみで接することもあるんだし、私としても嬉しい。
「それに、遥香さんも本当の私のお母さんのように優しく接してくれるのも……嬉しいんです。私、同居してるお父さんとは一緒にいるけど血が繋がってないし、私の本当の両親は今どこで何をしてるのかもわかんないから。」
彼女の心情を強く察する。
あれだけ過剰に直輝を縛るのも、彼女が寂しく居場所がないという孤独感があるのかもしれない。
彼女は、正直尖っているとは思うけど本質は酷く脆い一人の女の子なのだ。
「……1回、直輝くんと浮気で揉めたことあったんですけどね。」
「え、そなの!?」
ちょっと!何やってるのあの子!
……あ、でも私も仕事とはいえ色んな男性と行為に及んでるから人のこと言えないか。
「でも、ちょっとした誤解とかが重なっただけだし、私は直輝くんの優しさを知ってたから許したんです。
むしろ、誤解してから直輝くんに酷いこと言っても彼が許してくれたんですよ。」
それを聞いて、改めて息子の良さを思い出した。
私がAVしてた時も……彼は最後は受け入れて許してくれた。
直輝の良さって、ちゃんと別の方向からみて「許す」所が彼の良いところなのかもしれない。
「舞衣ちゃん、重く捉えたら申し訳ないんだけど……これからも直輝と仲良くしてね?もし、直輝が本当に嫌いになっても私は…………。」
「何言ってるんですか、遥香さん!」
私の言葉を、彼女は強く遮った。
「もう私決めたんです!直輝くんのこと……本気で愛そうと!何があっても今度は許す側になろうと思ったんですよ!だって……そんだけ直輝くんのこと、好きですから!!!」
彼女は、まるで宣言するかのように私に気持ちを伝えた。
彼女の縦長の黒い瞳が強く瞳孔を開き、不敵な笑顔を彼女は見せる。
私も、彼女を信じよう。そんな、不安が確信に変わる気持ちが私の心を熱くさせた。
熱いというか……最早熱すぎてのぼせてしまいそうだった。
「そろそろ……出ましょ。あなたと話せてよかった。」
「私もです!」
そう言って、私達も温泉を後にする。
火照った身体を浴衣が包み、湯冷めしないように程よく湿気を吸収してくれる。
脱衣所には既に着替えたことねさんや彩奈ちゃんも待っていたので、直輝と待ち合わせのロビーにむかった。
「直輝!お待たせ!」
「お、母ちゃん達……結構ゆっくり入ったね。」
「もう最高だったわよ!どう?私たち……美女になれたかな?」
直輝は「お……おう。」と若干引きつつもみんなの様子をみていた。
私たちは温泉に入り、肌から老廃物が排出されたので肌がツルツルになっている。
これだけでも効果は抜群だろう。
「あの……彩奈が温泉入ったあととは思えないほど化粧バッチリなんだけど。」
私たちは彩奈ちゃんの顔を見ると……入る前の崩れた化粧は見事に流れ落ちて、出発前と遜色ない化粧をしていた。
「び……美女の湯の……効果だよ。」
「嘘つけぇ!!」
少し暗くなり、雰囲気が不気味になったロビーは人気が少なくこれから夜になるのを示唆するようだった。
私たちは湯気を少しずつ排出し、ほんのりと温泉の香りを楽しんでいる。
程よくリラックスして、気がついたら私たちは空腹に胃が喘いでいた。
さて、この後はディナーである。
どんな夜が待っているのだろう。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる